FEATURE
Re:INCARNATION インタビュー(ロングバージョン)
4月23日、主催公演を舞台に、 Re:INCARNATIONに新メンバーとして、犬山緋菜と藤咲あやが加わった。さらに、この日より新衣装姿も公開。それまでのRe:INCARNATIONの印象を嬉しく裏切る物語が、この日を境にいろいろと生まれだした。その物語の意味を、メンバー6人の声を通して感じていただきたい。なお、このインタビューは、主催公演直前に実施。新体制としてのライブ経験前ということを前提に読んでいただきたい。
Re:INCARNATIONの中に爽やかな路線も生まれてからですね、お姉さんグループ(CANDY GO! GO!)とは違うイメージが出来れば、Re:INCARNATIONらしい色が生まれ出したのは。
――第二期Re:INCARNATIONがスタートしてから,もうどれくらいの月日が経ちました?
小川まみ 1年3カ月経ちました。
――憂衣さんが加入してから数えると…。
立花憂衣 2021年11月加入だから、約5ヶ月になります。
――憂衣さんは、以前にもRe:INCARNATIONとは共演経験のある方。加入前と加入後では印象も変わりました?
立花憂衣 加入前までのRe:INCARNATIONと言えば、バチバチのロックユニットという印象でした。わたし、もともと王道アイドル系のグループにいたから、最初は「馴染めるかなぁ」という不安もあったんですけど。いざ入ってみたら、バチバチのロックだけではなく爽やかな曲もあるように、馴染みやすかったです。
――第一期のRe:INCARNATIONはバチバチにロックしていましたけど。第二期Re:INCARNATIONがスタートしてからは、音楽性の幅もどんどん広がりだしましたよね。
こんぽん夏穂 爽やかな曲がどんどん増えています。
――それは、メンバーのキャラクターに寄り添った結果として?
立花憂衣 プロデューサーはそう言ってました。
こんぽん夏穂 プロデューサーが「今のRe:INCARNATIONには爽やかな曲が似合いそうだね」と言い出した頃から、Re:INCARNATIONの中に爽やかな路線も生まれ始めました。そこから、お姉さんグループ(CANDY GO! GO!)とは違うイメージが出来れば、Re:INCARNATIONらしい色が生まれ出したなとも感じています。
――さすがに、こんぽん夏穂さんのキャラを活かしたお笑い系やトンチキソングはないんですね。
こんぽん夏穂 うちのプロデューサー、きっと、そこはあまり好きじゃないのかも知れません(笑)。
Re:INCARNATIONは生歌でパフォーマンスしてゆくからこそ、まさに「ライブしているグループだな」という印象です。
――4月24日のRe:INCARNATION主催公演より、新メンバーとして藤咲あやさんと犬山緋菜さんが加わりました。最初に、加入前にRe:INCARNATIONに持っていた印象から聞かせてください。
藤咲あや パフォーマンス面を筆頭に、すごく格好いいグループだと思っていました。グループさんによっては、サビにかぶせを入れて歌うこともありますけど。Re:INCARNATIONは完全に生歌。そこが「凄いな」と思って見ていたところでしたし、生歌でパフォーマンスしてゆくからこそ、まさに「ライブしているグループだな」という印象を持っていました。
犬山緋菜 以前まで名古屋に住んでいたという理由もあるんですけど。わたし、紹介を受けて初めてRe:INCARNATIONのことを知りました。最初に楽曲を聞いたときの印象が、「ダークな格好よさ」を持ったグループということ。でも、レッスンを始めるようになって感じたのが、いろんな曲調があることでした。
――2人がメンバーと合流したのは、何時頃ですか?
