Speak emo
素晴らしい楽曲をいただいているので、私たちもしっかりパフォーマンスしなきゃってずっと思っています。
聴いていると新潟の景色が浮かんでくるような曲が沢山あるなって思います(みくちゃん)
――皆さんの音楽的な部分をもう少し掘り下げたいんですが、今はどんな音楽を聴いていますか?
ともちぃ:私は、カネコアヤノさんっていうシンガーソングライターさんの曲を毎日のように聴いています。
――ともちぃさん結構シブいところを突いてきますよね。
ともちぃ:周りの方に教えていただいて聴くんですけどね。
――他の方は…。
みくちゃん:バスで通学してる時はThe Pen Friend Clubさんを聴いています。
――身内みたいなものじゃないですか。
みくちゃん:身内、フフフ(笑)。ご一緒させていただく機会が増えて、仲良くさせていただいているので…。爽やかなハーモニーが朝学校行く前とかに聴いているとすごい気持ちいいなって思って、バスでいつもウトウトしちゃうんですけどね(笑)。
――それで寝過ごしたんですよね?
みくちゃん:そうなんです(笑)。でも、ウトウトしながら聴くのが気持ち良くてすごい好きです。
――寝るにはThe Pen Friend Clubさんがいいんですね?
みくちゃん:心地好い曲だなってすごい思います。
――のんのさんは?
のんの:寝る前によく聴いているのは、大瀧詠一さんの「FUN×4」っていう曲ですね。寝落ちするまでずっと聴いています。
――大瀧詠一さん! 若い方にも普遍的な音楽が伝わっているんですね。
のんの:大好きです。
――むうさんはどうですか?
むうたん:私はアイドルさんなんですけど、私立恵比寿中学さんが大好きで。エビ中さんの曲をよく聴いています。
――エビ中さんだけですか?
むうたん:あとはマンダムズさん。『涙のイエスタデイ』作ってくださったバルカン坂爪さんのグループです。
――身内ですね(笑)。
むうたん:身内なんですけど(笑)。マンダムズさんもよく聴きます。
――なるほど。では、音楽的ルーツといったら…。元々はどういうものから影響を受けたんですか? ともちぃさんとみくさんは絶対音感があるんですよね?
みくちゃん:そう言われました。ちっちゃい時からピアノはやっていたので、うれしいなとは思ったんですけど。
――じゃあクラシックはよく聴かれてたんですか?
みくちゃん:ちっちゃい頃はすごい聴いていました。
――どのあたりですか? ショパンとか?
みくちゃん:そうですね。『ピアノ100選』みたいなアルバムを買って、車でずっと聴いていたりとか。
ともちぃ:ベートーベンとかモーツァルトとか?
みくちゃん:シューベルトさんとか。いろいろ聴いていましたね。ちっちゃい時、作曲家さんを調べるのが好きで、ディズニーの作曲家さんの百科事典みたいな本があるんですよ。分かりやすくて、しかもちゃんとした情報が書かれてあって。それを常に持っていましたね。
――今もクラシックは聴いてるんですか?
みくちゃん:最近は聴かなくなりました。小学校の頃、ピアノ習ってた時はクラシックをよく聴いていたんですが、中学校ぐらいから4つ打ちの「イェイイェイ」みたいな感じの音楽を聴くようになって。
――あぁ、お友達のギャルズが聴くような感じの(笑)。
みくちゃん:はい(笑)。聴くようになって、で、RYUTistに入ってからは、RYUTist関連のいろんな曲を聴くようになりました。
――では、のんのさん。
のんの:私はダンスがしたくてアイドルになったんですけど、それから歌うことも好きになった感じですね。最初歌には苦手意識があって、あんまり人前で歌うことも好きじゃなかったんですよ。それよりダンスがしたいっていう気持ちで入ったんですよね。でもその後、歌うのも大好きになったので…。
――ダンスっていうと、憧れの人とかいたりしたんですか?
のんの:姉がダンスをやっていて、そのDVDをおうちで何回も繰り返し見ていました。
――お姉さんってDVD出しているんですか?
のんの:DVD出しているっていうか…
ともちぃ:発表会?
のんの:そう。姉のチームがやっているDVDがあって、それを見ていて、私も絶対踊りたいと思ったんです。
――なるほど。では、ともちぃさん。
ともちぃ:私は、プリキュアさんの主題歌をずっとお家で真似して歌っていて、そこから歌が好きになったんですけど、並行してピアノも3歳からずっとやっていました。あと、小学校の時にお姉ちゃんの影響でアイドルさんを聴くようになって、ハロープロジェクトさんの℃-uteさんが好きになって…。「℃-uteさんみたいになりたい」と思ってRYUTistのオーディションを受けました。
――プリキュアから℃-uteにハマった人が、今やピアノでジョージ・ウィンストンとか弾いたりもするんですよね。幅広いですね。
ともちぃ:そうですね。
――結構シブい趣味をしていますよね。
ともちぃ:そうですか?
