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最後に口にした「ついて来て!」の言葉を信じて、これからもBOPについていきたい!!!! BOP ライブレポート
BOPにとって通算3回目となるワンマン公演「BOP 3rd ONEMAN LIVE ~make an Era~」を、5月13日(土)に初台DOORSを舞台に昼夜2公演開催。ここでは、「第1部」公演の模様をお伝えしたい。
フロアからあふれだす熱いクラップへ呼ばれるように、メンバーたちが舞台に姿を現した。この日のライブに革命を起こそうと、ライブは『Revolution』から幕を開けた。初めはクールに。でも、次第にリズムが高鳴り、楽曲が躍動するのに合わせ、メンバーたちの歌声にも熱が増せば、エッジの効いたダンスがさらにダイナミックになる。サビではエモーショナルな歌声を届けるメンバーたち。秘めた情熱と、沸き立つ感情を交互に示しながら、4人は、この空間に革命を起こすための熱を生み出していた。さぁ、ここから世界を変えてゆけ!!!!
『Revolution』に続いて披露したのが最新シングルの『Resistance』という流れが、嬉しく胸を騒がせる。BOPは、冒頭の2曲を通し、今の自分たちが胸の内に抱いた思いを高らかに伝えてきた。そこには、自分たちが新たな「make an Era=時代を作る」意志が示されていた。 巧みに絡み合う、4人のパフォーマンスから目が離せない。雄々しい声を上げる姿が、迫力を持って目の前にせまっていた。
この日より、念願の声出しライブが解禁。コロナ禍で始まったグループだけに、この日が、4人にとっても声出し初体験のライブ。MCでも、その喜びを口にしていたのも印象的だった。
次のブロックで披露したのが、シングル収録曲たち。BOPの始まりを告げた『サヴァイバー』では、四身一体で繰り広げるパワフルでクール/エモーショナルでホットなパフォーマンスを提示。2つの要素が絡み合う様は、まるで舞台劇を見ているようだ。曲の中で巧みに表情や歌の彩りを変えながら、4人は凛々しくせまる。「Be Surviver」の声に「Hey!」とフロア中の人たちが声を返すやりとりも、胸を熱くする。ライブ中に、メンバーらがさりげなく絡み合う場面も嬉しい見どころだ。メンバーらがグッと腰を落とし、ステップを踏みながら「We're survivor」と歌う姿もクールで格好いい。さぁ、その勢いで現実をすべて打ち壊し、我々を、未来を生きる勇者の気持ちに塗り変えてくれ!!!!
飛び出したのが、『Resistance』の C/Wに収録している『Don't Stop Me Now』。軽やかに弾む楽曲の上で、4人は軽快にステップを踏みながら、今は一緒に楽しく歌い踊ろうと誘いかけてきた。サビ歌で大きく手を振る4人の姿と思いをインクロさせた観客たちが、高く掲げた左手を大きく左右に振っていた。4人は、「どんなことでも俺らは遂げられる」と誘いかけてきた。その歌声を優しく告白を受けるようにも感じていたのは、嬉しい錯覚だったのだろうか…。
重低音の効いたビートの上で、メンバーらが突き刺すような声でラップを噛ます。BOPは、『ラブ・ユアセルフ』を歌い踊りながら、観客たちを煽りだす。いや、荒々しいパフォーマンスや攻めた姿勢で観客たちの視線を釘付けにし、心の中へ熱情した炎をつけてきた。雄々しき貴公子然としたその歌声やパフォーマンスが感情を熱く騒がせるが、その姿をずっと追いかけたい気持ちにもしてゆく。歌い終わり、フロア中から黄色い歓声が上がっていたのも当然だ。
次のブロックで披露したのが、カバー曲の数々。メンバーらと一緒にタオルや、手にしたペンライトをくるくると振り回し、共にこの空間に熱い風を巻き起こしていた。間奏で見せた、細かい動きをさりげなく組み込みながらも軽やかに踊る姿に触れ、嬉しく気持ちが騒いでいた。一緒にタオルを振り回せる、あの時間がほんと楽しかった!!!!
