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Palette Paradeのメンバーが語る、実際にアイドルになってみたら…。 Palette Paradeインタビュー2
7月19日に1stシングル『PARADE』を発売するPalette Parade。彼女たちの魅力に、ぐぐっとせまりました。第二回目では、「アイドルになって感じた思い」を語っていただきました。
アイドルになってみて感じた「想像と現実」について。
――『PARADE』の歌詞の一節で、みなさん「18歳になったら」や「社会人になったら」と歌っています。そこに掛けた質問になります。みなさん、アイドルになる前と、実際にアイドルになって感じた、「想像と現実」について聞かせてください。まずは、うたさんからお願いします。
葵うた わたしは、ずっとアイドル活動に憧れていたから、アイドルとしての道を目指しました。実際になってみて感じているのが、確かにしんどいときもあるけど。それ以上に楽しい気持ちのほうが何時だって勝るということです。ただ、アイドルになる前の自分には、理想としているキラキラ可愛いアイドル像がありました。その姿と、今の自分を見比べた場合、正直、その理想にはまだまだ追いつけていません。でも、Palette Paradeはデビューから数えても1年経ってないように、グループ自体がまだまだ成長を続けている時期。だからわたしも、グループの成長に合わせ、自分の理想としているキラキラ可愛いアイドルになれたらなと思って、今は頑張って活動をしています。
――次は、千尋さんかな。
白川千尋 「パレチャレ」のような、想像以上に大変な挑戦は想定外でしたけど(笑)。わたし自身、何事にも身体を張って、がむしゃらにぶつかっていきたい性格。だから、口では「過酷だよ」と言いながらも、いろんな挑戦をさせていただけることが嬉しかったし、すべてを楽しんでやれています。それに、いろんな挑戦は話題にもなるから、わたしは好きです。もちろん、ライブもたくさんやらせていただいているように、今は本当にありがたい環境にいれてるなと思います。わたし自身、アイドルとしてやりたかった活動を今、いろいろとやらせてもらえていることへすごく感謝していますし、いつも楽しんで活動をしています。でも、やっぱしわたしも、もっともっと理想とするキラキラなアイドルになりたい。もっともっとたくさんの人たちに興味を持ってもらえるグループや、わたし自身にもなりたいから、これからさらにがんばろうと思っています。
――アイドル活動を始めたことで、精神面での変化も生まれています?
白川千尋 根本にある"おちゃらけた面"といいますか、いつもニコニコ笑顔でいるところは変わってないですけど。大人の方々と接することを含め、いろんな人たちと触れ合う機会が増えたことで、精神面では、以前に比べたら大人に成長したなと感じます。
――続いては、ゆめのさんお願いします。
比嘉ゆめの わたし、アイドルになる前は、何事においても「絶対にこうしていきたい」や「絶対にこうなりたい」という明確な意志を人に示すことはありませんでした。友達とも、そう。誰かと争うことが嫌だったから、友達と意見を出し合う場でも、「わたしはこうしたい」という自分の想いがあっても、「いいよ、いいよ」とみんなに合わせてしまう性格でした。
でも、アイドル活動を始めてからは、「わたしはこうしたい」「こういうアイドルになりたい」という自分なりのビジョンがどんどん明確に出てくるようになりました。歌も、ダンスも、グループ全体で進んでいくうえでも、そう。自分の中で求めたい気持ちがあるときは、それをみんなへ伝えるようにもなれば、みんなで話しあって出た気持ちをすごく尊重して活動できるようにもなりました。
アイドル活動を始める前までは、本気で夢中になれるものはありませんでした。でも今は、本気で夢中になれることが見つかったのも、すごく嬉しいことです。最近では、自分の気持ちをみんなにも伝えられるようになったおかげなのか、気弱だった心も成長できたなと感じています。これからも興味を覚えることが出てきたら、積極的に挑戦し、わたし自身がわくわくした気持ちになりながら、みんなのことを笑顔していきたいなと思えるようになりましたし、アイドル活動を始めたことで、弱い自分を変えていけてるなとも感じています。
――次は、はぐみさんかな。
