Speak emo

2018.11.20
RYUTist

みなさんと出会った場所が“約束の場所”になるから、そこが“HOME”になると思います

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「ここはこのコが合ってるかな」って考えつつ、みんなと相談しながら割り振っていきました(ともちぃ)

――では、一曲ずつ見ていきましょうか。まずは「黄昏のダイアリー」。これ、最初に聴いた時から「これはすごいな」と思ったんですよ。今までのRYUTistにはない曲調ですよね。

一同::ないですね。

――これまでいろんな曲を歌われてきましたが、今回はかなり大きな“跳躍”というか…。みなさんにとってもまさしく新機軸ですよね。

一同::そうですね。

のんの:沖井さんと北川さんの初めての共作をRYUTistでしていただけたのが、すごいことだなと思いました。

――いや、ホントにすごいことですよね。ファンの間ではもちろん、RYUTistファン以外の方たちの間でも話題になっていますよ。ツイッターなどを見ると。

のんの:盛り上がってますよね!

――ホントにすごいことです。ジャイアント馬場とアントニオ猪木がタッグを組んだようなものですよ!

一同::……アハハ(笑)。

――で、実際、北川さんが怖かったということですが…(笑)。

一同::いえいえいえ(笑)。

みくちゃん:北川さんがショック受けちゃうのでやめてください!

のんの:ホントにショック受けられていたみたいで(笑)。

――そうですか。マジでショックを受けていた感じなんですね。

一同::そうです(笑)。

――実際のレコーディングでは、沖井さんと北川さんは新潟までいらしたんですよね?

むうたん:はい。来ていただきました。

――スタジオでは“バチバチ”やっていたんじゃないかと想像するんですが、どんな雰囲気だったんですか?

ともちぃ:緊張感がすごかったです。張り詰めた感じがあって。

――その緊張感というのは、沖井さんや北川さんも感じられていたのでしょうか?

一同::そうですね~。

――すごい現場ですね。

みくちゃん:もう、なんか沈黙が怖いっていうか(笑)。

むうたん:相談されている時に“間”とかがあると、「大丈夫かな!?」って(笑)。

のんの:ちょっと怖い雰囲気でした(笑)。

みくちゃん:「私たち何か喋った方がいいのかな」とか思ったりして(笑)。

――そこまで(笑)。

みくちゃん:北川さんとは「初めまして」というのもありましたし、今回は曲も素晴らしくて、複雑で、っていうのもあったので、メンバーみんなすごい緊張してたんですよ。4人の緊張が合わさってすごいことになってたんじゃないかなと思います。

――4人のみならず、安部さんも緊張されてたんじゃないですか?

安部プロデューサー:かなり緊張しましたね。エンジニアさんも含め緊張感がえげつない感じでした。(沖井さんと北川さんの)お二人に独特の“間”があって。まあ、要はいろいろと“考えを巡らせていた”んだと思うんですけど、何を考えているのか読み取れないっていうのがありまして…(笑)。

――それが“怒っている”ようにも見えてしまった、と(笑)。

安部プロデューサー:そうですね。僕に音楽的知識がもう少しあって、なんで悩んでらっしゃるのかを汲み取ることができればよかったんですけど。北川さん自身もアイドルのこういったユニゾン系のヴォーカルを作ったり録ったりするのが初めてだったみたいで…。なので、沖井さんと相談しながらRYUTistの録音の仕方を模索されてたんだと思うんですよね。それが、なんていうか、サングラスと相まって怖く見えたっていうか…。

一同::(爆笑)。

みくちゃん:サングラスをされていたので表情が分からなかったんですよね(笑)。

――沖井さんと北川さんも「相手がどう出るか」「自分をどう出すか」みたいな部分で、ある種の“せめぎ合い”のようなものがあったんじゃないでしょうか。でもそんな中、みなさんは歌で自分を出さなきゃいけないわけですよ。

みくちゃん:そうですねぇ…。

――実際のレコーディングでは上手く歌えました?

