FEATURE
藍さんとえりぴんくのたいだん|「アイドルをしてるときの富沢恵莉としては、全部を見て欲しいです。」
第5回目の”たいだん”は、以前、読者の方にも勧められて、ずっと気になっていたピュアリーモンスター富沢恵莉さんとお話してきました。見た目のかわいさとは、ウラハラに中身はすごくしっかりされた方で、初対面なのに気さくにいろんなお話をしてくださいました!
藍:本日、よろしくお願いします。まず、何てお呼びすればいいですか?ファンの人は何て呼んでるんですか。
富沢:何て呼んでるんだろう。私、あだ名をずっと「えりぴんく」で統一していろんなところで言ってるんですけど、呼んでくれる人があまりいないんです。まず、メンバーが誰一人呼んでくれないんです。新メンバーの子とかは最初は呼んでくれるんですね。なんですけど、気付いたら「富沢」とか「富沢さん」とか。
藍:苗字呼びなんですね。
富沢:ファンの方の中にも富沢さんって呼んでくる方もいます。
藍:すごい。学校みたい。
富沢:他には「トミコ」って呼んでくる方とかもいます。
藍:ファンの人で?
富沢:はい。それに対して私が言う「トミコじゃないよ!えりぴんくだよ!」ってやりとりを楽しみにしてくれる方もいたりするからなかなか呼んでもらえないのかもしれませんが、そんな中でも「えりぴんく」って呼ばれると嬉しくてニコニコします。ああ、呼んでくれたって。
藍:男性だと、確かに「えりぴんく」が恥ずかしいのかもしれないですね。
富沢:絶対恥ずかしいんだと思います。
藍:確信犯で言わせたいんですね。
富沢:でも、その恥ずかしい中でも呼んでもらえたらうれしいです。
藍:ハードルを超えていこう。
富沢:とは言いつつも、呼びたい呼び方で呼んでもらえるのが一番うれしいです。
藍:私はどうしようかな。「えりぴんくさん」で大丈夫ですか。
富沢:はい、さん付けの方も結構います。「えりぴんくさん」とか、「えりぴんくちゃん」って呼ぶ方もいます。
藍:じゃあ「えりぴんくちゃん」にしてみようかな。
富沢:私は何て呼んだらいいですか。「藍さん」でいいですか。
藍:はい、藍さんで。
藍:私がまだピュアモンのにわかなオタクなので、YouTubeとか在宅で観れるものしか観たことがないんですが、どういう経緯でピュアモンに入ったのかを教えていただけますか。
富沢:ピュアリーモンスターは「声優もアイドルもどちらも100パーセント頑張るユニットのオーディションを受けませんか?」というお話から始まりました。私はホーリーピークという声優事務所に所属してるんですけど、アミュレートという声優事務所との2つの事務所の中でのオーディションでした。
最初は面接で30分ぐらい個人で色々お話させてもらって、
その後選ばれた今のメンバープラス何人かで最終審査を半年ぐらい。
藍:最終審査、半年は結構長いですね。
富沢:週に一回集まって、ダンスや演技とかをしてる様子を見てもらったりして、最終的に選ばれた8人で活動することになました。
藍:みなさん、事務所に入ったときは、声優さんになりたくて入ってる感じなんですか。
富沢:そうですね。
藍:オーディションでは、アイドルもできる人っていうことで、両方やるぞという有志たちが集まって、ピュアモンができたのですね。
富沢:私は元々、子供のときからクラシックバレエを習っていたので踊りの基礎みたいな部分はできてたんですけど、
踊りは1回もしたことありませんみたいなメンバーも中にはいました。
藍:そうなんですね。踊れる声優さんって、たくさんは聞いたことがないですね。
富沢:今はいろんなアイドルコンテンツがあるから、声優さんも踊れる子が増えてると思うんですけど、ピュアモンのオーディションを受けた子たちは事務所に入りたての子が多かったので、まだレッスンも受け始めたばかりだったりダンスはイチからみたいな子も何人かいました。
藍:えりぴんくちゃんは、バレエをされてたとのことですが、だからそんなに細いのかなとか、背が高いのかなとか思いました。
富沢:確かに、私も母親も母親の妹もみんなクラシックバレエをやってまして、さらにおばあちゃんは日本舞踊をやっていました。踊るのが好きな家族に育てられてきたから、私は小学校1年生になったらバレエをやることが決まってました。生まれた瞬間から。
藍:バレエの英才教育ですね。
