FEATURE

2022.08.17
SAISON

SAISONには、恋愛ソングは一つもありません。1年間限定の活動だからこそ、今、伝えたいし、伝えられる思いを私たちは歌っています。そこにSAISONの楽曲の色や魅力を感じていただけたら嬉しいです。 SAISON インタビュー3

「私たちのすべてをこの1年に」をコンセプトに、1年間限定アイドルユニットとして、SAISONは2021年11月20日にライブデビューを飾った。メンバーそれぞれがアイドル活動を経験。もしくは、現役で活動をしている。彼女たちは、8月16日に1stシングル『何度でも、この場所で』を発売した。9人のメンバーが、どんな経緯でSAISONに参加し、どんな想いを胸に活動をしているのか。その胸の内を覗いてみた。

(1回目は、こちら)
(2回目は、こちら)


1stシングル『何度でも、この場所で』へ収録した4曲の中、あなたのお勧め曲は?Part.1 


――1stシングル『何度でも、この場所で』へ収録した4曲は…。

廣島みずき  全部、この作品用に作った新曲になります。

愛迫みゆ  今回のリリースに向け、新たに作りました。

石田晴香 収録した4曲すべてが、今の私たちの心情にしっくりくる歌になっています。

愛迫みゆ SAISONは1年間限定で活動をしているグループ。「1年間限定」だからこそ感じる思いを詰め込んだ歌たちばかりなのも嬉しいんです。

――収録した4曲の中、お勧めの楽曲を語ってもらっても良いですか。まずは、みずきさんからお願いします。

廣島みずき  わたしは『星空セゾン』です。わたし、この曲を初めて聞いたときに泣いてしまったくらい、『星空セゾン』はとても切ない楽曲です。歌いながら、ファンの方一人一人の顔が浮かんでくる。だからファンの方々も、私たちが『星空セゾン』を歌っているときは、自分のことを思って歌ってくれているんだと思ってもらえたら嬉しいですし、わたしたちのことを思いながら聞いてください。そんな、お互いを思いあえる楽曲だからこそ、わたしは『星空セゾン』が大好きです。

――続いては、あやのさんお願いします。

林あやの  わたしは、表題曲の『何度でも、この場所で』です。この曲を歌っていると泣きそうになるんですけど。泣きポイントがたくさんあるから、いつも涙を堪えながら歌っています。『何度でも、この場所で』は、応援してくださるファンの方々へ「ありがとう」と私たちの思いを伝えてゆく歌。中でも、落ちサビでみゆちゃんの歌う「本当は寂しいよ ステージをおりる その夜が」という声を聴くたびに泣きそうになるんですけど、その後を受け継いで歌うのがわたしだから、いつも心の中「ここで泣いちゃ駄目」と葛藤をしています。とにかく、グサグサと心に刺さる歌詞の多い歌だから、歌詞に注目して聞いてください。

――次は、みゆさんのお勧め曲をお願いできますか。

愛迫みゆ  わたしも『何度でも、この場所で』です。わたし、これまでのアイドル人生の中で2000回以上はライブをしてきたと思うんですけど。何度やっても楽しいし、何度やっても飽きることがないんですね。60歳を越えてもアイドルでいたい気持ちでいるくらい、アイドルは、わたしにとってかけがえのない職業になっています。だからこそ、ここに至るまでの感謝のすべてを詰め込んだ気持ちでわたしは『何度でも、この場所で』を歌っていますし、そういう気持ちで歌いたくなる曲です。わたしも、これまでの自分の歩みを重ねながら歌えば、他のメンバーたちも、それぞれの歩んできた道のりの中で感じた思いを込めながら歌っています。ぜひ、一人一人の気持ちの背景も、この歌詞に重ねながら聞いてください。

――続いては、晴香さんお願いします。

石田晴香  わたしは『Blooming』です。この曲のレコーディングに新メンバーの2人は参加してないんですけど。ライブでは歌っているように、わたしはすごく気に入ってます。中へ「どんだけー」と指を振る振り付けの部分が出てくるんですね、そこがわたしはすごく好きなんです。『Blooming』を初披露したのが、SAISONのワンマン公演の日で、そのときの公演もわたしは見に行ってました。そのときから、一緒に「どんだけー」という振りをして楽しんでいたくらい、ライブで初めてこの曲へ触れる人でもすぐに真似しながら参加できる、すごく気持ちが楽しくなる眼曲です。


