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2024.03.08
FloreRisa-フロレリーサ-

これからもFloreRisa-フロレリーサ-の描き続ける物語のキャストとして、一つ一つのページを共に彩り続けたい。『FloreRisa-フロレリーサ- 3rdワンマンライブ Flore start~ここにしか咲かない7人の花~』公演レポート!

 「みんなの笑顔を咲かせます」をコンセプトに活動中のFloreRisa-フロレリーサ-。彼女たちが通算3回目となるワンマン公演『FloreRisa-フロレリーサ- 3rdワンマンライブ Flore start~ここにしか咲かない7人の花~』を、3月6日(水)にYOANI LIVE STATIONで行った。チケットはSold Outを記録。熱気と熱狂に包まれた当日の模様を、ここにお伝えしたい。

 


 ライブ前にスクリーンへ映し出された、メンバーからのメッセージ動画。それぞれの意気込みを耳や目にすることで、気持ちが自然に高まりだす。その後に映し出されたFloreRisa-フロレリーサ-としての歩みも、映像として振り返るたびに胸が熱くなる。

 

 『Overture』に乗せ、新衣装に身を包んだメンバーらが舞台へ次々と姿を現した。場内中から上がる熱情した声・声・声。ライブは、この場にいる人たちを異なる世界へと。いや、FloreRisa-フロレリーサ-が夢見ている未来へ繋がる冒険の旅へと連れ出すように『未来☆クロニクル』からスタート。彼女たちは歌っていた、「走れ 僕らの時代 叫べ 僕らの世界」と。6人が仲間たちと一緒に見たいと思い続けてきた未来は今、場内中から熱情した声が飛び交う最高の景色になって目の前に広がっていた。もちろん、これがゴールじゃない。まだまだ道の途中だ。無邪気な笑顔で舞台の上を駆け回るメンバーたちの姿は、キラキラ輝いていた。そのうえで、彼女たちは「夢を夢で終わらせない」と力強く歌っていた。その姿に気持ちを熱く動かされたからこそ、観客たちの興奮のギアもさらに上がり、嬉しそうに声を荒らげていた。「夢を夢で終わらせない いつか掴むまで」。その想いを互いに胸に抱きながら、気持ちの高ぶるままに、開いたページの上へ熱狂の絵筆でこの日の物語を一緒に綴ろうか。

 

 「響かせてVictory」の声を合図に、止まることなく『未完成Victory』へ。6人ともまだまだ未完成かも知れない。でも、自分の心の限界を超えてでも未来をつかもうとする強い意志を、6人は真っ直ぐな歌声と笑顔で伝えてきた。彼女たちは、みずから限界を超える勢いで力強くパフォーマンスしてゆく。曲が進むごとに、6人の感情のボリュームもガンガンに上がりだす。そのパワフルな歌声に、気持ちが嬉しく奮い立つ。だから僕らも、声を張りあげたくなる。

 

 センチメンタルなピアノの音色を受け、楽曲は次第に蒼い色をこの空間に広げだす。彼女たちは、心の内に渦巻くもどかしい気持ちをギュッと抱きしめるように。消えることのない未来を見据えた想いを掌の中でしっかりと握り締め、『それだけが僕の存在証明』を歌っていた。一人一人が胸の内から込み上げる想いを、少し切ない色を持った歌声に乗せて。でも、しっかりと希望の光を見据えながら想いを響かせていた。「君の存在が僕を強く変えてくれていたんだ」。その言葉へ向けて、6人に熱いエールを送りたくなる。彼女たちの壊れそうな想いを、しっかりと支えてあげたくなる。

 

  この空間へ華やかな声の風を吹かせるように、彼女たちが歌いだしたのが『君恋Days』。この歌に触れたとたん、気持ちが弾みだす。いや、この場に居た人たちは、弾むどころか、熱情した感情を振り上げた腕と声にして6人に思いきりぶつけていた。恋に恋したときのドキドキワクワクとした気持ちが、6人の歌声という"ときめいた風"に乗せて舞台の上から次々と吹いてきた。曲が進むごとに、彼女たちは抑えていた感情のストッパーを次々と外しては、目の前の一人一人に向け、心弾むままに愛しい想いを届けていた。息が止まるほどのときめいた気持ちを抑えられなくて、フロアのあちこちで飛び跳ねる人たちが生まれだす。メドレースタイルで届けた冒頭の4曲を通してメンバーらが、"君と一緒に未来を描きたい思い"を4つの心模様を通して伝えてきたのが嬉しい。

 


