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佐藤乃々子(RYUTist)|私も誰かを守りたいと思って
パンチとかキックの仕方も父が教えてくれたんですよ
ーーところで、幼い記憶で一番古いものって何ですか?
佐藤:一番古い記憶。3歳の時ですかね。
ーーどういった記憶ですか?
佐藤:病気で入院してベッドで寝てたんですけど、私、自分の枕を叩いて山を作ってたんですよ。「枕でお山を作ろう」みたいな感じで、バシバシ叩きながら作ってたので、音が大きかったみたいで…。入院してた隣りのお子さんが目を覚ましちゃって…。それで、ついていてくれた私のお祖母ちゃんにすごく怒られた思い出があります(笑)。それでしょんぼりしたのをすごく憶えてて。
ーーそれほど元気だったということは、そんなに大きな病気ではなかったんですね?
佐藤:そうですね。2週間くらい入院してて、でもすぐに元気になりました。
ーーそうだったんですか。その頃はどんなお子さんだったんですか?
佐藤:小さい頃は、男の子なんじゃないかってぐらいヤンチャでした。ウルトラマンさんが大好きで、入院してた時もウルトラマンさんの本をいっぱい買ってきてもらって、ずっと読んでましたね。お部屋もウルトラマンさんだらけで。あとは戦隊シリーズとか、男の子の部屋みたいでした。保育園に入る時も、バッグは「ウルトラマンがいい」って言ってて。でも母は「キティちゃんにしたほうがいいよ」って言って、そこで「どっちにするか」みたいな話になったんですけど、結局泣きながらキティちゃんにしました(笑)。
ーーなんかそういう漫画とかドラマありましたよね(笑)。ウルトラマンって、でも、『ウルトラマン何』の世代ですか?
佐藤:何ですかね。あんまりはっきり憶えてないんですけど、多分「ウルトラマン」だったと思います。
ーー『初代』ですか???
佐藤:多分そうだと思います。初代も見てましたね。
ーーそうですか。僕でも再放送で観ていた世代ですが、乃々子さん世代でもご存じなんですか? 『ウルトラマンコスモス』とか『ウルトラマンメビウス』みたいなのではなくて?
佐藤:いっぱいありますよね。
ーーそんな新しいのではなくて、もっと古いやつですか?
佐藤:古いのとか。フィギュアも古いのを持ってた気がします。
ーーそうですか。で、乃々子さんが“スーパー戦隊シリーズ”好きなのはもう有名ですよね。 『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』がお好きなのは知っていましたが、それ以外のものもずっと観てるんですか?
佐藤:観てますね。この自粛期間中は『百獣戦隊ガオレンジャー』さんと、あと『特捜戦隊デカレンジャー』さんももう1回最初から全部観ました(笑)。
ーー(笑)。
佐藤:その二つが特に好きなんですよ。あと『何とかレンジャーVS何とかレンジャー』みたいなコラボレーションとか…。
ーーあぁ、劇場版とかそうなんですよね。僕は戦隊シリーズはそんなに観てないんですけど、仮面ライダーは大好きです。ほとんど観てますよ。
佐藤:仮面ライダーは『555』さんとか好きでしたね。
ーー戦隊シリーズの続きで放送してましたもんね。でも、仮面ライダーにはそんなにハマらなかったんですね。
佐藤:そうですね。なぜか戦隊モノの方が。
ーーなんで戦隊モノがお好きになったんでしょうね? まぁでも、女性ファンも多いですよね。
佐藤:やっぱりヒーローが好きなのかなぁ。私も誰かを守りたいと思って。
ーーアハハ。今の乃々子さんが言うとちょっと面白いんですけど、でも、ああいったヒーローものって、そういう部分がありますよね。僕もウルトラマンとか仮面ライダーから学んだことって沢山ありますよ。悪いことはしてはいけないとか、品行方正であれとか。で、乃々子さんは「誰かを守りたい」と。
佐藤:そうですね。私、「看護師さんになりたかった」っていうのは結構色んなところで言ってるんですけど、その前には消防士さんになりたかったんですよ。中学1年生で職業を調べる授業があった時にも、女子で私一人だけ消防士さんのことを調べてて。他の子は女の子が好きそうなお仕事を調べてたんですけど、私だけ消防士さんになるためには、っていうような本を読んで…。女の子の場合どういう条件でなれるんだろう、ていうのを調べてました。
ーー今の時代には女性の消防士もいますよね。
佐藤:私はなぜか握力がなくて…。今はわからないんですけど、その本には体力のことが書いてあって、私、握力だけ全然足りてなくて…。「あ、ちょっと難しいかな」って思って(笑)。
ーーなるほど。それで消防士は諦めたんですね。でも、人間誰でも、性格とか思考とか「どういうことしたい」とか、生まれついたものがあるんじゃないかと思うんですよね。それがどういった形で表われるかは、同じ人でも環境や時期によって違ってくるとは思うんですが、その根っ子にあるものは同じなんじゃないかと。乃々子さんには「誰かを守りたい」とか「人のためになりたい」というのがずっとあって、それが消防士や看護師という“夢”となって「そういう職業に就きたい」となったんじゃないか、と。
佐藤:あぁ、それはずっとありますね。
ーーある意味、アイドルだってそうかもしれないですよね。でも、どこからそういう志向が出てきたんでしょうね。例えば、ご両親とかそういった関係のお仕事をされてないですか?
