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2022.10.06
buGG(バグ)

ここでbuGGとして生き続ける。この楽しさを、無限に…。 buGG「buGG ONE MAN LIVE UCHRONIA」公演レポート

buGGのワンマン公演「buGG ONE MAN LIVE UCHRONIA」が、9月28日に新宿BLAZEで行われた。7人がどんなアイデアを寄せ合い、どういう心動かすセットリストを組んだのか…。舞台後方には、大きな時計の背景を設置。フロアには、後ろまでたくさんのファンたちが詰めかけていた。場内中に流れる美しくも幻想的な音楽(BGM)を耳にしながら、早くも期待に胸がドキドキしてゆく。その鼓動を速めるように、場内が一気に闇に包まれた。

 時計の針がゆっくりと時を刻む。秒針の音が次第に速くなるのに合わせ、場内中に広がりだした音楽が現実を消し去り、その場にいる人たちを幻想的なワンダーランドへ連れ出した。

  ズクズクッとしたギターの音に乗せ、メンバーらが「Merry-Go-Round 君はいつでも 憧れ走り続ける」と『メリーゴーランド』を歌いだした。フロア中から響き渡るクラップ。1コーラスを歌い終えるのを合図に、楽曲は物語を綴りだす。舞台の上で、力強く思いを響かせるメンバーたち。7人が気持ちを一つに歌う声が、とてもエモい。ハートフルな。いや、熱を込めた強い歌声だからこそ、彼女たちの思いにしげき受けて気持ちが高ぶりだす。「Merry-Go-Round 君の笑顔は」と高く手を掲げ歌う7人の姿に向け、フロアのあちこちでカラフルなペンライトの光が揺れていた。早くも場内には、熱情した景色が花咲きだした。
 
 「いくぞ!!」の熱い煽り声を合図に、楽曲は『TIME BOMB』へ。重厚な音に乗せメンバーらが凛々しい声を響かせる。7人の熱情した気持ちが、歌声やパフォーマンスへダイレクトに反映。気合の入った彼女たちの歌声に触れていると、胸が熱く騒ぎ出す。7人の歌声が心を射抜くたびに、高ぶる気持ちを押さえられなくなる。いや、押さえる必要なんかない。「パッと煌めく」ようにと煽る歌声やパフォーマンスを彼女たちが突きつけるのなら、7人と一緒に「パッと弾け」てしまえばいい。事実、フロア中の人たちがメンバーらと同じ動きをしながら、沸き立つ気持ちを思いきり解き放っていた。

  ライブは、ノンストップで続くどころか、曲を重ねるたびに熱と興奮を重ねてゆく。フロア中の人たちを攻める勢いで、7人は高らかに声を上げ『Second Rev』を歌っていた。この空間に熱狂を巻き起こす、情熱という引き金を引き続ける彼女たちの姿のなんと雄々しかったことか。「拳上げろ!!」と煽るメンバーらの声へ導かれるように、フロア中からたくさんの拳が突き上がる。この日のライブは戦いだ。互いにどれだけ本気で高ぶる熱をぶつけあえるのか。ぶつけあった熱を一つにしながら、どれくらい激しく燃え上がった空間に染め上げてゆくのか。熱狂と興奮を重ねあう、こういう戦いなら大歓迎だ。

  続く『My War』でメンバーらは、力強い四つ打ちのキックビートに乗せ感情を剥きだしに、前しか見えない自分たちの熱い生きざまを突きつけた。天高く突き上げ、時折、くるくるとまわす拳に合わせ、フロアでも同じ動きを真似ながら熱上してゆく人たちが続出。彼女たちは「前しか見えない」気持ちでを胸に、腕を振り回し、攻めるように歌っていた。なんてエナジーとパワーに満ちた楽曲とパフォーマンスだ。本気でグイグイ攻める7人の魂に触れ、また新たに導火線に火が点いた。                  
 
「HI- 着火-メッチャ-Kaです」と熱情した声を上げ、メンバーが『HI- 着火-メッチャ-Ka』を歌いだした。「踊れー!!」の声が理性を消し去る合図になり、本能という信管へ着火。7人のアッパーでエモい歌声に煽られ、フロア中の人たちが騒ぎだす。感情を熱く騒がす最高のパーティーダンスロックナンバーだ。7人のハーニングした歌声に合わせ、誰もが本能が呼ぶままにブチ上がっていた。メンバーらと一緒に大きく手を振り上げ熱狂の民と化す、このひとときが最高だ。Co2が吹き荒れる舞台上。その中から見えるメンバーたちの躍動した動きも、とても胸熱だ!!!!!!!

