Speak emo
素晴らしい楽曲をいただいているので、私たちもしっかりパフォーマンスしなきゃってずっと思っています。
思ったこと全部言っちゃうんですよ(ともちぃ)
――ライブ終盤のMCでは感動的なスピーチをされました。あれはアドリブだったんですよね?
のんの:そうですね。
――皆さんも?
ともちぃ:私は考えていました。自分は喋るのが苦手だったので、「だいたいこういうことは話しておきたいな」っていうのをライブ前に頭の中で考えていましたね。
――ネタを用意しておいたって感じですね。むうさんはどうでしたか?
むうたん:「こんなこと言おうかな」っていうのは考えていたんですけど、話が全然違う方向に進んじゃって、考えていたこととちょっと違うことを言っていたなって、今振り返って思いますね。
――みくさんは、もちろん考えてなかったですよね?(笑)
みくちゃん:(笑)考えてましたよ! 私も考えてはいたんですけど、一番最初に喋ったんですよ。で、「よし」と思ったら、「あれ、全然浮かんでこない」と思って(笑)。全部どっかに飛んでいっちゃって、でも「伝えたいことは感謝の気持ちだし」って思って、今自分がホントに思っていることを言おうって思って言ったら、そこでも泣いてしまい、同じことを何回も言うっていう…(笑)。私もお話しするのそんなに上手じゃないので、考えてはいたんですけど全部飛んじゃいましたね。
――ところで、のんのさんがMCで「7周年ライブに向けて沢山話し合った」っていう趣旨のことをおっしゃった時に、みくさんがいきなり涙を流されましたよね? 何かあったんですか??? ミーティングの時に殴り合いの喧嘩でもしたとか???(笑)
みくちゃん:そんなことはしないです(笑)。あの時は…MCについてみんなで一生懸命考えていて、一度出来上がったものがやり直しになったんですよ。それがすごい悔しくて…。みんなホントに時間かけて考えたものだったので。そんな悔しい思いもあったので、あのMCを聞いて、「ああ、ああいうこともあって今を迎えているんだな」って思うと涙が出てきちゃいました(笑)。
――メンバー同士で何かあったわけではないんですね?
一同:それは全然ないです。
――そういう意味では、皆さんすごい仲良さそうな印象なんですけど、喧嘩したりすることはあるんですか?
一同:喧嘩は…。
ともちぃ:結構私がきつい口調で言っちゃうこと多くて…。なんですけど、みんなすごく優しいから…何だろう…分かったってうなずいてくれるんですよ…。
一同:アハハハ(笑)。
みくちゃん:うなずいてくれる???(笑)喧嘩はしないよね。
のんの:うん。喧嘩って何だろうね。言い合ったりってことでしょ? ワーみたいな。ないかなぁ。
――まあ、言い合うっていうのはまだ喧嘩に入らないような気がするんですが…。例えばじゃあ、意見が違って、「いや、こうした方がいいよ」「いや、こっちの方がいい」ってことでお互い譲らずとか、そういうのはあったりしますか?
のんの:それはありますね。
みくちゃん:意見が違うことはあるんですけど、お互い「これがこうで」「こう思ってて」っていうのを一つずつ整理して話していって、結果「こっちがいいよね」ってなりますね。ずっと譲らないということはないので、たいてい数分で解決します。
――数分でですか??? みなさん大人ですね。
みくちゃん:ハハハ(笑)。
――ともちぃさんは、時々とても冷静にボソッと何か言われることがありますよね。
ともちぃ:言っちゃうんですよね、全部。思ったこと全部言っちゃうんですよ。だからメンバー傷つけていたらごめんなさいといつも思っていて…。
のんの:大丈夫でしょ。
みくちゃん:面白いですね、ズバッと言って。
ともちぃ:面白いの? 大丈夫???
のんの:うん。全然大丈夫。
みくちゃん:そんな風に言ってくれる人って必要だと思うんですよ。みんなお互い気を遣い合って「嫌われるの嫌だから言わないようにしよう」という関係だったら、良いものは作れないと思っていて…。私自身結構ちゃらんぽらんなんですよ、ホントに(笑)。結構適当にしちゃっていることとか沢山あって(笑)。それを言ってもらえるから自分で気付けるので…。それが私自身にとって、RYUTistにとってプラスになるんだったら、絶対それって必要だなって思います。
――なるほどね。そういう意味でも、グループ内で非常にバランスがとれているわけですね。
一同:はい。
――ところで、終盤のMCでは、みくさんは「迷惑ばかりかけて」といったことをおっしゃってましたよね?
みくちゃん:はい。
――これちょっと僕のホントに個人的な見解というか…いろんな情報を集め、過去の映像とかも見た上でこういう想いに至ったのですが…。それは、一昨日のワンマンで、「本当の意味でみくさんがRYUTistの一員になった」という気がしたんですよ。いや、もちろん2016年4月からみくさんは紛れもないRYUTistiのメンバーですが、先日のワンマンで「本当の意味で4人が一つになった」という印象を受けたんです。「RYUTistの新メンバー、横山実郁」ではなく「RYUTistのメンバー、横山実郁」になったというか…。
のんの:あぁ…。
むうたん:おぉ…。
ともちぃ:うん…。
みくちゃん:(小声で)うれしいな…。
――というのも、5周年ライブの時って、わっかー(大石若奈)さんが卒業した約3ヶ月後でしたが、その時にやった「スロウダンス」。わっかーさんの卒業を受けて制作されたこの曲では、みくさんはステージに立たず、そのポジションは空白だったんですよね?
