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2024.04.05
君とセレンディピティ

伸ばした手の先に見える景色を確かめるため、これからも一緒に歩み続けようか。 「君とセレンディピティ 4th ワンマンライブ ~キスとハグして~」公演レポート。

 君とセレンディピティが、4月3日(水)にSpotify O-WESTを舞台に、通算4回目となるワンマン公演「君とセレンディピティ 4th ワンマンライブ ~キスとハグして~」を行った。この日の公演では、新曲の『キスとハグして』も初披露。当日の模様を、ここにお伝えします。

 


 場内中へ『OVERTURE』が流れだすと同時に起きた熱いクラップ。その音へ導かれるようにメンバーらが舞台へ姿を現した。ライブは、この日が初披露となる新曲の『キスとハグして』からスタート。冒頭から「キスとハグして」と歌いだせば、「キスハグ キスハグ」と言葉を何度も連呼するなど、キュートでホップな楽曲に乗せ、6人が甘い姿で観客たちにせまりだす。『キスとハグして』、愛らしさあふれる今のメンバーにとても似合う曲調だ。同時に、君とセレンディピティに新しい表情を加えたようだ。彼女たちに「キスとハグして」と甘えるように歌いかけられるたびに胸がキュンと高鳴りなり、気持ちが破裂しそうなほどドキドキしだす。 6人が胸に手を寄り添え、無邪気な笑顔で「キヒとハグして」と歌いかけるたびに、甘い声の香りに全身が包まれる。まさかこんなにも大胆に、愛らしさを持ってせまってくるとは。まさに、嬉しい衝撃だ。彼女たちに「キスとハグして」と何度も歌われるたび、「大好き」な気持ちが膨らみだす。まさかライブの冒頭から、こんなにもハートを落とされるとは…。6人が「キスハグキスハグ~」と連呼するたびにメロメロになる。

 

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  自己紹介に続き、MCでは初披露した『キスとハグして』についての想いをメンバーらが語りだす。天内はる は「TikTokでバズるような、こんなにもかわいい楽曲をいただけて嬉しいです。みんなも真似しやすいから、TikTokにアップしてくれたら嬉しいです」と語っていた。小林りあは、「めちゃくちゃ緊張していますけど。4ヶ月前のワンマンからたくさん成長した姿をみんなへ見せられるように頑張ります」と、この日のライブに向けた意気込みを語っていた。

 


  『好きだ!好きだ!大好きだ!』でも6人は、目の前にいる一人一人に愛らしい笑顔を向け、手でハートマークを作りながら「好きだ!好きだ!君のこと 好きで好きで苦しいよ どうしようもないよ とめられないよ」と告白をするように思いを投げてきた。その言葉を受けとめた場内中の人たちが、熱い声やMIXを通して6人に思いを返してゆく。一人一人が歌うたびに、そのメンバーへ向けて熱いコールが飛び交うのも嬉しい景色だ。それ以上に、手でハートマークを作ったうえで「好きだ!好きだ!君のこと」と彼女たちに歌われるたびに、ドキドキした恋心を止められなくなる。だから間奏では、6人に向けてガチ恋口上も飛び出していた。その気持ち、すごくわかるよ。だって、あの眩しい笑顔で「好きだ 君のこと」と歌われるたびに、ハートがメロメロにとろけ、理性を奪ってしまうんだもの。でも、それが恋??

 

  「私たちと一緒に、いろんな季節を過ごしてください」「夏は恋が芽生える季節よ」の言葉を合図に、彼女たちは春を飛び越え、『夏は恋』を歌いながら、ひと夏の恋にときめく気持ちに観客たちを染め上げた。少し切ない思いも胸に抱きつつ、目の前で彼女たちに「好きだよ」と歌われるたびに、場内のアチコチから「俺もー」の声が飛び交う。夏の恋心は無条件に人を夢中にさせ、理性を消してゆく。目の前で笑顔の乙女たちを見ている今この瞬間、僕らは運命を感じれば、眩しい夏の乙女たちの「好きだよ」の誘いに心を撃ち抜かれ、沸き立つ恋心を熱情した声に乗せて6人に思いきりぶつけていた。歌詞の一節ではないが、「止まらないこの気持ち」も、すべては彼女たちの眩しい笑顔のせい。ほんと、君たちのことが…「好きだよ」。

 