FloreRisa-フロレリーサ-には、もどかしい恋心を歌った曲がとても似合う。『忘れられない夏』でも彼女たちは、不器用だからこそ胸の内に渦巻くもどかしい思いを、一人一人が告白するように歌っていた。その姿に向けて、フロア中から熱い声が飛び交う。曲が進むごとに、6人は気持ちに光を差しながら、君に伝えたい想いへ輝きをまぶしてゆく。伝えたくても伝えちれない、そのもどかしい乙女の恋心に触れていると、僕らもドキドキする。「僕のこの想い全部君へ届け」と歌うその声が、胸の中で熱く膨らみだす。だから大勢の人たちが、熱い想いを口上に乗せてぶつけていた。想いを告白するように歌うメンバーらの姿に胸がキュッと鳴る。「僕のこの想い受け止めてほしいよ」の言葉を全力で受け止めたい。終盤には、告白をするような彼女たちの歌に向けて、場内中の人たちが「なになに」と熱い声も上げていた。夏の終わりのような切々としたエンディング。そこから…。

 

  「みんなで踊るよ」の声を合図に、眩しい輝きをフロア中へ一気に降り注ぐように、メンバーたちは晴れた笑顔で『不器用コンパス』を歌いだした。サビでは、メンバーとフロア中の人たちが同じ動きをしながらはしゃきだす。「360度 全てが好きなの!」の声に向け、観客たちが「俺もー!」と声を返すやりとりも胸アツだ。メンバーも観客たちも、意外と生き方に不器用??だからこそ、互いに繋がりたい想いを全力でぶつけあうことで、とても心地よい不思議なバランスがこの場に生まれるのかも知れない。最後の「365日毎日好きだよ!」の声に向け、場内中から「俺もー!」「俺もー!」と熱い声が飛び交い続けていた。

 

  さらに胸を弾ませるように、彼女たちはアッパーでエレクトロなダンスナンバーに乗せ、恋に恋する乙女の欲望を届けるように『キミ×ギミ』を歌いだした。途中に出てくるセリフが胸をキュンと騒がせる。6人とも素直になれない恋心を、少しわがままな仕種とチャーミングな振りを通して伝えてきた。「ねぇ ギミギミギミギミ 好きと言ったら」と彼女たちが歌うたびに、その想いを受け止めたくて、フロアのあちこちから熱い声が響きだす。落ちサビで、メンバーらから受けた「キミが好き」の熱い告白。勇気を振り絞って想いを伝える乙女の心模様を、彼女たちは歌のヒロインに気持ちを染めあげ。でも、笑顔を忘れずに歌っていた。

 

  恋する女の子のときめいた恋心は、明るくカラフルに弾けた『ハレハレアップデート』を通して、さらに眩しく煌きだす。6人とも、曲の世界観に合わせた乙女の恋心に気持ちを染めあげるのは、もちろん。恋する気持ちがハートに与えるポジティブなパワーを、最高のときめきに変えて伝えてゆく。だから、ウキウキが止まらない。彼女たちと一緒に晴れた気持ちに染めあげ、眩しい輝きの中ではしゃいでいたい。メンバーらの姿に向けて、フロア中で揺れる無数のカラフルなペンライトの輝き。6人のポジティブなパワーと笑顔へ触れるたび、元気がどんどんチャージされてゆく。

 


 ライブも終盤へ。飛びだしたのが,最新ナンバーの『むちゅらひ″ゅ♡』。6人の乙女たちが純真な心模様で、目の前にいる人たちに「むちゅうなの むちゅらひ″ゅ♡」と無邪気な笑顔で歌いかける。やばいよ、その笑顔のビームにハートが落とされ、こちら側が夢中になってゆく。乙女たちに、青春モード満載で「むちゅうなの むちゅらひ″ゅ♡」と歌の告白を受けるたびに、照れた気持ちを隠したくて、フロア中の人たちが夢中になって身体を揺らしていた。この曲の間中ずっと、6人に甘い恋の告白を受けていた気分だった。

 

 「君がくれたあの日の1ページが私をね変えていったの」と、彼女たちは『君がくれた物語』を歌いだした。胸の内に抱えていた自分の気持ちを零すように一人一人が歌声を通して想いを伝えるたび、フロアのあちこちから熱い声が飛び交う。少しの弱さや切なさも胸に秘めながら、君へ向けたあふれんばかりの思いを、6人は「君がくれた幸せな時間はかけがえない宝物で」と伝えてきた。愛しい君へ向けて必死に想いを届けるように歌うメンバーらの姿が、胸をギュッと揺さぶる。たとえ伝え方が不器用だろうと、いや、不器用だからこそ、その思いを抱きしめたくなる。

 

 「ここにしか咲かない私たちを見てください」。最後に届けたのが、現体制になって初めて届けた『名もなき花』。凛々しい表情を持った楽曲と歌声が響き渡るのを合図に、フロア中からひと際熱い声が飛び交いだす。6人は沸き立つ熱い想いや意志を、切れ味鋭いパワフルなパフォーマンスを通して伝えていた。力強く腕を振り上げ、凛々しい声を響かせるたびに、彼女たちと一緒に勇気を振りしぼり、気持ちを高ぶらせ、熱情した未完な想いの花をこの場に咲かせたい。


