FEATURE

2020.03.12
SUPER☆GiRLS

SUPER☆GiRLS ライブレポート|SUPER☆GiRLSの10周年が幕開け。10年間の歩みを今の10人のSUPER☆GiRLSで塗り重ねろ!!

今年デビュー10周年を迎えるSUPER☆GiRLSが、2月24日に恵比寿ザ・ガーデンホールで記念すべき年のキックスタートとなるワンマン公演「SUPER☆GiRLS ワンマンライブ 2020 ~STARTIN' 10 STARS~」を1日2公演行なった。3月18日には最新シングル「忘れ桜」のリリースも決定中。編集部は第一部に足を運び、当日の模様をレポート。あの日の姿を、この場へ再現しよう!!!!!!!!!!

 

スパガ

 

 フロア中から飛び交う熱い声。ライブは、10人の最上級の笑顔をフロア中へ振りまくように「1,0000,000☆スマイル」からスタート。会場に集まった仲間たちへ向け、彼女たちは優しい笑みを浮かべながら「笑って笑って生きるんだ」と歌いかける。その声に触れていると同じように笑みを浮かべてしまうのも、この場を全力で楽しもうとする彼女たちの気持ちが響いてきたからだ。笑顔のもと、軽やかに歌い踊る姿がとても眩しい。10人の煽りに導かれ、フロア中からあふれだす声・声・声。さぁここから一緒に、もっともっと笑顔の花を咲かせようかっ!!

 「スイート☆スマイル」を通し、彼女たちは「涙を流すことも必要だけど、でも笑顔が好き」と、弱い心へエールを送る歌を真っ直ぐな想いを持って届けてきた。同じ笑顔でも、そこには強い意思を示すこともあれば、涙を拭い去り前向きな気持ちへ導くための笑みもある。スマイルの言葉に込めた一つ一つの深い想いを理解したうえで、SUPER☆GiRLSは歌を伝えてゆく。ピュアな心のままに歌う彼女たちの想いへ触れていたら、一緒に笑顔をつかみたい気持ちも胸に覚えていた。「これからも、ずっと…」のセリフへ、心が一瞬ドキッとしたことも伝えておこう。

「キラキラ輝くSunshine」の言葉へ導かれるように、身体中へ眩しい光が一気に降り注ぐ。気持ちを騒がせる情熱的でファンキーな楽曲に乗せ、SUPER☆GiRLSは「キラキラ☆Sunshine」を歌いだした。輝きを手にしようとする強い想いを、彼女たちはパワフルな歌声に乗せぶつけてゆく。光を放つその姿と歌声に胸を焦がしたファンたちの熱いエールがフロア中へ飛び交う。その光景に触発され胸が熱くなる。

メンバーとファンたちの熱い掛け合いから、楽曲は「NIJIIROスター☆」へ。夢や愛があふれだす歌という理由もあるのか、輝きをつかもうとする彼女たちの姿に触発され、その眩しさへ強く惹かれていた。無邪気な表情で歌い踊る10人に触れていたら、歌詞の一節ではないが「全力全開で 拳を上げ」たくなっていた。楽曲が進むごとにアガるパワーと熱狂。この空間にいることが、たまらなく幸せだ。

 

昼の部のライブは、比較的活動初期・中期の楽曲を軸に構成。後に記すが、ユニット曲を今のメンバーによる新たな編成で披露するなど、10周年の歩みを振り返りながらも新しい試みを示すことで、これからの10年へ向けたSUPER☆GiRLSの攻めの姿勢も彼女たちは伝えていた。MCでも、リーダーの渡邉幸愛が「今日は2020年一発目であり、10周年に向けて一発目であり、10人体制で一発目のライブ」と語っていたように、過去の歩みを糧にしつつ、10周年というSUPER☆GiRLSの歴史を背負いながらも、今の10人こそがSUPER☆GiRLSのリアルなんだという姿勢を宣言していたようにも見えていた。

 

夢つかむ熱い気持ちを膨らませるようにSUPER☆GiRLSは「Catch the Dream」を歌唱。ワクワクする想いを10人は華やかな動きに投影。「夢をつかもうよ」という声を聞くたびに、彼女たちのつかみたい夢の答えを一緒に見たくなっていた。フロアから沸き上がる「オイオイ」熱い掛け声は、その想いを示していた。「夢をつかもうよ」と力強い歌声で呼びかけられるたび、昂る気持ちを確かに感じていた。

触れたとたん、身体がわちゃわちゃ騒ぎだす。この日がライブ初披露となった新曲の「☆マカロニマカロン☆」は、女の子のときめく恋心をまっすぐにぶつけた歌。阿部夢梨の「ずっと」「愛してる」のセリフに胸キュンな想いを抱くのは、もちろん。恋に恋する乙女心を感じるたび、感情のアクセルをグンッと踏み込みたくなる。上昇し続ける胸のドキドキを、叫ぶ言葉に変えなきゃ心の疼きが治まらない!!

