Speak emo
XOXO EXTREME|ここでいったん全ての力を出すんですが、その先のことも示すライブになるかな、と
なんかクラシックだけでやるのって、ちょっと面白くないなって…(小嶋)
――りんさんとじっくりお話するのは初めてなので、いくつかお訊きしたいんですが。
小嶋:はい。
――音大に行かれてたんですか?
小嶋:はい。高校から大学までエスカレーターだったんですけど、音楽系の学校に通ってました。
――高校、大学と研鑽を積んだわけですね。以前にツイッターで少し絡んだ記憶があるんですが、その際コルンゴルトのお話とかしましたよね。僕、コルンゴルトとか大好きなんですけど、コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲を課題でやられてたとか
小嶋:コルンゴルト。いつだったか忘れちゃったんですけど…。あ、高校の卒業試験かなんかで弾きました。その1年後ぐらいにウィーンに短期留学したんですけど、コルンゴルト(編注:ウィーンで活躍した)を弾いたら大ウケして、それでディプロマを取りました(笑)。
――(笑)なるほど。今でもヴァイオリンのレッスンを受けてるんですか?
小嶋:そうですね。最近は先生のところには行けてないんですけど、まあ一応弾いてます。
――まぁ今はちょっと難しいですよね。あと、re-in.Carnationのライブで客演されてますよね。
小嶋:そうですね。
――今やキスエクのデヴィッド・クロスかエディ・ジョブソンって言われてますよね?
小嶋:ハハハ(笑)。みんな勝手になんかいろんなこと言ってくれるんですけど(笑)。
――ヴァイオリニストでは誰がお好きなんですか?
小嶋:そうですね。ヤッシャ・ハイフェッツとか。ハイフェッツ大好きです。
――めちゃめちゃ大御所です。もう伝説の人ですね。
小嶋:はい。あと、ロシア系の方なんですけどレーピン。
――ヴァディム・レーピンですか?
小嶋:はい。聴きます。
――ずっとクラシック漬けだったんですか?
小嶋:そうです。3歳からやってたんですけど。
――3歳から。
小嶋:親が音楽の道に進めさせようとしていて、レールを完全に敷かれている感じでやってきたんです。高校~大学とまぁ楽しくはやってきたんですけど、何か違うなとは思って…。で、結果的にアイドルになったって感じです。
――親御さんは、アイドルになったりんさんを見て何ておっしゃってるんですか?
小嶋:特に何とも言ってないんですけど…。まあ、そんな超反対されてるわけでもなく、応援してくれてるわけでもない、って感じです。
――「勘当されて親子の縁を切られた」みたいな暗い話になってしまうかなと思ったんですが(笑)、そんなことはないわけですね。
小嶋:一応はい。縁は切れてないです(笑)。
――でも、これからりんさんのヴァイオリンがもっとフィーチャーされることになるかもしれないですよね。キスエク本体でも。
小嶋:そうですね。なんかクラシックだけでやるのって、ちょっと面白くないなって…。なので、プログレでも生かしていけたらいいなって思います。
――ねえ。それでフィーチャーされて、そういう部分でどんどん貢献していって。ゆくゆくはヴァイオリンのソロアルバムを作って(笑)。
小嶋:(笑)。
――クラシックをやってきたりんさんから見て、例えばエディ・ジョブソンとかデヴィッド・クロスといった“プログレ・ヴァイオリニスト”ってどうですか?
小嶋:う~ん。いや、あまりちゃんと聴いたことがなくて。
――あ、そんなに聴いてないですか? UKとか聴いてないですか?
小嶋:多分1回ぐらいは聴いたと思うんですけど、正直あんまり覚えてないです。
――あんまり刺さらなかったと(笑)。
小嶋:はい(笑)。
――で、今はジャズに興味がおありなんですよね?
小嶋:はい。最近ちょっと家で聴いてます。自分で弾いたりとかは全然してないんですけど。
――ビッグバンドとかスイングジャズをお聴きになっているとのこと。
小嶋:そうです。そっち系のジャズを聴いてます。スイングとか。
――ジャズでもステファン・グラッペリといったヴァイオリニストがいらっしゃいますが。
小嶋:そうですね。
――アドリブとかされるんですか?
