Speak emo
Star☆T|「Woman」は、歌詞に描かれている女性のように自由に聴いてもらいたい曲です。
田舎魂なんですよ(笑)(牧野)
――メンバーのことをお訊きしたいのですが、まずは皆さん3人のことを。グループの中でどんな役割、立ち位置、キャラなのかを簡単に言っていただきたいのですが。では、和久田さんから行きましょうか。
和久田:リーダーの和久田朱里です。私は「和久田朱里」という名前よりも先に「リーダー」って呼ばれることが多いんですが、それぐらい“姉御肌”だと思っております。
――リーダー歴は長いんですか?
和久田:初代リーダーが2年ぐらいで交代しちゃって、私は二代目なんですが、もう6年になります。二代目の座を譲らずにしぶとく残っております(笑)。
――もう誰も逆らえないという状況なんですね???
和久田:って状況を作りたいんですけど、そういうことはなくて結構なめられてるんです。
――そうですか…。
和久田:今六期メンバーの一番下の子が一回り下で、干支が一緒なんですが、その子からも「あぁ、ちょっと体動かんわ」みたいな(笑)。「ねぇ、なめてる?」みたいな態度なんです(笑)。まあ、本当にファミリーの“お姉ちゃん”的な立場なんじゃないかな、とは思っています。
――小学生のメンバーがいらっしゃると、やはり“お姉さん”という立場にはなりますが、でも、今のアイドル界って25歳ぐらいの方はいっぱいいますから、まだまだお若いですよね。
和久田:そうですね。
牧野:でも、若い感じしないもんね。
――若い感じしない???
牧野:若いんだけど…若いんだけど…若い感じがしない(笑)。
和久田:どういうこと?
嶋﨑:お世話が上手なんです。
牧野:そう。年下の扱いが上手いっていう感じ。
嶋﨑:そうそう。
――ある意味、お母さん的な?
嶋﨑:そうですそうです。
牧野:お母さんが近いかな?
嶋﨑:でも、リーダーでありながらすごく親しまれている系です。
牧野:「リーダー怖い」とかじゃ全然なくて。
嶋﨑:リーダーなら大丈夫かなみたいな。
――「親しまれている」「大丈夫かな」というのを言い換えれば、まさに「なめてる」ということですか?
和久田:えぇ!そんな!
――では続きまして、牧野さん。
牧野:えーっ、私はあかりん(和久田朱里)の次に活動歴が長いんですけど、全然頼りないです(笑)。
――そうなんですか???
牧野:リーダーシップはないんですけど、ライブでは歌でStar☆Tを頑張って引っ張っていこうと思っています。
――ソロシングルも出されて、ギターで弾き語りをしたりするんですよね。配信を見たことがあります。
牧野:すごい!調べてくださって。
――曲とか作られたりもするんですか?
牧野:作詞はStar☆Tの曲やソロ曲で何曲かしていて。作曲はしてないんですけど…。
――ギターはライブでも弾いたり?
牧野:はい。何度かライブでも弾いたりしています。
――Star☆Tの音楽的な面を支える存在ですね。
牧野:そうですね。そうなりたいと思ってます!
和久田:なぁちゃん(牧野凪紗)はムードメーカーで、一番騒がしいし、コメントも面白いですね。だけど、後輩に対してはちょっと「背中を見て付いて来い」って感じです。
牧野:そう、あかりんは世話上手なんですけど、私はそういうの苦手なんです。
清水プロデューサー(以下:清水P):他人に興味がないんです。
牧野:え? 違う! こうやって言われるんですよ~。でも違うんです。末っ子なので、周りに年上がいる環境が多くて、年下と触れ合うのが苦手で…。でも仲いいんですよ。仲いいんですけど、でも難しいんです。だから、私がもし練習とかでちょっと怒ったら「ヤバいぞ」みたいな空気が流れます。
嶋﨑:そう、なぁちゃんがこうやって怒っているんだから…
和久田:それは末期だよって。
――「他人に興味が出る」ほど酷いから怒るというわけですね?(笑)
和久田:私が怒って、ゆりあ(嶋﨑友莉亜)が怒って、なぁが怒ったらもうホントにダメだよ、みたいな。
――後輩になめられないように普段はあまり関心ないフリをして、怒る時には怒る、と?(笑)
牧野:アハハ。そう。普段は背中で見せてます。
――では嶋﨑さん。
嶋﨑:はい。Star☆Tは今、2チームに分かれていまして、「チームsol」と「チームlua」っていうのがあるんですが、私はチームluaのチームリーダーをやってて、solのリーダーがなぁちゃんで、あかりんはどちらにも所属していなくて“総リーダー”という立場なんです。
――“総長”なんですね?
