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2022.09.11
FEAM

FEAMのライブは、観ている人たちを笑顔や元気にしてくれる。ここに来れば笑顔をチャージしていける。それって本当に素晴らしいことじゃない。 FEAM ライブレポート

8月21日に渋谷club asiaで行われたイベント「iColony LIVE PREMIUM」。
ここでは、FEAMのライブの模様をお伝えします

FEAM

 長年、ライブアイドルシーンを牽引し続けてきたのがFEAM。憂いを秘めたメンバーたちの歌声がフロア中に響き渡る。楽曲が次第に躍動するのに合わせ、メンバーたちの歌声も大きく揺れ動く。歌詞に記した思いへ、自分たちの感情を重ねてゆく4人。観ている側も、彼女たちの歌声や、次第に強さを増す楽曲に刺激を受け、一緒に気持ちを熱く騒がせていた。感情と楽曲とが重なり合った中から見えてくるメンバーらの表情に、気持ちが嬉しく奮い立つ。フロア中から数多くの手が振り上がっていたのも、納得だ。

  メンバーらの「じれったい」の歌声が、観ている側の心もじらす…と言いたいところだが、むしろ、彼女たちがもどかしい感情をぶつけるたびに、エモい気持ちが胸の中に渦巻きだす。熱狂に溺れたいという意味ではじれったいが、気持ちを妖しくときめかす楽曲も心を嬉しく騒がせる。どの楽曲も、そう。彼女たちの歌声に、歌に描いた女性の揺れ動く心模様に、気持ちが惹かれてゆく。

  次に歌った楽曲でも、メンバーたちはソウルフルな曲調に乗せ、甘く優しい歌声を響かせていた。胸に秘めた思いを、愛しい人へ問いかけるように歌う彼女たち。何時までも終わらない夢を追いかけ続ける。FEAMのメンバーたちは、今の自分たちの等身大な気持ちを温かい声に乗せて歌っていた。FEAMの4人は、舞台の上で輝くことの素晴らしさを知っている。だからこそ、歌詞に込めた"あきらめない思い"を胸に夢を追い続ける限り、いつまでだって自分たちが光輝けることを、その身を持って教えてくれた。

 最後にFEAMは、ふたたびフロア中に輝く光を降り注ぐように歌っていた。FEAMの歌の一つ一つに胸を打たれるのは、歌詞に綴った思いを、みずからの体験や経験と折り重ねて歌っているからだ。FEAMがこれからどんな人生ゲームを繰り広げてゆくのかはわからない。でも、舞台の上でみずから輝くことが、いろんな人の心に未来や希望を降り注ぐことを知っている。だから最後の曲でも、彼女たち自身がみずからを輝かせるように歌い踊っていた。FEAMのライブは、観ている人たちを笑顔や元気にしてくれる。ここに来れば笑顔をチャージしていける。それって本当に素晴らしいことじゃない。

PHOTO: 豊田詩緒里、永瀬一幸、大西基
TEXT:長澤智典

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