みくちゃん:はい、そうです。
――で、6周年ライブでも「スロウダンス」をやられ、その時はみくさんも含めた4人でパフォーマンスされたわけです。まあ、映像でしか拝見していませんが、5周年の時も6周年の時もめっちゃ泣いていましたよね。
ともちぃ:泣いてました。
――でも、今回そんな“泣き”はなく…いや、まあ結局はみなさん泣かれてましたが(笑)、そういう演出による“泣き”はなかったですよね。
一同:うんうんうん。
ともちぃ:なかったですね。
――なので、わっかーさんとゆりり(編注:木村優里。2012年11月に卒業)さんが積み上げてきたものを決して忘れるわけじゃなく、彼女たちの功績に敬意を表することはもう当然のこととして、これからはハッピーに行こうと。逆に何もそういう演出がないことがある種の“メッセージ”と捉えたんですが、考え過ぎですか???
みくちゃん:(感慨深かそうに)うぁ…。
のんの:いや、確かにそうですね。
むうたん:そうです…。
ともちぃ:うん…。
のんの:今までは「スロウダンス」とかで昔を振り返るみたいな形で、ちょっとしんみりしちゃうところがあったんですけど、今年はもうこの4人でハッピーに……もちろん忘れるわけじゃないんですけど、それも踏まえつつハッピーなライブになったなって思います。
――ですよね。もちろん忘れるわけじゃないですけど、いつまでもそれを思い出して泣いて、っていうんじゃなくて…。
のんの:うんうん。
――それをちゃんと胸に秘めつつ、ポジティブにハッピーに。ハッピーにすることがみなさんのお仕事ですから。
のんの:そうですよね。
――そんな感じがしました。
みくちゃん:ありがとうございます。
――で、ともちぃさん。ともちぃさんにもちょっと突っ込みたいんですけど。
ともちぃ:何ですか?(笑)
――MCで「沢山アーティストさんとかアイドルさんがいる中で、RYUTistを選んでいただいて~」みたいなことをおっしゃっていましたが、まあ、それってよくアイドルさんが言うじゃないですか。「この現場を選んでくれてありがとう」みたいな。でも、ともちぃさんは「世界に沢山~」っておっしゃいましたよね。やはり「世界」を見据えているわけですね?
一同:おぉ!
のんの:ワールド!
みくちゃん:ワールドともちぃ!
ともちぃ:いや、別にそんな、あんまり考えないで言ったんですけど。
――でも、考えないで言ったっていうことは、無意識の中にあったっていうことじゃないですか?
ともちぃ:う~ん。そうですね。
――見据えていますか?
ともちぃ:はい。いつかは、そうですね、大きくなって、世界に行きたいですね。
――海外でやられたことってあるんでしたっけ?
むうたん:はい。
ともちぃ:まだみくちゃんがいない時なんですけど、一度シアトルさんで。
――シアトルでですか?それは結成何年目ぐらいの時ですか?
ともちぃ:4年?5年?
のんの:4年かな?
――現地でライブをやったんですか?
のんの:そうですね。
――どうでした?
のんの:お客さんも海外の方ばかりだったんですけど、ミックスとかも覚えてくださっていて、すごく盛り上がりました。サイリウムも持っていて、名前も呼んでくれてね。
むうたん:うん。
のんの:アイドル好きの方たちが集まって、アイドル祭りさんっていうか、そんなイベントでした。
――またちょっと「さん」が付いてきましたね! みなさんは“無生物”にも丁寧に「さん」を付けることで有名ですが、ちょっと今「さん」付いてなかった時間帯がありました(笑)。文章にする時に付けておきましょうか?(笑)。
のんの:お願いします(笑)。
――どこまで付ければいいのか難しいんですけど(笑)。
のんの:私たちも結構あいまいです(笑)。
――それはやっぱり付けないとまずいんでしょうか???
のんの:どうなんだろう?でも、たまについてなかったりするもんね。
ともちぃ:普通に素で「さん」を付けるの忘れていたりしますね。
――(笑)。
みくちゃん:自分たちでもどこまで付けたらいいのかが分かんなくなるくらい、「さん」を付け過ぎちゃって…。まあ、この「お茶さん」とか、慣れたものだったら付けられるんですけど、普通に日常会話している中、「さん」がぽっと抜けたりすることはあります。
のんの:私もテレビでは「さん」付けちゃいけないって言われているので、たまにどっちがどっちか分かんなくなっちゃって。
――あぁ、なるほど。
のんの:テレビで「さん」が出そうになっちゃったりとか(笑)。
――あまりに慣れ過ぎるのもマズいでわけすね。
のんの:なので切り替えがちょっと大変ですね。
――でも、楽屋での普通の会話では付けないですよね???
のんの:私、家族で会話する時も結構「さん」を付けちゃって、家族にも浸透しているんですよ。みんな「さん」付けで言ったりしています。「スーパーさん行ってくるね」とか。
みくちゃん:みくもお友達と会話していて、いつもの癖で「さん」付けてしまったら、「え?何それ?」みたいな(笑)。「え?人?」とかいうのはありますね。学校とかで普通に喋っている時も「さん」付けちゃうことがあります(笑)。
ともちぃ:わかる。それある…。
RYUTist ライブ情報
2018年11月25日(日)
「RYUTist HOME LIVE 7th Anniversary 東京編」開催
[会場] 新宿ReNY
[チケット]先行受付:イープラスにて9/7(金)18:00~9/17(月)23:59まで
RYUTist 商品情報
5thシングル「青空シグナル」発売中!!
2018年9月11日(火) アナログ盤「日曜日のサマートレイン」全国リリース
¥2,160(税込)