こんぽん夏穂 3月末頃に、プロデューサーから「新メンバーを入れようと思ってる」と話を聞いたのが、最初。でも、実際に会ってレッスンを始めたのって。
立花憂衣 主催公演近くだから、本当に最近(4月中)です。
こんぽん夏穂 だから、まだまだ2人には謎な面がいっぱいです。
新メンバー犬山緋菜は、何事も「0か100か」の人。
――新メンバーと行動をともにするようになってからまだ日が浅いとはいえ、今、感じているそれぞれのメンバーの印象を教えてください。先に、緋菜さんの印象からいきたいなと思います。まずは、乃々香さんからお願いします。
百田乃々香 最初、「静かな性格の子」と思っていたんですけど。打ち解けるほど「積極的にしゃべってくれる子なんだ」と印象が変わっていきましたね。わたし、最初の印象で「癒しキャラっぽいね」と言ったら、「ぜんぜんそんなことないですよ」と言ってくるから、「そうなの??」と思ってたんですけど。そうでした(笑)。
犬山緋菜 わたし、人見知りでしゃべれないだけで、一歩ラインを超えて打ち解け始めたらけっこうしゃべります。
百田乃々香 確かに(笑)。緋菜ちゃんは、意外とメンタルも強そう。ただ、失敗して他の人に迷惑をかけると「すみません、わたしのせいで」と謝りだせば、とにかく迷惑をかけないようにと頑張っている姿をよく見るように、努力家だし、責任感も強い子だなとわたしは感じています。
――夏穂さんは、緋菜さんにどんな印象を覚えています?
こんぽん夏穂 わたしも最初は大人しい子だなと思ってました。だって、わたしが笑わせてもピクリとも笑わないんですよ。その姿を見て、「この子は笑顔という感情を持ってないんだ」と思ったんですけど。ようやく最近は笑ってくれるようになりました。しかも、その笑顔が超可愛いんです。でも、知れば知るほど「めちゃくちゃ気が強いだろうな」と思えてくる。それでも、いつもメンバーに恐縮してるから、そこはもっと楽に接してほしい。あと、積極的に自分の想いや意見を言ってくれるところは、メンバーとして嬉しいですね。
――憂衣さんは、どんな印象を持っています?
立花憂衣 初めて緋菜ちゃんと会ったとき、可愛いロリータ系の服を着ていたんですね。だから、「可愛らしい乙女なのかな」と思って接したら、意外にも声が低くて「えっ??」状態。しかも、すっごい小声だし。だから、緋菜ちゃんの見た目と声の低さとのギャップに最初は驚きました。
犬山緋菜 確かに、普段から声は低めですけど。緊張すると余計に声が低く、トーンも小さくなっちゃいます。
――もしや、病み系の方?
犬山緋菜 いえ、病みや闇はないです。むしろ、その逆だと思います。
――まみさんは、緋菜さんにどんな印象を覚えました?
小川まみ レッスンが始まるだいぶ前に来て練習もしていたように、最初は、大人しいながらも一生懸命に頑張る子という印象でした。でも、だいぶ砕けてるよね。
藤咲あや そうなんです。急に壁を無くしてくるんですよ。
――あやさん、それはどういうこと??
藤咲あや 最初の頃は、本当に壁が凄くて、ぜんぜんしゃべれなかったんですよ。しかも、それまでは「あやさん」と呼んでいたのが、急に「あやー!!」と友達言葉になり始めて。そうなるまでに段階を踏んでならわかるんですよ。でも、緋菜の場合、高くそびえ立っていた壁が、急に全部無くなった形だったからね。
犬山緋菜 そこには理由があるんですよぉ。同期だし、以前から「あや」って呼びたいなと思っていたんですね。だから、「これからはあやって呼んでもいい?」と確認してから言おうと思い、そう聞こうとしたところ、いきなり呼び捨てしちゃっから。「やっちゃったー!!」と思ったんですけど。一度呼び捨てにした以上、もういいやと思い、そのまま「あやー、何々だよ」と呼び捨てでしゃべるようになりました。
藤咲あや むしろ、わたしはそのほうが嬉しいんですけど(笑)。さすがに、急に壁ゼロになったのにはびっくりしちゃって。緋菜の場合、何事も「0か100か」。だけど、そこが魅力だと思います。
新メンバー藤咲あやは、「この子、ちょっと頭の螺子が抜けてる」と言いたくなるくらい面白い子。
百田乃々香 そう言ってるあやも、だいぶ0か100かだけどね。
――あやさんも、印象と性格がまったく異なる人??
