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最新シングル「ツラみ」について3人が語ったツラみなこと…。 chuLaインタビュー・1
2月16日にメジャー第一弾シングル「ツラみ」を3-TYPE発売するchuLa。彼女たちの新機軸を打ち出したこの曲は、Youtube,TikTokで人気のクリエーター"音羽"(48-フォーエイト)が作詞作曲を担当している。
このたび、渡辺あやの・七瀬うた・田中みうの3人が取材に登場。2 回に渡り、彼女たちの言葉をお届けしたい。
あなたにとってのツラみなこととは???
――最新シングル「ツラみ」が、完成。みなさん、アイドル活動をしていると"ツラみ"とかないでしょ。
渡辺あやの 時にはありますよ。今ってSNSがすごく普及しているじゃないですか。そのSNSに毎日触れていると、「いいね」や「リツイート」の数字に一喜一憂しちゃうというか。その数字が思ったよりも伸びなかったりすると、少し心病んじゃうときも正直あります。
本当なら、そういうのを気にせずに書き込んでいればいいんですけど。つい気にしてしまい、自分の予想よりも反響が低かったりすると、「あー、駄目かぁ」と落ち込んでしまいます。
――確かに、気にしなければ良いことだけど。気にならないわけがないように、そこはしょうがないんだろうね。
渡辺あやの そうなんですけど。でも、SNSを通した反応によってすごく楽しい気持ちになれることも多いから、そこはフィフティフィフティだとわたしは捉えています。
――みうさんも、ツラみなことあります?
田中みう わたし、1月に大阪遠征へ行ったときに、現場へブーツを置いてきたまま帰ってきちゃいました。それが、最近では一番のツラみです。
――それ、けっこうなツラみだなぁ。その後、ブーツはどうしました?
田中みう お気に入りでしたけど。値段も安かったし、色違いの同じブーツを持っていたのと、送っていただく手間も考えたら申し訳なくて、「そのまま処分してください」と先方にはお伝えしました。それでも、ちょっとしたツラみはあったんですけど。今日(取材日)は、色違いの同じブーツを履いてきました(笑)。
――うたさんも、ツラみなことがあったら教えてください。
七瀬うた わたし、アイドル活動が楽しいからこそのツラみがあります。
――それは、どういうこと???
七瀬うた どうやったらもっと人気が出るんだろう。どうすればもっと歌が上手くなるんだろうなど、アイドルとしてのスキル面での足りなさへツラみを覚えるときがわたしはあります。もちろん、上を見ればきりがないんですけど。わたしは完璧なスーパーアイドルを目指しているからこそ、まだまだスキルの足りない面が多いから、そこはツラみです。そう言いながらも、アイドル活動をめっちゃ楽しんでます!!!
chuLaは忘れ物の多いグループ???
――初めて「ツラみ」を聞いたとき、どんな感想を持ちました???
七瀬うた 初めて「ツラみ」を聞いたときは、とても衝撃的でした。その理由が、今までchuLaが歌ってきた曲たちとはちょっと違う感じがあったからです。「ツラみ」はダークで、でもロックしている格好いい楽曲。でも、タイトルに書いてあった「ツラみ」という言葉や歌詞を読んだときには、現代っ子的な内容のように、「確かにこれはツラみだなぁ」と嬉しい衝撃を受けました。「ツラみ」は、歌っていると自然と気持ちが燃えたぎります。気付いたら力強く歌っているから、そこも好きなところです。
――歌詞の一節じゃないけど、うたさんも「ぴえん」な気持ちになることあります???
七瀬うた ぴえんになることはあります。最近も、遠征帰りのとき、新幹線のチケットを置き忘れてきちゃって。でも、乗るのが最終便ギリギリで、取りに戻る時間がなかったんですね。しかも、この日中に東京へ戻らなきゃいけなかったから自腹で新幹線のチケットを買って帰ったんですけど。あのときは、まじ.ぴえんでした。
――もしやchuLaって、忘れ物の多いグループ???
七瀬うた 多いかもしれない。
田中みう 遠征のときは、誰かしら、何か忘れ物してるよね。
七瀬うた 毎回、事件が勃発です。新幹線にスマホを置いてきちゃったメンバーがいたりとか。
渡辺あやの わたしもホテルに財布とイヤフォンを忘れてきたことがありました。ホテルはチェックアウト時間が決まってるじゃないですか。だから、どーしてもバタバタしちゃうんですよね。しかも忘れ物を、ホテルの方から連絡を受けて気付いたり。でも、スマホは命なので、それだけはわたし忘れたことはないです(笑)。
――確かにチェックアウトの時間がせまると気持ちは焦りますけど。そこは、みなさん同じ条件のように忘れ物をしない人も世の中には多いですよね(笑)。
渡辺あやの すごくマイペースだから、そうなるんでしょうね。とくに遠征のときほど、時間を守るのが大変です(笑)
――あやのさんの「ツラみ」を聞いての感想も聞かせてください。
渡辺あやの 今回はメジャー第一弾シングルということから、chuLaらしい明るい曲が来るんだろうなと予想していたんですけど。届いたのが、すごく格好いい曲調の「ツラみ」でした。わたし、こんな格好いい曲を歌っているイメージが上手くできなくて「大丈夫かな?」と一瞬不安にもなりましたけど。レコーディングをして、振り入れも終えてみたら、今までのchuLaとは違う曲調だけど、ちゃんとchuLaらしさの出た楽曲になっていたから、また違ったchuLaの魅力を、「ツラみ」を通してみなさんに楽しんでいただけると思いました。
――chuLaといえば、わちゃわちゃ弾けた明るい曲調が魅力のように、確かに「ツラみ」は嬉しい意外性を持った楽曲ですからね。
渡辺あやの そうなんです。楽曲も衣装も、バキバキ原色系の明るい印象だったから、MVの衣装も含め、だいぶシックな感じだと思います。とくに「ツラみ」のMVの衣装姿は全身真っ黒と自分たちでも新鮮だったから、あの姿はぜひ見ていただきたいです。
――みうさんの、「ツラみ」を聞いての感想もお願いします。
田中みう 誰かに寄り添えるとても深い内容の歌詞という印象でした。曲もアップテンポなロック調。でも、ちょっとポップで可愛い要素も入ってるから、そこのバランス感に新鮮さも覚えました。今では、すっかりお気に入りの歌です。
――歌詞は心に染みました?
