Speak emo
みなさんと出会った場所が“約束の場所”になるから、そこが“HOME”になると思います
90%ぐらい実現できないだろうなと思ってたんですよ(のんの)
――続いて「心配性」。これバラードじゃないですか。
一同::はい。
――前回のインタビューで、のんのさんは「バラード歌いたい」っておっしゃってましたよね?
のんの:言ってました!
――まあ、のんのさんが思っていた“バラード”とはちょっと違うのかもしれませんが、でも歌えましたね!
のんの:はい!
――これもまた今までにはないような曲調ですよね?
一同::はい。ないですね。
むうたん:前回インタビューしていただいた時に、私が「オールユニゾンがやりたい」って言いいましたよね。ちょっとそれに近い感じもあると思います。
――あぁ、声が重なっているパートが多いですよね。で、バラードといっても、しっとりしたバラードではなくて、どちらかといえば“ロッカバラード”というか、ロック系のバラードですよね。ちょっと泥臭さもあって。いかがですか、こういうのを歌って。
のんの:今回は私とみくちゃんがハモリで、2番のAメロ以外は主旋を歌ってないんですよ。なので、上手く歌うのが難しかったです。でも、音域的には私は一番出しやすかったなと思いました。
――これまで皆さんの様々な一面を——アイドルの一面、地元スターの一面、地域に貢献するロコドルの一面などいろんな側面を見ましたが、今回のシングルを聴くと、やっぱり「ヴォーカルグループだなぁ」とすごい感じました。
一同::ありがとうございます!
――その中でも、この曲はまた違ったRYUTistの一面を引き出しているような気がしますが、でも、ハナレグミ「家族の風景」とかカバーされているので、こういったものもお手のものですよね? ちょっと泥臭いというか生々しいというか、そういったものも。
一同::でも、難しかったです…。
――そうですか。やっぱり歌ってて、これまでの曲とは違うな、と思いました?
みくちゃん:そうですね。「家族の風景」とかは、みんな同じメロディをユニゾンで歌っていますが、この曲は三声の部分もあって…四声もあるか……あったりするので、またちょっと違った感じがします。声を合わせる大変さを感じます。
――この曲に限らず、3曲いずれもハモリ部分が多くなりましたよね。
ともちぃ:多くなりましたね。
――そういう点でも「ヴォーカル・グループだなぁ」「コーラス・グループだなぁ」って思いました。
一同::おぉ。
――で、この詞は何を歌っているんでしょう?
むうたん:私は、自分の大切な人のことを歌ってるのかなって思いました。サビの歌詞に「言葉だけじゃ 足りないことのいくつかは 歌ってみるのがいいと思うの」っていう一節があるんですけど、そこは自分の気持ちと重なる部分がありますね。自分たちがステージに立つ時も、言葉で伝えたくても上手く伝えられないことがあるんですけど、歌を通して伝えられたらいいな、って思うので…。
――なるほど。では「大切な人」というのは…
むうたん:ファンの人たちかな、って思いました。歌ってて、ここはRYUTistに当てはまるなっていうところが結構あります。「まだ花のない 若木の夢」とか、私たちまだ華がないので…
――華ありますよ!
一同::アハハ(笑)。
――宇野先生はいかがですか。
ともちぃ:私は、ずっと片想いしている人かなって思いました。でも相手は好きな人がいて、叶わない恋。ちょっとでもいいから距離を詰めたい、という曲かなって。
――おぉ!さすが“夢見女子”ですね!
ともちぃ:アハハハ!(笑) 恥ずかしい(笑)。
――のんのさんはどうですか?
のんの:そうですね。曲の解釈というよりは、イメージ的にむうたんを慰める…っていうか、なんだろう???
――むうさんを慰めるんですか???
