Speak emo
5年間のつりビットが見せられるライブです。新しいこともやります。
ずっと「海」を歌っていきたいなって(竹内)
――ところで、先ほど安藤さんから「二面性」という言葉が出てきましたが、僕はつりビットには「三面性」があるように思っていて…。
安藤:三面性?
――「釣り」という一面と「王道アイドル」の一面、加えて「楽曲派アイドル」という側面もあるのではないか、と。
一同:おぉ、うれしいです!
――「いわゆる“アイドル楽曲”の範疇で優れた楽曲をやっている」っていうだけではなく「アイドル・ファンじゃない普通の音楽好きが聴いても楽しめる」というか…。
一同:ありがとうございます!
聞間:でもなんかいるよね。楽曲派って言っているファンの方多いんですけど、なんかそういう方ってつりビットの曲聴いて、すごいしっくりくるものがあるみたいで、楽曲で好きになってくれる方も多いと思います。
長谷川:つりビットのファンの方って、つりビットが初めて好きになったアイドルっていう人が多いんですよ。
竹内:多いね。
長谷川:他のアイドルは知らないし行かないけど、つりビットが好きみたいな方が結構いたりして。それはやっぱり曲のおかげなのかなとも思います。
――ちなみにそういう方って、何オタクだったりとか?
長谷川:何オタクなんだろう?
安藤:ギターやっている人多くない?
長谷川:ああ、そうかも。
竹内:確かに。
安藤:バンドとかギターやってる人、多くない?
――マジですか! 僕、バンドやっててギターやってるんですけど。
一同:おー! すごい。
――まさに典型的な。
竹内:すごい。いいな。
安藤:つりビットタイプですね。
――“こんなの”がいっぱいいるわけですね(笑)。
一同:フフフ。
安藤:あと、釣りされる方とかね。
長谷川:うん、いるよね。
――釣りされる方も? 釣りのイベントや番組とかで知って、っていう方もいらっしゃるわけですね。
長谷川:はい。
――ところで、みなさんは以前、山下達郎さんの「踊ろよ、フィッシュ」をカバーされてます。お、今、目が輝きましたね。
竹内:大好きです。
――ね。そういうの、好きなんですよね。
竹内:好きです(笑)。
――で、僕はみなさんの音楽を「アイドル界のアーバンリゾートミュージック」という風に捉えているんですよね。
竹内:めっちゃうれしい!
長谷川:アーバンリゾートミュージックだって!
安藤:かっこいいね!
――で、先ほどもありましたが、大半の曲が「釣り」や「魚」や「海」などをテーマにしているじゃないですか。「アイドル」と「リゾートミュージック」の“落とし所”として「釣り」っていうコンセプトは絶妙だな、と。そこに「アーバン」な曲調も加わって…。ですが、どうですか? そういうテーマにある意味縛られて歌うっていうのは。 もっと他の曲も歌いたいと思ったりしませんか? ベタベタの恋愛ソングとか。
聞間:えー!
竹内:でも、結構いろいろあるんですよね。つりビットの曲って。
安藤:そう。いろんなジャンルを歌っているので。
竹内:ラブソングもありますし、ちょっとふざけた曲もありますし、お洒落な海の曲もありますし。結構いろいろあるんですよね。でも、私個人の意見からすると、日本って島国で海洋立国じゃないですか。日本に住んでいれば、「海」ってとても重要なテーマなんですよ。ゆえに、「海」を歌える人って限られていると思うんです。で、「海」のことを歌っている人は、絶対に“大きな”人たちなんですよ。サザンオールスターズさんとか、山下達郎さんとか。そういう日本を代表するアーティストが、日本を象徴する「海」のことを歌っているっていう。私調べなんですけど(笑)。
長谷川:竹内調べ(笑)。
竹内:でも、それって大事なことだと思います。逆に女性で、アイドルグループで、そういうのを歌っている方っていないじゃないですか。だから、私たちがそういうのを歌える女性グループになっていきたいなって思っているので、どんどんどんどん歌っていきたいです。「渚でラテアート」という曲には「由比ガ浜」っていう地名が出てくるんですが、どんどんそういうのを出していって、ずっと「海」を歌っていきたいなって、心の底で思っていました。ひそかに(笑)。
――アイドル界のサザンオールスターズみたいに、ですね。
竹内:マジでなりたいですね。そうなったらヤバいなって思っちゃいます。
――なるほどね。でも、そういう意味でも「釣り」とか「海」といったテーマは絶妙ですよね。でも、最初に「釣り」をテーマにする、って聞いた時はどう思いました? 釣りのアイドル?みたいな、ちょっと怪訝な感じはなかったですか?
小西:よく分かんなかったです。釣りやったことなかったですし。
長谷川:そうなんだよね~。
――あぁ、最初はやったことなかったんですもんね。
小西:全然よく分かんなくて。アイドルのことも分かんなかったので、「あ、はーい」みたいな感じでしたけど、実際最初に釣りやった時とかは、結構大変でした。
聞間:苦戦してたもんね。
竹内:まじかぁ、みたいな(笑)。
長谷川:これ、これからやるのかぁ。
竹内:やべぇなって。
――初心者だったわけですよね。興味があったわけでもなく?
長谷川:でもなくて。
竹内:全然やってなかったよね。
安藤:『どうぶつの森』でぐらいでしかやったことなかったです(笑)。だから簡単にマグロとか釣れちゃうのかと思ってました。
聞間:うん。
安藤:『どうぶつの森』だと、張り込んでたらすぐ釣れちゃうじゃん。でも、実際はゲームとは全然違いますね。
――:なるほど。自然の厳しさを知ったわけですよね。
長谷川:学びました。
安藤:ゲームとは違って、仕掛けから自分でやらなきゃいけないので。
長谷川:ゲームは、あんなちっちゃいポケットからスッと出すから(笑)。
安藤:浮きもついて針もついているのにポケットから出すんで(笑)。
――今のは、ゲームばっかりやって、それしか見えなくなっている若者に対して警鐘を鳴らす発言ですか???
安藤:私もすごいゲームやっているんだよな~。
長谷川:結構ゲームする。
安藤:ゲーマーですね。
――ゲーマーを否定するわけではないんですね?
安藤:そうですね。ゲームもいいと思います。でも自然に目を向けることも大事ですね。
つりビット 商品情報
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発売日:2018年3月7日
価格:1,599円(税込)
RPK-1066/1067
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発売日:2018年3月7日
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