小嶋:そうですね~。ずっと譜面を見て練習してきたのでアドリブはちょっと苦手で…。まぁ、ちょっとジャズをどんどん聴いて、そういうのも弾けるようになったらいいなと思います。
――アドリブがお得意になれば、また活動の幅が広がりますよね。
小嶋:そうですね。
――どうですか? 3人から見てりんさんは。
一色:りんりんは、いい感じに空気を和らげてくれるなっていうのはずっと思ってます。何かふわーっとした感じです。すごく面白いんです、りんりん。天然で。なんか本人がどこまで分かってるかよく分からないんですけど。すごく真剣に話してることとかが、びっくりするくらい面白かったりするんです。みんなで真面目に話してる時とか、なんならちょっとピリッとしてるような時とか、りんりんが発言することで場が和むことが結構あるんですよ。
――何かちょっと分かります。
一色:りんりんがいてくれることで、バランスが保たれているみたいなところもあるかなって思います。
――なるほど。るりさんから見て、りんさんはどうですか?
浅水:はい。本当に萌さんと同じこと思ってて、本当に"いい天然"です。
――"いい天然"っていいですね(笑)。
浅水:本当に大好きです。なんか、自分にはない発想のツッコミとかもしてくれる時があって。喋ってて何か面白い。あと、さっき私のことを「いい子」みたいに言ってくれたんですが、りんさんこそ「いい子」です。すごく優しいです。シンプルに。私はなんかごちゃごちゃ考えてしまうことが多くて、うぁーってなっちゃうんですが、りんさんが何か言葉をかけてくれると、ふわっと和む感じになるんです。それに、独りで何かずーんと落ちてる時も静かに見守っててくれる人です。
――おぉ。
一色:確かに。私とかるりちゃんとかはすごく考え込むタイプなんですけど、何かりんりんは違う思考法というか、考え方を持ってるので、「そういう考え方もあるんだな」って思わせてくれて、楽にしてくれることが多いですね。
――例えば、ミーティングみたいなのがあっても、煮詰まってきたりすると、りんさんが上手く解いてくれる、みたいな?
浅水:そうですね。何かそういう場面が多いように思います。
――真城さんはいかがですか?
真城:はい。お二人がおっしゃってたみたいに、何かこうふわっと空気を和らげてくれる存在で、話していて癒される感じがするんですが、ファンの方もそういうところに惹かれているんだと思います。そういうキャラクターでありつつ、一方でヴァイオリンをずっと続けてこられるというストイックな一面もあり…。私も昔ちょっとだけヴァイオリンやってたんですが、楽器とか全部挫折してきちゃったので、ここまで続けることは並大抵のことじゃないというのは分かります。実際にヴァイオリンを弾かれてるのとかを見ても本当にすごいなと思いますし。でも、それを全然ひけらかさない感じも、すごく素敵だなって思います。あれだけできる特技があるのに…。鋭い音感も持ってらっしゃるので、音を教えてもらったりとか、音程がちょっとズレてたらすぐ教えてくださったりとかもして、なんかいつもふわっとした雰囲気でいながら、やるところはちゃんとやっている感じがして、尊敬しています。
XOXO EXTREME リリース情報
最新シングル:「フェニキスの涙」
発売元:Twelve-Notes
品番:TNR-0022
仕様:CD 紙ジャケット
価格:1,200円(税別)
XOXO EXTREME ライブ情報
11/27(金)XOXO EXTREME 3rd ワンマンライブ ~Re:UNION~
会場:渋谷クラブクアトロ
18:00 OPEN 19:00 START
来場チケット:4,000円(税込) ※入場時にドリンク代別途600円
配信チケット:2,000円(税込)
購入はこちら
https://upluslive.udo.jp/schedule/20201127.html
追加来場チケット
https://eplus.jp/sf/detail/3304620001
Alsciaukat(アルシャウカット)
Gt: 林 隆史(Qui)
Fl: 吉田 和夫(Qui)
B: 瀬戸 尚幸(Qui)
Key: 大沼 あい
Dr: 谷本 朋翼(STELLA LEE JONES、新●月プロジェクト、etc)
Silent Of Nose Mischief
Gt: 稲葉 敬
B: 根岸 和貴
Key: 諸田 英慈
Dr: 仁科 希世彦
Mani. : 細井 総司
■配信に関するお問い合わせ:ウドー音楽事務所 03-3402-5999
12/19(土)re-in.Carnation 1stワンマンライブ~re-Animator~
会場:小岩オルフェウス
OPEN 17:30START 18:00
前売¥3,000- 当日 ¥3,500-(各+1D)
ご予約はこちら!(限定45名)
https://tiget.net/events/110605