  その勢いをさらに炸裂するように、buGGは『絶対絶命レレレbuGG ミッション』を歌いだした。この日のミッションはヤバいくらいに熱すぎる。力強くマイクを握り、沸き立つ熱情を7人は歌声に乗せてぶつければ、ときにチャーミングな振りも交え、観客たちの視線を釘付けにする。それでも、騒ぐことをやめたくない。気持ちはオラオラなままに、アイドルらしいチャーミングさもしっかり魅せてゆくところもbuGGらしい。
  ここまでノンストップで、熱情した気持ちのままラウド/パンキッシュな歌の数々をbuGGは突きつけてきた その様に、早くも身体が壊れそう。ここまでずっと騒ぎ続けていたせいか、すでに心臓がバクバク状態だ。早くもこの空間には、限界を超えた先に広がる天上知らずの熱気が渦巻いていた。


 黒系の新衣装に身を包んだメンバーたち。今日の7人はハートも衣装もかなり攻めている。今宵のタイトルのように、この日は、すべての概念を打ち壊し、限界など忘れて騒ぎたい。「今までのbuGGのライブの中でも何倍も気合の入ったライブになっています」「今までできなかったことを、今回はたくさん詰め込んだワンマンライブになっています」と伝えてきたメンバーらの声も嬉しい。


 「みんな最後まで踊っていけますか」。次に届けたのが最新シングルの『恋のデッドヒート』。高らかに鳴り響くファンファーレ。スタートブザーの音を合図に楽曲が一気に爆発。メンバーたちは右へ左に跳ねながら、感情のアクセルを全開に舞台の上でわちゃわちゃ踊りだす。ここまでの激しく攻めた表情を活かしながら、表層的な色を塗り替えるように華やかな音を撒き散らせば、カラフルな音以上にわちらゃわちゃした姿で火花のように弾け飛ぶ7人。その姿が、とても刺激的だ。激しくもきらびやかな楽曲に乗せ、7人は一緒に熱狂のデッドヒートを楽しもうと誘いかける。彼女たちの力強い煽りに触発されフロア中から熱いクラップが起きれば、カラフルなペンライトの光が大きく揺れ動いていた。

  カウントを合図に、楽曲はふたたび超速度で駆けだした。『Wind』を歌う彼女たちの声に合わせ、フロア中で熱いクラップが起きる。サビ歌では、メンバーらの愛らしい動きに合わせ、フロア中の人たちも同じ動きをしながら楽しんでいた。気持ちをグイグイと揺さぶるアッパーでアクレッシブな楽曲ながら、メンバー自身が心晴れた表情で歌っていたからだろう。自然と気持ちがわちゃわちゃはしゃぎだす。激しくも、キャッチーでドラマチックな楽曲だ。後半には、右手と左手を交互に上げるメンバーらの動きに合わせ、一緒に同じ振りを真似ながらはしゃぐ人たちが大勢誕生。明るくアゲてゆく、この楽しさが気持ちいい!! 

  蝉の鳴き声へ呼ばれるように、7人は『S→L』を通し、この空間に灼熱の夏を連れ戻した。メンバーたちの振りを真似ながら、忘れたくなく熱狂の夏景色を身体に刻みたい。「時よ止まれこのまま」の歌詞のように最高のパーティーロックチューンに乗せ、沸き立ち、高ぶる気持ちのまま、一緒に太陽の子供たちになってはしゃいでいたい。

 とてもエモいギターの音が流れだす。その音へ引き寄せられるようにパンキッシュな演奏が炸裂。『Shakeit Shakeit!!』に乗せ、メンバーたちも舞台の上で身体を大きくシェイクしながら、終わらない青春の景色の中、ドキドキした気持ちを胸にはしゃいでいた。メンバーたちのモンキーダンスに合わせ、一緒に振りを真似ながら、エモい感情にずっと痺れていたい。彼女たちは不屈の闘志を最高の笑顔に変えていた。その姿を見ながら、身体も心もずっとシェイクし続けていた。