百田乃々香 最初、めっちゃ清楚でしっかり者に見えてたんですよ。だけど、しゃべってみたら能天気というか、「この子、ちょっと頭の螺子が抜けてる」と言いたくなるくらい面白い子です。しかも、本人の語るいろんなエピソード話を聴くたびに、「ちょっとおかしい子かも知れない」というのが確信に変わりました。でも、面白い子だから打ち解けやすく、すぐにグループに馴染んでました。ただ、見た目のようなおしとやかさは、ない子です(笑)。
こんぽん夏穂 写真だけの印象だと、みんな清楚キャラだと思うようだけど。清楚キャラは大嘘です(笑)
立花憂衣 (与える印象として)だいぶ、黒髪補正が入ってます。
――夏穂さんが見た、あやさんの印象を改めてお願いします。
こんぽん夏穂 本当にずっとふざけてる子なんですよ。みんなが疲れてぐったりしているときもふざけ続けていれば、練習を終えて「ここはこうだったから、こうしていこう」という話をしているときも、笑わせにくるんです。ほんと、変な子だと思う(笑)。
藤咲あや 真面目な話になると、その場の空気が重くなるじゃないですか。そういうときにメンバーの視線が視界に入ると、ふざけたり笑わせたりと、何かしたくなっちゃうんです。
こんぽん夏穂 さっき「緋菜ちゃんは0か100」と言ってたけど、あやちゃんも割とそうで。すぐ、遊びに巻き込んでくるんですよ。まだ加入して間もない時期で、そんなにお互いのことを知らない関係だったのに、いきなりウィイクしてきたように、あやちゃんも急に壁を壊して0か100かにしていく子です。
立花憂衣 確かに、距離感の詰め方が「0か100か」だよね。しかもあやちゃん、めっちゃ強心臓。この間のレッスンのときにも、「先輩が後ろで見てるよ」と言ったら、いきなり「レス送りまーす」と言い出すから、「えっ?!」状態。とにかくハートも、メンタルも、気も強い新人がRe:INCARNATIONに入ってきました。でも、めっちゃストイックなんですよ。この間も、レッスン前に自主練で一人スタジオを取って練習をすれば、汗だくの状態でレッスン場に来ていたように、そこは偉い子です。
――まみさんの印象は、どうですか?
小川まみ わたしも緊張しなきゃいけない場面でもへらへらしちゃうから、そこは似たような面も感じてるんですけど。でも、わたしヘラヘラはしても、変な顔をして笑わせたりはしないから、やっぱし変な子なんだと思います。それと、わたしにはないクールな面も持っている子です。毎日のように配信を頑張っているように、すごい努力家だよね。
――配信では、本性を見せてるんですか?
藤咲あや 見せてます。配信は、本性が出るからヤバいです(笑)。写真だけだと、清楚やクールという印象に思われがちですけど、さすがに配信を通すとね(笑)。
――緋菜さんは、あやさんに同期としてどんな印象を持っています?
犬山緋菜 ひなちゃんは、いろんな属性を持っている子。とにかく表現の引き出しが多いから、わたしも負けないようにって、自分を奮い立たせる目標にもしています。
2人の新メンバーは、これまで見たことのないタイプの人たち。
――なんか、神経の図太い新人が2人入ってきましたね。
立花憂衣 これまで見たことのないタイプの人たちです。だからこそ、Re:INCARNATIONに新しい色を加えてくれそうです。
こんぽん夏穂 確かに、ぜんぜん違うキャラの2人が入ってきたって感じだね。実際にリハーサルをやってても色数が増えるっていうか、表現の幅が着実に広がってるなと感じてます。
立花憂衣 パフォーマンス面にも、一気に迫力が増してきたしね。
こんぽん夏穂 本当に、そう。6人編成になったことで、だいぶ迫力は増しました。しかも、2人ともぜんぜん異なるタイフだから、より幅が広がってるなというのも感じています。Re:INCARNATIONは一人一人異なる色を出してるから、そこの幅が広がったのは嬉しいことです。
――2人が、これからのRe:INCARNATIONにどんな色を描き加えていくのか、そこが楽しみです。
藤咲あや Re:INCARNATIONって、とにかくパフォーマンスが格好いいじゃないですか。今は、そこのレベルへ追いつくのに必死ですけど。早く自分も追いついて、もっともっと大きな舞台へRe:INCARNATIONが上がっていけるように頑張りたいです。
犬山緋菜 ほんと、そうだよね。わたし、最初はRe:INCARNATIONの持つダークさや格好いいイメージをもっともっと研ぎ澄ませ、突き詰めていこうと思って入ったんですけど。思ってた以上に楽曲の表現幅が広いから、わたし自身も表現や表情の幅を広げていきたいし、みんなが見ていて飽きない人になりたいです。
Re:INCARNATION最新衣装のテーマが「ウェディング」。
――Re:INCARNATIONに、新メンバーとして藤咲あやさんと犬山緋菜さんが加わりました。合わせて、真っ白な衣装という、これまでの黒衣装のRe:INCARNATIONのイメージも、ガラッと変えてきましたね。
こんぽん夏穂 今回の衣装の変化には、私たちメンバーが一番びっくりしているかも知れない。
立花憂衣 なぜ今回の衣装になったかと言いますと、Re:INCARNATIONの最新曲『Dear Darlin'』のテーマが「ウェディング」。それをイメージして、みんなで今の衣装のアイデアを出しました。
こんぽん夏穂 ウェディングドレスをモチーフにしながら、そこへいろんなジッパーも付ければ、小物を装着しながら、ロック系の楽曲を歌うのが似合うようにと作っていただきました。
――今のRe:INCARNATIONは、『Dear Darlin'』推しということ?