富沢:確かにそうですね。
藍:それでそんなきれいな体形で、姿勢も良くて。
富沢:姿勢、良いですか!?細いのはどうだろう。食が細いので遺伝かもしれないです。
藍:ピュアモンさんの曲とかをいろいろ見たんですけど、かわいい感じの振付とか、曲のイメージに合った振付が多いから、ものすごくバキバキという感じではないんだけど、人数が多いから、フォーメーションを覚えるのが大変そうだなっていう曲が多い印象です。声優さんになりたくて事務所に入ってる子たちが、本当にこんな遜色なく普通のアイドルさんみたいにやれるんだというのは、すごくびっくりしました。
富沢:うれしいです。「教えてダーウィン」という曲がデビューシングルなんですけど、その曲は止まってる瞬間がないくらいひたすら動いていて、立ち位置も一瞬ポーズを決めたらすぐ別のところに行くみたいな動きがいっぱいあったので、みんなで沢山練習しました。
藍:試練みたいなシングルだった。
富沢:そうですね。しかも、ピュアリーモンスターはテンポが速い曲が多いので、息継ぎをどこですればいいのかとか最初は分からなかったです。
藍:確かに、テンポが速い曲が多いから、移動とか息継ぎってどうするんだろう。考えたことなかった。水泳みたいになっちゃいますよね。
富沢:そうですね(笑)。個人的にもフォーメーションが変わる踊りが好きで、グループアイドルが大好きなんです。ソロでずっと真ん中に立ってるっていうよりは、メンバーが5人以上いて立ち位置が色々変わったり、端っこで見ていてもいろんな子が来るみたいなのが好きなので、
立ち位置がいっぱい変わる曲をピュアリーモンスターでやれてうれしいです。
藍:せっかく今そういう話になったので、えりぴんくちゃんがアイドルをやりたいって思ったきっかけというか、どういう気持ちで今ピュアモンのメンバーをやってるのかっていうのを、何かそういうエピソードとか、あこがれてたアイドルさんとか、そういう話を聞けたらありがたいです。
富沢:私、声優さんに興味を持つ前に、元々アイドルさんが好きだったんですね。モーニング娘。さんがドンピシャに大好きで。
藍:いつ頃のですか。
富沢:サマーナイトタウンから好きです。
グループのアイドルって良いなと思って箱推しみたいな感じだったんですけど、6期で道重さゆみちゃんが入ってきてからはさゆみんが死ぬほど大好きになって、携帯の待ち受けとかもさゆみんにするぐらいはまりました。だから、私は私を貫きますみたいな王道のアイドルの子が好きで、女の子らしくてかわいいっていうアイドルが、私ずっと大好きだったんです。
藍:ファンの人はそれを知ってるんですか。
富沢:私がさゆみん好きっていうのは、声を大にして言ってるわけじゃないので、すごい濃い方しか知らないと思います。私が出てるラジオとかニコ生とかを欠かさず観てるみたいな方じゃないと、もしかしたら知らない方も多いかもしれないですが、別に隠してるとかは一切なく、好きっていうのも言ってます。
藍:それを、すごく大きく公表したら、違ういろんなところから反響があると思う。あの子、さゆ好きだってよみたいな人たちに興味持ってもらえるんじゃないですか。
富沢:さゆみん好きな人はみんな仲間みたいな。
藍:モーニング娘。さんが好きで、道重さんが好きで、それからアニメが好きになって、声優さんを目指してっていう経緯なら、まさに自分のためのオーディションみたいな感じだったんですね。
富沢:そうですね。
しかも、ホーリーピークに入って割とすぐきたオーディションだったので、もちろん今もですけどメラメラしてるというか「来るもの何でも取ってやる」みたいな気持ちで受けました。
藍:もっとふわふわしてる方かと思ったら、すごいしっかりしてて、ハングリー精神もすごいなって思いました。
富沢:確かに、私しゃべらないとふわふわしてそうって思われたりとか、えりぴんくってあだ名で不思議ちゃんだと思われがちなんです。でも全然不思議じゃなくて、不思議要素とかそういう天然みたいなのも全然持ってなくて、真面目な部分がちょこちょこ出てきちゃうんですよね。
藍:でも良いと思います。声優さんってやっぱり頭使うお仕事だし、すごくその役のことをお勉強しないと演技もできないだろうし。本当に、声優さんになることも真面目に考えてるし、アイドルのことも好きでやってるんだなっていうのが、今の時間だけで分かって、面白いなと思いました。今のピュアモンをしながら、声優さんのオーディション、声のオーディションとかも並行して受けたりとかはしてるんですか。