みくちゃん:心配性だからね(笑)
――あぁ、なるほど(笑)。
のんの:なだめるというか、そういうような気持ちを込めて歌いました。
――メンバー愛がすごいですね。
のんの:はい(笑)。
――まあ、いろんな解釈があって、宇野さんの捉え方も素晴らしいと思うんですが、僕なんかは、やはりみなさんのことを歌っているのかな、って思います。最初の「つま先から頭の先まで動かして」って、ライブのことのように思ったりもして、みなさんとファンとの関係性が歌われているようにも感じました。では、続いて「a birthday song」ですが、これ、前回のインタビューの時に言いましたよね!
のんの:そうです~!私、前回のインタビューで「11月下旬のリリースだと、みくちゃんと私の誕生日があるので、RYUTistのバースデイソングだったらいいな」って言わせていただいたんですが、でも、90%ぐらい実現できないだろうなと思ってたんですよ。なので、この「a birthday song」が来た時、もう本当に嬉しくて、びっくりしました!
みくちゃん:あのインタビューの後、乃々子さんが「絶対実現できないこと言っちゃったなぁ」ってちょっと後悔してたんですよ。なので、この曲が来た時「うぁぁああ!」ってなったよね。
のんの:なりました!ありがとうございます!
――(笑)。いえいえいえ。僕はあの取材の時、のんのさんがああおっしゃるのを聞きながら、たぶんプロデューサーさんやスタッフさんは既に考えられてるだろうな、と思ってました。
のんの:えぇ! そうですかぁ???
――まあ、スタッフさんからそういったお話を聞いていたわけではないですけどね。
みくちゃん:ウチらは「まさか」と思ってたよね。
のんの:そうだよね。
――じゃあ、“僕きっかけ”で実現したことにしておきます!(笑)でも、どうですか? もう「a birthday song」ですよ。そのままですよ。
みくちゃん:タイトル自体がすごいですよね。もう宝物じゃないですか。バースデーソングをいただけるだけでも嬉しいのに、しかもこんなに素敵な曲で。幸せだなと思います。
――しかも、「おめでとう」っていうようなストレートな曲ではなくて、男の子目線のストーリーになっているのが素敵ですよね。
のんの、みくちゃん:はい!
――これは11月25日にも披露されるんですかね。おそらくね。
一同::えぇっ? どうですかねぇ~?フフフ(笑)。
――(笑)もしも歌うとしたら、どんな気持ちで歌うんでしょう???
のんの:前日が誕生日なんですよね。
みくちゃん:そうなんです!
のんの:「素敵な君のバースデイ」という歌詞があるので、みくちゃんにお祝いする気持ちで歌います!
みくちゃん:(照笑い)お互いのことを想いながら歌おうかなって思います!
――宇野さん五十嵐さんは、ちょっと冷めた目で見ながら(笑)。
一同::(爆笑)
むうたん、ともちぃ:そんなことないですよ~!(笑)
――まあでも、お二人の誕生日の時にも「a birthday song 2」とか「a birthday song 3」とか出るんですよね?
一同::(爆笑)
みくちゃん:二人は誕生日が違うので、2曲作らなきゃいけないですね(笑)。
RYUTist ライブ情報
「RYUTist HOME LIVE 7th Anniversary 東京編」
【会場】東京 ・新宿 ReNY
【日程】2018 年 11 月 25 日(日)
【時間】Open/Start 16:00/17:00
【問】オデッセー 03-5444-6966(平日 11:00~18:00)
【チケット料金】
全自由 ¥3,800(税込)
※整理番号順の入場です。
※入場時にドリンク代別途必要
RYUTist 商品情報
「黄昏のダイアリー」
発売日:2018 年11 月20 日(火)
価格:1,000 円+税
レーベル:PENGUIN DISC
品番:PGDC-0009
収録曲:
M1.黄昏のダイアリー 作詞:清浦夏実 / 作編曲:沖井礼二・北川勝利
M2.心配性 作詞・作編曲:猪爪東風
M3.a birthday song 作詞:飯泉裕子 / 作編曲:佐藤清喜