佐藤:ないですね。あ、でも戦隊シリーズでいうと、父が戦隊シリーズのショーに出てて…。
ーーえぇえええ! マジですか?
佐藤:はい。それはあるかもしれないです。ビデオとかよく観てました。
ーーそれって、スーツアクターみたいな感じですか?
佐藤:そうですね。ヒーローショーで『光戦隊マスクマン』のブルーをやってました(笑)。
ーーえー! すごいですね。なんか繋がりました(笑)。
佐藤:車庫に、パンチするやつあるじゃないですか。
ーーパンチングボールですか?
佐藤:そうそう。それがぶら下がっていてボクシングやったりとか、ヌンチャクとか、すっごいおっきいダンベルとかもいっぱい揃ってて、パンチとかキックの仕方も父が教えてくれたんですよ。
ーーいやぁ、でも、めちゃめちゃ面白い話ですね(笑)。お父様はそういうことをやられてたんですね。そういうところから「誰かを助けたい」という志しが育まれたんですかね。
佐藤:そうかもしれないです。
RYUTist ライブ情報
『柳♡箱リモート2マンLIVE~ごきげんよう!ありがとね。~』
■配信日時
8月2日(日)
OPEN/12:50
START/13:00
■出演
ハコイリ♡ムスメ
RYUTist
■ライヴ配信視聴チケット
3,100円(税込)
ZAIKOにて7/14(火)20:00発売開始
↓詳細はイベントページをご覧ください
https://ryutist.zaiko.io/e/yanagibako
電子チケットは8月5日(水)13:00までご購入頂けます。
配信終了後、チケット購入者は8月5日(水)15:30までアーカイヴでご覧いただけます。
RYUTist 商品情報
■RYUTist 4th Full Album『ファルセット』
発売日:2020 年 7 月 14 日(火)
品番:PGDC-0012
価格:¥3,000(税抜価格) +税
《収録内容》
01. GIRLS(作編曲:蓮沼執太)
02. ALIVE(作詞:蓮沼執太/作編曲:蓮沼執太)
03. きっと、はじまりの季節 (作詞・作曲:弓木英梨乃/編曲:sugarbeans )
04. ナイスポーズ (作詞:柴田聡子/作編曲:柴田聡子)
05. 好きだよ・・・ (作詞:NOBE/作編曲:KOJI oba)
06. センシティブサイン (作詞:シンリズム/作編曲:シンリズム )
07. 絶対に絶対に絶対に GO! (作詞:藤村鼓乃美 ・ 北川勝利/作編曲:北川勝利)
08. 青空シグナル (作詞:清浦夏実/作編曲:沖井礼二 )
09. 時間だよ (作詞:Kan Sano/作編曲:Kan Sano)
10. 無重力ファンタジア (作詞:清浦夏実/作編曲:ikkubaru)
11. 春にゆびきり (作詞:パソコン音楽クラブ/作編曲:パソコン音楽クラブ)
12. 黄昏のダイアリー (作詞:清浦夏実/作編曲:北川勝利・沖井礼二 )
佐藤 乃々子(さとう ののこ)
誕生日:11月24日
イメージカラー:イエロー
新潟の好きなところ:食べ物がすごく美味しいところ
新潟の好きな食べ物:のっぺ