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2024.03.04
Bitter & Sweet

そこには春を飛び超え、真夏のような熱狂の景色が生まれていた。Bitter & Sweet「春一番」ツアーをレポート!!

Bitter & Sweetが、東名阪を舞台に行った「春一番」ツアー.初日となったのが、2月25日(日)に渋谷TAKEOFF7での公演。ここでは、初日ツアー第一部公演の模様をお伝えします。

 


 観客たちの熱い手拍子へ誘われるように、2人は舞台へ。Bitter & Sweetのライブは、この空間へ春一番の風を吹かせるように『Rolling Days(B&S Edition)』を歌い、スタート。2人に向け、場内中から熱い声が飛び交えば、サビ歌では、大勢の人たちが振り上げた手やタオルをまわし、2人と一緒に熱い風を巻き起こしていた。彼女たちの煽る声に向けて、フロア中から響く声のパワーがものすごい。いきなり、終盤のライブの熱狂にも似た景色がそこには生まれていた。

 先の勢いへ少しの切なさを含みながら。でも、場内に生まれた熱を冷ますどころか膨らませるように、2人は『季節はずれのふたり』を歌唱。切なさや、もどかしい感情さえも、今は気持ちを熱く騒がせる。いや、この場にいる人たちみんなが、Bitter & Sweetのライブを通して、胸の奥から沸き上がる想いをぶつけずにいれなかった。だから、間奏でも大勢の人たちがクラップをしながら声を張り上げ、2人へ想いをぶつけていた。歌の表情に合わせ、1曲ごと巧みに感情の色を塗りかる2人の歌声に、ずっと聴き惚れていた。

 

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  この日は、心に春の陽差しを降り注ぐような温かな歌を多く用意??『オレンジライン』で2人は、巧みに歌を繋ぎ、サビでは柔らかい声を重ね合わせ、心地よい歌の風をそよがせる。温かく、爽やかな気持ちを胸に抱きながらも、みんなはしゃぎたかったのだろう、クラップする音には、確かな熱さが漲っていた。

 胸の内から込み上がる愛しい人への想いを、田﨑あさひと長谷川萌美は声の絵筆を通して一人一人の心へ色を塗るように『贈りものには愛がある』を歌っていた。曲調や歌声の色も影響したのか少しノスタルジックな気持ちを覚えれば、春といういろんな変わり目の時期を迎えた今だからこそ、この歌が、2人の想い綴る声が、いろんな揺れ動く色を心へ塗り重ねていった。

 長谷川萌美の奏でるアコギの音色に乗せて歌ったのが、スピッツの『春の歌』。長谷川萌美の弾き語りへさりげなく、でも優しく寄り添うように田﨑あさひがハーモニーを描きだす。ときに歌う立場を逆にしながら、力強いアコギの音色の風に乗せ、2人は芯の太い歌声を場内中に吹かせていた。時期的には、まだまだ冬。でも、Bitter & Sweetのライブに触れていると春の訪れを感じずにいれない。

 


 雪解けの時期に覚える春の匂い。そんな雰囲気を持った歌が続いたところで、ライブはさらに温かな春の匂いを帯びてゆく。


 長谷川萌美の歌声からスタートしたのが、長谷川萌美の手による『花風』。白いスポットライトに照らされた彼女は、高音域の美しい声を魅力に、歌詞に綴った想いへ自身の思い出や心模様を投影しながら、言葉のひと言ひと言を大切に歌っていた。そこへ、田﨑あさひが透き通るような優しい歌声を重ね、心を洗うようなハーモニーを描きだす。重なりあう2人の歌声や澄み渡る長谷川萌美の声の色に、誰もが酔いしれていた。

 続く『恋心』では、田﨑あさひが歌声をリード。この曲でも揺れ動く田﨑あさひの歌声へ、長谷川萌美が側で支えるように歌声を寄り染える。先の楽曲を含め、この2曲では、それぞれの心の揺れが、響き渡る歌声へしっかりと描き出されていた。好きで好きでどうしようもない心苦しい想いに強さを覚えたのは、それだけ想いを募らせて歌っていたから?!

