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2025.01.29
ja惹句ck

ja惹句ck インタビュー・前編「自分が本当に作りたいものを、真っ直ぐに追い求めたい。そう決めたときにパッと出てきたのが、まさに漫画雑誌の少年ジャンプのような「愛・友情・正義・勝利」でした。」

 元NMB48の石塚朱莉と元JILLASTEDの戸田ころねを中心に誕生したのが、ja惹句ck。メンバーは、石塚朱莉(緑色担当)・戸田ころね(赤色担当)・流川レナ(黄色担当)・一ノ瀬れいか(青色担当)・青山うか(ピンク色担当)・柊木萌音(水色担当)の6人。彼女たちは、12月10日に恵比寿リキッドルームでja惹句ck(ジャック) デビューライブフェス『少女ジャンプ-創刊号』を主催し、満員の観客たちを前にライブデビューを飾った。すでに『少女ジャンプ』は配信も行えば、MVも公開中。『funk3D』『M.A.G.I.』『Video Sick』『I live for u』の楽曲配信も行われている。華々しくデビューを飾ったja惹句ck、その魅力を2回に分け、たっぷりお届けしたい。


ずっと挫折が続いたままで過ごすのは嫌だったし、一度本当に幸せをつかむためにも、改めて好きなことへ向き合うべきだなと思って、もう一度グループを作ろうと決めました。


──まずは、朱莉さんところねさんとの出会いから教えてください。

戸田ころね わたしと朱莉が初めて会ったのが、共通の友人を介して遊びに行った、東京ドームシティで行われていたマーダーミステリーという推理を解くゲームのイベント。そこで「初めまして」と挨拶を交わしたのが始まりで、お互いに「アイドルやってました」みたいな会話もありましたけど…。

石塚朱莉  お互いに面識はなかったから、互いに「アイドル活動をしていたんだね」くらいのノリでした。

戸田ころね  プライベートでアイドルどうしが会ったときって、お互いどのレベルで活動をしていたアイドルなのか、グループ名を聞いて名前を知らないと失礼になるかとかいろいろと考えてしまうから、そのときも、お互いそこは深く触れずにいたんですけど。あとから元NMB48と聞いて「あっヤベぇ、わたしとはレベルが…」と思った(笑)。初めて会ったとき、お互い帰り道が一緒で。

石塚朱莉  一緒に最寄り駅まで向かいつつ、そこでいろんな話をしながらね。

戸田ころね  「お酒とか飲むの?」「飲むよ」。

石塚朱莉  じゃあ、今度一杯やるかみたいな話をして(笑)。

戸田ころね  お互い「仲良くなれそうだね」という話をしつつ、後にまた出会って意気投合して、そこから一緒に遊ぶ関係になったんですけど。その時期に、わたしがもう一度グループを作りたい思いが沸き上がり、いろんな子に声をかけていく中、なかなか理想の子と巡りあえずにいたときに「あっ、そういえば理想的な元アイドルの子がいたなぁ」と思って。ただ、アイドルを卒業した子って、ふたたびアイドルをやりたいってあまり思わないんですよ。朱莉のように綺麗に卒業をしている子もいれば、いろんな事情があって辞めた子もいたり。朱莉も、アイドル活動には未練がなさそうだったから,「きっと声をかけてもやってくれないかな??でも、当たって砕けろだ」と思って、おそるおそる「アイドルとかふたたびやらないよね」と聞いたら「あっ、やらないでーす」とあっけらかんと言われて。

石塚朱莉  あのときは「もう絶対にやんなーい」と言って、その言葉をバーッと突き放しちゃいました。

戸田ころね  その気持ちも理解できたから、「だよねぇ」と声を返して、一度話は流れたんですけど。わたしの中には「朱莉しかいない」という気持ちがあって、「駄目元でいいから、一度真剣に話を聞いて」と言って話をしたら、「いいよ」と言ってくれて。

──なぜ、朱莉さんの気持ちが動いたのかが気になります。

石塚朱莉  ころねから「こういうグループを作りたいんだよね」という話を聞いたとき、素直に「面白そうだな」と思ったのが一つ。わたし自身、アイドルを卒業するまでに日本武道館公演や、アリーナやドームツアーも経験してきたから、アイドルとしてそういうところを目指す意識はないなと思っていたから、きっとそういう話だったら乗らなかったと思うんです。そこではなく、彼女のセンスは認めていたから、戸田ころねの作るコンテンツに自分が乗っかってみたい。戸田ころねが作るコンテンツの中で、自分をどんな風に生かせるのかを見てみたい。わたし自身、夢や目標がいろいろとある中、その夢の一つを叶えるうえで、彼女の力をお借りしてやってみたいなという気持ちが芽生えたことで、ja惹句ckへの加入を決めました。