富沢:受けてるんですけど、なかなか受からないんです。
藍:声優さんの、オーディションいっぱい受けて、なかなか受からなくてっていうのは聞きますね。頑張ってるんだっていうの、ファンの人にも知ってほしいですけどね。
富沢:私Twitterだと弱音とかあまり…というか吐かないんですけど、チョクメ!っていう、メールサービスっていうんですか。
藍:買ったことあります。
富沢:結構いろんなアイドルさんがやってますよね。私もやっているので、購読してくださってる方だけ読めるメールとかでは弱音を吐いたりはしてます、実は。
藍:それは課金のしがいがありますね!
富沢:だから、みんなに見えるところでは弱音は言わないけど、私のことをより知りたいって思ってくださる方には、こっそり言っちゃいます。
藍:確かに、あれってちゃんと課金して、毎月お金を払って、メールを受け取りたいっていう人しか買わないから、誰にでも見えるところじゃなくて。
富沢:ちょっとでも私のことを気に掛けてくださる方向けなので。
藍:そんなのが来たら、解約できないですね。買ってみようかな。
富沢:なんか、恥ずかしい。
藍:みんなチョクメ!を買うといいですよ。
富沢:宣伝してくれた(笑)。
藍:ちゃんと、ファンの心理を分かってるというか、ちゃんと汲んでくれているんですね。
富沢:どうなんだろう。分かってるかは分からないけど、ファンの方、応援してくださる方のことはいつも考えちゃいます。
藍:考えてるんだね。
富沢:めっちゃ考えちゃいます。
藍:オタクの人たちの気持ち的に言うと、推しがいがありそうなタイプだなって思いました。
富沢:どうなんでしょう。
藍:ちゃんと返ってきてくれるし、チョクメ!もちゃんと、本音みたいな、弱音とかを見せてくれるし、ちゃんと握手会とかに行ったら暖かい対応をしてくれるし、すごく推しがいがあるタイプですね。
富沢:うれしい。ピュアリーモンスターのメンバーはみんな個性的だったり、本当にいろんな子がいて、魅力的な子だらけなんです。
石飛恵里花ちゃんみたいなめちゃくちゃかわいいお顔の子がいる中で、私を選んでくれるってすごいなって思っちゃう。最初はびっくりしちゃうんですよ。なぜ私を選んでくれるのって。
藍:かわいいのに。
富沢:全然自信ないので、いろんな人のことを見て勉強させてもらっています。
藍:声優さんならではのレッスンをしてるとか、そういうことってあったりするんですか。
富沢:レッスンというか自主練習になっちゃうんですけど、私よくカラオケに行くんです。カラオケに私がいるときは、100パーセント台本の練習をしています。
藍:台本の練習って、どんなことやってるんですか。
富沢:オーディションの練習は、まず作品の原作があったら読みます。それからセリフを携帯に録音してというのをひたすら繰り返します。
何を伝えたいのか全然分かんないなって感じたら、もうちょっと違うニュアンスでやってみようって。地道にひたすら繰り返してます。
藍:すごい地道に。
富沢:なので携帯のボイスメモが1000件とかになったりして、何が何だか分からなくなることがあります。
藍:アイドルさんっていう華やかな仕事をしながら、そういう地味な部分の努力も一緒にしてるわけじゃないですか。そこの部分って、自分の中で差はあるんですか。例えば、オンとオフがあるとか、表に出てる自分と声優さんの練習をしてる自分に違いとかってあったりするんですか。
富沢:違いかは分からないけど、せっかくアイドルをさせてもらってるのでアイドルをしてるときの富沢恵莉として
は、全部を見て欲しいです。解禁前のことや、大人の事情で言えない事もありますが、何なら本当は全部言いたいみたいな。
藍:そうだよね。OK出たら言いたいよね。
富沢:はい。今日はこれすごい頑張ったけど全然駄目で悔しかったみたいなのとかも、言っていいならさらけ出しちゃいたいみたいなところはあります。
藍:うんうん。
富沢:駄目って言われたことやったら怒られちゃうから(笑)。私、本当に怒られるのが嫌で絶対怒られないで生きていきたい。なので当然、駄目って言われたことはやらないけど、駄目って言われてなくて大丈夫そうだなって判断したら、ギリギリのところは攻めちゃいます。
