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2022.10.15
風男塾

「ただキミが好きだ」「ただただ愛してる」と7人の歌う言葉が嬉しい。お互いが太陽のような存在になって熱く燃えられたことが最高じゃないか!! 風男塾 ライブレポート

 風男塾の最新ライブツアー「風男塾 LIVE 2022 ~風流三昧~」が、10月に東名阪を舞台行われた。折しも、ベスト盤『風男塾 15th Anniversary Best』をリリースして間もない時期。 ここでは、ツアー初日に当たる10月8日(土)渋谷ストリームホール第一部公演の模様をお伝えしたい。


  紹介の言葉に乗せ、メンバー一人一人が担当風器を手に、それぞれ得意のポーズを決めながら舞台へ登場。ライブは、風器を手に歌う『七常の風器』から幕を開けた。とても凛々しい姿だ。7人は力強く声を響かせ、風王(ファン)たちの気持ちを騒がせだす。自己紹介を兼ねた一人一人の言葉が胸に熱い。風器を高く掲げて歌う7人に向け、風王たちも拳やペンライトという風器を大きく振りまわし、共に未来を切り開こうと誓うように想いを捧げていた。
 さぁ、ここから一緒に輝く未来へ向かう大航海を始めようか。風男塾も、15周年という新たな航海へ船出をしたばかり。その船の舵を、支えてくれる仲間たちと一緒に取ろうと、風男塾は風器を手に『大航海ボーイ』を高らかに歌っていた。ここから一緒に新しいフロンティアを求める旅に出ようか。そんな夢馳せる想いにしてくれるのが嬉しい。

  MCでは、それぞれが風器を手にしての感想を述べれば、この日から新衣装を身につけたことで、衣装についての思いを語っていた。今回のツアーに、「風流三昧」と命名。風男塾のいろんな楽曲をタイプ別に並べ、15年という時代を跨いだ歌の航海を楽しむようにライブは進んでゆく。

  『男装レボリューション』では一人一人が王子になり、愛しき風王たちに向け想いを捧げるように歌っていた。その凛々しい歌声とパフォーマンスに刺激を受け、見ている側の気持ちも熱くなる。
  『チェンメン天国』でも、一人一人がイケメンなセリフを決めながら、風王たちのハートを射抜いてゆく。一人一人の頼もしいセリフを受け止めるたびハートが落ちそうだ。胡桃沢鼓太郎のように愛嬌のあるメンバーの場合、甘い言葉を届けるなど、各自のキャラクターを活かしたセリフや口調なのも嬉しい。柚希関汰の「俺と結婚してくだい」の言葉に、思わず声を上げてしまう人たちも。終盤で見せた、一人一人が「愛してる」を連呼する場面や、全員で「キスしよう」とせまる姿も、かなり胸熱だ。ライブはまだ前半部なのに、早くも心がメロメロに溶けてしまいそうだ。

  先日、 風男塾は、15周年イヤーの企画として全国47都道府県をライブやイベントでまわることを発表。その企画へ向けた熱い意気込みをMCでは語っていた。

  全国各地のご当地自慢を歌詞に記したのが、『my home town』。この日は東京公演ということから、『my home town(関東編)』を歌唱。メンバーそれぞれが、軽快にステップを踏みながら歌っていた。神奈川県出身の柚希関汰や東京都出身の胡桃沢鼓太郎が胸を張って自分の県のことを歌っていたように、この曲を各地で歌うたびに、ご当地メンバーがどんな表情や歌声で届けるのかも、この曲の嬉しい聞きどころ。

 7人は、少し甘えた歌声や素振りで『Caramel Popcorn』を歌唱。凛々しく格好いい姿を示すことの多い昨今の風男塾だからこそ、『Caramel Popcorn』で見せた甘くせまる姿は、とても新鮮。軽やかにステップを踏みながら歌い踊る姿も含め、甘い仕種を示した7人の姿が魅力的だ。
 続く『This is Love』でも明るく元気に弾けた楽曲に乗せ、愛しい人に会いたい気持ちを膨らませながら、7人は恋する気持ちを真っ直ぐに届けてきた。7人が大きく手を振る動きにあわせ、フロア中でも7色の輝きが大きく揺れていた。
  「大切な人を思い浮かべて、この曲を聞いてください」。その言葉に続いて歌ったのが、ハートフルなバラード『ラブメッセンジャー』。メンバー一人一人が胸に手を寄り添え、こみあげる想いを歌声に乗せて届けていた。7人の歌声が重なり合ったときの温かさには、体温以上の温もりを覚えた。愛しさを胸に、大好きな人へ向けて想いを届ける7人の歌声や美しいハーモニーが、ずっと胸に優しく響いていた。それぞれが、みずからのカラーの一輪の花を手に歌っていた姿も印象的だ。
 『マリー・ユー!』では、愛しい人へプロポーズするように、一輪の花を手に「君を幸せにするよ!」と伝えてきた。永遠の愛を誓おうと告げる7人の姿に触れている間中、心はずっと幸せに包まれていた。このブロックを通し、愛らしい姿を味わえたのも嬉しかった。MCでは、メンバーたちが「俺たちと一緒に恋して、デートして、マリー・ユー!している気分になれましたか」と、風王たちに問いかけていた。