1stシングル『何度でも、この場所で』へ収録した4曲の中、あなたのお勧め曲は?Part.2


――次は、穂香さんかな。

米山穂香  わたしも、『何度でも、この場所で』をお勧めしたいです。今回は夏のリリースになります。「アイドル×夏のリリース」となれば、普通なら思いきり夏を感じる楽曲を歌うと思うんですね。でも、SAISONが届けたのは「ファンのみなさんにありがとうの気持ちを届ける歌」です。しかも、歌っている私たちが泣いてしまいそうな楽曲なのにも嬉しい衝撃を受けました。
  SAISONの活動もあと残り数カ月の状態になっています。その時期に、「残りの期間も一緒にいろんな思い出を作ろうね」「ここまで一緒に歩いてきてくれてありがとうね」という、残りのときに向かって進む、今の私たち自身の気持ちを歌にして出せることがすごく嬉しいんです。ほんと、タイトル通り何度でもこの歌を聞いてほしいです。何度でも歌い続けたい曲が生まれました。

――確かに、このタイミングだからこそ胸に響く面はありますよね。

米山穂香  そうなんです。今でも、ファンの方々からは「あと○ヶ月だね」と言われることはよくあります。その数字を聴くたびに、わたしたちの中でも最後の日を迎える実感がどんどんリアルになっていきます。こうやって終わりの日が見えてきた時期に『何度でも、この場所で』のような楽曲を歌えたのも大切なことだなぁと、わたしは受け止めています。

――続いては、美郷さんですね。

野中美郷  わたしも『何度でも、この場所で』を推したいです。初めて楽曲を聞いたとき、「これは、SAISONをずっと応援してくれた人たちにこそ響く歌詞」と感じれば、その思いを詰め込んだ楽曲を、加入して間もない私たちが歌ってよいものかという不安も正直ありました。だけど、プロデューサーの方に、「この曲は、どんな人でも卒業など、別れを経験したことがあるから、誰にでも伝わる気持ちだし、わかってもらえる歌だから」と言われてハッとなれば、その通りと思えました。
  わたし、『何度でも、この場所で』の中の「僕を忘れずにいてくれた」の部分を歌っています。ここの歌詞は、わたし自身の心情とも強く重なって、とても感情を込めて歌えました。『何度でも、この場所で』は、本当にいろんな人たちの心に響く歌だとわたしも捉えています。

――瑠那さんのお勧め曲は、どれになります?

小島瑠那  わたしは『星空セゾン』です。この楽曲はSAISONの中でも珍しいバラード曲で、振り付けも真似しやすいので、ライブでは一緒に振り真似をしてもらえたら嬉しいです。
  歌詞の一節に、「無理矢理ごまかしちゃうところもあるけど、多めに見てほしい」と出てきます。今までのSAISONの場合、強い気持ちを押し出した歌詞や強い意志を示した内容が多かったんですけど。『星空セゾン』からは、私たちが抱え持つ弱さや、ここへ至るまでに頑張ってきた過程も見えてくるから、歌っていてちょっと切ない気持ちにもなり、胸がキュッとしちゃいます。『星空セゾン』も歌いながら泣いてしまいそうになる曲。ファンの方々も同じ気持ちで聞いてくれたら嬉しいです。

――続いては、まりやさんお願いします。

鈴木まりや  わたしも『星空セゾン』のお話をさせていただきたいなと思います。『星空セゾン』は、夏に、みんなで浴衣を着て歌いたい曲です。SAISONの楽曲はどれも、振り返ったときに切なさを覚える歌が多いです。中でも、『星空セゾン』は、SAISONとしての活動を終えて少し経ってから聞いたら、絶対に胸がキュッと切なくなる歌になるのは間違いないです。SAISONとは季節という意味を持っているように、この曲はもちろん、SAISONのどの曲も、巡る季節ごとに受け止める気持ちにもいろんな変化が出てくるのも特徴です。
  それと、『星空セゾン』は、全パートを一人一人メンバーが歌っています。「これは誰々の声かな?」と想像を巡らせ聞いてもらうのも楽しさだと思います。

