Speak emo

2020.02.15
nuance

nuance「横浜の懐の深さとJ-POPが重なるのかなって思ってるんですよね」

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静かなところでじっくり聴いた方が合うんじゃないかなって思います(みお)

 

 

ーー先ほど「他のグループとは違う」という意見も出ましたが、どんなところが違うんですか?

 

misaki:衣装とか全然違いますよね。フリフリしてない。“一フリフリ”もしてないよね。

 

わか:でも青衣装(編注:2ndミニアルバム『mirai circus』ジャケット衣装)ちょっとフリフリ。

 

珠理:うん。

 

misaki:ああ、ちょっとしてたね。

 

ーーいわゆるアイドルっぽい「ミニスカート」「ファンシーな色合い」「フリフリ」というより、「長めのスカート」「落ち着いた色合い」「シンプルでシックなデザイン」といった感じで、どちらかと言えば乃木坂46系の印象を受けたんですが、でも、乃木坂さんともまた違いますよね。

 

misaki:全然違う。

 

ーー「乃木坂と一緒にするな」って感じですか???

 

misaki:いやいやそんな、めっそうもないというか、恐縮です。

 

ーーみおさんはいかがですか?

 

みお:一般受けはしない気がする。

 

ーー一般受けはしないですか。通受けするということですか?

 

みお:…。

 

わか:“私たち受け”もしない。

 

一同:(爆笑)

 

ーーえっ? 今の問題発言じゃないですか???

 

misaki:いや、でも結構言ってるもんね。

 

ーーあまり気に入っていないということですか?

 

わか:いや、気に入ってる衣装も中にはあるんですが、そういうフリフリとかも含めて。まあ、フリフリがいいってわけじゃないですけど、それが素敵すぎて着こなせるのかな、というか。最近のはすごくシンプルですし、体のラインとかも出るから、それを着ている自分はどう思われてるんだろう?みたいな不安もあって…。一つ前の黒衣装とかはみんなすごく好きなんですけど…。だよね?

 

misaki:わかるわかる。今着ている白の衣装は見たことありますか?

 

ーーあのジャケットに映っているものですよね?

 

misaki:そうです。あれとか見ると「これ冨永愛さんとかが着たらめっちゃカッコいいんだろうな」って思います。冨永愛さんとか小松菜奈さんとかが着たら絶対カッコいいと思うけど、果たして今の私たちに着こなせる能力があるのかどうか自信がない、みたいな。

 

ーーえぇ? たぶんみなさんが世界中で一番似合っているんじゃないですか?

 

misaki:あ、ありがとうございます。

 

わか:優しい。

 

misaki:いきなり優しい(笑)。

 

ーーいやいやいや、皆さんのために作ったわけじゃないですか。

 

misaki:そう。それぞれ形も違っていて。衣装さんが私たち一人一人のイメージに合わせて作ってくれています。

 

ーーそうですよね。では、音楽的にはどうですか? 何か違いを感じますか?

 

わか:なんだろう。最近カッコいい曲が増えたっていうか。一番最初は結構コールとか入れやすいような曲もあったんですけど、たぶん最初はフジサキPも迷っていたんだと思う。

 

珠理:あぁ。

 

わか:今はこだわった楽曲へと振り切っていますけど、最初はかわいい曲とかワイワイしやすい曲とかもあったので。そういうのは感じました。

 

ーー皆さんの最初期の曲っていうと、ちょっとAKB48さんみたいな、皆さんユニゾンで歌っている印象がしたんですが、どんどん変わっていきましたよね。今や独特の世界観があるように思います。みおさんはいかがですか? 自分たちのやっている楽曲はほかの人たちと違うみたいなところって、意識はありますか?

 

みお:あります。

 

ーーどう違うと思いますか?

 

みお:え、なんだろう。どう違う…?あんまりライブハウスには向いていないんじゃないかなと思います。

 

ーーおぉ。それはどういうことですか? ライブに向いていないということですか?

 

みお:え、なんか……。何ていうんだろう。イヤホンで普通に聴いた方がしっくり来るんじゃないかなって。

 

ーーなるほど。じっくり楽しんでもらうような楽曲だと。

 

みお:いや、なんだろう。なんかその、他のアイドルさんみたいにジャカジャカしてないし、ファンの人たちがコールできるように作っていないので。逆に静かなところでじっくり聴いた方が合うんじゃないかなって思います。

 

 

 

 

 

取材・文
石川真男

nuance ライブ情報

2020.03.10.(火)at 渋谷TSUTAYA O-EAST
naucen oneman tour “osu” tour final 【PEONY】

OPEN  18:30 / START 19:00
ADV 3,500 DOOR 4,000(+1D)

・チケット
https://eplus.jp/sf/detail/3180970001-P0030001P021001?P1=0175

 

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nuance 商品情報

 

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2019.12.18リリース
5th mini album『botän』

1.tsukeru(作曲:佐藤嘉風)
2.I know power(作詞・作曲:佐藤嘉風)
3.雨粒(作詞・作曲:yukiko / 編曲:佐藤嘉風)
4.ハーバームーン(作詞・作曲:佐藤嘉風)
5.Which ’s Witch(作詞・作曲:オレノグラフィティ / 編曲:佐藤嘉風)
6.ピオニー(作詞・作曲:志賀ラミー)
7.きっといつか(作詞・作曲:佐藤嘉風)

PROFILE

PROFILE
nuance

2017年4月に横浜の商店街大人気イベント “ガチでうまい横浜の商店街No.1◯◯決定戦”『ガチ!シリーズ』のテーマソングを歌うアイドルユニットとして結成。1st ミニアルバムに収録された『セツナシンドローム』で一気に脚光を浴び、2018年8月にはSUMMERSONIC 2018 ジャングルステージのトリを飾り、今年4月には渋谷O-EASTにてワンマンライブを成功させ、8月には横浜アリーナで開催された、日本最大級のアイドルフェス《@JAM EXPO2019》にも出演。また、地元横浜最古のダンスホール《クリフサイド》にてアイドルユニットイベント『フェヌュ』も開催。サウンドディレクターは先日NHKで話題になった『AI 美空ひばり』の楽曲「あれから」の作曲者『佐藤嘉風(かふう)』を起用し、その他にもオレノグラフィティ(劇団鹿殺し)・小野瀬雅生氏(クレイジーケンバンド)・LUVRAW(鶴岡龍)等が参加。振付は劇団鹿殺しから浅野康之、nuanceの音楽に彩りを加えている。また写真家のハービー・山口氏(2nd mini album「mirai circus」撮影)が参加と、様々なクリエイターが参加しているのも魅力のひとつ。

misaki

ツイッター:@misaki_nuance

インスタグラム:Instagram.com/misaki_nuance

みお

ツイッター:@mio_nuance

インスタグラム:Instagram.com/mio_nuance

わか

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インスタグラム:instagram.com/waka_nuance/

珠理

ツイッター:@juri_nuance

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公式サイト: http://nuance.blue/