 

スパガ

ここからは、卒業したメンバーたちが歌っていたユニット曲を今のメンバーたちで歌うコーナーへ。最初に披露したのが「EXIT」。この歌を情熱的に、パワフルに届けたのが渡邉幸愛・阿部夢梨・金澤有希。3人は何時もの愛らしさを封印、凛々しく強いステージングを通し、会場中のファンたちへプチセクシーにアプローチ。ユニットスタイルだからこそ魅せる、いつもとは異なる表情や姿をしっかり心へ記憶しておきたい。時折見せるクールなラップにも、3人の意外性を持った嬉しい魅力を発見。3人の攻めるように歌う姿が凛々しくて格好いいからこそ、また見たい!!!

 続くユニットのバトンを受け取ったのが、長尾しおり・石丸千賀・井上真由子・門林有羽・松本愛花の5人。彼女たちは「純情シンデレラ」をチャーミングな魅力を振りまくように歌唱。「だんだん好きにさせちゃうから」と愛らしい笑顔で歌われて冷静でいれるわけがない。何時しか彼女たちに「ドキドキな世界を見せて」もらっていた気分。そのステージングに触れながら、歌詞の一節ではないが「だんだん好きにさせ」られていた。

ユニット編成最後のバトンを受取ったのが、坂林佳奈と樋口なづな。デュエットスタイルで2人が歌ったのが、バラードソング「GLORY」。坂林佳奈と樋口なづなの2人も、切々とした想いを胸に歌いかけてゆく。2人は、高音域と低音域の歌声を美しくも巧みにハモらせ、後悔を未来への糧や力へ変えるように、時に悲哀を込め、ときには高ぶる感情を力強くぶつけるように歌っていた。その姿を、心惹かれるまま誰もがジーッと見つめていた。

 

ふたたび10人編成に戻ったSUPER☆GiRLSが届けたのは、3月18日に発売する最新シングルの「忘れ桜」。卒業や旅立ちの季節を彩るに相応しい、ちょっぴりセンチな。でも、しっかり前を向いて歩みだせる勇気をこの歌は伝えてゆく。10人が軽やかに舞い踊りながら歌う様は、まるでハラハラと舞い散る桜の花びらのよう。儚くも美しい様へエールを送る優しい歌声に、心が包まれてゆくようだ。「忘れ桜」に触れている間中、心が震えていた。悲しみと前向き二つの想いが交錯しながら、心を揺らしていた。

 

 「今回は、今までやったことのない曲を取り入れてみました。先輩方のイメージの強い曲をチョイスしたんですけど、先輩方の今までの表現に頼らずに私たちが表現していけるようにと挑戦しました」と渡邉幸愛がMCでも語っていたように、10年間の歩みをリスペクトしながらも、進化を止めない姿勢を今のSUPER☆GiRLSの姿を伝えてきたのも嬉しかったこと。

 

スパガ

 

ここからは、一気に華やかに弾けようか。飛び出したのが、デビュー曲の「がんばって 青春」だ。メンバーの歌う「がんばって」の声に向け「おい!!」とフロアから声が飛び交う。その光景が胸を熱くさせる。メンバーたちも青春の息吹を膨らませ、「がんばって 青春」を通しファンたちと一緒に弾けながら、この瞬間を思いきり満喫していた。制御したくないくらいに青く弾む気持ちを、10人は歌や楽曲に投影。彼女たちの熱いエールに触れ、フロア中の人たちも精一杯飛び跳ねながら、熱したエールをステーシへぶつけ返していた。互いに想いを分かちあうその関係性が嬉しく心に響いていた。

ここからも、活動初期や中期の楽曲が次々登場。拳を振り上げ、煽るメンバーたちの声を受けて飛び出したのが、「夢の引力」。10の道を一つにしながら、彼女たちは最高の仲間に出会えた喜びを分かち合うように、まぶしい笑顔で歌っていた。10人の声に触れながら、心がドキドキ昂り続けていたのは、彼女たちの夢を追い求める引力へ引き寄せられたから?!

