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蛍は、みずから未来へ続く扉を開き、その先に広がる景色へ向かって駆けだしていた。 「ガルポライブショー」 蛍編
3月29日(水)、秋葉原パームスを舞台に「Galpo! Live Show Vol.21」が行われた。出演したのがwqwq/Plumelt/セプテントリオン/蛍/恋情アークライト/CURTiA/純真アムレット/Fragrant Drive。
この日の模様は、「ニコニコ動画」でも生配信。ニコニコチャンネルの番組「Galpo! Live Show」に月額会員登録した方は、「Galpo! Live Show」で配信したライブ動画。さらに、スピンオフ配信のプログラム映像を見れる内容になっている。
ここでは、蛍のライブの模様をお届けします。
蛍
キラキラとした音が舞台の上から降り注がれる。その音色たちが一気に弾けるのに合わせ、メンバーたちも舞台の上で華麗に舞い踊りだした。蛍のライブは『夏のハイヒール』からスタート。メンバー一人一人の歌声が、とてもウキウキしている。それは、恋した乙女心をドキドキした気持ちのままにぶつけていたから?!彼女たちは、もどかしい少女の殻から脱皮し、大胆な乙女になろうと舞台の上で輝いていた。7人は、小さな光どころか、眩しい太陽のような輝きを放ちながら、ステージの上で無邪気にはしゃいでいた。ときめきが一人一人を輝かせる。その眩しさに照らされ、輝きの中で一緒に華やいでいたい。
力強く駆けだした楽曲に乗せ、彼女たちは拳を強く振り上げて観客たちを煽りだす。7人は『カナリヤ』を凛々しい歌声で。いや、夢を現実に変える挑戦へと挑む姿勢で、沸き立つ思いを力強くぶつけていた。7人が気持ちを一つに歌う声に触れていると、同じように気持ちが沸き立ち、共に掲げた夢や未来を手にするため突き進む気持ちに染まってゆく。だから、気持ちだけはこの場を飛び出し、彼女たちと一緒に舞台の上で高らかに声を上げていた。
「ねぇ、受け止めて」の声を合図に、『mymelody』へ。彼女たちが恋を知ったときのときめいた気持ちを歌うたび、一緒に心がときめきだす。「目の前に君がいたら素敵だね」「君が好きなんです」と彼女たちは力強く歌っていた。7人が甘い誘いをかけるたび、一緒に横に並び、ドキドキした気持ちを必死に隠しながら、同じ目線で描いた夢の景色を見てゆく気持ちになれる。そんなことを書きつつも、フロアにいたファンたちは、拳やペンライトを思いきり振りながら、「君が好きなんです」と歌う言葉に向け、熱い思いをぶつけ続けていた。彼女たちのライブに触れていると、両思いになれそうな気持ちに染まれるのが嬉しい。
最後に蛍は、『悟りエモーション』を歌唱。フロアから熱い声が飛び交う中で、メンバーたちは、みずから未来へと続く扉を開き、その先に広がる景色に向かって駆けだしていた。出会いや別れを繰り返しながら。それでも、描いた夢を手にするまでは駆け続ける。その強い意志を、彼女たちは舞台の上から伝えていた。メンバーらの心の声が届くたび、その輝きへ吸い寄せられるように7人に思いを捧げていた。
PHOTO:大野
TEXT:長澤智典
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