Speak emo
RYUTist|今メンバーができる最大限が最高に詰まったアルバムだなって思います
私たち自身がそんなに出ていいのかなって思いましたね(笑)(佐藤)
ーータイトルに関してなんですが、これは先ほど夢羽さんがおっしゃったように、一つ上の声を出すみたいな。
横山:そうですね。
宇野: 背伸びをしました。
横山:南波さんに訊いたんですよ。なんで『ファルセット』かって。「秘密だよ」って言われたんですが、開歌-かいか-さんとかが歌にまつわるタイトルの作品を出されてるじゃないですか。RYUTistもそういう歌に関連したタイトルで出したいよね、みたいな話があったんですけど、でも「歌」とがっつり入れちゃうのはちょっとRYUTistは違うんじゃないか、ってなって。で『ファルセット』になったよ、って教えてもらいました。
五十嵐:初めて知った~。
横山:でも、本当にそうかわかんないですよ。最初に「内緒だよ」って言われて、それをぽそっとお話しされたので、それが本当かどうかわかんないです…。
ーータイトルに関してはそういうお話しを聞いたんですね。夢羽さんが言った「ファルセットなので裏声で高い声を出す」すなわち「背伸びする」っていうのは誰かに聞いたんですか? それとも夢羽さんの解釈ですか?
五十嵐:いや、聞いてないです。みんなもそんな感じ?
宇野: うん。自分たちの解釈です。
ーー先ほどコンセプトに関しては「私たち自身がコンセプト」とおっしゃっていました。それは“大人たち”から説明があったんですか?
宇野: 安部さんが言ってました。
佐藤:「りゅ~すとり~む」の時に。
ーーあぁ、あの時に。
一同:はい。
ーー僕、見てましたが、あの時に初めて聞いたんですね。
一同:そうです。
ーーそれを聞いてどう思いました?
宇野: なるほどと思いました。
横山:「コンセプトはないんだ」ってずっと思ってたんですよ。このアルバムは。「コンセプトのないアルバムは初めてだ」と思っていたので、そんなコンセプトがあると聞いてびっくりしました。
佐藤:うん。私たち自身がそんなに出ていいのかなって思いましたね(笑)。
ーー確かに前3作では、かなりはっきりとしたコンセプトが打ち出されていましたが、今回は“皆さん自身”がコンセプト。でも、そういうことは特に打ち出しはしてないですもんね、はっきりと分かるようには。
横山:そうですね。そういう意味では今回は言ってないです。
ーー皆さんにスポットが当たるっていうことにはどんな意味があると思いますか?
宇野: 今までは新潟にある場所をフォーカスしていて、新潟っていうものを常に打ち出していたんですが、今回は「メンバーがいる時点でもう新潟だから」っていう意味でそうしてくださったみたいです。
横山:今までの3枚のアルバムについて、安部さんがおっしゃっていたのは、この子たちに新潟にいて欲しいみたいな気持ちがあって、『RYUTist HOME LIVE』や『日本海夕日ライン』『柳都芸妓』は新潟をコンセプトにしていたんですが、もうそこまでしなくても「私たちRYUTist=新潟」っていうくらいまで来たから、私たちをコンセプトにしても大丈夫なんだろうみたいな…。
ーーなるほど。今までは、ある種“新潟をアピールするグループ”っていうような役割を負っていて、それをわかりやすく実践していましたが、そういう役割をわかりやすくやるより、ちゃんと自分の中に消化してるゆえに、自分を出せばそれが出るから自分たちをフィーチャーする。そんな感じですか?
横山:そんな感じです。そうですね。
五十嵐:でもうれしい。
宇野: なんかそういうふうに言われたら、「ここまで来れたんだな」って思います。
ーー皆さんにスポットを当ててもいいぐらいに、皆さんが成長したっていうことですよね。
五十嵐:喜んでいいんですかね?
横山:うれしいです。だとしたら。
佐藤:うん。
ーー皆さんが新潟を背負うっていう感じですかね。
宇野: ええー(笑)。いやーそれは。
横山:新潟を背負うのは…。
宇野: でも、新潟は知って欲しいよね。
横山:それはありますね。アイドルフェスさんなどでは自分たちの時間を削ってでもゆるキャラさんを紹介してきたので、新潟を背負うまではいかないですけど、「RYUTist=新潟」ってなるのはすごくうれしいです。
ーーなるほど。でももう自分たちの中に新潟があって、ことさらアピールする必要もなくなれば、ゆるキャラさん紹介もしなくなるんですか?