 2人は『新芽』を通して、心に抱いた痛い想いをさらに深く沈めてゆく。とても切なく、もの悲しいのに、そこへ前を向く強い想いを憶えたのは、2人がしっかりと明日を見据えて歌っていたから?!春の匂いも感じさせたこのブロックでは、美しく、ときに切なく儚い、2人の歌声の魅力をじっくりと味わえた。


 後半の最初を彩ったのが、田﨑あさひの手がけた『君に届け!』。この曲では、メンバーみずから新しい掛け声を提案。舞台の上にはコールボードを用意。「君に」「届け」の駆けあいから演奏がスタート。とても明るく晴れた楽曲に乗せ、田﨑あさひの歌声へかけあうように、場内中の人たちがコールボードに書いた文字を指す長谷川萌美の指の動きに合わせ、熱い声を張り上げていた。このコール、ファンたちに浸透したら、2人と一緒に参加型でずっと歌える楽曲になる。早くかけあいを憶えて、ともに声を交わしたい。中でも、「俺もー!!」の声は、ひと際大きく場内中に響き渡っていた。

 

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 後半のブロックには心に温かな春風を吹かせる楽曲が多いこともあって、『祈ってるから』では、場内中の人たちがPノリのよいクラップも交え、一緒にポカポカとした‥。いや、夏の訪れを覚えさせるくらいの熱い景色を作りあげていった。ずっずっと鳴りやまないクラップが、みんなの気持ちの盛り上がりを示していた。

  弾むよう進むマイナー調の『さんかくまるしかく』に乗せ、2人は、もどかしい心模様を強く蹴飛ばすように歌っていた。ネガティブな感情さえ消し去るように、凛々しい声で歌う姿へ気持ちが奮い立つ。最後に、2人が顔を見合せ高らかに歌いあげる様も圧巻だった。

  『いつらのこゑ』が流れだしたとたん、場内中から熱い声が飛び交いだす。2人とも、天高く腕を突き上げ、ときに大きく振りまわし、声を張りあげるように歌っていた。みずから熱狂の景色を先頭に立って作りあげる。その姿に触れ、胸が熱く騒いでいた。

  最後に届けた『ないものねだり』でも、冒頭から観客たちが熱い声を張りあげ、2人にエールやクラップを送り続ける。2人は凛々しい表情と歌声を魅力に、熱情した想いをぶつけていた。そこには、春を飛び超え、真夏のような熱狂の景色が生まれていた。この場に吹いた春一番の歌の風は、いつしか夏の風のような熱風を巻き起こしていた。

 

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  「新しい私をインストール~昨日を蹴っ飛ばしていこう」と2人が声を重ね合わせ、アカペラで『インストール』を歌いだし、アンコールがスタート。『インストール』では、これまで以上に熱い声が場内中から響き渡る。2人も、この場にいる一人一人の心へ新しい刺激をインストールしてゆく。曲が進むごとに、熱情した風が吹き荒れる。2人は拳を振り上げ、ときに歌をかけあい、観客たちと一緒に心を自由に解き放つ空間を作りあげていった。そこには、新しいBitter & Sweetのライブの景色が生まれていた。最後の最後まで絶叫の止まないあの景色、最高だ!!

 

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TEXT:長澤智典


セットリスト
『Rolling Days(B&S Edition)』
『季節はずれのふたり』
<MC>①
『オレンジライン』
『贈りものには愛がある』
『春の歌』
<MC>②
『花風』
『恋心』
『新芽』
<MC>③
『君に届け!』
『祈ってるから』
『さんかくまるしかく』
『いつらのこゑ』
『ないものねだり』
-ENCORE-
<MC>④
『インストール』


【Bitter & Sweet】(読み:ビタースウィート)
Member
 田﨑 あさひ(タサキ アサヒ) 
・生年月日:1995年11月20日
・出身地:長崎県
長谷川 萌美(ハセガワ モエミ)
 ・生年月日:1994年4月2日
 ・出身地:新潟県

 

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#ビタスイ #田﨑あさひ #長谷川萌美 #bittersweet 
 

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