──ja惹句ckの中、ころねさんはプレイングプロデューサーとして活動をしています。前グループのときもそうでしたが、動かす以上はすべて自分でプロデュースしようという気持ちも強かったのでしょうか。

戸田ころね  そうですね。グループを立ち上げて、デビューへ持っていくまでの過程の中、そこで人任せにして、自分が描いていた理想と異なるものになってしまうのがすごく嫌だったから、クリエイトの部分にはできる限り自分で携わりたかった。 しかも今回は、グループをサポートしてくれる事務所の存在や、石塚朱莉という相棒も見つけられたことから、妥協せずにやれそうだと思ったことも大きかったです。

──以前から、ふたたびグループをプロデュースしようという気持ちは持ち続けていました??

戸田ころね  一度挫折をしたときに、「もう二度とアイドルはやるもんか」となった時期もありましたけど。ステージに立って歌い踊ることや、好きなものを作って追求していくのは自分にとって楽しいことなので、メンタルも落ち着いてきた時期に「もう1回やらないと」という気持ちが芽生えてきました。それに、ずっと挫折が続いたままで過ごすのは嫌だったし、一度本当に幸せをつかむためにも、改めて好きなことへ向き合うべきだなと思って、もう一度グループを作ろうと決めました。 

──しかも、最高の相棒が見つかったわけですからね。

戸田ころね  と言っても、ja惹句ckもまだデビューライブを終えたばかりだし、このメンバーが揃ってからデビューまでが3ヶ月、朱莉とだって一緒にやるとなって半年くらいだから、お互いに最高のパートナーか??と聞かれても、まだ、互いに探りあってもいるんだけど。

石塚朱莉  確かに、そうだよね。

戸田ころね  ただ、デビューライブを観た、わたしが尊敬している友人から「いい相方を見つけたね。彼女がいてくれたら、これからの活動は安泰だわ」と言ってもらえたし…。

石塚朱莉  おー、嬉しい !!

戸田ころね  うちのお父さんが、ここまでの過程や、わたしと朱莉の愛称や関係性、朱莉の実力もわかったうえで実際にライブを観て、改めて「いい相方を見つけたよね」と言ってくれたのも嬉しかった。

石塚朱莉  お父さんからもそう言われるのって、けっこう熱いよね。

戸田ころね  おかげでわたしも、心強いパートナーを手に出来たなという気持ちが、より一層に確信に繋がりました。


「どういうテーマで楽曲を作ろうか」と思ったときにふっと出てきたのが、『少女ジャンプ』というタイトルと「愛・友情・正義・勝利」という言葉でした。


──ja惹句ckは、『少女ジャンプ』の中でも歌っている「愛・友情・正義・勝利」の言葉をコンセプトにしていると捉えて良いのでしょうか。

戸田ころね  そうです。『少女ジャンプ』はわたしが作詞を手がけました。ja惹句ckを立ち上げ、「こういう曲を作りたいんだよね」と作家さんに投げるとき、「どういうテーマで楽曲を作ろうか」と思ったときにふっと出てきたのが、『少女ジャンプ』というタイトルと「愛・友情・正義・勝利」という言葉。ja惹句ckは、偶像を作りあげたり、カチカチにコンセプトを決め込んだアイドルやアーティストにはなりたくなかった。それよりも、わたしと朱莉の素の良さ、それこそ「おら~ !!」みたいな、まわりが見えなくなるくらいに真っ直ぐで、たまにはずっこけるみたいな(笑)。
 
石塚朱莉  一点集中型のね(笑)。

戸田ころね  そういう、着飾らない真っ直ぐなところが2人の魅力だと思っているんですね。以前にグループをプロデュースしていたときに、「まわりが求めるものに応えるコンテンツを作らなきゃ」「メンバーが求めるものをプロデューサーが導いてあげなきゃ」と、まわりに気を使うあまり、自分が本当に作りたいものが何かわからなくなった反省点がありました。でもja惹句ckはそこではなく、自分が本当に作りたいものを真っ直ぐに追い求めたい。そう決めたときにパッと出てきたのが、まさに漫画雑誌の少年ジャンプのような「愛・友情・正義・勝利」でした。そこから,その言葉たちをテーマに、飾らないメッセージを乗せて表現していこうとなったし、それを具体的に形にしたのが、『少女ジャンプ』なんです。