立花憂衣 最新曲という理由もあってライブでも積極的に歌っていれば、Re:INCARNATIONの新しい色として押し出している理由もあって、今回の6人編成のスタートに合わせ、『Dear Darlin'』をモチーフにした衣装にした経緯もありました。
小川まみ 『Dear Darlin'』自体が、これまでのRe:INCARNATIONの印象を嬉しく変えた楽曲だからね。
こんぽん夏穂 ほんと、そう。初披露したときからお客さんたちも、びっくり。これまでのイメージを裏切る面もあったから、賛否両論出てました。
立花憂衣 『Dear Darlin'』は、王道アイドルソング寄りなんですよ。
こんぽん夏穂 だから、これまでのRe:INCARNATIONのダークでロックなイメージとは重なりにくいこともあって、「えっ、Re:INCARNATIONはこっちの方向性へ行くの??」と、ファンの人たちも戸惑っていたみたいなんです。
小川まみ CANDY GO! GO!さんの妹分のように、これまでロックな姿勢を打ち出していたところへ、いきなり王道系の色を加えてきたから、そりゃあ戸惑うよね。
――『Dear Darlin'』は一般的な視点で見たら王道アイドル曲だけど、Re:INCARNATIONとして捉えたら邪道なスタイルだ。
こんぽん夏穂 そうですね。私たち自身が王道の人間ではなく、邪道な人間たちなので(笑)。ただし、いくら『Dear Darlin'』が王道だと言っても、Re:INCARNATIONが表現するように十分ロックな要素を持った曲になっています。サウンドは、これまでと変わらずバチバチにロックしているから、あくまでも王道の空気感を持ったロックな曲として感じてもらえると思います。むしろ、聴く層の幅が一気に広がりそうだね。
藤咲あや わたし、Re:INCARNATIONといえば、『X^DAY』のようなロック系グループという印象を持って加入したから、初めて『Dear Darlin'』を聞いたときは、嬉しい驚きを覚えました。
犬山緋菜 わたしも、そう。Re:INCARNATIONではダークで格好いいロックを追求してゆく印象があったから、『Dear Darlin'』を聞いたときには、思ってた以上に幅広い表現をしてゆくグループなんだと感じました。
6月17日、こんぽん夏穂が人生初の生誕祭を開催! 大丈夫、爆破とかはやんないから(笑)。
――そんな新しいフェーズに突入し始めたRe:INCARNATIONですが、6月17日にこんぽん夏穂さんの生誕祭を行うことも発表になりましたね。
こんぽん夏穂 そうなんですよぉ、6月17日の金曜日に池袋BlackHoleでわたしの生誕祭が行われます。わたし、人生"初の生誕祭"なんです。わたしは爆裂するくらい楽しいことが好きだから、この日は、爆裂に楽しい日にしていきたいなと思っています。
――初めての生誕祭を経験するわけですね。昨年は、なぜやらなかったんですか?
こんぽん夏穂 チームOKBは、グループに加入して1年後でないと生誕祭は出来ないんです。だから、ようやく私たち3人(小川まみ・こんぽん夏穂・百田乃々香)は今年から生誕祭を行えるようになれば、今年3月に、その先陣を切ってまみちゃんが生誕祭を行いました。生誕祭は、主役が好きなようにやっていいから、何を仕掛けようか、今から楽しみです。
立花憂衣 法に触れることだけはしないでね(笑)。
こんぽん夏穂 大丈夫、爆破とかはやんないから(笑)。ただ、普段のRe:INCARNATIONでは出来ないようなことをやりたいなと思って計画しています。でも一番は、主役がわたしだから、「わたしを見て!!」の日にしようと思っていますし、いろんなこんぽん夏穂をお見せします!!