  一転、ダークファンタジックな音色に乗せ、6人は凛とした表情を浮かべ、観客たちを妖しく挑発するように『ファントム』を歌唱。それまでずっと甘い表情を見せていたからこそ、急に凛々しい姿でせまられ、ハートが嬉しい衝撃を覚えていた。挑むような強い姿勢で歌いパフォーマンスしながらも、その中から可憐な様が見えてくるたびに、そのギャップへますます心が惹かれてゆく。ダークでファンタジックな世界の中、もどかしい恋心を、ちょっと強気な姿と声を通して挑発するように歌う彼女たち。大人びたその姿にも、心が嬉しい目眩を覚えていた。

 

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 MCでは、先のブロックで恋愛ソングを3曲立て続けに歌ったことを報告。立花なつみは「緊張して頭がおかしくなりそうだったけど」と語りながらも、ようやくリラックスしてきたのか、舞台の上で笑顔を見せていた。今井侑未は、君とセレンディピティのメンバーとしてステージに立てていることに喜びを覚えながら、「一緒にいい思い出を作っていこう」と誘いかけていた。

 


  「この6人とファンのみなさんとで、どこまでも羽ばたいていけますように」の言葉を合図に歌ったのが、『翼』。フロアにいる人たちは、手にしたペンライトを白色に変え、その光を羽ばたく翼変わりに揺らしながら、舞台の上の彼女たちと一緒に夢へ向かって羽ばたきだす。6人も、ステージの上を軽やかに舞い踊りながら、揺らした手を翼に変え、キリッとした視線で、客席や、その先の未来を見据え、この場から軽やかに羽ばたくように晴れた歌声を場内中に響かせていた。「人は誰も産まれながらに翼があるんだ」と歌う彼女たちの汚れなき真っ直ぐな想いを耳にしながら、何時しかたくさんの人たちがその言葉を信じて、胸の奥に閉まっていた翼を羽ばたかせ、6人と一緒に床を大きく蹴りあげ、共に飛びたこうとしていた。さぁここから、どこまでも広がる青い世界へ向かって羽ばたきだそうか。

 

 『チャンスは廻る』のイントロにあわせ,場内中から起きた熱い声・声・声。一人一人が輝きを持った歌声を響かせるたびに、場内中から熱いメンバーコールが飛び交いだす。サビ歌では、メンバーらがくるくると手を廻すのに合わせ、場内中の人たちも手やペンライトをくるくると廻し、共にはしゃいでいた。この曲では、メンバー一人一人の歌声の魅力を味わえたのも嬉しい。「チャンスは廻るものだから」と歌う彼女たちの姿に向け,熱い思いをぶつけ続けたい。いや、一緒にチャンスをつかみ、彼女たちの夢を叶える応援をしていたい。

 

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 曲を重ねるごとに高ぶる熱情と絶叫。『セレンディピティアンセム』にあわせ、メンバーらが翼変わりに拳を高く突き上げ、その場で大きく跳ねながら、フロア中の人たちにポップな衝撃を突きつける。彼女たちは、これまで以上に躍動した姿を見せながら、サビでは拳をくるくると廻し、その場でピョンピョン飛び跳ね、場内中の人たちと一緒に熱狂。間奏では、メンバーらと観客たちが一緒に熱い口上をぶつけあっていた。熱情した気持ちを一つに、くしゃくしゃの笑顔で共にはしゃげるこの瞬間がとても胸アツだ。後半には、メンバーらの「なになに?」の声にあわせ、フロアのアチコチからガチ恋口上も登場。熱情一体化したこの空気が、最高だ。

 

  「この歌を届けたくて もっと伝えたくて 僕は今ここにいる」と、6人が心を一つに歌いだしたのが『僕は負けない』。この曲では愛らしい姿を見せながらも、胸の内に秘めていた想いと感謝の気持ちを、支えてくれる仲間たちへ伝えるように歌っていた。「この歌を届けたくて もっと伝えたくて 僕は負けない」と歌うその声へ、同じように思いを重ねあわせていたい。この曲でも、一人一人の声の魅力と、6人の想いを一つにした温かい歌に、気持ちがずっと押されていた。だから場内中の人たちが彼女たちの姿をジッと見つめながら、大きく手を振り続けていたのに違いない。

 

  「この6人とずっと一緒にいられますように。この会場にいる人たちとずっと一緒にいられますよう」に。その願いを込めて最後に歌ったのが、『君といつまでも』。今の6人の素直な気持ちを綴った歌を通して、彼女たちは「君がいるから僕は今幸せ感じられている」と、胸の内に抱いている思いを、素直に、真っ直ぐに伝えてきた。フロアにいる一人一人に視線を向け、胸に手を寄り添えて歌う姿が印象深く瞼に焼きついた。「君がいるから僕は今幸せ感じられている 世界で一番君のこと大好きだから」と歌うその言葉、そっくりそのまま6人に返したい。いや、互いにその思いを感じあっていたからこそ、一緒に歌を口ずさみ、大きく手を振りながら、その想いを分かち合っていた。「この出逢いが幸せな出逢いになりますように」の言葉を、今は素直に受け止めていたい。