――最後は、彩花さんですね。

岡田彩花  わたしは『メモリアスブルー』をお勧めします。歌詞の中に「言葉じゃなく態度でこの想いを示したい」と書かれています。わたし自身が、言葉よりも感情や仕種、ときには行動を持って示してゆくタイプ。けっこうわかりやすい性格なんですけど(笑)。だからこそ、普段のわたしが言えないことを、この曲では歌ってくれているなと受け止めています。わたしの中では、一番自分にしっくりくる歌詞が出てくることから、『メモリアスブルー』をお勧めしたいです。

鈴木まりや  『メモリアスブルー』の一節に、「僕等は生まれ変わるんだ」という歌詞が出てくるんですけど。その言葉も、自分たちの気持ちとも重なってしっくり胸に入ってきたよね。

愛迫みゆ  しかも、最初の歌いだしを、新メンバーの2人(石田晴香・野中美郷)が歌っているところも、すごくエモいです。

鈴木まりや  まさに、ここから再スタートするみたいにね。

――ほんと、素敵な楽曲たちをいただけたんですね。

廣島みずき  SAISONの楽曲には、意味のない歌詞は一つもないです。むしろ、すべての歌詞が私たち自身にあてはまこりすぎて、泣いてしまいます。

愛迫みゆ  SAISONには、恋愛ソングは一つもありません。1年間限定の活動だからこそ、今、伝えたいし、伝えられる思いを私たちは歌っています。そこにSAISONの楽曲の色や魅力を感じていただけたら嬉しいです。


TEXT:長澤智典

 

<インフォメーション>


SAISON
『何度でも、この場所で』
2022.8.16 On Sale


<価格>各¥1,200(税込) 
<品番> QARF-60122〜4
販売元:コロムビア・マーケティング株式会社
発売元:株式会社ロックフィールド
 

JKT
A-Type(ビジュアル違い)
1.何度でも、この場所で
2.Blooming
3.メモリアスブルー
4.星空セゾン

 
JKT
B-Type(ビジュアル違い)
1.何度でも、この場所で
2.Blooming
3.メモリアスブルー
4.星空セゾン

 
JKT
C-Type(ビジュアル違い)
1.何度でも、この場所で
2.Blooming
3.メモリアスブルー
4.星空セゾン

SAISON「何度でも、この場所で」MUSIC VIDEO
https://www.youtube.com/watch?v=_1_P8neIcCU

他のSAISONの楽曲もサブスク配信中!
↓各種主要配信サイト

デジタル配信リリース「spring」
https://big-up.style/pBXoteRifh

デジタル配信リリース「winter」
https://big-up.style/RGASNc3T0o



アー写

■SAISONオフィシャルサイト
https://www.saison.news

■SAISON公式Twitter @SAISON_idol
https://twitter.com/saison_idol

■SAISON公式Instagram  SAISON_idol
https://www.instagram.com/saison_idol/

■SAISON公式TikTok  SAISON_idol
https://www.tiktok.com/@saison_idol


 

アー写
■岡田彩花
Twitter @ayaka_o1106
https://twitter.com/ayaka_o1106

 
アー写
■鈴木まりや
Twitter @mariyannu_s
https://twitter.com/mariyannu_s

 
アー写
■愛迫みゆ
Twitter @aisakomiyu
https://twitter.com/aisakomiyu

 
アー写
■廣島みずき
Twitter @hir0shimamizuki
https://twitter.com/hir0shimamizuki

 
アー写
■小島瑠那
Twitter @runa_kojima
https://twitter.com/runa_kojima

 
アー写
■米山穂香
Twitter @Oh_kM_3
https://twitter.com/Oh_kM_3

 
アー写
■石田晴香
Twitter @can2525can
https://twitter.com/can2525can

 
アー写
■野中美郷
Twitter @mi3sa3to10n
https://twitter.com/mi3sa3to10n


 

アー写
■林あやの
Twitter @hayashi_ayano
https://twitter.com/hayashi_ayano

 

特集FEATURE

FEATURE
最新記事更新日 2024.11.24
イベント情報
最新記事更新日 2024.11.19
ガルポ!ズ INTERVIEW