一同:しますします!
横山:そこは甘えないですよ。
ーーそこは甘えない(笑)。そこは変わらないんですね。で、アルバムには新曲が7曲入っています。友さんのインスタLIVEか何かで夢羽さんがおっしゃってたと思うんですが、1曲ごとに歌い方を変えて工夫をしていた、と。皆さんそうですか?
横山:はい。
佐藤:はい。
ーーそれは今作の“課題”として持ち込んだものですか?
宇野: いや、メンバーみんなでそういうふうに“目標”みたいなに掲げてやったわけではないんですけど、でも、全部難易度の高い曲だったので、自然と個人個人が頑張らなきゃみたいな気持ちになりましたね。
ーー新曲7曲って集中的にレコーディングしたんですか?
横山:いえ。
ーーもうバラバラって感じですか。
宇野: 長いんです。半年ぐらいかけました。
ーー去年ですか?
宇野: 去年の12月からですね。
ーー年末から今年にかけてって感じですか?
佐藤:はい。3月中旬ぐらいまで。
横山:レコーディングした曲は年明けてからの方が多いですね。1月に1カ月間RYUTistはお休みを頂いたんですが、レコーディングはその期間に結構やりましたね。
佐藤:そうだね。
ーーライブ活動を休止していた期間ですが、決して休んでたわけじゃなくて、制作してたわけですね。
横山:もちろん!
ーー例えばそういうレコーディングに臨む際は、皆さんで「どうやろうか」みたいに話し合ったりするんですか?
宇野: それはもちろんします。レコーディングの前は毎回そうなんですけど、みんなで集まって話すようにはしています。
五十嵐:細かいところまでじゃないですけど「この曲にはこういう想いが込められてるのかな?」「この曲はこんなストーリーかな?」といったことについて、みんなの心の中を合わせます。
宇野: うん。心の中をね。
五十嵐:曲の解釈はレコーディング前にみんなで合わせます。でも違ったこととかもあったもんね、今回は。
ーー思ってることが違うと。それは擦り合わせるわけですか?
横山:メンバーの中では統一させます。
五十嵐:今回は、作家さんとレコーディング当日にお会いした時、メンバーで合わせてた解釈と作家さんが考えてらっしゃったことが違ったこともありました。
ーーそういう場合どうするんですか?
宇野: もちろん作家さんに合わせます。
ーーそうですか。私たちの解釈でいくとか言ったりしないんですか?
一同:いえいえいえ(笑)。全然ないです。
RYUTist ライブ情報
■公演名『RYUTist HOME LIVE #307 9th Anniversary』
■配信日時
7月24日(金祝)
OPEN/13:50
START/14:00
■ライヴ配信視聴チケット
2,800円(税込)
ZAIKOにて電子チケット受付中
↓チケット受付はこちらのイベントページにて行っています。
https://ryutist.zaiko.io/e/homelive307
電子チケットは7月27日(月)14:00まで購入可能
配信終了後、チケット購入者は7月27日(月)16:30までアーカイヴで視聴可能
RYUTist 商品情報
■RYUTist 4th Full Album『ファルセット』
発売日:2020 年 7 月 14 日(火)
品番:PGDC-0012
価格:¥3,000(税抜価格) +税
《収録内容》
01. GIRLS(作編曲:蓮沼執太)
02. ALIVE(作詞:蓮沼執太/作編曲:蓮沼執太)
03. きっと、はじまりの季節 (作詞・作曲:弓木英梨乃/編曲:sugarbeans )
04. ナイスポーズ (作詞:柴田聡子/作編曲:柴田聡子)
05. 好きだよ・・・ (作詞:NOBE/作編曲:KOJI oba)
06. センシティブサイン (作詞:シンリズム/作編曲:シンリズム )
07. 絶対に絶対に絶対に GO! (作詞:藤村鼓乃美 ・ 北川勝利/作編曲:北川勝利)
08. 青空シグナル (作詞:清浦夏実/作編曲:沖井礼二 )
09. 時間だよ (作詞:Kan Sano/作編曲:Kan Sano)
10. 無重力ファンタジア (作詞:清浦夏実/作編曲:ikkubaru)
11. 春にゆびきり (作詞:パソコン音楽クラブ/作編曲:パソコン音楽クラブ)
12. 黄昏のダイアリー (作詞:清浦夏実/作編曲:北川勝利・沖井礼二 )