藍:ファンの人も、ギリギリの部分は見せてもらってる。
富沢:何となく察することができる部分もある気がします。今日、えりぴんくオーディション行ってるのかな?みたいな。
藍:アイドルというお仕事と声優というお仕事を両立させてるわけじゃないですか。その感覚がすごいなって思って。2つの違うお仕事を一緒に成立させて、それを前向きにやられてるので、それがすごいバランス感覚ですね。
富沢:ありがとうございます。
藍:みんな役を取っていくことは大変だろうし。でも、やっぱりグループの活動があるから、争いたくないですよね。
富沢:私、割とメンバーの中でもそういうの強い気がします・・・。ピュアリーモンスターがアニメのタイアップを歌うときって、メンバーの中で誰かしら1人がキャストの中に入ってるんですね。でも、私「おめでとう」って言えないんですよ。なかなか言えなくて。言うのにめちゃくちゃ時間かかっちゃって。半年後とかにやっと言えるので、時間かかっちゃう。
藍:でも、それは良いプロ意識というか、競争意識なんじゃないんですかね。それは分かる。私も、新人時代の漫画家のときとか、100パーセントお祝いできなかったと思うし、それだけきっと本気で、気持ちをかけてるんだと思います。
富沢:そういう頑固な部分もありますね。
藍:でも、うまく折り合いを付けてる感じはしますね。言えないんですっていう自分を受け入れてる。受け入れてないと、ちょっと冷たく当たっちゃったりとかするじゃないですか。自分のこと分かってるのはすごいなって思います。
富沢:本当ですか。すごいうれしいことを言ってくださって、良い気分になってしまう。
藍:でも、そうですよね。声優さんも役を取るの大変だから、そうなっちゃいますよね。
富沢:そうですね、確かに。でもメンバー自体はめちゃくちゃ仲良くて、プライベートでも普通に遊ぶぐらい仲良しなのでバランスはうまく取れてるなって思います。
藍:みんな大人なんだな。
富沢:確かに、精神年齢が高いのか達観してるのか分からないけど、うまくやれてます。
藍:それは、ちょっと見ただけでも感じます。みんな無理し過ぎず、良い距離感でやってて、それが大人だなって思う。みんなアイドルもしながら、声優さんとしての下積みも、仕事も全部やってて、それがうまく成立してピュアモンになってるのが面白い形だなって思います。
富沢:ライブの日に別のお仕事が入ってメンバーが揃わないっていうこともあるのですが、そういうのは声優もアイドルもどっちも頑張ってるからこそなんだと思います。
藍:そこで声優のお仕事を優先できるのも良いな。安心するというか。オタクって、すぐ推しの進路を心配する。この先どうなっちゃうんだろうとか思うから、ちゃんとお仕事を両立させて活動してるんだっていうのは良かったなっていう気持ちに、ファンの人はなりますね。
富沢:どのメンバーだったかは覚えていないのですが、いつもそんなに休まない子がスケジュールの都合で休んだときに、声優の仕事を頑張ってるんだなって喜んでるファンの方を見たんです。
その時に本当にどっちも応援してくれてるというか、ライブで例え推しのメンバーがいなかったとしてもそれを喜んでくださる方がいるっていうのはすごいことだなと思って、うれしい気持ちになりました。
藍:すてきですね。普通、推しが休んだらオタクは病むのに。
富沢:寂しいっていう気持ちももちろんあるだろうけど、でも別のところで頑張ってるんだっていうふうに喜んでくれたんだと思います。
藍:ファンの人ってどういう感じの方が多いんですか。アニメが好きな方とか多いんですか。
富沢:最初に入ってきてくださるのは、アニメとかゲームとかのアイドルコンテンツが好きな方がライブに来てくださって、で、いっぱい会えるっていうのが好きになって、応援してくださるみたいな方が多いような気がします。
藍:確かに、私もミリオンドールっていうアイドル漫画を描いてて、アニメにもなったんですけど、読者の人にピュアモン行ってる人をちらちら見掛けるんですよ。なので、アイドルコンテンツの好きな人たちが見つけていくのかなって感じました。
富沢:そうかも知れないですね。
藍:割と今、アイドルアニメみたいなアイドルコンテンツ多いから、そういうのに慣れ親しんだ方が結構多い?
