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2022.12.25
本條佳花

身体中にハッピーのオーラを降り注ぐと言っては大げさか。そんな言葉を書きたくなるくらい、本條佳花の歌に触れている間中、身体がずっとうずうずしていた。 「森フェスVol.9!!!」ライブレポート 本條佳花編

 12月10日(土)に横浜ブロンテで行われた「森フェスVol.9!!!」。この日は、YouTubeチャンネル「iColony」も映像配信で参加。当日のライブの模様を、お届けしたい。


本條佳花

 古(いにしえ)のと言ってしまっては失礼だよな。でも、昭和時代のアイドルたちから続く「アイドルってこうでしょ」という姿を、本條佳花の楽曲やライブ姿を見ていたら思い浮かべていた。もちろん今の時代のモードで、彼女自身は、お洒落なサウンドも魅力的な親しみあふれる楽曲を届けてくれる。何より、舞台の上でキラキラと輝く姿で歌い踊る彼女の姿にキュンとした。だからこそ、僕らなりの正統派な憧れを持って『Sing a song』を歌う本條佳花のライブに触れていたかった。

  続く『大切な場所』では、歌詞に綴った言葉のひと言ひと言を大切に歌う本條佳花の姿が舞台の上にあった。ときに胸に手を寄り添え、歌詞に記した思いの中へ自分の気持ちを溶け込ませ、曲の中の女性の気持ちと心を同化しながら彼女は歌っていた。だから曲に描いた物語の中へ一緒に飛び込み、青春の香りも覚える淡い思いに触れていた。本條佳花の届けた大切な思いに、ずっと寄り添っていた。

  最後に歌ったのが、森ふうかも大好きでよく口ずさんでいる『よぴはっぴー』。気持ちをワクワクと弾ませる楽曲に合わせ、本條佳花自身も軽やかにステップを踏みながら、心ときめくまま、眩しい笑顔を浮かべ歌っていた。その楽しさへ誘われ、フロアからも熱い声が飛び交う。優しい歌に寄り添えるのも嬉しいけど。こうやって、気持ちをハッピーに導く楽曲に乗せ、一緒にわちゃわちゃとはしゃげるのも嬉しい。身体中にハッピーのオーラを降り注ぐと言っては大げさか。でも、そんな言葉を書きたくなるくらい、この曲に触れている間中、身体がずっとうずうずしていた。


ライブ

https://twitter.com/yoshika_honjo


PHOTO: 姜雪、豊田詩緒里、永瀬一幸
TEXT:長澤智典


iColony 
https://twitter.com/icolony_info
https://www.youtube.com/@icolony

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