──今のメンバーたちは、そのテーマ性を掲げたうえで探し始めた形だ。

戸田ころね  そうです。「わたしと朱莉がいるから、こういうコンセプトだよね」「うちらに負けないギャルマインドを持った、情熱的な子たちを集めよう」と決め、ビジュアル面でも「ちょっと強めな女の子」「私たち、こういう格好いい系の音楽をやりますよ」と示したうえで、それに賛同してくれそうな子たらを集め始めました。

石塚朱莉  1ヶ月くらいの募集期間だったけど、160人は集まってくれたからね。

戸田ころね  その中から選んだのが、この4人。 

石塚朱莉  まさに、選び抜かれたメンバーたちだからね。


これでわたし、死ぬときに絶対に後悔はしないし、本当になりたかったアイドルになれたからこそ、わたしは、ころねさんの顔を思い浮かべながら死んでいくんだと思います。


──それぞれ加入の経緯を教えてください。

青山うか わたしは5-6歳のときにテレビで観たモーニング娘。さんを好きになったのをきっかけに、ずっとアイドルになりたかったんですけど。いろいろとオーディションを受けても上手いかなくて。気づいたら、いい年齢も重ねていたから、その夢を半分諦めていたんですよ。「わたしは、このまま夢を叶えられずに死んでいくんだ」とずっと心の中で思いながら社会人をやっていたんですけど。Instagramでja惹句ckのメンバー募集を仕事中に発見。それを見たときにビビビッときて、仕事中にも関わらず、即効で自分の想いを書き、「これが最後のチャンス」と願いながら送りました。わたし、「ここのメンバーに相応しいのはわたしだ」と思って送りながらも、まさか本当に受かるとは思っていなかったんですけど。本当に受かったから、すぐに仕事を辞め、家族や友達を大阪に置いてきたまま、有り金を全部持って東京ヘ引っ越してきました。
  わたし、有名になりたい気持ちが昔から強くて。よく神社などのパワースポットに行ってはお参りをしていたんですけど。そのおかげもあるのか夢が叶ったのはもちろん、デビューライブをやったときに自分のやりたかった夢のスタートラインに立てたことを本当に実感しました。これでわたし、死ぬときに絶対に後悔しないし、本当になりたかったアイドルになれたからこそ、わたしは、ころねさんの顔を思い浮かべながら死んでいくんだと思います。

──っていうか、これからが本当の意味での始まりですから。

青山うか  そうなんですけど。アイドル活動というスタートラインに立てたこと自体が、わたしにとっては奇跡のようなこと。本当にありがたいし、自分のしたいことがある人は、マジに諦めないほうがいいなということを身をもって感じたので、それを、これからは伝えていきたいと思います。

──うかさん、ライブでめちゃめちゃ弾けていましたよね。

青山うか  わたし、本当に些細なことでも泣いてしまうんですね。だから、デビューライブのときは、だいぶ涙を堪えていて。そのぶん、はしゃいでいたんですけど。だって、あそこでわたしが泣いたら、わたしの涙で全部持っていっちゃうじゃないですか。だから泣くのを我慢していました。

石塚朱莉  こんなにja惹句ckの活動へ魂を注いでくれる子たちが揃ったのが嬉しいよね。

戸田ころね  私たちはアイドル経験があるから、本気で命を賭けてるとはいえ、悪い言い方をするなら過去の延長戦という面もあるんですけど。うかもそうだし、他のメンバーの子たち、結果的に落ちてしまった子たちもそうなんだけど、オーディションに集まったのが「これが最後のチャンスだと思って人生を賭けてきました」という子たちばかりだったんですね。その気持ちにずっと触れてきてたし、朱莉なんか、オーディションしながらみんなの言葉を聞いて泣いてたからね。