富沢:割と多い気がします。
藍:私が見たライブ動画とかでは、コールとかオタ芸がすごく入ってたんですけど、ピュアモンさんの現場では、もう普通にMIXとかが入っても全然大丈夫な感じなんですか。
富沢:皆さんやってくださってます。声を出してくださってる方は、盛り上がってて、楽しいんだよっていうのを周りにも知ってほしいって思ってくださっているような気がします。
藍:良い方たちですね。
富沢:めちゃくちゃ良い方たちです!私が、いっぱい声出してくださってる方にいつも盛り上げてくれて楽しそうに声出してくれてありがとうみたいに言ったら、その言葉をすごい大切にしてくださってて「えりぴんくがありがとうって言ってくれたから、いっぱい盛り上げるね」みたいに言われ事とかもあったりして、一緒にライブを作り上げてるって感じます。
藍:良いですね。
富沢:これ、言っていいのか分かんないんですけど、リリースイベントの最中に、ピュアモンのファンの方たち同士で親睦会みたいなものをやっていたんです。それは仲良い方だけで飲み会をするんじゃなくて、一回も喋った事ないけど、でも現場で見たことあるみたいな方とかにも声を掛けて、ピュアモンのことについて語りましょうみたいのをやってたみたいで。きっと仲良しグループでやるっていうのは色んな現場であると思うんですけど、ピュアモンを応援してる方みんなで集まったと知ったときは暖かいなと思いました。
藍:なかなか聞かないですね。
富沢:すごいですよね。
藍:仲良し同士で打ち上げするのは、よく聞きますけどね。
富沢:この話を聞いた時は、ジーンときちゃいました。
藍:暖かい、いい話ですね。
富沢:私のことを応援してくださってる方で、他のファンの方と喋ってみたいけどなかなか喋れないって言われたことがあって。その方もその会に参加をしてたみたいなので、たぶんファンの方同士で初めてピュアモンの事とかをお喋りできたのかなって思ったらすごくうれしかったです。
藍:きっとアニメとかから入ってくるファンの人って、新しいファンの人なんじゃないかなって思いました。私が知ってるアイドルが好きな、アイドルオタクの人たちは、すごく昔からアイドルが好きな人たちが多いから、アニメから入ってくる方は、アイドルを好きになるのが初めてか、そんなに慣れてない人が多いんじゃないかなって、今の話聞いて思いました。
富沢:まさにそんな気がします。
藍:だから雰囲気が良いのかなって思いました。そういう人たちがフレッシュな気分で応援してる雰囲気を感じました。
富沢:みんなすてきな方々です。
藍:ライブの雰囲気はまだ行ったことがなくて分かんなかったんですけど、ちょっと行ってみたいなって思いました。どんな人たちなんだろうっていうのを一緒に見てみたいなって。
富沢:ぜひ見に来てください。
藍:話は変わりますが、ニューシングル「らぶティカル☆パレード/多次元トラベリング」が発売されました。「らぶティカル☆パレード」は今日もYouTubeで観てきたんですけど、すごいかわいかった。画面の色がすごいカラフルだし、みんなかわいい。かわいく撮ってあるミュージックビデオ好きなんですよ。
富沢:私もです。かわいく撮ってあって、ちゃんとメンバーの顔が分かる。
藍:みんなちゃんと写ってるし、みんなかわいい顔してくれる。
富沢:すごく分かります。一緒です!