  スケールあふれたドリーミーなロッチチューン『Hydrangea』の登場だ。胸の内に抱いた痛みや苦悩を、7人は燃え滾る情熱で燃やし尽くすように。何より、ここから夢を咲かせようと高らかに『Hydrangea』を歌っていた。体感的な衝撃や熱情も嬉しいが、『Hydrangea』のように気持ちの内側から胸を熱く奮わせる楽曲も、最高にエモい。「咲き誇れ 僕とハイドレンジア」と高らかに歌うエモーショナル声に、心が強く引き寄せられる。そして…。

 「叶えたい思い照らして」。メンバーたちの歌声のリレーから、楽曲はメロディアスでエモくパンキッシュな『Bring it on』へ。こちらも、心の内側から熱く感情を高ぶらす楽曲だ。止まらない、いや、止められない熱い衝動を、彼女たちは「もう負けないBring it on」と力強く拳を掲げ、時に胸に手を添えなから届けてきた。「Oh!Oh!Oh!」と力強く拳を振り上げ歌う姿も、とても胸に熱い。


  ここで、7人が今の思いを語りだした。

 「今日ここに立って、ここに来てくれた人たち一人一人の顔を見ていると、これが答えなんだなって思います。わたしはライブが本当に楽しくて、ライブの時間が永遠に続けばいいなと想うことがよくあるんですけど。今日も、そう思いながらライブをしています。限られた時間の中で、今をみんなと一緒に過ごせたことに価値があって、尊くて、この時間がとても美しいものだなと感じます。永遠には続かないかも知れないけど。永遠みたいに過ごしたいなと思う時間を、これからもたくさんみんなと共有していけたらいいなと思います」(清水凜)

  「わたしはアイドルを始めたときから、新宿BLAZEでワンマンライブをすることがずっと夢でした。今日、ここでみんなと叶えられたのは、みんながたくさん私たちのことを見てくれて、側にいてくれて、目の前でいろんな感情をぶつけてくれるからです。これからも私たちbuGGはステージに立って、みなさんにいろんな感情を届けていきたいなと思います。これからもみんなと夢を見て、夢を叶え続けていきたいです」(早見玲花) 

  「新宿BLAZEでのワンマンライブを迎えるにあたって、不安などいろんな気持ちがあったんですけど。今日を迎えることができて、本当に嬉しく思います。わたしは、みんなに笑顔になってもらいたい。buGGのライブを見て、どんなことがあっても笑っていてほしい。そのときだけは、忘れて笑っていてほしい。そう思いながら、どのライブでも踊ってきました。buGGがみなさんの日々をより一層色鮮やかにできることを願ってこれからも頑張っていくので、よろしくお願いします」(神崎めい)

  「この新宿BLAZEという場所は、私たちの一つの目標であって、何時か乗り越えなければならない壁だとずっと自分の中で思っていました。正直、新宿BLAZEでのワンマン公演が決まったときは、楽しさよりも不安のほうが大きかったけど。今はこうしてbuGGのことを思って来てくれた方が、こんなにも目の前にいることを本当に誇りに思います」(池田あおい)

  「今日のワンマン公演までに、いろんな企画をやらせていただきました。何時も思うことですけど。今回はとくに、ワンマンライブまでがあっという間だなと思いました。今日、こうして無事にライブをすることができて本当によかったです。みんな人間だし、脳味噌が違うので、考え方が人それぞれじゃないですか。考え方は人それぞれあると思うんですけど。今日、今の時間だけは、「buGGのライブ楽しい」とか、「buGGのライブを楽しむぞ」など、buGGのことで頭が一つにまとまったすごいものになっているなと思っています。今日も最後まで、ニコニコしながらみんなでライブをしていきたいと思います」(青木あかね)

