Speak emo

2020.11.25
XOXO EXTREME

XOXO EXTREME|ここでいったん全ての力を出すんですが、その先のことも示すライブになるかな、と

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安定への道が私にとってはとても苦しくて、「くそつまんないな、この人生」と思って(笑)(真城)

 

 

――各メンバーについてお聞きしたいと思います。まず真城さんからいきましょうか。東大に在学中なんですね。

 

真城:はい、そうです。

 

 

――すごいですね。

 

真城:いえ、とんでもない。

 

 

――こんな言い方したら語弊があると思いますが……何でこんなところに入ってきたんですか!???(笑)

 

一同:アハハ(笑)。

 

 

真城:東大に入ったのも、東大に入ったら少しは私の人生よくなるかな、みたいな。なんか適当な感じで入ったんです。適当っていうか、妥協?

 

 

――妥協して、適当にやったら東大に入ったんですか???

 

一同:アハハハ(笑)。

 

 

真城:私にできることは勉強ぐらいしかないんだろうな、って感じでした。「東大入った」って言えば、世間的にも大体の人は「あ、すごい」って言うじゃないですか。何かそういうものが欲しくて。「どうしてもこの勉強がしたい」といった動機もなく、あまり考えずに入ったので、入学したらすごく無気力になってしまって…。「何で私こんなとこにいるんだっけ?」みたいな。「別に勉強したいわけでもないし、研究したいわけでもないのに」と思って、すごく苦しくなってしまったんですよ。で、大学に入ってからダンスを始めたんですけど…。

 

 

――そうなんですか…。

 

真城:アイドルのコピーダンスをやったんですが、もともとアイドルが好きだったので、それがすごく楽しくって。何ていうか「自分を表現する」っていうのがこんなに楽しいんだってことに気付いて。それまでは「アイドルなんて絶対なれないし…」って諦めてたんですけど、それからオーディション受けるようになって…。なので、今は大学の勉強よりもアイドルをやりたいなっていう気持ちの方が大きいです。

 

 

――獣医学科ですよね。ということは獣医さんになるという選択肢もあると思うんですが、そういう考えはなく、適当に選んで入ったんですか?

 

真城:いや、これも、何か手に職があると強いと思ってのことで…。進路選択の時には自分が追求したいことが特に無かったので、でもまあ動物は好きだし、それで資格も取れるので、将来安定するような道かなと思って獣医学科を選びました。本音を言うと。

 

 

――あぁ。でも今は安定しない方向へとどんどん進んでいます(笑)。

 

真城:安定への道が私にとってはとても苦しくて、「くそつまんないな、この人生」と思って(笑)。

 

 

――おぉ~。

 

真城:結構決められた道を行くのが嫌になっちゃったんです。

 

 

――なるほどね。獣医ということは大学では動物に触れたりすることも多いですか?

 

真城:あります。

 

 

――じゃあ、“エレファント・トーク”ができるわけですね?

 

一同:フフフ(笑)。

 

 

真城:象はいないんですけど(笑)。

 

 

――象はいないんですか。すいません、しょうもないおやじギャグ言っちゃって(笑)。

 

真城:いるとしたら牛か馬ですね(笑)。

 

 

――でも、大変じゃないですか? 東大で勉強しながらアイドル活動もやるって。

 

真城:大変は大変ですけど。何とか(笑)。

 

 

――覚えるのが速いんですもんね。

 

真城:やはり好きなことなので。肉体的にはめちゃめちゃ疲れるんですけど、キスエクの活動をやってて、「あ、もうしんどい、辞めたい」みたいに、気持ち的にやられることって一度もなくて。それって、すごく好きで楽しくやれてるからだなと思うんですよね。振り覚えるのも別に「覚えなきゃ」みたいな義務感でやってるわけではなくて、単純に私が「早く皆さんに追いつきたい」「3人の中に入って4人体制でちゃんとできるようになりたい」っていう想いでやってるので、まぁ、物理的には少し大変ですけど、辛いとか思ったことはないです。