藍:衣装も着て、歌ってるサビのパートとかもちゃんと引きであるし、やっぱりサビの部分は全体で踊ってる部分が引きでちょっと写ってる感じがあったら、アイドルオタクとしては高まるし、ちゃんとかわいいとこも全部写ってて、すごいアイドルの王道のミュージックビデオだなって思いました。
富沢:ありがとうございます。うれしい。
藍:でも、すごい素朴な質問なんですけど、撮影したときって何月ぐらいだったんですかね。この衣装って寒くなかったのかなとか思っちゃう。
富沢:寒そうに見えなかったですか?2019年12月中旬にMVの撮影したんですけど、衣装で撮ったのが夜でマイナス1度か2度くらいだったんですね。
那須ハイランドパークさんで撮ったのですが、行くまでの道に雪とかが残ってるみたいな感じの場所で、天気は良かったんですけど、とにかく寒くて。私、人生で一番寒いって思いました。
藍:夜の撮影してる、メリーゴーラウンドをバックに撮ってるシーンとか、すごいきれいだったから、きれいだけどコートで撮ってる部分と衣装で撮ってる部分とあって、寒くないのかなって思っちゃったんですけど、そんなに寒かったんですね。
富沢:コートを着てても寒くて、夜になってさらに寒くなったので、衣装のシーンの顔を見ると、多分わたしの鼻ちょっと赤いです。
藍:寒かったんですね。
富沢:寒かったです。でも、観てくださった方から、寒そうなのとかはそんなに分からなかったよって言ってもらうので、それはうれしいと思いました。
藍:かわいかったです。
富沢:かわいいって言ってもらえると、本当に頑張ったかいがあったなって思います。
藍:あと、コートって、私服なんですか。
富沢:あれ、みんな私服です。
藍:そういうの、ちょっとうれしいんですよね。私服のコートって、やっぱり本人がよく分かるというか、これ着てるんだっていうのが分かるから、地味にうれしいというか、自分が推してるグループがこういうミュージックビデオだったらすごいうれしいだろうなって思って。
富沢:でも、どんなコートを着るかめちゃくちゃ悩みました。悩み過ぎて買い物し過ぎそうになりました。
藍:コートをたくさん!?
富沢:元々持ってるやつを着てる子もいるんですけど、私はそういうのにめちゃくちゃ気合いを入れたいタイプなので、ここぞとばかりにデートっぽいの買うぞってなっちゃって。
藍:あんまり、お買い物するときって、お店を気にせず買うほうですか。
富沢:私は絶対試着したいんですよ。
まずいろんなお店見て、その中で1つでもかわいい洋服を見つけたら、そのお店で全部買おうって思っちゃいま
す。試着するのは1つのお店に絞ってからが多いかもです。
藍:お店いっぱい見て回って、良いところがあったらそこに決めるっていう感じなんだ。通販とかじゃなくて。
富沢:通販はあんまりしたことがなくて。びびっちゃって。生地感が気になっちゃって。
藍:確かに、触ってみないと分かんないですよね。
メンバーの皆さんと一緒にお買い物行ったりとかするんですか。
富沢:この間、柳木みりちゃんと今野優月ちゃんと、もう卒業しちゃったのですが桐生朱音ちゃんと4人でコスメを見に行きました!
