6月22日に発売になるオムニバス盤『IDOL VILLAGE VOL.3』にも、収録。wqwqが、ライブでも人気の『Dream Chaser』のMVを公開した。毎月、AKIBA カルチャーズ劇場で定期公演も開催中。噂のwqwqの魅力を、4回に渡りお届けしたい。

(1回目は、こちらから)
(2回目は、こちらから)
(3回目は、こちらから)

えるぽぽ  撮影前、「わたし一人だけ残るのは心細い」っていうから、みんなで観てたのに、いきなりスタジオから追い出されましたからね。

(前回の流れを受けて)
――メンバー自身で変顔写真も送ってたということは、当人らはあまり気にしていなかったということ??

寺尾日女香(以下、hime)  私たち、最初は別に気にしていませんでした。

倉田つきみ(以下、くら子)  変顔はまだしも、中には、白目を向いてる事故ってるような写真もあったからね。

hime  集まった写真素材を見たマネージャーさんから、「このMV、一生残るんだぞ。何年後かに見て恥ずかしくなるような写真は、あらかじめ自分たちでカットしてもう一度ください」と言われ、再度提出しました。そのうえでさらにいい表情の写真だけを選んでくださったので感謝しています。

――次は、えるぽぽさんお願いします。

松藤瑛瑠(以下、えるぽぽ)  えるが初めて『Dream Chaser』のMVを観たのが、定期公演のリハーサルのときでした。あの映像を観たとき、自分でも何でなのか覚えてないんですけど、いきなり涙が流れてきました。けっしてつらかった思い出が甦ってきたとかじゃないんですよ。観ながら感動してしまい、気付いたら涙を流しながら観ていました。『Dream Chaser』のMVはドキュメンタリー風の内容。いろんな思い出の映像や写真を観ていたら、「あー、あのときはこうだったなぁ」など、いろんなことが甦ってきで、それで感動しちゃったんだと思います。
  お客さんたちって、ライブ前の舞台の裏の姿って見れないじゃないですか。本番前のメンバーの姿とか、練習風景やレコーディングの様子など、普段は見せることのない姿も、ぜひ見てください。えるたちにとっては、「あっ、懐かしい、あんなことあったなぁ」と思い出せる映像になりました。観てくださる方々には、あのときのライブや、音源はこんな風にして生まれてたのねという姿として楽しんでもらえたらなと思っています。

――最後は、くら子さんですね。

くら子  わたし自身がwqwqのメンバーだからという理由もありますけど。もちろん、MVの全体を通しても観ながら楽しむんですけど。自分がどんな風に映っているのかも、やっぱしチェックしちゃうんですね。そのときにまず思ったのが、表情や体型なども含め、どんどん変わってきたし、成長したんだなぁということでした。自分で観ていても、最初の頃のわたしは初々しいなぁと思います。それくらい、各メンバーの成長ぶりを観ていくのも、MVの楽しみ方だと思います。
  リップシーンの撮影日の合間に、YouTubeのドッキリ映像(「【重大発表】新衣装の撮影現場で…まさかの新メンバー加入！？」(https://www.youtube.com/watch?v=L0KSrq3EVtA)を撮ったという裏話があったじゃないですか。他のメンバーたちは、YouTube映像の収録前に撮影を終えてたんですけど。わたしだけ時間の関係で、YouTube映像の収録後にリップシーンを撮影したんですね。その前のYouTube撮影で、いきなり2人(ここなこ&hime)がwqwqを抜けるとか、ぽんぽこの高木ひとみ〇さんがwqwqに加入しますとか、もうドッキリに衝撃を受けすぎて、訳わかんない気持ちのままリップシーンの撮影をやりました。しかも、そのときの撮影をメンバーみんながジーッと観てるんですよ。でも、わたしはカメラが苦手で、カメラを目の前に自分をアピールするのが苦手だったし、変に緊張しちゃうからって、メンバーみんなスタジオから出てもらい、一人集中して撮影をしていた思い出もありました。

えるぽぽ  撮影前、「わたし一人だけ残るのは心細い」っていうから、みんなで観てたのに、いきなりスタジオから追い出されましたからね。だけど、スタッフさんいわく「おかげでいい動画を撮れました」と、撮影を終えたあとに言ってました。