  「ついに新宿BLAZE来ちゃいました。わたしがアイドルを始めた頃は、新宿BLAZEなんて対バンでも立てなくて。今は対バンライブでは立てるけど、ワンマンで立てるなんて思ってなくて。でも、こうやって立てたということは、今まで自分の好きなことを絶対にあきらめずに信じてやってきたことをみんなが認めてくれた。だから、ここに立てているんだと思います。今まで悔しい思いとかすごくあったけど。結局、楽しいが勝ったから、ここに立っていられるなって胸を張って言えます。それを思わせてくれたみんなと、ここで一緒にライブができてとても嬉しいです」(鈴木媛子)

  「今日、ここに来るという選択をみんながしてくれなかったら、ここにはこんなに人がいなかったと思います。みんなの顔を見ると、いろんな思い出が甦ってきます。今日、ステージに立つのが怖くて怖くて。何かが終わってしまうかのような気持ちになって。本当にたくさんつらい思いをしてきて、今日のこの景色があります。今日の公演に"UCHRONIA"と付けた理由は、みんなで時間の概念を忘れて永遠を誓う。みんなと一緒にずっと長くいようねという気持ちも込めてでした。みんなも、ここに至るまでの日々にも、嫌なことも嬉しいこともいろいろあったと思う。わたしもそう、みんなと一緒。だから、今日みんなのために"UCHRONIA"と名付け、その思いをここに持ってきました。この気持ち、心に刺さるといいな」(町田つむぎ)


  次に披露したのが、この日のライブタイトルにも記した新曲の『UCHRONIA』。シンフォニックでラウドかつドラマチックな楽曲に乗せ、彼女たちは、無限に続く時間の中、一緒に夢を求めながら輝き続けよう。共に、信じた道を迷うことなく歩み続けようと誘いをかけてきた。奮い立つ胸の鼓動に合わせ高く拳を突き上げながら、沸き立つ熱情をぶつけるように7人は雄々しく歌っていた。彼女たちが突き上げる拳の動きに合わせ、フロア中から多くの拳が突き上がる。この歌には今の、そして、未来へと突き進む7人の強い意思が詰め込まれている。彼女たちの躍動したダイナミックな動きも、印象深く瞼に焼きついた。

  膨らみ熱情した気持ちを空へ解き放つように、メンバーたちは大きく手を振り、爽やかな声で『RAINBOW』を歌っていた。「やり直しなんてらしくないよ この道を進め」「そう何度だって前を向いてハジマリを歌おう」と、今の自分たちが持つ揺るがない強い意志を、7人は『UCHRONIA』と『RAINBOW』を続けて歌うことでしっかりと示していた。自分たちが挫けない限り、一人一人の抱いた思いが揺るぎない輝きになり、未来を照らしていく。彼女たちは知っている。大きなアーチをかけた七色の輝き(虹)の袂には、自分たちの理想とする未来が待っていることを。だから、一緒にその景色を観に行こうと温かい声で歌いかけてきた。彼女たちの7つの歌声が7つの思いを重ね合わせた虹になり、観客たちの心にも未来へ続く道を示してゆく。そこに輝く七色の道があるのなら、これからもbuGGと一緒に歩みながら、その輝きの正体を見に行こうじゃないか。

 ライブも終盤戦へ。buGGは、煌めいた眩しい景色をこの空間に描き出そうと『Polars』を歌いだした。曲が進むごとに、気持ちが嬉しくアガりだす。彼女たちは大きく手を振りながら、「この道は続く」と歌っていた。『UCHRONIA』を通して示した意志を、彼女たちは曲を重ねながら具体的に示してゆく。これからどんな苦い経験が待ち受けていようとも、彼女たちは選んだ今の道を、buGGとしての人生をやめることはない。7人の中から夢や希望という輝きが消えない限り、けっして歩みを止めることはない。もちろん、そこには仲間たちの存在も必要不可欠だ。7人が眩しい輝きを撒き散らすように歌うたびに、気持ちが嬉しく騒ぎ出す。だから、その輝きの元へと集い、一緒にその先の景色を見たくなる。大きく手を揺らし歌う姿に向け、フロア中でカラフルな光の波が大きく揺れ動いていた。胸に手を添え、心の内に抱いた思いを歌声に乗せて温かく響かせるメンバーたち。その姿へ心が揺れ動いたからこそ、胸の内側からエモい感情が止めどなく沸き上がる。そして…。

