FEATURE
lonely planet 1周年記念 インタビュー「グループとしての視野を広くして、アーティストとして、有名になりたい!」
「都会の寂しい女の子」がコンセプトの4人組ユニット「lonely planet 1st anniversary Live の直前に、この一年を振り返っての気持ちやライブへの想いなどを語ってもらった
ぜひ、3月に敢行したインタビューを一緒に読んでもらいたい。
ーーお披露目からこの1年間を振り返ってみて、いかがでしたか?
Umi: 1年前のお披露目の時は、今、自分が何ができるのかっということに精一杯だったんですけど、1年経ってみて、どうやったら伝わるのかやライブでの見せ方だったり、ファンの方を向いた気持ちが多くなりました。そして、まだライブを見たことない人に対してどうロリプラを広めていくかなどの、自分に対してではなく、外に向いた心境の変化を感じています。
ーー続いてRinkaさん
Rinka: はい。お披露目の時は、曲を通して感情をどう出していこうという気持ちが大きかったんですが、今はファンのみんなと、どうこのライブを一緒に過ごすかということを、楽しめるようになったのが大きいです。
ーーでは余裕が出てきたんですかね?
Rinka: 余裕は、まだちょっとないです(笑)1年前よりかは出ていると思いますが、毎日、ちょっとずつ余裕が出てればいいですね。
ーーでは、Asunaさん
Asuna: 1年のお披露目のときと比べると、心情的には若干余裕は出てきたと思います。以前はもっともっと切羽詰まっているのがパフォーマンスにも出てたんですけど、歌詞やダンスにはこういう感情をいれたいと意識していれられるようになってきました。前はもっと無意識っていうか、野生的だったなって(笑)。なので、比べると丸くなったなって思います。でもその中でも、芯の強さを曲中であらわせたらなと思っています。本人は脆いんですけど・・・。
ーーYu-maさん、お願いします
Yu-ma: そうですね。率直に慣れてきました。でも「都会のさみしい女の子」として集まってきた、その時の気持ちはなくしたくないです。今は、みんながいるから強気にはなれますが、ひとりぼっちであることを忘れずにいきたいです。
ーーありがとうございます。1年前と比べて4人の関係性に変化はありました?
Umi: 最初はみんな人見知りをしてました。気を使いながらとか、様子を見ながら喋ってたとこはあったと思うんですけど、1年間一緒にいて、思ったことは言うし、やなことはやって言うし、いいところはもちろん褒めますし、刺激あってるなって感じています。
ーーさらに絆が深まったとか、新しい発見とかありました?
Umi: ないですかね。
全員: (笑)。
Yu-ma: 今の感じが可もなく不可もなくで。一番いい距離感なんだと思います。いい意味で、めっちゃ縮まるわけでもなく、めっちゃ喧嘩とかして深めるとか、そういうのでもなく。すでにあの時、完成してたのかなって思います。
ーー前回のインタビューの時は、4人は仲良くなってきたけど、他のグループさんとは話できないって言ってましたが、その後は・・・
Umi: 今1歩進んだくらい(笑)。1年に1歩。
Yu-ma: 少しだけ話すようになりました。
Rinka: やっと目見て話せるようになったぐらいですね。
Asuna: 私、友達できました!ほしぞめさくちゃんという子と仲良くしてて。「大人になって友達が作れた!」と思って(笑)。年下なんですけど、仲良くしてもらってます。
いいタイミングでLINEがくるんです。でもそれに救われてました。
ーー新型コロナウイルス感染拡大の影響で活動が自粛される期間がありましたが、それぞれどう過ごしていましたか?
Umi: 厄年かなって思いました(笑)。率直にどこにこの気持ちを向けたらいいんだろうって。もどかしいし、ファンの人がライブ見たいって気持ちにも応えられないし、本当にもどかしい、の一言です。
Yu-ma: 私は、何もなくて、思い出もないくらいなにもない。空白の期間です。あの時、何してたんだっけ私、みたいな。何かと制限が多かったので、何かしたいと思ったらできないのが嫌なんで、したいとも思えず。「無」でいるしかなかったです。
ーー別に落ち込むでもなく?
