8月1日(月)、新宿ReNYを舞台に行われた個性の強いガールズたちが集結したイベント「MUSIC SHUFFLE＆MASHUP LIVE」。出演したのが、ANARCHY STONE/囁揺的音楽集団 AsMR/太田家/CANDY GO!GO!/Oracle Futaba/月照ラス/ナデシコドールの計7組。当日の公演より、ここではCANDY GO! GO!のライブの模様をお伝えしたい。
 

CANDY GO! GO!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 
　最強のガールズロックユニットのCANDY GO! GO!がイベントのトップバッターとして登場。この日は、唯一オケを使っての出演だったが、バンド編成だろうが、オケだろうと、メンバー自身の中から漲るエナジーが情熱に満ちていれば、そこは気にすることではない。彼女たちは、冒頭から『Yes-Yes-Yes』を通して「身勝手な大人には邪魔させない」と歌いながら、自分たちの揺るがない強い意志や生きざまを、舞台の上からしっかりと伝えてきた。一人一人の身体から発する真っ赤なオーラは、観ている人たちの気持ちを嬉しく奮わせた。

  重低音鳴り響く、地を這うようなギターのリフも印象的だ。彼女たちは生き抜くための強い意志を、高ぶる気持ちのまま『Jealous Tomorrow』に乗せて歌っていた。歌詞が強い意志を示すたびに、感情を解き放つように歌い続けるメンバーたち。「ボロボロでも立ち上がって すべてのもの出し切るんだ」と彼女たちは気持ちを奮わせ歌っていた。何度も逆境の中から這い上がっていた戦士たちだからこそ、その歌声やパフォーマンスには生き抜く強い姿勢が映し出されていた。

  軽快に弾む楽曲の上で、CANDY GO! GO!は明るい表情で観ている人たちの身体を心地好く揺らしだす。でも、メンバーたちが発する言葉の数々には、不屈の魂を持つ彼女たちちしい熱い生きざまが記されている。『N THE GAME』でもCANDY GO! GO!は、熱い思いと一緒に「まだ戦える」と心の声を届けてきた。メンバーらと一緒に振りを真似ながら飛び跳ね楽しむ観客たちの姿も、輝いて見えていた。

  CANDY GO! GO!は、シンガロングナンバーの『たまにはビールを飲ませてよ』を持ってきた。初見の人も巻き込み、一緒に心の中で声を張り上げ気持ちを一つにしていける。この手のシンガロングスタイルも、ライブで一体化した熱い景色を作りあげるCANDY GO! GO!に欠かせない最高にエモい楽曲だ。いつしか彼女たちと一緒に拳を振り上げ、その輪に加わる人たちがいたのも嬉しい景色だ。

  最後に、CANDY GO! GO!は『endroll』を歌唱。彼女たちのライブではラストに歌うことの多い、CANDY GO! GO!の生きざまを示した楽曲だ。サビ歌が流れるたび、一緒に口ずさみたくなる。彼女たちと気持ちを一つに重ねながら、明日へ続く扉を思いきり解き放ちたい。短い時間の中とはいえ、しっかりと身体や気持ちを揺らすライブをCANDY GO! GO!は見せてくれた。




PHOTO:菊島明梨
TEXT:長澤智典


CANDY GO! GO!　SNS
https://twitter.com/onecandygogo
https://candygogo.jp/

MUSIC SHUFFLE ＆ MASHUP LIVE」配信チケットアーカイブ（〜8/31まで何度でも視聴可能）
https://www.funity.jp/tickets/muetike/show/msml22st/1/1