  本編最後にbuGGは『Last Dance』を歌いだした。buGGの歌は、いつだって仲間たちへ熱く手を差し伸べてゆく。彼女たちの伸ばした手を心の中でつかみ、ギュッと握りさえすれば、立ち止まることなく前へ進める自分になれる。7人は歌っていた「夢の中でずっと 君と手を取り合って踊る」と。7人は、消せない情熱を胸に走り続ければ、この物語にエンドマークを記すことはないと誓うように歌っていた。弱い自分でいたあの頃を振り切るように歌う姿が愛おしい。どんな痛みや切ない感情さえもすべて前向きに受け止め、その身を輝かせるように彼女たちは歌っていた。


 「全員踊れー!!」。『シャリラ』に合わせ、フロア中から熱いクラップが巻き起こる。メンバーたちは、本編を通して伝えた思いを、揺るがない確かな意志として改めて示すように「走り出したらもう Non stopだぞ!」と、爽やかな声で歌っていた。身体を熱く揺さぶる『シャリラ』を、buGGはアンコールの1曲目に用意。メンバーらが軽やかにステップを踏みながら、腕を振り上げ「シャリラ シャリラ」と晴れた笑顔で歌う姿や、メンバーらの叩く手の動き、高く突きあげる拳と気持ちのチューニングを合わせるように、フロア中の人たちも無邪気な少年少女に戻って一緒に騒いでいた。

  「きっと今も幸せの意味を求めている」。メンバーらの歌う声を合図に楽曲は『Blue Bird』へ。青い鳥が夢に向かって飛び立つ姿を追いかけるように、7人も高く手を掲げ、飛び跳ねながら歌っていた。7人が、そして大勢の観客たちが、天高く掲げた手を大きく揺らし翼のようにはためかせ、その先に広がる景色へ向かって羽ばたいていた。夢を消さない限り、メンバーも、そして僕らも、青い鳥のように幸せを求めて輝ける自分でいれる。

  「私たちは、buGGにしか歌えない歌をこれからもみんなに届け続けます」。ここにいた人たちみんなと完全燃焼一体化した姿で、この場所から新しい冒険をふたたび始めようと、buGGは最後の最後に『The beginning』を「何回だってリスタートだ」と逞しい姿で歌っていた。舞台の上で軽やかにステップを踏みながら、サビでは一緒に大きく腕を振り、「新しい冒険の始まり」をここからまた一緒に始めようと笑顔で誘いかけてきた。楽しい。今はこの空間の中、7人と一緒に「楽しい」を更新し続けていたい。この楽しさが消えないからこそ、この続きが欲しくてまた彼女たちの元へ足を運ぶんだろうな。

 この日のライブを通して7人は、人生を賭けてbuGGとして走り続ける強い意志を、全部で19章(曲)に及ぶ物語を通して伝えてきた。とてもエモい気持ちに染め上げるライブだった。この楽しさを、無限に求め続けたい。1回1回のライブは、もちろん限られた時間の中で行われる。でも、それを見続けることで、この楽しさは。7人の女性たちの人生を賭けた物語は、無限に続いてゆく。自分たちでこの公演をプロデュースした理由が、しっかりと伝わったライブだった。新宿BLAZEのフロア中を埋めつくした人たちの熱気をエナジーに、buGGがこの先どんな終わらない物語の続きを描くのか、それを見続けようじゃないか。


TEXT:長澤智典

 

<インフォメーション>

予測不可能な自由奔放系7人組アイドル
月に30本以上ライブに出演しており、パンクサウンドを基調とした楽曲・熱いパフォーマンスを武器に活動中

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セットリスト
『メリーゴーランド』
『TIME BOMB』
『Second Rev』
『My War』
『HI- 着火-メッチャ-Ka』
『絶対絶命レレレbuGG ミッション』
『恋のデッドヒート』
『Wind』
『S→L』
『Shakeit Shakeit!!』
『Hydrangea』
『Bring it on』
『UCHRONIA』
『RAINBOW』
『Polars』
『Last Dance』
-ENCORE-
『シャリラ』
『Blue Bird』
『The beginning』

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