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2024.08.17
衛星とカラテア

「ザ・夏曲」と呼べる、衛星とカラテアを代表する曲が生まれました。 衛星とカラテア インタビュー!!!!!

 TikTok・YouTubeなどSNSでの総フォロワー数109万人越えを誇る衛星とカラテア。彼女たちが、8月20日にシングル『マーマレード』を発売する。同作品の魅力を、5人が語ってくれた。


アイドルさんが歌ういろんな夏曲がある中、『マーマレード』がその一つになれたらなと思っています。


──『マーマレード』を初披露したのが…。

久木田菜々夏 TIFのSMILE GARDENのライブで初披露しました。(取材時点では)ライブではまだ歌いだして間もないから、これからこの曲を育てていきます。

アー写
▲久木田菜々夏


春瀬もも  夏の野外と本当に熱い中でのライブでしたけど、曲自体は爽やかな夏曲だから、観ている人たちが少しでも爽やかな気持ちになってくれたらなという思いで歌いました。

アー写
▲春瀬もも


──まずは、『マーマレード』の魅力を紐解きたいと思います。それぞれ、この曲の魅力を教えてください。

久木田菜々夏  これまでの衛星とカラテアには夏を代表する曲がなかったから、「ザ・夏曲」と呼べる、衛星とカラテアを代表する曲が生まれました。しかも『マーマレード』は、衛星とカラテアらしさもしっかりとした生かした夏曲としても完成しています。MVは沖縄で撮影。映像を通しても夏を感じてもらえる楽曲です。

波澄しずく  初めて『マーマレード』を聴いたときに感じたのが、「かわいい歌だなぁ」という印象でした。『マーマレード』は、これまでの衛星とカラテアにはなかった表情を持った曲だから、応援してくれるみんなにも新しい衛星とカラテアの姿を見せることができるんじゃないかなととてもワクワクしています。ライブで披露して間もないけど、ファンの人たちも一緒に踊ってくださるので、早くもライブでは一体感が生まれています。

アー写
▲波澄しずく


春瀬もも  わたしもデモ音源をいただいて聴いたとき、「この曲を、どんな風に染め上げていこうか」とワクワクしました。レコーディングを終えた楽曲を聴いたときにも、「いい感じで衛星とカラテアの色に染められたな」と感じることができました。『マーマレード』の面白さは、音源とライブで、歌い方の表情に異なる魅力が生まれること。歌えば歌うほど成長していく曲だからこそ、どんどん歌いながら、どんな色を持った楽曲に成長していくのか私たちも楽しみにしています。ライブやリリイベでは披露し始めたばかりですけど、この曲を通してみんなで一緒に踊りながら夏を感じていたいです。

日南ことり  最初に『マーマレード』を聴いたとき、「わたし、どこを歌うんだろう」と思ったくらい、自分の歌割のパートが想像できませんでしたし、歌割をもらったときにも、「ここを歌うんだ」と新鮮な驚きがありました。夏らしさと、爽やかさ、可愛らしさを意識しながら歌っています。
  わたしの好きな歌詞が、くるみちゃんが歌っている「お祭リ ドライプにコンピニのアイス」の部分。聴いただけで夏らしい情景が思い浮かぶから、そこが好きです。『マーマレード』は数あるアイドルさん歌う夏曲の中でも、『夏といえばカラテアのマーマレードだよね』と言っていただけるような曲にできたらなと思っています。

アー写
▲日南ことり


白咲くるみ  わたしもデモ音源を聴いたときから、「今までとは違った衛星とカラテアをみなさんにお届けできそう」と思ってワクワクしていました。レコーディングでも、いろんなかわいらしい歌い方を試しながら自分に似合う歌声を収録することができました。そこにも注目してください。

アー写
▲白咲くるみ


『マーマレード』では「夏」という言葉をストレートに言わずに、いろんな"夏の情景が思い浮かぶ言葉"で夏らしさを伝えしています。


──くるみさん、『マーマレード』の中の好きな歌詞を教えていただけますか。

白咲くるみ  わたしも、「お祭リ ドライプにコンピニのアイス」の歌詞が好きです。『マーマレード』では「夏」という言葉をストレートに言わずに、いろんな"夏の情景が思い浮かぶ言葉"で夏らしさを伝えしています。だから特定の歌詞というよりも、夏らしい言葉を散りばめた『マーマレード』の歌詞全般が大好きです。

──『マーマレード』のMVを沖縄で撮影。こちらも見どころが多いですよね。

日南ことり  壮大な景色に囲まれた中で撮りました。海は、今まで見たことがないくらい青かったです。個人的に『マーマレード』のMVの見どころは、いろんなメンバーの組み合わせが見られるリップシーンかなと思います。みんなその場の発想でやった振り付けや動きをしているので、どれが私たちのアドリブでの動きなのかも想像しながら楽しんでほしいです。

春瀬もも  個人的に好きなシーンが、ひなみん(日南ことり)が、思い立ってバーッと行動をしていくところ。映像の中では、お客さんがダイナーに来ないから、「どうしよう」とみんなで会議をしているんですけど。みんなが煮詰まった中、ひなみんが、「もういいよ、遊んじゃえ」となって、突然、一人でお店を飛び出してビーチへ駆け出すんです(笑) その姿を見て、私たちも「遊んじゃおう!」と、浮輪や水鉄砲を持ってビーチへ向かうんですけど。このシーンに、いつもの私たちらしさが出ているから、すっごく好きです。普段から私たちは、良い意味でマイペースだし、思い立ったらすぐに行動しちゃいます。そういう衛星とカラテアらしさが映し出されているところも、『マーマレード』のMVの見どころです。

──みなさん、思いつきの行動も多いんですか?