「Re:INCARNATIONといえば、全員がセンターのグループだよね」と言われる存在になりたいし、そうしていきます。
――最後に、これからのRe:INCARNATIONに向けての想いを一人一人語ってもらおうか。まずは、新加入のお二人からお願いします。
犬山緋菜 せっかくRe:INCARNATIONのメンバーになったからには、今のRe:INCARNATIONにいい刺激になる差し色をわたしが加えていきたいなと思っています。
――わたしが、新しい色に染め上げてやるではないんですね。
犬山緋菜 性格的にそこまでガツガツいけないので、差し色を加えながら、より良いグループにしていけたら…。それくらいの気持ちです。
藤咲あや わたしや緋菜ちゃんという新しい色がRe:INCARNATIONに加わったことで、Re:INCARNATION自体に新しい風を吹かせていきたいし、その風によって変わった空気に触れた人たちをどんどんファンにしながら、もっと大きな舞台で活動出来るようにしていけたらなと思っています。
――続いては、まみさんお願いします。
小川まみ これまで4人編成で活動してきたRe:INCARNATIONですけど。新メンバー2人が加入したことで、ライブの迫力も、キャラクターも確実に濃くなったなと感じています。これからも、6人の力を一つにどんどん走り続けますし、これまで以上に楽しいことを表現していける可能性が広がったから、私たちもそこを楽しみにしているし、見てくださる方々にも、そこも楽しみにしてもらえたらなと思います。
もともと、ステージ上ではよく動く4人でしたけど、6人になって、確実にステージが狭くなったなというのも正直感じています(笑)。たとえぶつかろうと、そこはニコニコしかながら、ライブパフォーマンスを通して出す迫力を、もっともっと深めていきますから。
――続いては、憂衣さんかな。
立花憂衣 どんなグループにもセンターを担うメンバーっていると思うんですけど。今のRe:INCARNATIONには、そのセンターを担う人はいません。別の言い方をするなら、一人一人がセンターに立てるキャラクターを持っています。そのキャラクターをもっと際立たせながら、「Re:INCARNATIONといえば、全員がセンターのグループだよね」と言われる存在になりたいし、そうしていきます。新加入の2人も、けっこうメンタルが強そうだからこそ、「Re:INCARNATIONは6人全員が主役」のグループにしていきます。
――次は、夏穂さんお願いします。
こんぽん夏穂 6人編成になったことで、今まで以上にいろんな表情を見せられるようになってきたなと思います。日々、どんどん進化していくから、Re:INCARNATIONの成長を見逃さないでいてください。でないと、「あのときのRe:INCARNATIONもしっかり見ておけば良かった」と後悔しちゃいますよ。だからわたし、「これからのRe:INCARNATIONを見ておかないと損するよ」と予言しておきます。
――最後は、乃々香さんですね。
百田乃々香 わたし、先輩になったんですよね。いまだぜんぜん先輩感もなく、フワフワしてるんですけど(笑)。今のRe:INCARNATIONは先輩後輩関係なく、一人一人のキャラクターが強いからこそ、そこを絶対的な強みにしていこうと思っています。ライブを見てもらえれば感じると思いますけど、一人一人、どこのグループにもいないようなメンバーたち。歌も、パフォーマンスも、一人一人が主役になれる輝きを放つ力を持っていますし、そこにこれから磨きをかけようとしています。もちろん、推しを見るのも嬉しいですけど。今のRe:INCARNATIONは全員をしっかり見てほしいんです。それくらい魅力的なメンバーばかりだから、そこへ注目してください。
――乃々香さん、この中では比較的控えめですよね。
百田乃々香 もちろん、わたしにもみんなを引っ張れる力があったほうがいいんでしょうけど。みんな(百田乃々香と小川まみ以外)がガツガツ行く人たちだから、わたしは一歩引いて、みんなを後ろから見守りつつも、押し上げていく立場でいることが、今の自分の役割やポジションだと思っています。
こんぽん夏穂 今のRe:INCARNATIONはガツガツいくから、ぜひライブを見に来てください!!!!!!
TEXT:長澤智典
<インフォメーション>
「Re:INCARNATION こんぽん夏穂 生誕公演」2022年6月17日(金)
OPEN 18:30 START 19:00予定
会場:池袋BlackHole
予約2500円 当日3000円 各1D代要
出演:こんぽん夏穂、Re:INCARNATION、CANDY GO!GO!、香月友梨奈
ゲスト:ハチカイ
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