――なのに、リップシーンがほとんど使われていなかったわけですね。

くら子  そうなんです。表情は良かったんですけど、おそらく曲と口パクが合っていなかったんだと思います。

えるぽぽ  メンバーみんな、スタッフさんに「口パクめっちゃ下手くそ!!」と言われましたからね(笑)。
 

hime  どんなライブでも絶対に気を抜かないポリシーでやっています。

――6月22日に、オムニバス盤『IDOL VILLAGE VOL.3』が発売になります。Wqwqも1曲、参加。中に収録した楽曲が…。

えるぽぽ　MVも制作した『Dream Chaser』になります。

hime  wqwq、初の音源化作品になりました。私たち、頑張って歌ったので、何回も聞いてほしいし、出かけるときは、いつも持っていきながら聞いてください。

えるぽぽ  ライブで『Dream Chaser』を歌うときは力強さや感情を増し増しにして歌っていますけど。音源では、聞いた人たちの心へしっかり思いが届くように歌ってたから、そこの違いも楽しんでもらいたいし、聞いた人たちの気持ちの糧になればいいなと思っています。

――今のwqwqのライブの魅力も、ぜひ教えてください。

えるぽぽ  パワフルさじゃないですか。

くら子  エネルギーとか!!

えるぽぽ  やっぱし、元気さとトークですね。

くら子  トークは自由すぎるからね。

hime  とにかく全力投球。メンバーみんな一人でも多くの人たちにwqwqのライブを観てほしい気持ちでステージに立っているから、その気持ちや迫力を感じてもらいたいです。

山口恋生(以下、ここなこ)  メンバーみんなが一生懸命にライブしている姿が、一番の見どころです。

hime  どんなライブでも絶対に気を抜かないというポリシーでやっているように…。

ここなこ  毎回全力です。

えるぽぽ  そこの魅力を全面的に出していきたいです。

――そんなwqwqの、今後の目標も教えてください。

えるぽぽ  もちろん、大きなステージにたくさん立てるようになりたいし、いろんなメディアでの活動が増えていくのが目標ですけど。今、目の前の目標として語るなら、早く大型アイドルイベントに出れるくらいの存在になりたいし、AKIBA カルチャーズ劇場でやっている定期公演に、もっともっとたくさんの人たちが観に来てくれるようになりたいです。

――wqwqとして、まだワンマン公演の経験は…。

くら子  まだ経験してないです。

hime  今は、さんみゅ〜さんのカバー曲もたくさん歌わせていただいているので、一度、ここまで活動してきた形の集大成を1周年など、どこかの機会でやりたい気持ちはありますけど。今は、まだまだ目の前の課題を乗り越えていくことが先決なので…。でも、何時かはワンマン公演をやりたいです。

――wqwqは、さんみゅ〜さんの楽曲もしっかり受け継いでいるグループですからね。

えるぽぽ  もう、大切に歌っています。ただ、さんみゅ〜さんのレベルと比べるとまだまだだから、そこはもっと頑張らないと…。

hime  曲によって、元さんみゅ〜の小林弥生さんが振り入れもしてくださっています。身近に先輩がいてくださるのも、すっごくありがたいです。

 
くら子  いつ、どこでドッキリを仕掛けられるのかもわからないからね(笑)。

――これからもwqwqには、いろんなワクワクすることが待っていそうだね。

えるぽぽ  もう、毎日の活動にワクワクしています。

くら子  いつ、どこでドッキリを仕掛けられるのかもわからないからね(笑)。

えるぽぽ  それくらい、毎回の活動が刺激的なのがwqwqなんです。

――これからの成長も楽しみにしています。最後に、ふたたび、ここなこさんの生誕祭の告知をしておこうか。

ここなこ  6月29日にAKIBA カルチャーズ劇場で、ここなこの生誕祭がありまーす!いえーい!!どんなことをやるのか、わたしもまだわかってないですが(笑)、ここがレベルアップしてゆく企画をやるらしいので,そこは楽しみにしていますし、みなさんもそれを楽しみに観に来てください。

4人  お待ちしてまーす!!


TEXT:長澤智典