藍:仲が良い。
富沢:あと石飛恵里花ちゃんとは何でも話せるぐらい仲良しなので、よく2人でお茶したりします。
藍:曲の話に戻りますね。聞きどころや、おすすめの部分はありますか?私はかわいい曲だなって、オタクの人が上がりそうだなって思ったんですけど、個人的なおすすめとかがあればぜひ。
富沢:個人的なおすすめは、ピュアリーモンスターの曲ってアップテンポで可愛くて早口で歌う曲が多いと思ってて、私はそれが一番好きなんですね。なので「らぶティカル☆パレード」は、仮歌を聞いた瞬間から「すごい良いのきたね」みたいなLINEを、柳木みりちゃんにすぐ送ったくらい好きです。
その中でも曲の所々で、いろんな掛け声とかセリフが入ってます。この曲に限らずピュアモンの曲は、メンバー自身で考えたセリフが入ってることが多いんですね。決められたセリフもあるのですが、ここで入れられそうな言葉を考えて自由に言ってみてとか、そういうのが入っています。
藍:きっとファンの人はうれしいですね。探しちゃうと思う。自分たちの曲って感じになって良いですね。
富沢:そういうセリフって、たぶんメンバーも自信があると思うんです。かわいい声とか、いつもとちょっと違う声でやったりする子とかもいたりするので、逆に誰だか分からないみたいな。私はあまり声を変えていないので、分かりやすいと思います。
藍:みんな強みをそこで生かせるんですね。
富沢:他の曲でも「超純正ピュアリーチューン」や「TripStream!!」という曲もセリフが入っています。デビュー曲の「教えてダーウィン」にもいっぱい入っているので聞いてみてください。
藍:それがピュアモンのカラーなんですね。言われなかったら、そういう視点で聞いてみようって思わなかったから、絶対オタクの人に知らせたい。
富沢:知ってほしいです。
藍:あとは、もう1曲の「多次元トラベリング」が、作詞作曲奥井雅美さんで、私はびっくりしたんですよね。
富沢:そうなんですよ。今回は両A面シングルで、ミュージックビデオは「らぶティカル☆パレード」だけなんですけど「多次元トラベリング」もA面で、2曲ともメインです。デビューシングルのカップリング「瞬感リスグラシュ」も奥井さんに作曲をしていただいて。その時は奥井雅美さんが作曲で、桃井はるこさんが作詞してくださるという。
藍:豪華。
富沢:そうなんです。デビューからめちゃくちゃ豪華なことをしていただいてるんです。
藍:しかも、私たち世代にぐっとくる感じです。
富沢:うれしい。この「多次元トラベリング」は、「らぶティカル☆パレード」とはちょっと違った感じで。不思議な世界観が聴けば聴くほどクセになるという感じで、聴けば聴くほど好きって言ってくださってる方がどんどん増えてってるように思います。どっちも中毒性があるなと思っているんですけど、別のタイプの中毒性がある曲なのかなって。
藍:幅があって良いですね。かわいい系だけじゃなくて、いろんな、勢いがある曲とか、すごい荘厳な曲とかいろいろあるなって思って。そういう幅がありますよね、みんなかわいい曲だけじゃなくて。カラーが決まってるグループも多くて、きっと器用じゃないとできないんじゃないかなって思うんですけど。
富沢:かわいい曲は多いは多いんですけど、サードシングルのカップリングには「InfiniteHorizon」という、旗を振り回すような振りの、今までのピュアモンにはないような曲もあったりします。本当にかっこいいに振り切ってる曲なので、いろんな幅はあるかもしれないです。
藍:すごい、やっぱり表現力がみんなあるから、そういうことができるんでしょうね。
富沢:そうですね。私はその曲に関してはずっと注意され続けてます。「全然旗振れてないよ。かっこ良く踊って」って。
藍:ちなみに、そういう、例えば新曲のCDとかに関して、次はこういう曲が良いなみたいなリクエストは、メンバー側からしたりするんですか。
富沢:まさに最新シングルのカップリングの「ForeverMyFriend」という曲がそうです。
これはセカンドワンマンライブで初披露したテーマ曲みたいな感じだったんですけど、メンバーの中でタオルを回す曲ってピュアモンにないよねっていう話になって、みんなでタオル回せるような曲が欲しいですって言ってできたのがこの曲なので、今回初めて意見を出して出来た曲になります。
藍:そうなんですね。リクエストも今後はしていったり、現場の声を拾って作っていただいたりとかも増やして行けるといいですね。
富沢:セカンドワンマンのときは、衣装もどういう感じが良いみたいなのは意見を出したりしました。
藍:これから自分たちのカラーがより出ていったら、また面白そうだなって思いました。音楽もこんなに幅があるし。
富沢:本当にメンバーが個性的で、中島優衣ちゃんは頭の中が宇宙のように何を考えてるか分からない部分がありつつも、めちゃくちゃ芯を突いたすばらしい意見とかを出してくれたりするので、私は彼女のことを天才だと思ってます。なのでメンバーの意見とかいっぱい出してったら、より面白いものになりそうだなって私も思います。
藍:宇宙の真理を突く子がいるんですね。すごい。
富沢:本当に思いもよらぬことを言い出すんですよね。何でこんなことが思い付くんだろうっていうものを言ってきたりします。
藍:天才なんでしょうね、きっと。ピュアモンは、皆さん個性的なんですね。
富沢:私もみんなに負けないよう、いつまでもかわいいって思ってもらえるように頑張っていきます。
藍:本日はありがとうございました。
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藍 直筆 富沢恵莉さん似顔絵に、富沢さんのサインを加えた世界に1枚だけのスペシャル色紙を、1名様にプレゼント!!