 

 

――例えば東大に行かれる方で、暗記力が高くて単語とか公式とかを覚えるのが得意だとしても、得てしてそういう人は覚えたことを身体的に表現するのは苦手だったり、というケースも少なくないと思うんですが、真城さんはどちらもお得意なわけなんですね。

 

真城:どうなんでしょう(笑)。

 

 

――だと思います(笑)。で、お生まれがドイツとのことで。

 

真城:はい。出生がドイツです。

 

 

――ドイツのどちらですか?

 

真城:フランクフルトで生まれました。

 

 

――フランクフルト放送交響楽団とかいいんですよね。エリアフ・インバルが音楽監督していた時期とか…。長いこと住まれてたんですか?

 

真城:ドイツで生まれて、3歳ぐらいの時に一旦日本に帰ってきて、そこから小学校1年生まで日本にいて、その後、今度はイギリスに4年ぐらい行って。で、日本に帰ってきて、またドイツに1年間行って、日本に帰ってきて、みたいな。結構転々としてます。

 

 

――ドイツ語と英語ができるとのことですが、ペラペラですか?

 

真城:ペラペラってわけじゃないんですけど、まあある程度ならって感じです。

 

 

――あと、以前「朝ぼらけの紅色は未だ君のうちに壊れずにいる」っていうグループにいたんですよね?

 

真城:はい。

 

 

――でも結構短期間で解散しちゃったんですね。

 

真城:そうです。いろいろあって(笑)。

 

 

 

――他の3人にお訊きしますが、真城さんはどんな方ですか? まあ、今までの質問でもいろいろと出てきましたが、改めて…。明るいんですか、それとも陰キャなんですか???

 

一色:明るいか暗いかで言われると、断トツ明るいです。

 

 

――今の4人の中では一番陽気な。

 

一色:そうです。はい。

 

 

――浅水さんから見ていかがですか?

 

浅水:そうですね。なんか明るいけど暗いです(笑)。両方ありますね。まぁ、明るい/暗いって誰にでもあると思うんですが…。でも、確かに4人の中だったら一番明るいですね。だから私も奈央子ちゃんが入ってきてから、なんかより自分を出せるようになったんです。今まで3人の中で猫を被っていたってわけではないんですけど。私、本性は結構うるさい方なので、最近よく自分を出してます。

 

 

――そうなんですね(笑)。

 

浅水:私と奈央子ちゃんを中心にみんなうるさくなったので、そう考えると真城奈央子はやっぱり明るいし、うるさいんだと思います(笑)。

 

 

――なるほど。ご自身も明るくて、他の人にも自分を出せるような雰囲気を作ることができて、でも自分自身に奥深さもあって…。言葉を変えれば、その奥深さが"暗い”っていうことなのかもしれないですね。つまり深いんですよ。

 

真城:ありがとうございます(笑)。

 

 

――りんさんはいかがですか? りんさんから見た真城さんは?

 

小嶋:そうですね。奈央子ちゃんが入ってきて、るりちゃんがすごく元気になった気がしますね。今までるりちゃんって、3人の中だと一番後輩っていう立場で、結構気を遣ったりしてたと思うんですけど、奈央子ちゃんが初めての後輩として入ってきて、ちょっと気が楽になったのか、すごい楽しくやってるのかなって思います(笑)。

 

 

――なるほど、真城さんが入ることで、すごく良い効果を生み、バランスもすごく良くなったということですね。

 

小嶋:はい。

 

 

 

取材・文
石川真男

 

XOXO EXTREME リリース情報

 

フェニキスの涙ジャケット

最新シングル:「フェニキスの涙」
発売元:Twelve-Notes
品番:TNR-0022
仕様:CD 紙ジャケット
価格:1,200円(税別)

 

XOXO EXTREME ライブ情報

 

