FEATURE

2022.02.24
アフィリア・サーガ・イースト/Ange☆Reve

ユカフィン フェス 2022 アフィリア・サーガ・イースト Ange☆Reve編

  イケてるハーツのプロデューサーとしても活動中。元アフィリア・サーガのメンバーだったユカフィン・ドール。彼女が2月6日(日)に品川インターシティホールを舞台に「ユカフィンフェス2022」を開催した。出演したのは、ユカフィン・純情のアフィリア・エラバレシ・ピュアリーモンスター・Next☆Rico・バクステ外神田一丁目・煌めき☆アンフォレント・愛乙女☆DOLL・Ange☆Reve・アフィリア・サーガ・イースト(ユカフィン、ルイズ、マホ、カレン、クルミ、アリア、ミィナ、ミク、メイリ)・チームかわいい(ユカフィン、ミク、カナ、ユミ、カオリ)の10組。当日の模様を、5回に分けてここにお届けしたい。
 

アフィリア・サーガ・イースト

一夜限りの夢を乗せたアフィリア・サーガ・イーストのライブ。

 このライブを待っていた人たちもきっと多かったに違いない。アフィリア・サーガ・イーストのメンバーたちが、ふたたび舞台に舞い戻ってきた。出演したメンバーも、ユカフィン・ドール、ルイズ・スフォルツア、マホ・ソット・ボーチェ、カレン・クラシュカ、クルミ・ラーラ・ミルク、アリア・M・ミルヴァーナ、ミィナ・M・フラーチェ、ミク・ドール・シャルロット、メイリ・マロンフィールと、その名前を並べただけで興奮が治まらない。

 舞台に姿を現したメンバーたちは、みんなアフィリア制服だ。その時点で胸熱すぎる。一夜限りの夢を乗せ、アフィリア・サーガ・イーストのライブは「聖なるwktkノ星」からスタート。イントロが流れた瞬間から、興奮を隠せずフロア中から熱狂の声が漏れていた。メンバーたちは、時の流れを"あの頃"に戻し、愛らしい姿と歌声を響かせ、見ている人たちにワクワクの魔法を思いきり注ぎ込んでいた。加入や卒業の時代に差はあれ、このメンバーが一堂に会して歌い躍るだけで、心が熱く騒ぎだす。

  続いて登場したのが、「ニーハイ・エゴイスト」。フロア中から興奮した声が漏れるのも、納得だ。「ニーハイ・エゴイスト」はアフィリア・サーガ・イーストのメンバーに最高に似合う歌の制服だ。彼女たちが絶対領域の太股を愛らしく見せながらせまる姿を目にし、気持ちをガツガツ上げるアッパーでプチゴシックなダンスチューンに触れ、興奮を抑えられるわけがない。振りを真似する人たちもフロアのあちこちに登場。誰もが熱い視線を舞台上に向けていた。その姿を一生瞼に焼きつけたい。

  「いやー、すごいですね。みんなの心の声が聞こえる」の言葉も納得だ。メンバー一人一人の自己紹介を聴くたびに胸熱になれるとは。もう、気持ちが高まりすぎてたまらない!!
  アフィリア・サーガ・イーストと言えば、魔法。彼女たちは、会場に足を運んだ先輩(観客)たちに、さっそく「アフィリリルーン」とメロメロになる魔法をかけていたことも報告しておこう。
     
  この日は、往年の楽曲のオンパレード。次に披露したのが、アフィリア・サーガ・イーストの原点とも言える「My White Ribbon」。愛らしく爽やかな、メンバーたちの気持ちを一つに重ね合わせた歌声の魅力を味わえる楽曲だ。活動を重ねるごとにダンサブルな要素を強めていったアフィリア・サーガ・イーストだが、もともとは美メロで胸キュンな愛らしくて爽やかな歌を中心にしていた。この曲を通して久しぶりにアフィリアの風を覚えながら、ほっこりする気持ちに浸っていた。愛らしく手を振り歌うメンバーたちの姿も可愛らしい。

