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彼女のサーブ&レシーブ|色んな場所に行って色んな人に観ていただきたいです
えりんこの方が膝に乗ってきたりするんですよ(あおぎ)
ーーおニ人の人となりについて少しお訊きしたいのですが。取材では「どんな性格ですか?」とか「お互いどう思ってますか?」みたいなことをお訊きすることがあるんですが、昨年10月の『矢口真里の火曜The NIGHT』を拝見して、「もしかしてあまり立ち入るのはどうかな」と思ったりして(笑)。あおぎさんがえりさんに“ガチ恋”しているみたいな感じだったので…。
あおぎ:あー。
ーー訊かない方がいいですか?(笑)
あおぎ:アハハ(笑)。
ーーでも、あの番組すごく話題になりましたよね。
あおぎ:ありがたいことに。
ーーまずちょっと驚いたのが、あおぎさんって大人しくて人見知りされる方かなっていう印象を受けてたんですが、あの時はめっちゃ喋ってましたし、それがまた面白くて。
あおぎ:アハ(笑)。でも人見知りなんですよ。本当に。
ーーそうなんですか???
あおぎ:人見知りで、喋るのも苦手で、それもあってMCでも今まであまり喋ってこなかったんですが、『火曜The NIGHT』の時は緊張と「やらなきゃ」っていうのとアドレナリンとで全てがごちゃーってなって…。
えり:深夜っていうのもあったよね。
あおぎ:そう。深夜のテンションっていうのもあって、口が止まらなかったです(笑)。
ーーアハハ。
あおぎ:仲のいい友達とかお母さんとか、えりんことかにはめっちゃ喋りますね。
えり:結構人懐っこいんですよ。こんな端正な顔立ちをされてるんですけど(笑)。仲良くなると人懐っこくなります。
ーー慣れるまでは少し壁があるというか…。それがなくなるとすごく喋るわけですね。
あおぎ:はい。
ーーでも、あの時はホント面白かったですよ。
えり:お客さんも、長く通ってる人とは打ち解けた感じになりますね。なので、通うにつれて壁がどんどんなくなっていくのを楽しんでもらえると思います(笑)。
ーーじゃあ通わないといけないわけですね(笑)。
あおぎ:慣れたら本当に友達ですね。ファンの方も。
ーーえりさんが見る普段のあおぎさんって、『火曜The NIGHT』の時のような感じですか?
えり:いや、あのテンションは見たことなかったです。
ーー見たことなかったですか!?
あおぎ:あの時は多分爆発してたんですよね。
ーーアハハ。
えり:普段から二人とも好き好き言い合うので、そこは女子同士の仲いい感じであるかなとは思ってたんですけど…。あの日はぎーちゃんのネジが外れてて(笑)。それに私も圧倒されてたというか…。
ーーそうですか。すごく良い方にイメージが変わりました。めっちゃ面白かったです。
あおぎ:あれは、全ての人が初めて見た“あだちあおぎ”だったと思います。
ーーそれがブレイクのきっかけになって、今年はガンガンいくんじゃないですか?
えり:そうなるとうれしいですね。
ーーで、その後、お二人の“遠距離恋愛”の行方はどうなってるんですか???
あおぎ:あれからは、あまり会ってないか…。ライブが少なくなってきてるので、ほぼほぼ会ってないんですよ。そんな連絡も取らないですし。
えり:二人とも普段からそんなに連絡を取るタイプじゃないので。なので、久々に会うたびに、なんていうか…。
あおぎ:はじける!
ーーなるほど。同じグループなのに福岡と東京で離れてるわけですから、毎日連絡取り合ったりとか、それこそオンラインで練習したりとか、そういったことをしそうな気もしますが、お二人にはそういうことはないわけですね。
えり:ないですね。
あおぎ:会ってない時は本当に。
えり:普段からそんなに連絡もしないので、そういった距離感もちょうどいいというか。
あおぎ:そうですね。
えり:毎日LINEするのって私得意じゃないんですよ。
あおぎ:二人とも連絡取らないです。
えり:結構ドライですね。
ーーあぁ、あれは番組的な盛り上げの部分もあって、テレビ的にノッてああいう発言をしたみたいな感じですか?