悲しみを零すように歌うメンバーたちの涙声を両手で受け止めたい。4人が、胸の内に抱えた思いを外へ解き放ちながら、癒しや輝きに変えるように歌っていた。言葉のひと言ひと言を自分自身にも言い聞かせるように歌う姿に触れ、いつの間にか同じように気持ちが同調。影に曇る心に、次第に温かい光が差すような感覚を覚えていた。
後半に飛び出したのが、EUPHORIAの『Don't Stop the music』。自分たちの歩みをしっかりと継承しながら。ライブの中に華やかでダンサブルな彩りを与えてゆくところも嬉しい。序盤には、妖しくセクシーな歌声で、ときにクールに、ときに甘えた素振りも示しながらせまりつつ、サビでは、フロア中の人たちと一緒に心を開放してダンシング。クールに、妖艶に、エモくせまりながら、華やかなダンス空間もこの場に描き出すメンバーたち。音楽も、騒ぐ気持ちも止まらない。神様よ、この気持ちを止められるなら止めてみな!!!!
場内に生まれた熱気へ、さらに熱した風を吹き込むように、4人は強い言葉の数々をぶつけながら『Neo space』を熱唱。フロアからも、熱情したメンバーコールが飛び交えば、掲げたペンライトの光がずっと大きく揺れていた。さぁ、ここからもっともっと気持ちをアゲていけ。
軽快かつファンキーなビートに乗せ、ここからさらに感情のボリュームを上げて限界を突破しようか。走り出したパーティーはもう止まらない。4人は、『Get it on』を歌い踊りながら、観客たちのハートに熱い火を付ければ、互いに熱情した関係で、心でKISSを交わしあおうと誘いかけてきた。甘く、でも熱烈なアプローチに、身体もハートもメロメロに揺れていた。
最後もBOPは、『Playlist』を通して熱い衝撃を与えてゆく。曲が進むにつれ、ビートも鼓動も早くなれば、凛々しい表情や歌声でせまる4人に、ずっと心が釘付けになっていた。
アンコールの最初に披露したのが、『Over the Top』。アコギの旋律も印象深い、とても爽やかな歌の風を届けてくれる楽曲だ。一人一人が、今の自分たちの気持ちを、そして、応援してくれる仲間たちへ向けての感謝も含めた愛しき思いを伝えてきた。たとえ心を影が覆うことがあろうとも、勇気や希望をくれる仲間たちの光が4人に差し込み続ける限り、BOPは、いつかつかむトップの座を目指して元気に突き進んでいける。だから一緒に歩み続けようと、嬉しい誘いの言葉もかけていた。作詞作曲を流雅真紗斗が担当。メンバーみんなの今の気持ちを、歌を通して伝えてくれたのが嬉しい。
最後に歌ったのが、EUPHORIAの『Be With Your Heart』。フロアからは、この日一番の熱いMIXやメンバーコールが飛び交う。そのパワーを笑顔で受け止めながら、4人は「あのドアの向こうの 未来を掴もう」と、仲間たちへ熱い誘いをかけてきた。最後の最後に、ふたたびメンバーと大勢の第5のメンバー(観客)たちが気持ちを一つに、その先に見える光に向かって思いきり声を上げていた。優しい中にも強い意志を持った4人の歌声が、心を輝かせる。最後の最後に口にした「ついて来て!」の言葉を信じて、これからもBOPについていきたい!!!!
TEXT:長澤智典
セットリスト
『Revolution』
『Resistance』
『サヴァイバー』
『Don't Stop Me Now』
『ラブ・ユアセルフ』
※カバーコーナー
『Don't Stop the music』
『Neo space』
『Get it on』
『Playlist』
-ENCORE-
『Over the Top』
『Be With Your Heart』
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