Yu-ma: はい。どうしようっていう戸惑いはありましたが、落ち込むではないです。
ーーAsunaさんは、いかがでした
Asuna: 最初は、やばいけど、ここまですごくなると思ってなくて、まあ大丈夫だろうみたいな気持ちでいたんですよ。でも、なんにもできなくなりましたって時に、すごい落ち込んでしまって。元々精神がいい方じゃないので、すごく落ちちゃった時があって、本当にヤバかったんですけど。でもそんな中で、プロデューサーさんが新曲をどんどん進めてこうとか、メンバーともLINEでトークとかしたりして、なんとか持ち堪えました。
ーーじゃあメンバーとプロデューサーさんがいなかったら?
Asuna: かなりヤバかったですね。私、夜になると、全てがわかんなくなっちゃう時があるんです。なんで私、ここにいるんだろうみたいな。そんな時、いいタイミングでLINEがくるんです。本当にびっくりするくらい良いタイミング、でも内容はくだらないことだったりするんです、でもそれに救われてました。
Umi: 気付かぬ間に・・・図らずとも救ってました。
Asuna: 知らないうちに絆、深まってんだね。
ーーRinkaさんは、どう過ごしてましたか?
Rinka: 私は、安全を考えて実家に帰ってました。でも実家で何もすることがなく、メンバーとはLINEで連絡は取り合っていましたが、この状況が続いたらどうしようと自分が今後どうしたいんだろうと考える期間を作りました。ちゃんと自分の将来のことを考えて、その時に改めて、グループに対して自分の想いを再確認でき、やっぱりここで頑張りたいなと思えました。このグループにも人生掛けてみようと思えました。私はポジティブな意味で良い期間だったと思ってます。
ーーポジティブに思えた要因はなんですか?
Rinka: 親です。芸能活動やってること自体を親に言ってなかったんです。ただ、あなたのやりたいことを自己責任でやりなさいって言ってくれて。逆にひとりでいたらネガティブになっていたので、家族と過ごしていてよかったです。そばにいてくれる家族がいて良かった、LINEで繋がってくれるメンバーがいて、本当に良かった、とその時に思いました。
ーー自粛期間中の活動はどうしていたんですか?
Rinka: 不定期ですがSHOWROOMやってました。たまに見に行ってた。
ーーファンの皆さんには元気な姿を見せられていたんですね
Umi: そうですね。でも、楽曲を聞きたいって人たちのコメントがすごい多かった印象はありますね。今、楽曲を聞ける場所がYouTubeのミュージックビデオしかないので、いつライブ見れるんだろうとか、4人揃ったとこが見たいと言っていただいて、でも外出もできないし4人揃わない、もどかしさみたいなのはありました。
ーーさっき話題にも上がってましたが自粛期間中にも曲を作ったり準備を進めてたんですか
Asuna: はい。最初、仮歌の状態のものが来て、今のうちにしっかり耳で聞いて準備をして、ちゃんと染み込ませていました。そして、やっと自粛期間を経て発表できます。なのでいろんな思いが詰まった曲になっています。
Yu-ma: それが今日発表なんです!!
毎回、ロリプラの曲って聞いた瞬間に自然と泣けるんです。
ーーでは、新曲「SLEEPLESS」について、最初に聞いた時の印象はどうでしたか?
Yu-ma: 毎回いつも、いいなって思ってるんですけど、今回も本当良くて。ロリプラの曲って聞いた瞬間に自然と泣けるんです。もらった瞬間に「わ、今回も泣いちゃったよ」みたいな(笑)。 一言一言がすごい胸に刺さるワードばっかりで、プレッシャーもありつつ、これをどう私たちが表現するんだ?私歌うんだこれ?と
ーー曲のテーマはなんですか?
