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「Galpo! Live Show Vol.7」 STELLABEATS ライブレポート
2月26日(土)、六本木SEL OCTAGONを舞台に「Galpo! Live Show Vol.7」を「1部/2部公演」として開催。1部に出演したのが、HOT DOG CAT/Fragrant Drive/夢∞NITY/ポリシーなんてごんごどうだん!/てぃあむ。2部に出演したのは、マジカル・パンチライン/STELLABEATS/STRAY SHEEP CLAYMORE/.BPM/AiDOLOXXXY。
この日の模様は、「ニコニコ動画」でも生配信。ニコニコチャンネルの番組「Galpo! Live Show」に月額会員登録した方は、「Galpo! Live Show」で配信したすべてのライブ動画。さらに、スピンオフ配信のプログラム映像を見られる内容になっている。
ここでは第2部に出演したSTELLABEATSのライブの模様をお伝えしたい。
STELLABEATS
華やかなこの楽しさ、ずっとずっと続けばいいのに‥。
「Galpo! Live Show」の第一弾レギュラーグループとして出演してきたSTELLABEATS。彼女たちのレギュラーとしてのライブ出演はこの日が最後になる。毎回感情の揺れが見えるライブを描き続けてきたSTELLABEATSらしく、この日のライブでも、彼女たちは女性の痛く切ない心模様を記した「君声リフレイン」を、ヒロインの揺れ乱れる心のままに、抑揚した歌声やパフォーマンスを通して見せてきた。切ない感情を奮え、揺れる歌声だけではなく、ダンスパフォーマンスにも投影。ステージという一つの空間の中で、その曲に似合う感情の揺れや心模様に変えて3人は描き出していった。
乙女の心模様を記した物語は、続く「初恋Mayfly」にも投影。こちらでは、少し不安も抱えた歌声も加え、ときめく感情を伝えてきた。人の心の動きには、いろんな感情が複雑に絡みあっている。だからこそ彼女たちは、期待寄せる気持ち一つを取っても、その中へ、さまざまな揺れる感情の要素を詰め込み伝えてゆく。だから、彼女たちの歌声が語る感情の物語を、耳が、心が追いかける。想いをぶつけるように、熱情した声を張り上げ歌う姿が心をがっちりとらえていく…。
エッジ鋭いギターサシンドも胸を騒がせる、ロックでダンサブルな「SHOTGUN SALINGER」の登場だ。彼女たちは晴れ渡る楽曲の上で、思いきり爽やかで開放的な歌声を響かせていた。この歌に触れていると、彼女たちと一緒に眩しい青春の一場面を味わえている気分になれる。それは10代の眩しい青春とは異なる、大人になってから感じれる熱くて真っ直ぐな衝動だ。ネガティブな要素もわかった上で、真っ直ぐに想いをぶつける彼女たち。だから、その姿に強く惹かれてしまうのだろう。
最後にSTELLABEATSは、挑発するダンサブルな「Just violation」を歌い踊りながら、この空間を、妖しくも胸ときめかすダンスホールへ塗りかえていった。フロアでも、彼女たちの誘いに飛び乗り、振りまねながら身体を揺らす人たちもあちこちに登場。華やかなこの楽しさ、ずっとずっと続けばいいのに‥。
PHOTO:守屋貴章
TEXT:長澤智典
STELLABEATS
http://stella-beats.com
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「Galpo! Live Show」
https://ch.nicovideo.jp/galpoliveshow