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時を止めれば、現実からも切り離し、彼女たちの描きだす世界に、ただただ没頭し続けていたい。そんな心酔わせるライブを、何時だってi+chip=memoryは見せてくれる。 i+chip=memory ライブレポート
8月21日に渋谷club asiaで行われたイベント「iColony LIVE PREMIUM」。
ここでは、i+chip=memoryのライブの模様をお伝えします。
i+chip=memory
「オーイエー大好きだよ」と晴れた歌声を響かせながら、i+chip=memoryのライブは『僕だけの天使』を歌う形でスタートした。彼女たちの歌声がフロア中に広がったとたん、会場がパッと華やいだ。その姿をずっと追いかけていたい。気持ちはウキウキと弾みながらも、視線はずっと4人の動きを追いかけていた。もちろん、彼女たちに煽られたら、手を振り上げリアクションもするよ。彼女たちと一緒に同じ動きも真似ていくよ。でも、やっぱし、胸をドキドキしながら舞台の上で輝く4人の姿を、ずっと熱い眼差しで追いかけていたかった。それくらい見つめていたい存在なんだよ、i+chip=memoryは。
「離れ離れの定めでも~」と4人の歌声が響きだす。切ない恋心を『流星シンパシー-future Style-』に乗せて歌う彼女たち。その物語の行方を追いかけながら、心をキュッとつかみ、琴線をキュンと刺激するメロウな歌に浸り続けていたい。胸を揺さぶる切ない恋物語を、彼女たちは感情の揺れ動く歌声を通して伝えていた。
「みつけるんだ僕にとって 君にとって幸せをきっと」と、『StayAlive-それぞれのMemories-』を歌うメンバーたち。i+chip=memoryのライブは、ノンストップで進み続ける。ライブを追いかけながら文字を書こうとするのだが、どうしても指の動きが止まってしまう。理由は、明確だ。彼女たちの歌に、視線も心も逸らすことなくずっと触れていたかったからだ。余計なことを考えずに、身体を心地好く揺らしながら、ずーっとずーっとi+chip=memoryのライブを味わっていたい。現実から気持ちを切り離し、彼女たちの描きだす世界にただただ没頭し続けていたい。そんな心酔わせるライブを、何時だってi+chip=memoryは見せてくれる。
「どこにも行かないで もう行かないで」。最後にi+chip=memoryは、華やかでカラフルな『未来で待ってる-a Step of Promise-』に身を預け、麗美に舞い踊りながら、晴れ渡る歌声を届けてくれた。切ない気持ちを歌いながらも、そこへ未来を向いた強い意志を示しているからだろう。明日へ向けて思いを響かせる歌として胸にしっかり届いていた。それ以上に、彼女たちの美しくもエモーショナルなライブ姿に、ずっと心が落ち(魅了され)ていた。ほんと、見せるライブだよね。
PHOTO: 豊田詩緒里、永瀬一幸、大西基
TEXT:長澤智典
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