石塚朱莉  わたし、オーディションをしながら泣いてました。

戸田ころね  4人とも、それくらい人生を背負ってja惹句ckに参加してくれた子たちばかり。うかで言うなら、メンバーに決まったとたん、すぐに仕事を辞めて、大阪からすっ飛んできましたからね。しかも正式にスタート(契約)をするまでの期間は、お給料だって渡せないのに、それでも、自分の貯金を切り崩してレッスンに参加していましたから。だからこそ私たちも、ちゃんとこの子たちの夢も叶えてあげなきゃという気持ちでいるし、改めて4人に、夢を追いかける純粋無垢な気持ちを思い出させてもらえたなと思っています。


本気でわたしのことを必要としてくれる言葉をかけてくださるんですね。だからわたし、本当に必要とされるところで輝きたいなと思って、2人と一緒に活動をする道を選びました。


──れいかさんは、過去にもアイドル経験がある人ですよね。

一ノ瀬れいか  ありますけど、半年くらいしか活動をしていなかったし、ライブも月に1本程度だったから、ほとんど未経験みたいな感じなんです。ja惹句ckに応募した理由は、コンセプトが格好いい系だったこと。わたしは、フリフリ系よりも格好いい系のほうが好きだったのと、コンセプトにめちゃめちゃ共感を覚えたから、一度会ってお話をしてみたいなと思って応募しました。
  これは、ころねさんにもお伝えしていたことでしたけど。じつは応募した時点で、別の大きな事務所にもわたしは声をかけてもらっていました。たけど、ころねさんと朱莉さんのお2人にお会いし、直接お話を聞いた中で、大きく心が揺れ動きました。
  普通なら、事務所に受かっている時点で「じゃあ、そちらで頑張れば」となると思うんです。でも2人ともわざわざ時間を作ってわたしの話を真剣に聞いてくれたし、その話を聞いたうえで「こっちのほうが合ってると思う」「こっちのほうが輝けるから」と、本気でわたしのことを必要としてくれる言葉をかけてくださったんですね。だからわたし、本当に必要とされるところで輝きたいなと思って、2人と一緒に活動をする道を選びました。その道を選んだのも、本当に正解でした。

石塚朱莉  「選んで正解でした」って、これからもずっと言わせ続けたいからね。


わたし、めちゃめちゃアイドルになりたいというよりも、ステージの上からサインボールを投げたかったんです。


──萌音さんは、今回がアイドル経験初になる方だ。

柊木萌音  初めてになります。うちのお姉ちゃんが、以前からころねさんのファンで、それで「こんな募集をしているよ」というのを教えてくれたのもあったんですけど。わたし、その時期には別の事務所に所属をしていました。そこでは、わたしが「アイドルをやりたいです」と言っても、「本気でアイドルをやるなら、もっと早い時期からレッスンを重ねていかなきゃ難しいし、今の年齢からでは厳しい」と言われてたから、お姉ちゃんからその話を聞いたときも「この年齢だし、アイドルは無理」と思っていたんですね。ただ、ころねさんのことが気になって調べ出したら、わたしのストーリーにja惹句ckの募集がめちゃめちゃ出てくるようになって(笑)。そのタイミングで、「友達に宣材写真を撮るから、萌音も付き合って」と言われ、ついていった先で「萌音も撮ってもらいなよ」と言われて写真を撮ったんですね。そうしたら、応募するのにちょうどいい写真が出来上がったから、それを使って応募したところ、選んでいただきました。
  わたしの場合、めちゃめちゃアイドルになりたいというよりも、ステージの上からサインボールを投げたくて。でも、それだけの理由で応募するのも…と迷いに迷った末、ギリギリの最終日に応募をしたんてすけど。それをころねさんが見つけてくださったんですよね。

戸田ころね  応募の締め切りがせまっていた頃には、オーディションを何度も重ね、「この子たちと一緒にやりたい」というのはある程度決まっていました。それでも、応募してくれた子たちのシートにはすべて目を通さなきゃ失礼だからと見ていたところ、「この子なんかひっかかっる。もうグループのメンバー構想は出来ているけど、でも、会っておかないと後悔しそう」と感じて、あえて面接の機会を作って萌音とあったらピーンときて、滑り込みで合格しました(笑)。

──最初は、5人で活動を始めようとしていたのでしょうか?