 未来へ突き進む強い気持ちを、10人は「絶対自分前進宣言」を通して高らかに宣言。「いくぞ! 勝負だ!」「挑め! 夢に!」と、負けられない熱い気持ちを歌う彼女たちに触発され、一緒に心のエンジンを唸らせながら「おいおい」と声を張り上げ、想いをぶつけていたかった。

熱狂は止まるどころか、どんどん昂りだす。飛び出した「みらくるが止まンないっ!」に合わせ、メンバーが、フロア中の人たちが、大きな声を張り上げ、止まらない衝動を熱狂に変えわちゃわちゃ騒ぎだす。彼女たちに煽られるたびフロア中から沸きだす熱い声。誰もが一緒に楽しさの先にある熱狂や興奮というみらくるをつかもうと、大声を張り上げ騒ぎ続けてゆく。

「BELIEVER」の登場に合わせ飛び出した、熱いエール。心地好く身体を揺らす楽曲へ身を任せ、はしゃぐ観客たち。愛らしさを振りまくメンバーらへ向け、フロア中から絶叫にも似た声が飛び交い続ける。この光景が、嬉しく気持ちを騒がせる。

 冬のこの季節を真夏へ連れ戻すように、SUPER☆GiRLSは「ラブサマ!!!」を熱唱。フロア中から沸きだす熱いMIX。眩しい笑顔を浮かべ無邪気に歌いはしゃぐメンバーたちの姿へ胸のドキドキが止まらない。一緒に太陽の下で騒ごうと、彼女たちは刺激的にアプローチ。こんなに胸がときめくのは夏気分のせい?…というよりも、SUPER☆GiRLSのせいだ。「抱きしめて」のセリフに、きゅんきゅん胸をときめかせずにいれない。眩しい熱視線に、ハートはくらくら目眩を起こしそうだ!!

これからもSUPER☆GiRLSは、無限大の魅力を大きく膨らませ未来に向かって走り続ける。自分たちの未来へ突き進む意志を力強く宣言するよう、最後に「無限大FOREVER」を届けてくれた。これが10年目へ向かって走り出すSUPER☆GiRLSの決意と宣言。これからも彼女たちは、「終わらない夢」や「覚めない夢 追いかけて」走り続けてゆく。力強く、眩しい笑顔で歌う姿に触れながら、一緒に10周年の始まりを楽しめば、このまま一緒に素敵な10周年を彩る物語を描き続けたい気持ちを胸に覚えていた。

 

 

 SUPER☆GiRLSは、オーディションを勝ち抜いた12人が選ばれ、合わせてグループ名を発表した2010年6月12日が始まりの日。渡邉幸愛も最後のMCでこの日付へ触れていたように、SUPER☆GiRLSの10周年は、その日からが本格的に始まると捉えても良いのかも知れない。とはいえ、2020年に入ってすぐに10周年を彩る活動を始めたように、これから10人がどんなストーリーを10年目のSUPER☆GiRLSのページへ綴るのか、その軌跡を一緒に追いかけ続けようじゃないか!!!!!!!!!!

 

TEXT:長澤智典

 

   
<セットリスト>
――第一部――
「1,0000,000☆スマイル」
「スイート☆スマイル」
「キラキラ☆Sunshine」
「NIJIIROスター☆」
「Catch the Dream」
「☆マカロニマカロン☆」
「EXIT」
「純情シンデレラ」
「GLORY」
「忘れ桜」
「がんばって 青春」
「夢の引力」
「絶対自分前進宣言」
「みらくるが止まンない!」
「BELIEVER」
「ラブサマ!!!」
「無限大FOREVER」

――第二部――
「花道!!ア~ンビシャス」
「キラ・ピュア・POWER!!」
「恋愛マニフェスト」
「華麗なるVICTORY」
「Give le love me チョコ」
「女子力←パラダイス」
「☆マカロニマカロン☆」
「MAX!乙女心」
「空白のキセキ」
「忘れ桜」
「飛行機雲いつか」
「ごめんねのとなりで」
「ときめきHighレンジ!!!」
「Everbody JUMP!!」
「ギラギラRevolution」
「ナツカレ★バケーション」
-ENCORE-
「celebration」
「無限大FOREVER」


    
<インフォメーション>

公式サイト:https://supergirls.jp/
    
公式Twitter:https://twitter.com/SUPERGiRLS_AMG
    
公式ファンクラブS.P.C:http://spc.idolstreet.jp
    

 
2020年3月18日 NEWシングル「忘れ桜」

忘れ桜 CD+Blu-ray

CD+Blu-ray
AVCD-39594/B
2,000円(税込)

 

忘れ桜 CD Only

CD only
「忘れ桜」
AVCD-39595
1,200円(税込)

収録内容
    
CD
01 忘れ桜
02 ☆マカロニマカロン☆
03 忘れ桜(Instrumental)
04 ☆マカロニマカロン☆(Instrumental)

Blu-ray 01 忘れ桜(Music Video)
02 忘れ桜(Music Video Making)
03 忘れ桜(Music Video 個人サビver.)

リリースイベント、ライブスケールはこちら
https://supergirls.jp/schedule/index.php

 

 


 

 

 

特集FEATURE

FEATURE
最新記事更新日 2024.11.24
イベント情報
最新記事更新日 2024.11.19
ガルポ!ズ INTERVIEW