みくちゃん:歌詞割りを、友恵さんと(プロデューサーの)安部さんが考えてくださったんですけど、やっぱりメンバーの声を一番分かってくれているので、メンバーの歌いやすいところ、キー的に歌いやすいところを考えて歌割りを作ってくれてるんですよ。なので、緊張感はありましたが、なんとか歌えたかなと思います。

――え?歌割りをともちぃさんがやってるんですか?

ともちぃ:はい。私と安部さんで。

――いつもそうなんですか?

安部プロデューサー:いつもは僕がやったりとか、作家さんと話し合ってやったりするんですけど、今回は譜割りがかなり複雑だったのもあって、全部こちらに任されちゃって…。で、ヴォーカルリーダーの友恵さんと二人で歌割りを考えました。カンケさんとか、いつもの作家さんたちとやる時は、みんなにフルで憶えてきてもらって、その場で「ああしていこう、こうしていこう」ってアイディアを出して割り振っていくんですが、今回は最初から歌割りをしてやったので、いつもとは少し違う感じになってるんじゃないかと思います。

――ともちぃさんはどんなことを心掛けて歌割りをやられたんですか?

ともちぃ:あんまり考えてなかったんですけど、「ここはこのコが合ってるかな」って考えつつ、みんなと相談しながら割り振っていきました。

――以前から思っていたんですけど、みなさんの声って似てますよね? もちろんよく聴けばその違いは分かるんですが、パッと聴いたところでは「似てるな」と思っていました。

一同::おぉ。

――みなさんご自身ではどうですか?

むうたん:私とみくちゃんの声は似てるってよく言われます。元気っぽい声を出すとね。

みくちゃん:ね。

むうたん:母にも「どっちの声かわからない」って言われます。

――こういうグループって、声の特徴を打ち出して、そのコントラストを強調するケースが多いように思うんですが、みなさんの場合はコントラストよりも調和を重んじているような…。

みくちゃん:そうですね。みんなの声の雰囲気を合わせていくっていうのは考えました。

――宇野先生もそういう風にお考えになって歌割りを?

ともちぃ:アハハ(笑)宇野先生…(笑)。それも考えましたし、あと、ライブのことも意識しました。私は振り付けとかは全然しないんですが、私が勝手に考えるライブのイメージで「ここはこういう風に歌割りをすると、こういう振り付けになりそう」といった漠然としたイメージを思い描きながら考えていきました。

――ライブを想定しながら考えたと。もう“プロデューサー”ですね!

ともちぃ:ウフフ(笑)。

――では逆に、なにか“やり切れなかった部分”とかありますか?

みくちゃん:やり切れなかった部分…。やり切れなかったというわけではないですけど…。いつもレコーディングは、ヴォーカル・リーダーの友恵さんか夢羽さんから録り始めるんですよ。で、私は3番目か最後なので、2人の歌を聴いて「こういう風に歌うんだな」って自分でイメージして、心の準備を万全にして臨むんですけど、今回は最初に録ることになって…。しかも、急に順番が決まって、心の準備が全然できないまま、緊張したままレコーディングブースに入ったので、歌ってる時は自分がどういう風に歌っているのかが分からないところがありました。緊張で。

――なるほど~。のんのさんは何番目だったんですか?

のんの:私は3番目でした。

――3番目だと緊張することはなく?

のんの:いえ。ブースに入った時はちょっと震えましたね。

――宇野先生はどうですか? ご自身の歌もそうですし、生徒さんたちの……生徒さんじゃないか…???

一同::アハハ。

――他の3人の歌割りもしているわけですから、どのように歌っているか気になったかと思うんですが。

ともちぃ:自分のレコーディングの時はもちろん緊張していたんですが…。歌い方が変わったんですよ。一番最初のみくちゃんが録っていた時に、私たちが事前に練習して作っていたものから変わったんですよね。それに瞬時に対応できなくて…。

――それは沖井さんや北川さんの指示によって“変えられた”んですか???

ともちぃ:はい。ディレクションで。

――怖いっすねぇ~!

一同::フフフ(笑)。

ともちぃ:それで、すぐに対応できなくて、息が続かなかったのがちょっと悔しかったです…。

――むうさんはどうですか?

