Speak emo
Star☆T|「Woman」は、歌詞に描かれている女性のように自由に聴いてもらいたい曲です。
目の前にいるお客さん一人一人を笑顔にするという原点の目標に帰りました(和久田)
――皆さんのこれまでの活動を細かくお伺いしたいのですが、今回は全てを辿る時間はなく、それは追々やらせていただければと思います。ですが、公式HPのプロフィールを見て、若干引っかかった所が2つありまして…。
牧野:怖い、怖い。
――いえいえ、怖くはないです。「第Ⅳ期(2015年7月12日から2016年8月)」とされている時期の最初に「オリコンチャートイン、ワンマンライブの集客数アップ、メジャー契約を目指すアイドル成長ルートから、オリジナルな活動を目指す方向転換を図り」とあるんですが、そんな“方向転換”があったんですか???
牧野:2015年?
清水P:「モノクロームデイズ」の後だね。
一同:ああ。
清水P:当時は多くのアイドルさんが「次シングル何枚予約取ったらリリースできる」とか「この会場をいっぱいにしたら次もう一つ大きい会場でできる」といった成長路線みたいなのがあって、ウチもそういうものをやらせていただいたりしていたんですが、「モノクロームデイズ」っていうシングルでオリコンウィークリーチャート19位に入らせていただいて、そういうのはもう一区切りにして、この後は「いかにいいパフォーマンスを見せるか」ということにもっと集中してやっていこう、という転換を図ったということですね。
――よくありますもんね。集客何人だと次のステップに行けるみたいなのが。そういうのをやらずに楽曲とパフォーマンスで勝負する、と。
清水P:そうです。
和久田:目の前にいるお客さん一人一人を笑顔にするという原点の目標に帰りました。
――はるほど。で、もう一つなんですが、「2016年9月より、これまで避けてきたライブで盛り上がる沸き曲を4曲連続発表」と。
一同:あぁ。
――沸き曲はそれまでは避けてきたんですか?
牧野:避けてきました…。
清水P:地元のアーティストさんに楽曲を作ってもらうというのがコンセプトの一つとしてずっとあって。東京でバリバリ活動されている方から提供を受けるんじゃなくて、地元でやっている方に楽曲を作っていただこうと。当初はアイドルというものがあんまりわかってなかった所もあって…。アイドルライブってミックスやコール、オタ芸とかがあって、ここで盛り上がって、といったこともあまり知らずに始めたので…。
和久田:清水さん、アイドルに全く興味がないので。
――そうなんですね。
清水P:とにかくいい曲を作ってきてたというのがあったので。アイドルのライブに行くとやはり、4つ打ちとかユーロビート系とかの沸く曲とかどうしても同じに聴こえちゃって、そういうのは少し避けてたんですよ。当時衣装なんかもAKBさん系の制服をベースにしたものを着ているアイドルさんが結構あったんですけど、そういう所はちょっと避けようとか、少し隙間を狙っていこう、っていうのはあったかもしれません。
――でも、それをやめて、ちょっとまた軌道修正をして、2016年9月から沸き曲をやりだした、と?
清水P:そうです。その頃にはダンスや歌のパフォーマンスもかなり上がってきているなという自負があったので、今方向転換してもある程度Star☆Tらしさというものが出せるんじゃないか、と。
――4曲連続とありますけど、それって「15センチ」「Viva☆LUVi:ce」「おまえは誰が好きなの?」「コングラチュレーション~希望の鐘の音~」の4曲ですよね?
清水P:そうです。この4曲は全てシングル「コングラチュレーション~希望の鐘の音」に収録されているんですが、先にMVで順番に発表していきました。
――僕が一番最初にハマったのが「Viva☆LUVi:ce」なんですよ。
一同:おぉ。
――最初に見たライブで確か一曲目にやってて、「うわ、なんだこれは」と思ってメチャクチャ気に入って。メロディとかコード感とかアレンジがとても良くて…。でもこれは“沸き曲”という位置付けだったんですね?
清水P:あんな速いテンポの曲なかったですから。もう少しマニアックな曲が多かったんです。
――確かに、「Viva☆LUVi:ce」を聴いてメチャクチャ気に入って、その後CDを結構買ったんですけど、『restart』ってアルバムがあったじゃないですか。あれを聴いて「うわ、こんなに“楽曲派アイドル”だったんだ!」と思いました。
和久田:そうですね。
牧野:うれしい!
嶋﨑:うれしい!
――そういう意味でも、Star☆Tの楽曲、すごくいいですよね。まさに“楽曲派アイドル”ですよね?
一同:うれしいです。
――そういうの言われますか?
和久田:言われるよね? うん。
牧野:はい。“楽曲派”です。ライブもちゃんと生歌ですし。ライブではより伝わるかなって思います。
――例えば、皆さん自分たちのレパートリーの中でお好きな曲って何ですか?
牧野:うーん。
嶋﨑:えぇ~、難しい…。
――いくつか挙げてもいいですよ。
牧野:ありすぎて困るんですけど…。自分で言うのも恥ずかしいんですが、『restart』に入っている「Lost」が好きです。
和久田:泣けます。
牧野:私のソロのバラード曲なんですけど。
――はい、知ってます。
牧野:あとは「2021」。これは最近のStar☆Tの一番の沸き曲というか、初めて聴いても誰でも盛り上がれる曲で、歌詞もいいんですよ。
――『メロウ』の最後に入ってるやつですね。
嶋﨑:そうです
牧野:私的に最強ソングです。
――なるほど。
嶋﨑:この流れでいくと、私は『メロウ』に入っている「Only Shining Star」です。私が作詞した曲で、ダンスもすごくカッコよくて、間奏に五拍子が入っていて、ダンスを格好よくバキバキに踊る曲です。歌詞も切なめで、すごい好きです。
――和久田さんは?
和久田:選びきれないですけど、最近の曲で言ったら「ご当地ソング」というシングルのカップリングの「私たちの散歩道」っていうバラード曲ですね。歌詞もいいし、私は結構声が低いので下ハモをやってるんですけど、やっててとても気持ちいいんです。あと、ミュージックビデオの前にショートムービーが付いていて、その映像も含めてお気に入りですね。
Star☆T リリース情報
2020年4月1日発売
9thシングル
「Woman」
type-A[通常盤]THPL-0026 500円(税込)
※シングルCDのみ スリムケースタイプ
type-B[ボーナスDVD付き]THPL-0027/28 1,000円(税込)
※「Woman」「Star☆TSOLO10」全11曲ミュージッククリップ、メイキング映像「Woman」「Star☆TSOLO10」収録DVD付き
(メンバー&プロデュ―サ―によるオーディオコメンタリーあり)
※CDはtypeA,typeBとも同内容です。
Star☆T ライブ情報
Toyota Citizen Music Park~豊田市民音楽広場~毎月第一第三金曜日19:00~
豊田市駅前GAZAビル南広場
※日程変更の場合あります、他の出演ライブについても詳しくはStar☆Tサイトでご確認ください。