緋本はぐみ わたしはもともと音楽がすごく好きで、アイドルになる前はバンド活動をやっていました。当時は、ギターやベースも弾いていたんですけど。自分で作り出す音楽に納得がいかなくて。でもアイドルって、いろんなすごい方が曲を書いたり、ダンスの振り付けをしてくれるじゃないですか。わたしの場合、自分で作った楽曲を発信するのではなく、才能を持った人たちの作った楽曲を、自分を通して発信していくほうが向いているなと感じて、アイドルという道を選びました。
実際にアイドル活動を始めてみたら、求める楽曲を伝えてゆくことの難しさは想像以上でしたけど。でも、「こういう表現したい」という明確な姿形が見えているからこそ、とても表現しやすいなと感じています。もちろん、求める理想通りにいかないときに焦りや不安も覚えますけど。でも、焦るということは、もっともっと良くなる余地があるからじゃないですか。だから、アイドルとして表現活動をしていくことをすごく楽しんでいます。
――小陽さんの「想像と現実」についても教えてください。
中野小陽 わたし自身が昔からアイドルさんが大好きで、いろんなアイドルさんにたくさんの感情をもらってきました。それが何時しか、自分が与える側になれたらどんなに素敵だろうと思い始め、それでアイドルになりました。
実際にアイドル活動をして感じているのが、思い通りに行かずに葛藤を覚えれば、いろいろ悩むことや心折れそうになることも正直ありますけど。そういうのを乗り越えてゆくことで、本当の意味で自分がキラキラ輝けていくんだなということです。もちろん、一番の原動力は、ファンの方々の応援の声があること。
アイドル活動を始める前までのわたしは、自分に自信を持てないことから、自分のことが好きではありませんでした。でも、アイドル活動を続けていく中、ファンの人たちの応援や、自信のないわたしを褒めてくれる言葉を聞くたびに、「自分のこういうところをもっと認めて磨いていこう」など、少しずつ自分に自信を持てれば、自分の好きな部分が増えました。今もまだまだその過程ですけど、自分をプラスの気持ちに成長させてゆくアイドル活動をやれていることが、今はすごく良かったなと思っているし、とても充実した日々を過ごしています。
――最後は、森月音羽さんですね。
森月音羽 わたし、Palette Paradeのオーディションを受ける前までは、あまり生きることが楽しくはありませんでした。そんな自分が嫌で、自分の好きなことをやりたいと思ってアイドルをめざし、今、活動をしています。
わたし、もともと踊ることが大好きだったから、今はアイドル活動をやれていることがめちゃめちゃ楽しいです。わたしも、たまに悩むことはありますけど。自分が好きなことをやれているからこそ、悩むこともプラスにしていけてるんだと思えたら、本当に活動が楽しくなりました。何より、踊ることが大好きだから、ライブで踊るのが本当に楽しいです。
『PARADE』の聴きどころを聞いたら…。
――ここでは、1stシングルの表題歌『PARADE』の魅力を聞かせてください。
森月音羽 ダンスの面でもいいですか?
――もちろん、構いませんよ。まずは音羽さんからお願いしようか。
森月音羽 わたし、『PARADE』のダンスがいいと思っています。歌詞やメロディーもとても素敵ですけど、ダンスも踊っているとすごく元気が出てきます。それくらい、わたしは『PARADE』のダンスが大好きだから、そこに注目してください。踊っていると、自然にテンションも上がります。
――確かに、聴いていると気持ちをウキウキさせてくれますよね。『PARADE』は、Palette Paradeらしい楽曲として受け止めても良いでしょうか。
白川千尋 明るい曲調のところに、私たちもPalette Paradeらしさを感じています。
中野小陽 ほんと、そうだよね。ただ明るいだけではなく、歌詞には理想と現実の違いも書いてあるように、少し暗い感情も含め、日々を歩んでいく中で共感を覚える気持ちを記してあるところも、Palette Paradeらしい面だと思います。
白川千尋 ただ明るいだけじゃない世界観を描いているところが、Palette Paradeらしさですからね。
――千尋さんが感じている『PARADE』の魅力、ぜひ聞かせてください。
白川千尋 『PARADE』のセリフ部分でも言ってますけど、理想ばかり追い求めても、けっしてその通りにはいくことはない」という考え方は、ちょっとつらい現実として見えてきます。でも、そうだよなぁとも思える部分です。そのうえで「あぱぱーっ」と笑いとばしてゆくんですね。たとえつらい現実があっても、そこで落ち込むんじゃなく、しっかり自分と向き合って「あぱぱーっ」と笑い飛ばすくらい気持ちを前向きにしてゆく。そこが、わたしは好きです。
――葵うたさんは、『PARADE』の魅力をどのように捉えています?