田中みう 染みましたー!!わたし、この曲を初めて聴いたのが、ライブ帰りの電車の中。あのときはすごく眠くてツラみだったんですけど。そういうツラみな気持ちのときに聴くと、めっちゃ心に染みます。だから、「ツラみ」をつらいときに聴いたら、みんなめっちゃ心に染みると思います。
MV撮影中の気分は滝行でした。おかげで、身もひきしまった気がします。
――みなさん、「ツラみ」のMVでも過酷な撮影をしていましたよね。
渡辺あやの あのMVの撮影は、ツラみの極みでした。最後のズブ濡れシーンは、とくに…。
――あの映像を撮影したのは、何時頃なの???
渡辺あやの 2021年12月中旬頃でした。あのときは、外の気温がO度。屋内も、それに近い感じでした。最後にメンバーがびしょ濡れになる雨のシーンで、私たちが浴びていたのが、ホースを使ってシャワーのように降り注いだ水。それを両サイドから寒い中で浴びていたから、気分は滝行状態(笑)。おかげで、身もひきしまった気がします。
――それ、めっちゃツラみな撮影じゃないですか。
渡辺あやの だけど、あそこまで追い込んだからこそ、私たちもいい感じでツラみの表情を出せたように、あの苦行でいい感じにみんなのツラみな姿を引き出せてもらえました。そのつらさがあったぶん、出番待ちのときにはみんなでストーブを囲んであったまれば、温かいスープも飲みながらわちゃわちゃしていたように、その場面だけを見てたら女子会しているようでした(笑)。
――でも、ストーブの側を離れると…。
渡辺あやの 極寒です(笑)。
七瀬うた わたし、「アイドルのMVで、こんなにも寒空の下で水をかぶるMVがあるの???」って経験が初だったから、本当に衝撃でした。滝行のシーンを終えたあとは、急いで着替えて、みんなで髪の毛をドライヤーで乾かして。それでも、帰り道では髪が渇ききっていなかった中、みんなで「寒かったね」と言いながら撮影現場を後にしていました。
――身体を張っただけの成果が出たMVにもなりましたよね。
七瀬うた ホント、そう。かなり身体を張って撮影をしたので、ぜひMVを見てください。本当に見どころが満載ですから。
――しかも、「ツラみ」のMVを見ると、良い意味で、これまでのchuLaの印象を変えてくれますからね。
七瀬うた 確かに。楽曲もMVも、今までのchuLaとは違う感じに仕上がりました。
田中みう だいぶ、チャレンジしたMVだったからね。
楽屋のワイワイした雰囲気を、そのままステージまで持っていってる面もchuLaにはあります。
――「ツラみ」は、すでにライブでもガツカツ歌っていますよね。
七瀬うた ガンガンに歌っていますし、反応もめっちゃいい感じです。「ツラみ」の振り付けがすごくキャッチーで覚えやすいから、みんなすぐに振りを覚え、一緒に振りを真似ながら楽しんでいます。
――「ツラみ」の歌詞の中で、「わたしが一番カワイイ‼」という歌詞が出てきます。この3人の中、「わたしが一番カワイイ‼」と思ってる人は???
全員 いや…(笑)。
――今の3人のリアクションを見ていたら、一番みうさんのアクションが派手でしたね(笑)。
田中みう 思ってないです、思ってないです。そんな、ぜんぜん思っていないです!!!
渡辺あやの でも、ライブになると、その面を一番生き生きと出してくるのがみうかも知れない。
田中みう ライブになるとスイッチが入って、人格が変わっちゃうからなのかな(笑)。
渡辺あやの ライブのスイッチは、みんな入るよね。あっ、楽屋でもかなりワイワイ騒いでるか(笑)。あのワイワイした雰囲気を、そのままステージまで持っていってる面もchuLaはありますね。
(2回目へ続く)
TEXT:長澤智典
<インフォメーション>
ツラみ【Type-A】
chuLa
2022年2月16日発売
TKCA-75037 /¥1,200(税抜¥1,091)
01. ツラみ
02. おちゅらけ戦隊ちゅらレンジャー
03. ツラみ -Instrumental-
04. おちゅらけ戦隊ちゅらレンジャー –Instrumental-
chuLa
2022年2月16日発売
TKCA-75038 /¥1,200(税抜¥1,091)
01. ツラみ
02. We are the chuLa
03. ツラみ -Instrumental-
04. We are the chuLa –Instrumental-
chuLa
2022年2月16日発売
TKCA-75039 /¥1,200(税抜¥1,091)
01. ツラみ
02. SNOW SNOW SNOW
03. ツラみ -Instrumental-
04. SNOW SNOW SNOW –Instrumental-
【MV】chuLa/ツラみ
https://www.youtube.com/watch?v=n46juJRlvU4
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