戸田ころね   6人が理想というのはあったんですけど。惹かれない子を無理に入れてまで6人にする必要性はないし、それが4人でも5人でも、本当に一緒にやりたい子たちと始めたかったので、正直、人数は気にしていませんでした。

柊木萌音  わたし、歌もダンスも本当に経験がなくて。だから、デビューライブのとき、わたしのカラーのペンライトを振ってくれている人たちの姿を見て、初めて「あっ、自分アイドルとしてステージに立ってるんだ」と実感をしたくらいでした。

──アイドルになれたことで、サインボールを投げる日もそんな遠くはなさそうですよね。

戸田ころね  投げようと思えば、何時でも、どんな会場でもできることだからね(笑)。

──萌音さんも、サインボールを投げてアイドル活動を満足するわけではないしね。

柊木萌音  でも、一度満足はしたいです(笑)。


「こういう人を取りたいんだよね」「こういう人がいいんだよね」という発言が、ことごとく「これ、わたしのことじゃない?」という内容だったから「これはいけんじゃね??」という思いから即効で応募しました。


──最後は、レナさんですね。

流川レナ きっかけは、Xのお薦め欄に募集の告知が流れてきたことなんですけど。その時期にわたし、ちょうどアイドルオーディションの募集告知をいろいろ探していました。わたしも格好いい系のアイドルをやりたかったんですけど、格好いい系でもゴリゴリのロック系の応募や、逆に王道系やかわいい系、元気系の応募ばかりが目についた中、見つけたのがアーティスト寄りのja惹句ckの応募。しかも、コンセプトがわたしの理想とぴったりはまったことから「これだ !!」と思って、すぐに2人がアップしていた動画をいろいろとチェック。一つ一つ見ていく中、「こういう人を取りたいんだよね」「こういう人がいいんだよね」という発言が、ことごとく「これ、わたしのことじゃない?」という内容だったから「これはいけんじゃね ??」という思いで即効応募しました。

石塚朱莉  「これはわたしのこと」「わたしならいける」と思う気持ちって大事だよね。

戸田ころね  そういう気持ちは本当に大事。

青山うか  わたしも、「自分のことや」と思いましたもん。

流川レナ  わたしも、「これはうちのことや」と思いながら面接に行きました。わたし、ダンスは得意だけど、歌は苦手。でも面接のときに、ころねさんから「歌とダンスどっちが得意?」と聞かれ、わたしは「ダンスですね」と答えたところ、「歌は??」と聞かれたから、「40%??いや、30%??」と、あまり自信のない発言をしたから「えっ、ヤバい落ちるかも知れない」と思ったし、歌やダンスを披露するときもめっちゃ緊張しちゃって、いつも通りの力を発揮できずに悔しい思いをしたから、本当に受かることができるのかドキドキしていたら、無事に合格できました。
  歌が苦手と言いながらも、『少女ジャンプ』の歌割をもらったときに、サビで歌割をもらえるだけではなく、一人で歌う部分もあったから本当に嬉しかったです。あのときは、本当に「ja惹句ckに入れて良かった」と改めて実感していました。『少女ジャンプ』の曲調も、わたし好み。ころねさんの書く歌詞が、どの曲もすっごく自分に刺さるから、ここに入って良かったなと本当に思いました。

──男性の場合、少年ジャンプに掲げたテーマって、みなさん共感を持って通ってくるものですけど。女性って、その辺はどうなんですか?

流川レナ  わたしも、少年ジャンプ系の性格です。

戸田ころね  レナは熱血系だよね。レナは、見た目お姫様系や箱入り娘って感じがするけど。じつは、すごい熱血漢。わたしとレナの熱血度は似てるんじゃないかな。れいかも、秘めた熱血感があるよね。

一ノ瀬れいか  わたしも熱血度は高いです。

石塚朱莉  まぁ、みんな熱血度の高いメンバーばかりだけどね。

戸田ころね  わたし目線から見ると、レナは、いわゆる少年ジャンプ系の熱血ではないけど。また違った情熱を秘めている子。「愛・友情・正義・勝利」とは違う、また異なるストーりーの情熱的な物語を作ってくれそうな気がしているから、そこが楽しみだなと思ってる。

──ja惹句ckと言えば、めちゃめちゃ強気でアツアツなライブが魅力であり、特色ですよね。

戸田ころね  アツアツです。

石塚朱莉  デビューライブでは、最初から最後まで~~~(後編へ続く)


LIVE

TEXT:長澤智典

 

<インフォメーション>


ja惹句ck(jack/잭) "少女ジャンプ" MV -début single -

https://www.youtube.com/watch?v=vVQ3DSJ-jKU
 


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