春瀬もも 思いつきでやっちゃうことは、けっこうありますね。あと、歌詞でお気に入りのポイントがあります!それが、「by my side DariIng」と歌っているところ。この歌詞は、いろんなところに出てくるんですけど、メンバーのソロが続いてラストは全員で歌うんです。同じ歌詞でも、歌っている人次第で、いろんな歌声の色が見えてくるから、そこにも注目してださい。

波澄しずく わたしは「マーメイドは憧れ焦がれてゆく砂浜そっと駆け出して」の歌詞がすごく好きです。同じ夏を描いた歌詞でも、『マーマレード』は一番と二番ではちょっと表現の雰囲気が異なるけど。どれも夏を感じさせるめちゃめちゃかわいい言葉ばかりだから、『マーマレード』はぜひ歌詞に注目してください。

久木田菜々夏 『マーマレード』のMVは、ストーリー仕立てになっているところもポイントだよね。朝の9時から夕陽が沈むマジックアワーまで、ダイナーでの1日の物語になっています。わたし、最後の夕陽のシーンが大好きです。それと、1日のお仕事を終えて、思いきり解放感を覚えているシーンでのみんなの表情。『マーマレード』の中には、メンバーが素で楽しんでいる表情がたくさん出てきます。ストーリー仕立てということで、その設定に沿って私たちも演技をしていましたけど。それぞれのシチュエーションの中で、素の自分たちで楽しんでいたらそのまま映像になってました。ビーチではしゃぐシーンも、最初は、海の中に入る予定はなかったんです。撮影しているうちにメンバーみんな海に入りたい気持ちが強くなって、気づいたら海へ入って遊んでいました。その場で生まれた発想というか、ノリでやった行動もいろいろ映し出されているからこそ、MVでは素の私たちの表情がたくさん見られるんじゃないかなと。わたしも、夏を感じさせる言葉がいっぱい散りばめられた歌詞が大好きです。


衛星とカラテア- マーマレード (Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=y0Re-nAlKyM

 

わたし、『夢中飛行論』の歌詞を読んだときに、無駄なことなんて何一つないんだと感じたし、前向きな気持ちになれました。


──C/Wに収録した『夢中飛行論』も、MVを制作しました。こちらの撮影も…。

春瀬もも  沖縄で撮りました。一番の見どころが、崖の上でのパフォーマンスシーン。ちょっとでも動き過ぎたら落ちてしまいそうな場所で歌い踊っています。

日南ことり  崖の近くでの撮影だったから、それを意識すると怖くなってしまうので、なるべく意識をそっちへ向けないように撮影をしていました。

──『夢中飛行論』の魅力も、それぞれ語ってもらいましょうか。

白咲くるみ  わたしは途中から加入したメンバーで、アイドル活動を始めてからまだ1年半くらいですけど。未経験からアイドルを始めた、右も左もわからないわたしがここまで歩んでこれたのは、メンバーやスタッフさん、ファンの方々の支えがあるからです。わたしは『夢中飛行論』を歌うたびに、みなさんへの感謝の思い、4年目に入った衛星とカラテアの未来のために自分も頑張っていくぞという気持ちになれます。どの歌詞も、自分の思いに重なります。ライブでは、みんなで一緒に踊りながら楽しめるので、ぜひ現場でも体感していただきたい一曲です。

──『夢中飛行論』の歌詞には、耳に触れた人の気持ちを奮い立てる言葉がたくさん散りばめられていますよね。

白咲くるみ  わたしも、そう感じています。中に「無駄なことなど無いよ 遠回りも いつかはきっと 辿り着く時が来るから」という歌詞が出てきます。誰だって、人生の中で落ち込んでしまうことってあるじゃないですか。そのときは失敗だと思っても、その経験が糧になり、前向きに頑張ることで実を結ぶことも実際にありますよね。『夢中飛行論』の歌詞を読んだときに、無駄なことなんて何一つないんだと感じたし、前向きな気持ちになれました。この曲には、そういう歌詞がたくさん詰め込まれています。『夢中飛行論』は真似しやすい振りも多いから、ライブではみんなで一緒に振りを踊ったりシンガロングで声を出したりして一体感を作れたらいいな。ライブで楽しめるという点も、この曲の推したい魅力です。

日南ことり 『夢中飛行論』には、ポジティブな歌詞がたくさん詰まっています。聴いた人の背中を押して前向きな気持ちにしていく曲なので、ライブでは特に明るい表情を意識して歌っています。表情や歌声で、この曲の魅力を最大限伝えていきたいです。MVは、崖や廃墟などを使って撮影しています。廃墟での撮影のときに、背景に海が見えるように撮った場面が、個人的にお気に入りです。