      

 アンコール前に、嬉しい発表が。それが、以下になる。

 

①サブスク配信。
・『君恋Days』&『夢と恋の共存率』サブスク配信‼
・『君恋Days』、3月16日よりカラオケ配信‼

②生誕祭
・きみかあやかゆうか生誕祭開催‼
・しおり生誕決定代官山SPECE ODD‼
・しおりソロ曲作成決定‼

③定期公演 
TwinBox AKIHABARAにて、毎月第4水曜日定期公演決定‼

④ワンマン公演
9月26日(木)白金高輪SELENE b2にて4thワンマン開催決定‼

 

 その発表を受け、アンコールの1曲目に披露したのが、新曲の『夢と恋の共存率』。背景に時折歌詞も映しながら始まった『夢と恋の共存率』は、アイドルとして生きてゆくうえで抱く、いろんな不安や葛藤、それでも、夢を追いかける思いを。ラブソングに置き換えて表現している。同時にこの曲は、ファンとアイドルという関係性にも置き換えられる、とても意味の深い楽曲。だからこそ彼女たちの歌声を追いかけながら、そこに込めた思いを探っていた。「一番近くにいて」の言葉も、胸に嬉しく響いていた。

 

  もどかしい気持ちへ眩しい歌声の輝きを降り注ぐように、彼女たちは心を震わせ、奮い立てるように『片思いつなぎ』を揺れ動く気持ちのままに歌っていた。不安と怯えが交錯しながら。でも、力強く握った拳を振り上げるたびに、不思議と気持ちが熱く高ぶる。だから、舞台の上の6人に向けて、フロアのあちこちから熱い声が飛び交っていた。背景には、歌詞が映しだされていた。その文字と感情的な歌声が重なるたびに、胸が強く揺さぶられる。「この手握って」と手を振り上げて歌う声に向け、同じように振り上げた手で6人の手をぎゅっと握りたい。大勢の人たちが、手にしたペンライトや手を振りながら、その手をぎゅっと握ろうとしていた。

 


 「今日が、FloreRisa-フロレリーサ-にとってのリスタート。これからもついてきてください」の言葉を受けて、ラストゾーンへ。『よくばりMy love』のタイトルコールを聞き、フロアから上がった「やったー」の声。曲が始まって以降も、場内中から野太い熱い声が響き渡る。舞台の上の6人は、輝きを持って駆ける楽曲に乗って、眩しい笑顔を浮かべ、ステージの上で自分を輝かせることを楽しんでいた。この曲を通して彼女たちは、未来へ向けてどんな願いごとをしていたのだろうか。無邪気な表情でわちゃわちゃとはしゃぐ6人に向けてフロアから熱い声が響けば、その場で大きく飛び跳ねる人たちも。観客たちの誰もがこの瞬間、6人と一緒に思いきり輝きを放っていた。

 

  最後の最後に、ふたたび新曲の『君と恋の共存率』を歌唱。曲が始まったとたん、フロアのあちこちでピョンピョン飛び跳ねる人たちが登場。メンバーたちは気持ちを奮い立てながら、「夢と恋は共存できない」と力強く歌っていた。とても意味の深い楽曲だ。夢を追い求め、ここまで走ってきた彼女たちの。そして、これからも途切れぬ夢と未来を追いかけ続ける今の6人の気持ちを、この曲が代弁している??楽曲は現在、配信中。この曲の歌詞にも気持ちを傾けながら、「好きで好きで好きすぎて」「一番近くでいて」と歌う『君と恋の共存率』に込めた想いをしっかりと受け止めたうえで、未来へ向かって走り続けるFloreRisa-フロレリーサ-に熱いエールを送ってもらいたい。

 

 「これからもわたしたちは歩み続けます。一緒に夢を叶えていただけると嬉しいです」。最後に涼川しおりの語った言葉のように、これからもFloreRisa-フロレリーサ-の描き続ける物語の重要なキャストとして、一つ一つのページを共に彩り続けていたい。

 

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TEXT:長澤智典

セットリスト
 『Overture』
『未来☆クロニクル』
『未完成Victory』
『それだけが僕の存在証明』
『君恋Days』
『忘れられない夏』
『不器用コンパス』
『キミ×ギミ』
『ハレハレアップデート』
『むちゅらひ″ゅ♡』
『君がくれた物語』
『名もなき花』
-ENCORE-
『夢と恋の共存率』
『片思いつなぎ』
『よくばりMy love』
『君と恋の共存率』

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