あおぎ:いや、あれは結構本心というか、いつもあんな感じですね。
えり:会うとね。
あおぎ:会うとあんな感じで、会ってないと特に連絡はしないんです。
えり:普段は別に連絡を取らなくても会えば仲いいって感じですね。
あおぎ:そうですね。
ーーなんか不思議な関係ですね。すごくベタベタしてるわけではないですけど、仲いいというか、大好きなわけですよね。
あおぎ:そうですね。楽屋とかでは結構くっついてます。えりんこの方が膝に乗ってきたりするんですよ。番組では「私からの愛が一方的に強い」みたいになってましたけど、むしろ、えりんこが膝に乗ってきたり、私の腕を勝手に取って肩に回したりしてます。
えり:くっつきたがりなんですよね。
あおぎ:そうなんですよ。
ーーすみません。ちょっと細かいことですが正確を期すためにお訊きします。えりさんはあおぎさんの「好き」っていう気持ちを受け入れて、それに応えて膝に乗ったりしてるんですか? それとも仲良くなったら、あるいは仲良くなくてもそんな風に接する感じなんですか?
えり: “誰でも”ではないです。ひっつけるタイプの人間とひっつけないタイプの人間ってあるじゃないですか。ひっつかれるのが嫌いな人もいるので。
ーーはい。相手のことが嫌いではなくてもベタベタするのが苦手な人はいますよね。
えり:そこを見た上で、「これはくっつける人間だ」と思えばくっつきます(笑)。
ーーなるほど。変なところにこだわって恐縮なんですが、あおぎさんじゃなくても、相手が嫌がらず自分もそれなりに好感を持っていればくっつくわけですか?
えり:うーん、どうだろう。でも…。
あおぎ:そういう場面はあまり見たことないです。
えり:もしかしたら、ぎーちゃん以外そんなにくっつかないのかもしれないです。私あまり友達がいなくて(笑)。
ーーあぁ…。
えり:友達づきあいっていうのがあまり得意じゃないので、本当にここまで仲良くできてるのも、ぎーちゃんぐらいっていうか…。なので本当に仲いいですね。
あおぎ:性格的に本当に相性がいいというか、二人とも似たところがあるので、いい感じに付き合えてます。
ーー改めて、あおぎさんから見たえりさんってどんな人ですか?
あおぎ:えー、なんだろう…。しっかりしてると思います。自分がしっかりしてないので、本当に全部任せられるなって思えますし、本当に好きなんですよ。
ーー「本当に好きなんですよ」って普通のトーンに言われると、逆にどう捉えていいかわからなくなるんですが(笑)。とにかく好きなんですね。でも『火曜The NIGHT』では「お兄さんと結婚して欲しい」という発言がパンチラインになって、司会の矢口さんや岡野さんからも若干引かれている感がありましたが(笑)。
あおぎ:でも、これは結構言うよね。ずっと一緒にいたいというか。
ーー番組では「サイコパス?」みたいな感じで捉えられていましたけど(笑)、でも、そのお気持ちはわからなくもないです。
あおぎ:ですよね。よくあると思うんです。
ーー家族の一員になって欲しいぐらい好きってことですし、えりさんが変な人と結婚するぐらいなら自分の兄でっていう感覚はわからなくもないです。あと「一緒のお墓に入りたい」っていうのもありました(笑)。
えり:そうだ。
あおぎ:死んでも仲良くできると思うので。
えり:こわ(笑)。
あおぎ:一緒のお墓に入っとけば楽しいだろうなって思いました。死んでも。
ーー天国でもカノサレ(=彼女のサーブ&レシーブ)できますもんね。
あおぎ:はい。だからこそ。
ーーカノサレは死後の世界でも活動して、永遠に続くわけですね。
えり:永遠にカノサレ(笑)。
ーー多分ファンの方は先に逝っちゃう方が多いと思うので(笑)。
あおぎ&えり:アハハハ(笑)。
ーー「待っていてください」って感じですかね?