11/27(金)XOXO EXTREME 3rd ワンマンライブ ~Re:UNION~

会場:渋谷クラブクアトロ

18:00 OPEN 19:00 START
来場チケット:4,000円(税込)  ※入場時にドリンク代別途600円
配信チケット:2,000円(税込) 


購入はこちら 
https://upluslive.udo.jp/schedule/20201127.html 

追加来場チケット
https://eplus.jp/sf/detail/3304620001


Alsciaukat(アルシャウカット)

Gt: 林 隆史(Qui)
Fl: 吉田 和夫(Qui)
B: 瀬戸 尚幸(Qui)
Key: 大沼 あい
Dr: 谷本 朋翼(STELLA LEE JONES、新●月プロジェクト、etc)


Silent Of Nose Mischief
Gt: 稲葉 敬
B: 根岸 和貴
Key: 諸田 英慈
Dr: 仁科 希世彦
Mani. : 細井 総司

■配信に関するお問い合わせ:ウドー音楽事務所 03-3402-5999


 


12/19(土)re-in.Carnation 1stワンマンライブ~re-Animator~

会場:小岩オルフェウス

OPEN 17:30START 18:00
前売¥3,000- 当日 ¥3,500-(各+1D)
 
ご予約はこちら!(限定45名)
https://tiget.net/events/110605

 

 

 

 

 

 

PROFILE

PROFILE
XOXO EXTREME

一色 萌・小嶋 りん・浅水るり・真城奈央子の4名からなる、
プログレッシヴロック(略:プログレ)の楽曲を中心にパフォーマンスしているアイドル。
その名の通り、一曲の中で曲調がよく変わる・曲が長い・変拍子…等プログレッシヴな楽曲を歌い踊る。

2017年に、発売したシングル「えれFunと”女子”TALK~笑う夜には象来る~」に対して(キング・クリムゾン「エレファント・トーク」オマージュ)元キング・クリムゾンのエイドリアン・ブリューがその動画に「I like it!」とコメントで絶賛。
ライブ活動の他、ディスクユニオン新宿プログレ館で一日店員を務めたり、プログレファンの聖地である吉祥寺シルバーエレファントに、アイドルとして初出演する。

2018年にフランスを代表するプログレバンドMAGMA公認カヴァー曲の「The Last Seven Minutes」を初披露。
その動画がyoutubeにアップされると、フランスの本家MAGMAが公式Facebookで紹介したこともあり、一日で2000以上の再生数を得て話題になる。

同年2月4日に記念すべき初のワンマンライヴを目黒鹿鳴館にて開催。
翌2019年には、日本のプログレバンドの雄、金属恵比須とのコラボレーションで、90年代プログレを代表するスウェーデンのバンド、ANEKDOTENの「Nucleus」を公認カヴァー。
同年7月25日には2バンドを擁してのセカンドワンマンライヴを渋谷WWWにて行った。

プログレッシヴロックをご存知の方も無い方も楽しめるLIVE、と好評を得る。

一色 萌(ひいろ もえ)

5月27日生まれ。東京都出身。赤色担当。
re-in.Carnationボーカルや、パブロック/パワーポップアイドルとしてソロ活動中。
MOGU2 NEWS 「キスエク・一色萌のアイドル、色々。」連載中
Twitter:https://twitter.com/hiiro_moe

小嶋 りん(こじま りん)

8月13日生まれ。千葉県出身。水色担当。
re-in.Carnationのサポートバイオリニストとしても活動中。
Twitter:https://twitter.com/kojima_rin

浅水 るり(あさみ るり)

浅水 るり(あさみ るり)
5月20日生まれ。福井県出身。白担当。
Twitter:https://twitter.com/asami_ruri

真城 奈央子(ましろ なおこ)

真城 奈央子(ましろ なおこ)
7月24日生まれ。ドイツ出身。
Twitter:https://twitter.com/naoko_msr

公式サイト: https://www.xoxo-ex.com/