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【et-アンド- インタビュー】元SKE48野島樺乃が率いる4人グループは個性派揃い! 他のメンバーに対して疑問に思っていることも激白!
野島樺乃(元SKE48)・栗本優音・モラレスきあら・山崎カノンの4人組ボーカルグループ「et-アンド-」(読み:アンド)。
シンガー、ダンサー、モデルとしてそれぞれの道を歩み、実績を重ねてきた彼女たちが夢を実現するために集結し、昨夏にデビュー。10月28日に「春夏秋冬4部作」の3作目となる秋ソング『宵宵』を配信リリースした。
今回は10月14日に来阪していた4人を直撃!それぞれの近況や、『宵宵』について、その歌詞にちなんで他のメンバーに対して「どうして?」と思っていることなどを語ってもらった。
●各メンバーの近況ネタから素顔に迫る!
――まずは皆さんの近況を掘り下げていきたいと思います。リーダーの野島樺乃さんは先日、「一人でお風呂に行って、餃子食べて帰ったんだけど、最高だったから、またしたい」とツイートしていました。
野島「やばい!もっとかわいいツイートもしてるんですけど(笑)」
――面白さを優先します(笑)。その時の詳しい状況を教えて下さい。
野島「以前、きあらとスーパー銭湯に行ったのを機に銭湯にハマって、この間、一人で昔ながらの銭湯に行って、すっきりした後に、カウンター席で餃子をたらふく食べて、一駅分ぐらい歩いて帰りました(笑)。それをメンバーに話したら、「お酒飲んだ?」って聞かれたんですけど、さすがに一人で餃子を食べてお酒も飲んでいたら、21歳にしては早いなと思ったので、全然飲まなかったんですけど、それがすごく楽しかったので、またやりたいなと思っています」
――ということは、2回目はまだということですね?
野島「まだです。でも、一人でごはんに行くのは好きなので、この間も定食屋さんに一人で行きましたし、一人ラーメンにもよく行きます」
――そんな野島さんはSKE48を卒業されてから1年以上経ちましたが、アイドル時代に培ったことが今でも役に立っているなぁと思うことはありますか?
野島「やっぱり人数は違えど、グループ活動で、その中でもリーダーをしているんですけど、私がSKE48の時に、先輩メンバーの方々が後輩の意見もよく聞いてくれたりして、常にコミュニケーションを取ることを大切にされていたので、私もメンバーとコミュニケーションを取ることを大切にしています」
――続いて、栗本優音(ゆい)さんは最年少の17歳、ラストJKですが、高校生活はいかがでしたか?
栗本「楽しかったです!音楽祭はコロナ禍でなくなっちゃったんですけど、文化祭では、お化け屋敷でお化け役をやったり、体育祭では、めちゃくちゃ足が遅いのに、なぜかリレーのメンバーに選ばれて、スタートのピストルが鳴った瞬間に緊張しすぎてバトンを落としちゃって、恥ずかしかったんですけど、今となってはそれも楽しい思い出だったなと思います」
――ちなみに、お勉強の方は?
栗本「お勉強は大嫌いです(笑)。テスト勉強も2日前からやり始めて、本番に挑むタイプでした。一人で勉強していたら、集中力がもたなくて、すぐにSNSを見ちゃうから、頭のいい友達と勉強会をしていました」
――高校卒業までにやっておきたいことは?
栗本「友達と制服でディズニーに行きたいです!」
――続いて、モラレスきあらさんは10月5日が21歳の誕生日でした。どんな誕生日を過ごしましたか?
モラレス「メンバーとライブのリハーサルをして、その後、友達と焼肉を食べて、カラオケに行って、パーティーをしました」
――誕生日を満喫しましたね。特に印象に残っている誕生日プレゼントは?