葵うた これまでもセリフパートの入った曲はありましたけど。ここまでメンバー一人一人が長いセリフを言っている楽曲は、『PARADE』が初めてになります。そのセリフの部分には、ファンの方々も「すごく共感できるから、好きなところ」と言ってくださっています。
――そのセリフを言うとき、みなさん言葉へ記した想いに気持ちを染め上げて語っていますよね。
葵うた メンバーみんな、その気持ちになって語っています。セリフの部分はネガティブな気持ちを告白することころから始まり、どんどん前向きになっていきます。その中でわたしが担当しているのが、一番最初の「理想ばかり追い求めて、ずっとずっと苦しい思いをして」の部分。めちゃめちゃネガティブな言葉だし、セリフパートの最初の部分だからとても重要になるからこそ、そこの部分でどう感情を出して語りかけるか、どう成りきれるのかをいつも心がけています。
――続いては、はぐみさんお願いします。
緋本はぐみ わたし、『PARADE』の歌詞が本当に好きなんですね。『PARADE』の歌詞を書いたのがPalette Paradeのプロデューサーで、Palette Paradeには初めての提供になりました。わたしは日頃からプロデューサーさんの考え方や行動力を尊敬していれば、そのアイデアを聞くたびに、「この人の頭の中はどうなってるの??」と覗いてみたくなります。それくらいすごい方なのに、歌詞に「あはぱーっ」と書いてきたときは嬉しいギャップを覚えたといいますか、「プロデューサーさんには、こういうお茶目な面もあるんだ」と新たな発見にもなりました。
『PARADE』は振り付けが楽しい曲だし、夏に歌うと、とくにみんなで盛り上がりを作っていける楽曲にもなりそうだと感じています。
――ゆめのさんは、『PARADE』についてどんな印象を覚えました?
比嘉ゆめの わたし、『PARADE』を歌うとき、この歌詞に詰め込んだ想いがみんなの胸に届けばいいなと思いながらいつも歌っています。わたしが、セリフパートの最後を担当していて、「全部一つに繋がってるみたいに、大丈夫だよって言ってくれてるみたいだった。やっとわかったよ。ありがとう」と伝えています。その中の「ありがとう」の部分をライブで言うときには、かならずファンの方々に向けて「ありがとう」と感謝の気持ちとして伝えています。だから『PARADE』をライブで歌っているときは、私たちがみんなに「ありがとう」と感謝の気持ちを込めて歌ってるんだよという気持ちをわかったうえで聞いてほしいなと思います。
――小陽さんはさき程も述べていましたが、改めて『PARADE』についてひと言お願いします。
中野小陽 ただ明るいだけじゃなく、辛辣な思いもあったうえでの前向きな気持ちなんだよというところは、ぜひ『PARADE』を通して感じてほしいところです。その感情は、私たち自身にも重なること。だからこそ、すごく共感しながら歌えているんだと思います。
白川千尋 『PARADE』はMVも見てほしいです。いつもの野外ロケではなく、今回はスタジオを舞台に、いろんなパネルなどの小道具を用いながら楽しく撮影できました。衣装もいろいろ変わっていくから、そこからもアイドルらしいMVに仕上がっているなと感じてもらえると思います。
(3回目へ続く)
TEXT:長澤智典
<インフォメーション>
Palette Parade/PARADE(Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=dWtwKCyb9sA
Palette Parade
『PARADE』
2022.7.19 On Sale
<価格>各¥1,200(税込) <品番> QARF-60108〜110
販売元:コロムビア・マーケティング株式会社
発売元:株式会社ロックフィールド
Palette Parade1周年ライブ『ファンファーレ』開催決定!
■日程:2022年9月3日(土)
■OPEN 16:15 / START 17:00
■会場:渋谷WWW
【料金】
■Sチケット(特典付き) 8,000円
■一般チケット 2,500円
■女性専用チケット:2,000円
【チケット情報】
■プレリクエスト抽選先行
https://l-tike.com/paletteparade/
・受付期間::2022年6月28日 20:00〜2022年7月12日23:59
・入金期間:2022年7月14日〜2022年7月18日
■プレリクエスト2次抽選先行
https://l-tike.com/paletteparade/
・受付期間:2022年7月20日20:00〜2022年8月3日23:59
・入金期間:2022年8月5日〜2022年8月9日
■一般販売:
https://l-tike.com/paletteparade/
2022年8月15日〜
Palette Parade 公式HP
https://paletteparade-idol.com/
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森月音羽
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