  ライブも終盤へ。ここからふたたび熱くなろうと、メンバーらは輝く太陽のような明るい曲調が魅力の『ミュージック』を届けてきた。7人の歌う声に触れ、気持ちが沸き立つ。風王たちもメンバーらと同じ振りを真似、その場で小さくステップを踏みながら気持ちを弾ませていた。
  フロア中の人たちを熱く煽るように、7人は雄々しい声を張り上げ『生きることは尊いに決まってんだろ』を熱唱。力強く拳を振り上げ歌う姿に刺激を受け、風王たちも拳やペンライトを大きく振り上げ、心の中で「WOW WOW」と叫んでいた。そう、今、心の中で叫ばなかったら、何時叫べばいいんだよ。
  最後に風男塾は『下を向いて帰ろう』を通し、たとえつらいことがあろうとも、下を向きながらでもいいから一緒に進もうじゃないかと歌っていた。メンバーらと一緒に手を大きく振り上げ、心を一つにしっかりと前を向く。この歌を通し、7人に弱い自分を認めたうえで前へ進む勇気を与えてもらえたことが嬉しかった。 


  V字型のフォーメーションが登場。アンコールは、ふたたび会場に熱を巻き起こそうと、青春パンクな『Bye-bye PAIN』を歌いながら始まった。フロア中の風王たちが熱い気持ちを胸に騒ぎ出す。メンバーたちも身体を揺らし、その身を寄せ合いながらはしゃいでいた。終盤に起きた拍子も胸に熱い!!!!!!!
 最後の最後に風男塾は『太陽みたいなキミが好き』を、大きく飛び跳ねながら「ただただ 愛してる」と歌えば、フロア中の人たちの心も熱く騒がせていった。7人と一緒に、心の中でずっと「ラララ」と歌っていたい。途中に登場したメンバーたちのセリフも、胸を熱く騒がせた。「ただキミが好きだ」「ただただ愛してる」と歌う7人の言葉が嬉しい。お互いが太陽のような存在になって熱く燃えていられたことが最高じゃないか!!

  15周年イヤーは、まだまだ始まったばかり。次はハロウィンパーティーでこの楽しさを味わいながら、また一緒にはしゃごうか!!!!!!!


TEXT:長澤智典

 

<インフォメーション>

<商品情報>
ニューシングル「タイトル未定」
発売日:2022年12月14日(水)

■初回限定盤A
TECI-913 /価格 ¥1,580(税抜価格 ¥1,436) / シングルCD+DVD
DVD:TEBI-15687
CD収録内容: M1未定、M2勝つんだ!(Punk Ver.)
DVD収録内容:MUSIC VIDEO+メイキング映像

■初回限定盤B
TECI-914 / 価格¥1,580(税抜価格 ¥1,436) / シングルCD+DVD
DVD:TEBI-15688
CD収録内容(予定): M1未定、M2勝つんだ!(Punk Ver.)
DVD収録内容:特典映像予定

■通常盤
TECI-915 / 定価:¥1,100(税抜価格 ¥1,000) / シングルCD
CD収録内容(予定): M1 未定、M2勝つんだ!(Punk Ver.)、M3未定
+上記3曲Instrumental

<ライブ・イベント情報>
風男塾 LIVE 2022 ~風流三昧~
■10月15日(土)愛知/ SPADE BOX
【1部】開場 12:00/ 開演 12:30
【2部】開場 16:00/ 開演 16:30
(問)サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

■10月16日(日)大阪・ バナナホール
【1部】開場 12:00/ 開演 12:30
【2部】開場 16:00/ 開演 16:30
(問) サウンドクリエーター 06-6357-4400

風男塾 ハロウィンパーティー2022
「ハロー!ハロウィン〜Hello Hello Win!〜」
■10月29日(土)東京・渋谷ストリームホール 
【1部】開場 12:00/ 開演 12:30 
【2部】開場 16:30/ 開演 17:00 
(問)サンライズプロモーション東京 0570-00-3337

風男塾クリスマスライブ2022
■12月10日(土)兵庫・神戸ハーバースタジオ
■12月11日(日)愛知・伏見Lion Theater
■12月25日(日)東京・渋谷ストリームホール 

他イベントスケジュール等、詳しくはHPをご確認ください。

【infomation】
オフィシャルサイト http://nfs724.com
オフィシャルTwitter https://twitter.com/fudan_juku

テイチクエンタテインメント
https://www.teichiku.co.jp/artist/fu-danjuku/


セットリスト 
『七常の風器』
『大航海ボーイ』
『男装レボリューション』
『チェンメン天国』
『my home town(関東編)』
『Caramel Popcorn』
『This is Love』
『ラブメッセンジャー』
『マリー・ユー!』
『ミュージック』
『生きることは尊いに決まってんだろ』
『下を向いて帰ろう』
-ENCORE-
『Bye-bye PAIN』
『太陽みたいなキミが好き』

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