モラレス「友達からもらったパーカーも嬉しかったんですけど、母親からプレゼントと一緒にもらった手紙が一番嬉しかったです。<きあらの生きたいように、これからも生きてね>っていう感じの手紙でした」
――続いて、山崎カノンさんはツイッターが面白いですね。例えば、「ケータイのホーム画面をレモンサワーにするほどレモンサワーが好きすぎることに改めて気づいた」と。
山崎「メンバーから<お酒好きすぎ>ってツッコまれました(笑)。基本的に友達と一緒にレモンサワーをずっと飲んでいて、まだ一人で飲んだことはないんですけど、最近は、疲れた時にお酒を飲みたいと思うようになってきました」
――「お布団が大好きすぎるから、いっそのこと、お布団にくるまったまま歩いたり、電車に乗ったりしたいんだけど、どうかな」と。
山崎「休日は家でまったり、お布団の中で過ごすことが好きなので、お布団ごと移動しながら、どこかに行けたらいいのになと思ってツイートしたら、リーダーから<ダメだと思う>って、まじめなリプが来ました(笑)」
モラレス「ツイートするぐらいなら、やってほしい(笑)」
――そうですよね~(笑)。プライベートでやるとヤバい人なので、YouTubeの撮影とかならどうですか?
山崎「やりたいです!冬になったら寒すぎて、お布団から出たくないので」
――リーダーがうなずいているのでOKみたいですよ(笑)
野島「一人でやってくれるなら(笑)」
――このツイートも気になりました。「靴下がどんどんなくなっていく なんで?」
山崎「なんでなんですかね?ライブの衣装の靴下がひとつなくなったことが発端なんですけど、それはたぶんホテルの洗濯機で洗濯したので、洗濯機の中に置いてけぼりにさせちゃったのかなと。でも、最近家でも靴下がなくなることが多くなって、片方しか出てこないんです。どんなに洗濯機の中を探してもないんですよ。だから、同じ靴下を買うようにしたので、なくなっても大丈夫です」
――なぜなくなるのか謎のままですが、大学の卒論は進んでいますか?
山崎「全く進んでないです。あと2ヶ月ぐらいで提出しないといけないんですけど、あと2ヶ月もあると思って、まだやる気が出ないです(笑)。そろそろ頑張ります!」
●グループとしての成長&初めての大阪観光を振り返る!
――去年の夏にデビューしてから、ここまでの活動を振り返って、いかがですか?
山崎「車で地方に行くことが多くて、メンバーとずっと一緒にいるから似てくるのかなって、最近すごく感じます。発する言葉とか動きがよく合うんですよ。より仲が深まったと思います」
モラレス「ライブのMCが特に課題だったんですけど、1年前に比べると成長できたんじゃないかなと思うことが増えてきました。パフォーマンス面でも、久々に会ったスタッフさんから<みんな、こんなに踊れたの?>って言っていただいたので、良かったです」
栗本「私も一人一人の歌い方とか表現の仕方がすごく成長しているんじゃないかなと思います。私自身もバラードを歌う時は棒立ちになってしまうことが多かったんですけど、手で表現することを意識するようになりました」
野島「私は1年前のスケジュールと比べると、イベントやフェスに出演する機会が増えたことが何より嬉しいです。フェスに出たりすることによって、SNSのフォロワーが増えたり、目に見える結果は自信にも繋がりますし、ゆっくりでも着実に進んでいこうと思えるので、グループとしても成長できていると思います」
――先週もフェス出演で来阪。前日に大阪観光も楽しまれたそうですね。
栗本「私は初めて道頓堀のグリコの看板の前で写真を撮りました。ずっと行ってみたいと思っていたので、テンションが上がりました!実際に見ると、迫力がありました」
●新曲『宵宵』の推しポイント&MVの見どころを紹介!
――10月28日に6枚目のデジタルシングル『宵宵』がリリースされます。今年の春にリリースされた『花心』、夏の『夏海月』に続く、「春夏秋冬4部作」の秋ソングです。この曲のおすすめポイントは?