――こだわりがあるんじゃないですか?
ともちぃ:そんなに…。結構なんでも聴きます。RYUTistに入ってからは安部さんに教えていただいて聴くことが多いんですけど、ちっちゃいころから気になったものは結構聴くかもしれないです。
――教えていただいて気に入ったものとかありますか?
ともちぃ:あ、私、土岐麻子さんが大好きなんです。
――おぉ、それは沖井さんに「青空シグナル」を書いていただく前からですか?
ともちぃ:前からですね。
――ということは…すごいことが起こったわけですね!?
ともちぃ:そうなんですよ。
――Cymbalsとか知ってたんですか?
ともちぃ:最初は知らなかったです。土岐さんを知ってからCymbalsさんを知って、沖井さんのTWEEDEESさんを知って、今年一緒にお仕事させていただいたので、すごい幸せだなって思っています。
――では、むうさん。
むうたん:私も3歳の時からピアノを習っていて音楽には触れていたんですけど…。小さい時にカラオケ大会に出たことがあって、それがきっかけで歌を好きになりましたね。
――何歌ったんですか、その時?
むうたん:「歩いて帰ろう」っていう曲です。
――斉藤和義さんですね。
むうたん:いろんな方がカバーされていますよね。その曲を歌って3位だったんですよ! それで「イエイ」って思って! ちっちゃかったので「わーい、歌うの楽しい」みたいな感じで、それから歌が大好きになりましたね。
――それは新潟県で3位???
むうたん:いや、町内で3位です(笑)。
――あぁ、町内で。
むうたん:はい(笑)。それが始まりです。
――では、そろそろお時間ですので最後に一つ。皆さんの中に“新潟らしさ”みたいなのってありますか? まずは、RYUTistの音楽の中にはありますか?
ともちぃ:ありますね。「夏の魔法」っていう曲で、新潟名物のぽっぽ焼きっていう名前が出てきたりとか、あと浜茶屋が出てきたりとかしますね。
――そういう意味では、「チェンジ・ザ・古町」はダイレクトに古町のことを歌っていますし、アルバム『柳都芸妓』もまさにそうですよね。
ともちぃ:いろんな曲にいっぱいちりばめられています。
――歌詞だと直接的に出ているじゃないですか。では例えば、サウンドとか皆さんの声とかにはどうですか?
みくちゃん:そうですね。『日本海夕日ライン』は新潟にゆかりのある作家さんに作っていただいた曲が沢山入っているので、そういう面では新潟らしいというか、新潟のサウンドがお届けできているんじゃないかなと思います。
――そうした新潟ゆかりの作家さんが書いているものの新潟らしさってどんなところですか?
みくちゃん:えぇ~どんなところだろう…。でも、歌詞もそうなんですけど、聴いていると新潟の景色が浮かんでくるような曲が沢山あるなって思います。『日本海夕日ライン』を聴くと新潟の海の景色が浮かんできたりとか、『柳都芸妓』を聴くと古町の街角の景色が浮かんできたりとか、っていうのはあると思います。
――それは、どこか懐かしい感じであったり、ちょっと柔らかな日差しを思わせるような雰囲気であったりとか、そんな感じですか?
ともちぃ:はい。柔らかい感じです。
みくちゃん:そういうことです。うまく言っていただいて…。
――では、皆さん個人個人の性格などに「新潟生まれだな」って感じることはありますか?
のんの:控えめなところというか…。
ともちぃ:みんなグイグイいけないですね。
のんの:いけないところが新潟県民っぽさなのかなって思います。
ともちぃ:お菓子とかいただいた時に最後の一つは誰も手を出さないとか。
のんの:引いて、引いて、引いていっちゃう、みたいな感じが県民性でもあるのかなと。みんなそれぞれ元々の性格もあると思うんですけど、県民性でもあるのかなって思いますね。
――でももしかしたら今の時代、そういうところが好かれるのかもしれないですね。
みくちゃん:だといいな~。
のんの:もっと頑張らなきゃなと思ってるんですけどね。自分から前に行けるように。
――でも、個人的にはその良さは失わないでいただきたいなとも思います。
一同:ありがとうございます
RYUTist ライブ情報
2018年11月25日(日)
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[会場] 新宿ReNY
[チケット]先行受付:イープラスにて9/7(金)18:00~9/17(月)23:59まで
RYUTist 商品情報
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