春瀬もも  ファンの人たちが「やっぱ、衛星とカラテアはこれだよね」と言ってくれるように、『夢中飛行論』はファンの人たちからの支持の高い曲です。『夢中飛行論』の歌詞からは、衛星とカラテアの3年間の歩みで積み重ねたいろんな思いが見えてきます。衛星とカラテアのことを知っている人ほど、深い思い入れを持てるんじゃないかな。これから出会ってくれる方も、この曲を聴いたらより深く衛星とカラテアのことを知れると思います。MVでわたしが好きなシーンは、イントロのメンバー一人一人の目元アップが次々に切り替わっていくシーン。みんなの表情が大好きですごく気に入ってます。 

波澄しずく  『夢中飛行論』は、イントロが流れた時点で気持ちがすごく上がります。ライブ中も、歌うたびに自分の気持ちが上がっていくのを感じています。歌詞に感情を乗せやすいのも、この曲の好きなところ。MVでのリップシーンからも、メンバーみんなの気持ちを込めて歌っている表情が見えてくるから、そういう細かい表情にも注目してほしいです。

久木田菜々夏  7月23日に3周年を迎えた衛星とカラテアは今、4年目に突入しました。3年間の日々の中、楽しいだけではなく、ときには立ち止まってしまうことや、上手くいかなくてモヤモヤとした思いを抱えている時期もありました。そんな私たちを、ファンの人たちは見放すのではなく、ずっと一緒に歩んでくださいました。今も、こうやって共に走り続けられていることに幸せを覚えています。『夢中飛行論』の歌詞には、そういう気持ちや歩みも詰め込みました。衛星とカラテアのことをよく知っている方々には、私たちと過ごしたいろんな日々を思い返せる歌だと思います。わたしも、『夢中飛行論』を歌うたびに、いろんなことを思い出します。

──ここへ至るまでにもいろんな経験を重ねてきたんですね。

久木田菜々夏  ここまでの歩みの中、すごく楽しい経験や幸せな思い出もたくさんありましたけど。同時に、躓くことだっていろいろありました。たくさんの経験を積み重ねたからこそ今の衛星とカラテアがあるし、何があってもファンの方々がついてきてくれたから、今の私たちでいれます。最近、衛星とカラテアのことを知ってくれた人たちも、自分に重ねあわせて聴いてもらえたら嬉しいです。


衛星とカラテア- 夢中飛行論 (Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=ybDl-ZVDmHc

 

Spotify O-EASTでライブが出来て満足ではなく、会場をしっかりと埋めたいですし、その日の成果次第で、その後の展開も大きく変わっていきそうな予感もしています。


──3曲目には、『想い月』を収録しました。

日南ことり 『想い月』は、衛星とカラテア初のバラード曲。この曲を初披露したのが、今年4月に代々木公園の野外ステージで行ったフリーライブのときでした。あのときは雨も降っていたけど、夜の野外でこの曲を歌ったことで、とても幻想的な雰囲気を感じたことを思い返します。その後も、野外で歌ったことはありましたけど。本当に月の下で歌うのが似合う楽曲です。歌詞でも、「想い月」と「思いつき」をかけあわせるなど、言葉遊びもして意味を深めているから、そこにも注目してください。 

──秋からは、各メンバーの地元も回る、全10本の全国ツアーもスタートします。

日南ことり  他のメンバーの地元へ、ライブやリリイベなどで行ったことはありましたけど。九州に行く機会はなかなか無くて、今回は初めてわたしの生まれ故郷・長崎に行くことができます。わたしにとっては、凱旋公演になります。みんなをわたしの地元につれていけるのは本当に嬉しいです。遠征で来てくれるファンの人たちも含め、わたしの長崎の良さをぜひ知ってください。

久木田菜々夏  わたし、埼玉出身ですけど。埼玉でリリイベをやったことはあっても、埼玉でライブをやることってそんなに無いから、今回のようにツアーの一環として「埼玉県でライブをやれる」ことは、わたしもすごく嬉しいです。

日南ことり  みんな、そうだよね。それぞれの地元での凱旋ライブも楽しんでください。

春瀬もも  そしてツアーのファイナル公演を、12月2日にSpotify O-EASTで行います。対バンでSpotify O-EASTに立ったことは何度かありますけど、ワンマン公演は今回が初。立つ以上は、Spotify O-EASTでライブが出来て満足ではなく、会場をしっかりと埋めたいですし、その日の成果次第で、その後の展開が大きく変わっていく予感もしています。そのためにも、各地で衛星とカラテアを好きになる人たちを増やして、ファイナルはみんなで最高の時間にしたいです。

TEXT:長澤智典

 

<インフォメーション>


JKT
衛星とカラテア
『マーマレード』
2024.8.20 On Sale

<価格>¥1,200- (税込)
販売元:コロムビア・マーケティング株式会社
発売元:株式会社ロックフィールド

収録曲
1.マーマレード
2.夢中飛行論
3.想い月

■衛星とカラテア
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