  一緒に騒ごうよという空気をふたたびフロア内へ導くように、アフィリア・サーガ・イーストは「La*La*Laラボリューション」を歌唱。舞台の上でわちゃわちゃはしゃぐ姿を見せながら歌い躍るメンバーたちの姿が、とてもチャーミング。彼女たち自身が、アフィリア・サーガ・イーストとして歌い躍ることを楽しんでいた。その楽しさが自然と会場中に伝播。フロア中の人たちが身体を揺らし、ペンライトを振りながらはしゃいでいた。

  最後にアフィリア・サーガ・イーストは「飛行実習~Learn to Fly~」を歌い、フロア中にはしゃぐ熱狂の景色を描きだす。舞台上のメンバーたちも身体をダイナミックに動かしながら、沸き立つ気持ちを思いきり解き放ち、この空間にアフィリアの熱風を巻き起こしていた。メンバーたちの熱を持った爽やかで晴れた歌声が、輝きを降り注ぐ。この萌える熱狂こそが、アフィリア・サーガ・イーストだ。

 アフィリア・サーガ・イーストは来年で15周年を迎える。この楽しさ、ぜひ来年にも何かしらの形で繋げてもらえたら本当に嬉しく思う。この熱狂を、もう一度思いきり味わいたい。

LIVE


Ange☆Reve

Ange☆Reveの存在が愛しすぎて、メロメロなほど夢中になっていく。むしろ、このまま彼女たちが届ける愛しい想いにどっぷり落ちてしまいたい。

 Ange☆Reveも、この空間に可愛いのフレイバーをたっぷりと降り注ぐライブを見せていた。冒頭を飾った「イトシラブ」を通し「あなたが好きよ 笑顔が好きよ」と思いきり恋しい気持ちで彼女たちにせまられたら、胸のドキドキが本気で止まらなくなる。Ange☆Reveの存在が愛しすぎて、メロメロなほど夢中になっていく。彼女たちが届ける愛しい想いへこのままどっぷりと落ちてしまいたい。

  可愛らしい雰囲気から色を塗りかえるようにAnge☆Reveが歌ったのが、格好よくも熱い一面を押し出した「堕天使の心モヨヲ」。秘めた想いをクールに届ける姿にも惹かれるが、次第に気持ちへ熱を注ぎ込むように歌う姿にも胸が熱く騒ぎだす。力強く情熱的な姿を全面に押し出しながら歌い躍る姿へ向け、合いの手を入れるように熱い手拍子がフロア中から鳴り響く。舞台上と客席が気持ちを一つに重ね合わせ、この会場に熱をあげてゆく。そこへ、ライブ特有のパッションがあふれていた。

 会場中に生まれた熱をさらに高めるように、Ange☆Reveは「Reality」を歌唱。この曲でも、メンバーたちは凛々しい歌声と表情でせまりだす。沸きだす情熱を、彼女たちは舞台上から次々とぶつけてゆく。凛々しく力強い、熱情に満ちた歌声や姿に気持ちが熱く奮い立つ。沸き立つ想いを、フロア中の人たちは突きあげる手の動きにすべて委ねていた。

 最後にAnge☆Reveはキラキラとした華やかさを振りまく、可愛くアッパーなダンスポップチューン「絶対リメンバー」を通し、会場中の人たちの気持ちにときめく乙女心をたっぷり降り注いでくれた。Ange☆Reveは短い時間の中へ、可愛いから凛々しいまで自分たちの魅力や持ち味を濃縮して届けてくれた。あっと言う間の時間の中、夢中ではしゃいでいた。いつも思うことだが、Ange☆Reveのライブは絶対に全力で楽しまなきゃもったいない!!

LIVE


TEXT:長澤智典


セットリスト

アフィリア・サーガ・イースト
「聖なるwktkノ星」
「ニーハイ・エゴイスト」
「My White Ribbon」
「La*La*Laラボリューション」
「飛行実習~Learn to Fly~」

Ange☆Reve
「イトシラブ」
「堕天使の心モヨヲ」
「Reality」
「絶対リメンバー」


Ange☆Reve
https://angereve.com/
https://twitter.com/3rdD_angereve
 

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