Umi: 夜に1人で部屋にいて、なんとなく過ごしちゃう、なんとなく気持ちが揺らぐ、そういう時間帯って、いろんなことに意味もなく思い馳せちゃったり。そういう気持ちを本当に表しているので、ぜひ女の子に共感してもらいたいです。
Yu-ma: 歌詞に「眠れない夜に歌う」っとフレーズが出てくるんですけど、本当に眠れない夜に聞きながら、眠りたい曲になってますので、夜に聞いて欲しいです。
Rinka: 私初めて聞いた時、ちょうど深夜に聞いていて「うわー、これ私の曲だ」って、他の楽曲もすごい共感できるのがあるんですけど、この曲も全て自分のことのように共感できるので、夜に聞いてもらえるとよりこの曲の良さが増す曲なので、ぜひ眠れない夜は聞いてほしいです。
Asuna: 今回、歌のパートが多いのはYu-maちゃんで、サビをメインボーカルみたいな感じでYu-maちゃんが歌ってます。メンバーの声のバランスとか考えて、この曲はYu-maちゃんだなって私は思ってます。
Yu-ma: え、嬉しい。
ーーどうでした、サビを任されて?
Yu-ma: 緊張します。私で良いのかなっていうのが率直にあるんですけど、みんなにもここ歌って欲しかったと言ってもらえたので、私が歌うから良いって思ってもらえるようにしようって思いが強いです。
ーー最後に、これからこの先の1年の目標を聞かせてもらえます?
Rinka: 2021年2月にワンマンが決まりました。まずはワンマンに向けてそれぞれ歌もダンスももっともっとクオリティを上げて、コロナで活動できなかった期間があるので、それを取り戻すぐらいたくさん実力をつけて、もっと上に行けるように頑張りたいです。
ーーYu-maさん、お願いします。
Yu-ma: これから、ワンマンに向けてさらに絆が深まってきているので、今までよりもさらに、これが私の人生だと思って、ここからもっと輝くようになりたいなと思ってます。今はプレッシャーしか感じてないんですけど、なので不安もありますが、でもそれでも頑張っていけるかっこいい女になっていこうと思っています。今が頑張りどきと奮闘してます。
ーーその不安は焦りでもあります?
Yu-ma: そうですね。焦りもありますね。でも焦って追い詰めていきたいんです。結構追い詰めたいんです自分のこと。だからもっと追い詰めていかなきゃなって思ってます。
ーーでは、Asunaさん。
Asuna: これからは、まずはワンマンに向けて、細かい振りの確認だったり、歌の完成度だったりをもっともっと上げたいし毎日、合宿みたいにやりたいくらいストイックにやりたいなって思っています。そして、もっともっといろんな人に知ってもらって、曲の本当に伝えたいことを全部伝えられるように、自分の表現力も高めて、もっともっと伝わればいいなって思います。かわいい、かっこいい、じゃなくてその先にあるものを、ちゃんと伝えたいです。
個人としては、もっとちゃんとしたい。すぐにいっぱいいっぱいになっちゃうので、、もうパニックになったて思ったらUmiちゃんに投げちゃうんですよ(笑)。なので、もうちょっとリーダーらしく、もっと大人になりたいなって思ってます。ステージで見せる表現力とかはだんだん余裕はできてはきたんですけど、人としての余裕を身に付けたいです。
ーーでは、Umiさん。
Umi: 個人としては、私は緊張もそんなにしないし、客観的にメンバーのこと見れてるし、見なきゃいけないなって気持ちもあるので、グループの中でいちばんお姉さんポジションにいるので、メンバーを後押しできるような存在でいたいです。
リーダーはAsunaですが、メンバーが何できるとか、自由に動いててほしいって気持ちがあるので、そういうところで1番根を張れる人になってたい気持ちは、お披露目からずっとあるので、みんなよりちょっと大人なので、そこは引っ張っていけるような人でありたいと思います。それこそ見本になれるように、自分が今まで培ってきたものとかを、メンバーと共有したりとか、おっきくなるためにどんどん自分の持ってる引き出しを、多くしつつ、インプットだけじゃなくてもっとアウトプットして、グループがおっきくなればいいなって、2年目に入ってもずっと思っています。
グループとしては、私はずっとやりたかったので、やっとワンマンが決まってすごい嬉しいです。その先にあるもの、もっとおっきい会場でワンマンをやるとか、あとは動員数をもっと増やすとか、課題はたくさんあるんですけど、もっとグループとしての視野を広くして、今はアイドルって枠組みですけどアーティストとして、有名になれたらいいなって、思います。
とにかく、2021年2月、ワンマンはぜひ来て欲しいです!!
取材・文:もりたはぢめ
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初ワンマンライブ 開催決定!!
2021年02月18日
SHINJUKU SAMURAI
lonely planet
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