野島「私たちにとって初めての失恋ソングです。元恋人が忘れられずに、どうして私じゃないんだろう、どうしてうまくいかないんだろうって考えすぎて、ちょっと病んでしまうぐらいの女の子の気持ちを歌っています。メンバー全員が作詞に参加していて、各々が歌っているパートは各々が考えた歌詞なので、個性が出ていると思いますし、サビも韻を踏んでいて、頭から離れない曲だと思います」
モラレス「私はノン(山崎)が歌っている、歌い出しの部分が一番好きです。ウィスパーボイスで歌っていて、そこが聴いていて心地良いなぁと思うので、ぜひ聴いてほしいです」
――『宵宵』のMVの見どころや裏話を教えて下さい。
栗本「今までのMVは縦型だったんですけど、今回初めて横型になったことが大きなポイントです。4人でテーブルを囲んで演技をすることも初めてで、カードゲームをしながら睨み合いとかもしているので、みんなの表情にも注目してほしいなと思います」
山崎「裏話は、トランプをしている時に実はトランプを引けなくて、笑っちゃって、NGになったことがありました。そんな状況も思い浮かべながら、MVを観ていただけたら、違った視点で面白いかなと思います」
――『宵宵』の歌詞には、「どうして どうして どうして」というフレーズがあります。他のメンバーに対して、「どうして○○なんだろう?」と思うことはありますか?
山崎「きあらは、面白いことがあってツボに入ったら、1日2日経っても、初めてそれを聞いたかのようなリアクションで笑うんですよ。それはどうしてなんだろう?って思います(笑)」
モラレス「それを言われたら、私も対抗して、ノンはどうして寝る前に妄想で恋愛をするんですか?それが趣味らしくて…」
山崎「それはたぶん無意識にやっています。逆に私からすると、どうして妄想しないんだろう?って思います(笑)」
野島「私は優音に対してなんですけど、どうして<○○していい?>って毎回聞いてくるんだろう?って。今朝も、昨日スタッフさんが買ってくださっていたサンドイッチが余っていて、それを優音が持ってくれていたんですけど、朝イチで<サンドイッチ、食べていいかなぁ?>って連絡が来て、<いいよ>って返しました(笑)」
栗本「何をするにしても、怒られたくないから、とりあえずリーダーに聞きます。例えば、今このタイミングでお手洗いに行っても大丈夫ですか?とか。心配性なんです」
――現在、東名阪ツアー中です。初日の名古屋公演はいかがでしたか?
野島「名古屋は私の地元なので、家族も親戚も観に来てくれました。今は活動拠点が東京なので、私が何をしているのか、親には届かない状況なので、ステージに立つ私を観てもらえてよかったです。ファンの方々も春以来のワンマンライブだったので、すごく期待して来てくれて、めちゃくちゃ盛り上がったので、本当に楽しかったです」
栗本「久しぶりのツアーの初日で、すごく緊張していたんですけど、昼夜公演どちらも、やりきった!という達成感で満ち溢れていました」
――11月3日にツアーファイナルの東京公演が行われます。意気込みは?
モラレス「ツアーファイナルなので、歌もダンスも全てのパフォーマンスをレベルアップさせたいですし、私たちの課題でもあるMCも、一番面白いものに出来たらいいなぁと思っています」
山崎「私たちは気合十分で挑みたいなと思いますし、来ていただいたファンの方々に、やっぱりet-アンド-のライブは楽しいねって言ってもらえるようなライブに出来たらいいなと思います」
――最後に、読者の皆さんへのメッセージをお願いします!
山崎「拠点は東京なんですけど、いろんな地方に行って、たくさんの方にet-アンド-のことを知ってもらえたらと思います!」
モラレス「ぜひ私たちのワンマンライブや対バンイベントなどに足を運んでいただいて、パフォーマンスを一度観ていただけたらと思います!」
栗本「et-アンド-は、同世代の子たちに響くようなグループになりたいというデビュー当時からの目標があるので、SNSにも力を入れて、活動していきたいと思います!」
野島「現状に満足せずに一生懸命取り組んで、常に期待以上のいい音楽を届けられるように頑張っていきたいと思います。これからもet-アンド-を応援していただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!」
【取材・文・写真=ポッター平井】