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2022.04.29
みおん

「Galpo! Live Show Vol.9」みおんライブレポート

  4月24日(日)、六本木SEL OCTAGONを舞台に「Galpo! Live Show Vol.9」を「1部/2部公演」として開催。1部に出演したのが、みおん/STELLABEATS/wqwq/Zero Project選抜。2部に出演したのは、HOTDOGCAT/FLAPSTAR/emiu/i-deal PROJECT/Girl's Time。
 この日の模様は、「ニコニコ動画」でも生配信。ニコニコチャンネルの番組「Galpo! Live Show」に月額会員登録した方は、「Galpo! Live Show」で配信したライブ動画。さらに、スピンオフ配信のプログラム映像を見れる内容になっている。
 ここでは第1部に出演したみおんのライブの模様をお届けします。


みおん

 19歳のソロシンガーのみおんが、イベントのトップバッターとして登場。この日はカバー曲を中心に歌唱。みおんの愛らしいキャラクターや、ハートフルな歌声を活かした乙女心を詰め込んだ歌から、気持ちを軽やかに弾ませるポップチューンまで、アイドルみおんとしての個性や魅力を伝えてゆく選曲で届けてくれた。

  楽曲の持つ色に合わせ、みずからの声色を塗り替えるのはもちろん。いつも笑顔を忘れない、みおん。その眩しい表情に、見ていてトリコになりそう。まるでココアのような甘く温かい歌声なのも、みおんのパフォーマンスをジッと見つめていた理由かも知れない。心を光合成してくれる?気持ちを晴れた天気に導いてゆく?そんなウキウキした気分に、みおんは見ている人たちの心を染め上げていた。
 
  ソロで対バンイベントに出演するのが、この日は初めてということから、ちょっと緊張ぎみ。その姿が、むしろ初々しい。

  みずから作詞/作曲を手がけた、この日、唯一披露したオリジナル曲の『線香花火』は、アコギの音色に乗せてしっとりと歌う切ないバラードソング。他のカバー曲が明るい表情中心だったことから、みおんがオリジナル曲で見せた、切なく悲しい乙女心に嬉しい驚きを覚えていた。『線香花火』では、胸の前に手を添え、込み上げる気持ちをアコギの繊細な旋律へ寄り添えるように歌っていた。笑顔を浮かべるみおんも、もちろん魅力的だ。でも、思いを込めて切ないバラードを歌うみおんも、やっぱし素敵だ。それまでは、フロアにいる人たちを見つめながら歌っていたみおんだったが、この曲では、目線を遠くに見据え歌っていた姿も印象的だった。

 オリジナル曲『線香花火』を真ん中に挟み、前後をカバー曲で構成したみおんのライブ。前半部に乙女らしい表情を見せる楽曲を並べれば、後半には、少し背伸びした大人の女性としての心模様が見える歌をラインナップ。『線香花火』を間に挟んだことで、みおん自身の心の成長が見えるセットリストに感じられたのも嬉しかったこと。まだまだ成長の過程。これから、どんな風に伸びてゆくのか温かく見守っていようか。


PHOTO: 菊島明梨
TEXT:長澤智典


LIVE


■みおん
https://twitter.com/mionman_0122


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