むうたん:私もみんなと同じくすごい緊張しちゃって…。毎回思うことなんですけど、やっぱり練習で歌っている時の方が上手に歌えてたかなぁ、って思いましたね。緊張して固まっちゃってたので、思うように歌えなかったというか…。もっとリラックスして歌えたらよかったかなと思いました。

――今のお話を聞くと、「あぁ、もうちょっと出来たかな」と思うところがあったわけですか?

一同::そうですね…。

――でも、緊張感というか、自分がコントロールしきれない部分があることで、ある意味、普段の自分からは出ないものが出ているのかもしれないですよね? 実際曲を聴いてみると、RYUTistのいつもとは違う響きが出ているようにも思います。緊張感がいい方向に作用して…。

みくちゃん:だとしたら嬉しいですね。

取材・文
石川真男

RYUTist ライブ情報

RYUTist

「RYUTist HOME LIVE 7th Anniversary 東京編」
【会場】東京 ・新宿 ReNY
【日程】2018 年 11 月 25 日(日)
【時間】Open/Start 16:00/17:00
【問】オデッセー 03-5444-6966(平日 11:00~18:00)
【チケット料金】
全自由 ¥3,800(税込)
※整理番号順の入場です。
※入場時にドリンク代別途必要

 

RYUTist 商品情報

黄昏のダイアリー

「黄昏のダイアリー」
発売日:2018 年11 月20 日(火)
価格:1,000 円+税
レーベル:PENGUIN DISC
品番:PGDC-0009
収録曲:
M1.黄昏のダイアリー 作詞:清浦夏実 / 作編曲:沖井礼二・北川勝利
M2.心配性 作詞・作編曲:猪爪東風
M3.a birthday song 作詞:飯泉裕子 / 作編曲:佐藤清喜

PROFILE

PROFILE
RYUTist

2011 年 5 月に行った「アイドルユニットオーディション」で選ばれたメンバーによって結成。

2016 年 4 月 24 日に横山実郁を加えて再始動。新潟市を表す「柳都( りゅうと)」という言葉に、「アーティスト」 を加え、「新潟のアーティスト」という意味を込めて「RYUTist」と名付けました。 メンバーはリーダーの佐藤乃々子、宇野友恵、五十嵐夢羽、横山実郁の 4 人組で、全員が新潟生まれ新潟育ち です。

新潟市古町7番町「LIVEHOUSE 新潟SHOW!CASE!!」を中心にライブ活動を行い、その他全国各地の各種 イベントにも出演しています。

2018 年には新宿 ReNY、2019 年には渋谷クラブクアトロにて自己最大規模のワンマンライブを成功。 幅広い世代のミュージシャンから提供を受ける楽曲の質の高さはアイドルファンのみならずかつての渋谷系、 ギターポップの系譜を好む音楽好きにも支持され、Spotify 公式プレイリスト「Best of 2018 Women’s Voice」 に「無重力ファンタジア」が選ばれるなど着実にその知名度を上げています。

佐藤 乃々子(さとう ののこ)

誕生日:11月24日
イメージカラー:イエロー
新潟の好きなところ:食べ物がすごく美味しいところ
新潟の好きな食べ物:のっぺ

宇野 友恵(うの ともえ)

誕生日:4月1日
イメージカラー:ピンク
新潟の好きなところ:山、海、川があって、四季がはっきりしてるところ!
新潟の好きな食べ物:新潟タレカツ丼

五十嵐 夢羽(いからし むう)

誕生日:1月5日
イメージカラー:グリーン
新潟の好きなところ:かわいいゆるキャラさんがたくさんいるところ
新潟の好きな食べ物:佐渡天然ブリカツ丼、新潟タレカツ丼、鯛茶漬け

横山 実郁(よこやま みく)

誕生日:11月24日
イメージカラー:ブルー
新潟の好きなところ:景色がきれい!、おいしいものがたくさん、長岡花火
新潟の好きな食べ物:お魚、お米、ラーメン、イタリアン、ぽっぽ焼き

公式サイト: https://ryutist.jp/