 

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  舞台の上へ向かって思いきりメンバーらが駆け出した。アンコールは、この場へ晴れた世界を描きだすように『人生はBeautiful!!!』からスタート。メンバーたちは満面の笑顔だ。眩しい太陽以上にキラキラとした眩しい笑顔を浮かべ、6人は舞台の上で無邪気にはしゃいでいた。場内中から飛び交う熱い口上、その声も未来へ駆けだす力に変えながら、彼女たち自身が眩しい輝きになって、場内中に未来や希望、幸せという光を降り注いでゆく。 だから一緒に身体を揺らし、共に夢を見ながら、無邪気な少年少女に戻ってはしゃいでいたかった。舞台の上で軽やかに歌い躍るその姿が、とても眩しく見えていた。

 


  ここで、『キスとハグして』をふたたび披露。この曲では撮影OKということもあって、今現在、SNS上に当時の模様がいろいろとアップになっている。この日、2回目の披露という理由もあって、ファンたちも楽曲を把握して一緒に‥と言いたいところだが、たくさんの人たちが撮影に夢中になっていた。むしろ、スマホの画面を通して6人に熱烈なキスを求めていた。背景には、メンバーのイラストを用いたリリックMVも投影。この曲、君とセレンディピティの中へ新しい表情と嬉しい衝撃を与えた楽曲だけに、ぜひMVを通してこの曲に触れ、想いきり夢中になってほしい。とっても愛らしくてチャーミングな6人の姿や歌声に触れ、ハートが落ちてしまうはずだ。

 

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 ここで、観客たちと一緒に『キスとハグして』のTicTok撮影を実施。このときの模様も、アップになっているので、ぜひチェックしていただきたい。

 

 
 「本当に楽しすぎてあっと言う間のワンマンイブでした。こんなに素敵な景色を見せていただいて、みなさんには本当に者感謝の気持ちが止まりません。これから、もっともっと大きくなります」と、天内はるが熱い気持ちを述べたあとに、ついに最後の楽曲へ。

  この場に足を運んだ一人一人との出逢いに感謝の気持ちを届けるように、最後に6人は『夕焼けの向こうに』を歌唱。一人一人が歌詞に強く想いを込め、その言葉を歌声の手紙として届けるように、6人が想いを一つに、フロアにいる一人一人の胸の中のポストへ投函していった。軽やかにステップを踏みながら、高く手を伸ばし、温かい歌声の手紙を舞台の上から渡してくれた。その思いを胸に、伸ばした手の先に見える景色を確かめるため、これからも一緒に歩み続けようか。最後に述べた「まだまだ進化してゆく君とセレンディピティの応援をよろしくお願いします」の言葉、しっかりと受け止めた。

 

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  最後に…。君とセレンディピティの『Road to 2nd Anniversary ~関東ツアー~』が決定。また、新しい楽しみが増えたのも嬉しいじゃない。

 

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PHOTO:Shintaro Iwase

TEXT:長澤智典 


『キスとハグして』 MusicVideo
https://www.youtube.com/watch?v=TEumjyA8ed8

 

石橋なな生誕開催決定!
5月12日(日)#君セレ240512
『ISHIBASHI NANA Birthday Live 2024』
@シダックスカルチャーホール

ファンクラブ限定イベント開催決定!
5月19日(日) #君セレ240519
『「君とセレンディピティ FC限定イベント」~Livebus~』
https://kimiserefc.com/#/signup

『Road to 2nd Anniversary ~関東ツアー~』決定!


君とセレンディピティ公式TikTok
https://vt.tiktok.com/ZSFHo2WXo/

SNS
https://kimiserefc.com/#/
https://twitter.com/kimisere


セットリスト
『OVERTURE』
『キスとハグして』
MC
『好きだ!好きだ!大好きだ!』
『夏は恋』
『ファントム』
MC
『翼』
『チャンスは廻る』
『セレンディピティアンセム』
『僕は負けない』
『君といつまでも』
-ENCORE-
『人生はBeautiful!!!』
EDMC
『キスとハグして』
MC
TikTok撮影
『夕焼けの向こうに』

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