和久田:アハハ。
牧野:ヤンキー、ヤンキー(笑)。
嶋﨑:Star☆Tの中でも、あかりんの次にいろいろ後輩に言ったりだとか、結構怒ることが多いです。私がちょっと怒ると、すぐ熱が入っちゃって口調がすごく厳しくなっちゃうんです。
――えーっ、今こんな穏やかで優しい感じなのに。
嶋﨑:理想が高いというか、それにこだわりすぎて結構言っちゃうことがあって。最近はそういうこともなくなってきたんですが…。前は、あかりんに「いや、もう止めて」「それぐらいにしときな」みたいに言われてたんですが…(笑)。でもStar☆Tの子たちはみんな根性があるので、ついてきてくれます。でも最近はあまり怒らず、一緒に頑張ろうみたいな感じで(笑)。
牧野:でも、下の子たちは大体ゆりあに泣かされてます。
嶋﨑:もう熱が入っちゃって語っちゃうんです。それが恐くて泣いちゃったりとか…。結構泣かせてます。
牧野:メチャ怖いから。
和久田:でも、「ゆりあの言ってることもわかるよね」ってフォローします。
嶋﨑:すごい熱くなっちゃって「こんなもんじゃないじゃん!」みたいな。すっごい熱くなっちゃうんです。
和久田:“リトルモンスター”っていうキャッチフレーズが付いてるぐらいなので。
嶋﨑:私は149cmで背が低いんですけど、パフォーマンスは誰よりも大きく激しくみたいな。それで“リトルモンスター”って言われてるんです。
――なるほど。そんな風にいろんな役割の3人がいて、それによって強い絆ができるというのは、ちょっと体育会系みたいな感じですよね。今の時代はパワハラとかいろいろありますけど、時代と逆行するような、昔の体育系の根性論でグループが向上していく、みたいな(笑)。
牧野:田舎魂なんですよ(笑)。
嶋﨑:田舎魂(笑)。そういう発想なんです。
――(笑)。まあパワハラは冗談ですが、でも、レッスンにはちゃんと厳しさがあって、メンバー同志で切磋琢磨していて、“何期生”という形で先輩後輩の関係があって、技術とか精神とかを伝えていく伝統がある、と。
嶋﨑:はい。すごいいい感じで言っていただいて(笑)。
和久田:でも上下関係とかはなくて。
嶋﨑:全然ない。
和久田:敬語使わないですし。
――なるほど。
和久田:あと、新曲ごとに選抜メンバーが選ばれるんですが、二期生だから入れるってわけではなくて、本当に実力勝負なんです。全然落とされたことありますし、逆に頑張ればマイクを持てるっていう…。やはり体育会系です。
Star☆T リリース情報
2020年4月1日発売
9thシングル
「Woman」
type-A[通常盤]THPL-0026 500円(税込)
※シングルCDのみ スリムケースタイプ
type-B[ボーナスDVD付き]THPL-0027/28 1,000円(税込)
※「Woman」「Star☆TSOLO10」全11曲ミュージッククリップ、メイキング映像「Woman」「Star☆TSOLO10」収録DVD付き
(メンバー&プロデュ―サ―によるオーディオコメンタリーあり)
※CDはtypeA,typeBとも同内容です。
Star☆T ライブ情報
Toyota Citizen Music Park~豊田市民音楽広場~毎月第一第三金曜日19:00~
豊田市駅前GAZAビル南広場
※日程変更の場合あります、他の出演ライブについても詳しくはStar☆Tサイトでご確認ください。