応募方法
ガルポ!公式ツイッターをフォロー&対象ツイートを4月26日23:59までにリツイートしてくれた方を対象に1名様に抽選でプレゼントいたします。
当選者には、DMで直接ご連絡をいたします。
【information】
最新シングル
『らぶティカル☆パレード/多次元トラベリング』
好評発売中!!
DVD付盤(CD+DVD)
USSW-0171
2,000円(税別)
収録内容
<CD>
1. らぶティカル☆パレード
2. 多次元トラベリング
3. Forever My Friend
4. らぶティカル☆パレード(off vocal)
5. 多次元トラベリング(off vocal)
6. Forever My Friend(off vocal)
<DVD> ※エンハンスドDVD仕様
1. らぶティカル☆パレード Music Clip
2. 特典映像
※データ領域
・らぶティカル☆パレード Music Clip(高画質mp4映像)
・らぶティカル☆パレード (48kHz24Bitハイレゾデータ)
・アーティスト写真
・壁紙
通常盤収録内容(各共通)
<CD>
1. らぶティカル☆パレード
2. 多次元トラベリング
3. Forever My Friend
通常盤A(CD) USSW-0172
1,182円(税別)
通常盤B(CD) USSW-0173
1,182円(税別)
通常盤C(CD) USSW-0174
1,182円(税別)
通常盤D(CD) USSW-0175
1,182円(税別)
通常盤E(CD) USSW-0176
1,182円(税別)
【富沢恵莉 PROFILE】
誕生日:1月28日
血液型:O型
出身地:東京
趣味:キャンドル作り(工作)
特技:クラシックバレエ、ハムスターと会話ができること。
Twitter:
https://twitter.com/eritomizawa
【ピュアリーモンスター PROFILE】
数々のアイドルユニットを世に送り出して来たStand-Up!Records初の!声優だけのアイドルユニット───その名も『ピュアリーモンスター』が、2017年夏、モンスター級の新人としてデビュー決定!!これは「モンスター級のピュア」を武器に、声優としても、アイドルとしても、どちらも決して手を抜かず、本気で取り組む姿勢を、応援してくれる皆さんと共に体験していく、参加型ドキュメンタリーのようなプロジェクトです。
2次元・3次元問わず、彼女達をヒロインへと推し上げるのは、何よりも皆さんの応援次第。メンバー達と一緒に最前列を駆け抜けてください!彼女達が夢見るモンスター級のサクセスストーリー。果たしてそのゆくえやいかに!?
ホームページ:
http://purelymonster.jp/
Twitter:
https://twitter.com/purelymonster
【藍 PROFILE】
漫画家 1986生
ミリオンドール、ヲタ夫婦を描いている人です。アイドルがとっても好きで、2005年頃のハロプロからはじまり、2011年頃に現場系オタクになり、今は在宅主婦アイドルオタクをやっています。
作品:
・ミリオンドール
・ヲタ夫婦
他
Twitter:
https://twitter.com/ai_indigopro
公式info Twitter:
https://twitter.com/ai_milliondoll
ホームページ:
https://indigo-products.com/