えり:そうですね。待っていてもらえばいいね。
あおぎ:天国でもカノサレ(笑)。
ーーアハハ。逆にえりさんから見たあおぎさんはいかがですか?
えり:先ほども言ったんですが、見た目はちょっととっつきにくい感じじゃないですか。私も前のグループの時はぎーちゃんのことが怖くてなかなか話せなかったんですよ。でも、2人組になってぎーちゃんの人懐っこさに気付いたというか。慣れると本当に甘えん坊で妹みたいなんですよね。私は長女なので気質的にはお姉ちゃん寄りというか、甘えられたい派なんですよ。ぎーちゃんがすごく甘え上手なのがうれしいです。
ーー年齢的にはあおぎさんのほうが一つ上ですか?
あおぎ:2つですね。
ーーでも、えりさんがお姉さん役なんですね。
あおぎ:自分が末っ子気質なんだと思います。
ーーあおぎさんは末っ子なんですか?
あおぎ:双子の妹なんですよ。なので、末っ子といえば末っ子だけど末っ子でないといえば末っ子でないって感じです。
ーーあぁ、双子なんですね。
えり:私も双子です。
ーーえぇええ!そうなんですか? それってファンの方の間では有名なことですか?
えり:あまり言ってないかもしれないです。
あおぎ:まぁ知ってる方は知ってると思いますが。
ーーお二人とも双子ってすごいですね。
えり:双子同士のユニットです。
ーーじゃあもう一人同士もユニット作っちゃえばいいんじゃないですか?
えり:そこが結婚すればいいんじゃない?
ーーあぁ、あおぎさんのところは男女の双子なんですね!
あおぎ:そうです。男女の双子。
えり:私は女女の双子です。
ーーということは「お兄さんと結婚して欲しい」の「お兄さん」は双子の一人なんですね。
あおぎ:そうです。お兄ちゃん。
ーーなんか、より複雑な感じになりました(笑)。
えり:珍しいですよね。
彼女のサーブ&レシーブ リリース情報
Abema『矢口真里の火曜The NIGHT』でも、その特異なキャラクターが世に衝撃を与えた“彼女のサーブ&レシーブ”の2ndアルバムは、ex.インスタントシトロンの松尾宗能がサウンドプロデュース。同じくインスタントシトロンの長瀬五郎が松尾と共にメインソングライターを務め、誰もが口ずさめるポップさと、チャーミングな実験性溢れる楽曲群となっている。注目はインスタントシトロンの楽曲「Still be shine(作詞・片岡知子 [E テレ・みいつけた!、アニメ・たまこまーけっと 他提供曲多数] 作曲・長瀬五郎)」のカバー。こちらではシトロンの盟友、沖山優司(ジューシーフルーツ、ビブラストーン)がベースで参加。楽曲は他にも、関西から注目のバンド SAPPY の Ryohei Tarumoto や、先鋭的な活動とポップな前衛性が話題の uami が提供するなど、”今”の空気感も捉えたバラエティ豊かなものになっている。
彼女のサーブ&レシーブ『kanosare』
レーベル:LAUGHFACE INC.
品番:LHFC-009
発売日:2020年12月12日
仕様:CD
価格:2,750円(税込)
<収録曲>
1.恋心、赤い熱気球
2.ウルトラマリンガール
3.Dance Floor !
4.ドキドキ♥エデンの恋ひらり
5.色づく季節
6.なくしもの
7.泣き虫レインドロップス
8.いじけんぼう
9.STILL BE SHINE
彼女のサーブ&レシーブ ライブ情報
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あおぎ
https://twitter.com/herserves
えり
https://twitter.com/manholesenbei