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2021.12.28
wqwq

まっさらな天使のようなwqwq。フレッシュなステージで会場に清涼感を届ける。 Galpo! Live Show Vol.3 第一部 wqwq編

 

第一部の二番手に登場したwqwqは、サンミュージック×AKIBAカルチャーズ劇場×Cyber Agentの3社合同オーディションから選ばれ、今年9月にプレデビューした超新人。元気いっぱいのSEで登場した彼女たちは、真っ白な衣装に身を包んだ、まるで天使のような出で立ちだった。

1曲目は、「はじまりのメロディ」。フレッシュで元気いっぱいの彼女たちにぴったりの楽曲だ。真っ白なスカートやブラウスをはためかせ、初々しい笑顔でパフォーマンスを披露。ひときわ輝く笑顔が魅力的なくら子は、まだ少し硬いフロアの空気をもろともせずに、元気に手拍子をあおる。ドーリーフェイスのえるぽぽも、客席を見まわして一人一人と目を合わせていく。5人全員が横並びになって、天高く拳を突き上げる振り付けでは、まだ見ぬ未来へ向かう彼女たちの力強さが感じられた。

 MCでは、開口一番に「こんにちはー!」と元気いっぱいに挨拶するメンバー。まさにフレッシュさ全開だ。ここなこは、「私たちはまだステージでダンスや歌を歌うことに慣れてないけど、皆さんがペンライトを振って手拍子をしてくれて、嬉しかったです」と、素直な気持ちを健気に伝える。

2曲目は、wqwqのオリジナル曲である「Dream Chaser」。“夢追い人”を意味するタイトルのこの曲は、未来に向かって突き進む彼女たちの決意表明のよう。その熱意を表すように、躍動感あふれるダンスで全力のパフォーマンスを披露する。その想いに応えるように、手拍子で応援する観客たち。会場はあたたかな雰囲気に包みこまれる。甘い歌声と無邪気な笑顔で、観客たちの心の中へするりと入り込んでいくhime。ポニーテールを揺らしながら元気よくジャンプするくらこ。メンバー同士がステージ上で目を合わせて笑い合う微笑ましい場面も。

ピンクのライトがステージを照らし出すと、淡い恋心を歌ったラブソング「恋のプラットホーム」が始まる。メンバー同士が2人組になって腕で大きなハートを作ったかと思えば、ビシッとフロアを指さして決めるシーンもあり、メリハリのあるパフォーマンスでぐんぐんとwqwqの世界へに引き込んでいく。凛とした佇まいとどこかミステリアスで神秘的な雰囲気が魅力のさくらは、その長身を活かしたしなやかなダンスを披露。グループで一番小さいここなこは幼くてかわいい雰囲気だが、堂々と歌い上げるギャップが魅力だ。

再びMCパートが挟まれ、「みなさん、どうでしたか?」とメンバーが尋ねると、客席からは大きな拍手が沸き起こり、嬉しそうな笑顔をこぼすメンバー。今後の活動を告知するhimeは少し緊張気味だったが、メンバーも観客たちもその様子をあたたかく見守っていた。

ラストは、オリジナル曲「君へのメロディ」。この曲は全員が顔を隠したポーズから始まるが、イントロが流れるとともに彼女たちが腕を広げると、キラキラした笑顔が一気に溢れ出す。アップテンポで元気な楽曲に合わせて、最後まで笑顔を絶やさずに全力のパフォーマンスを披露する。曲の後半には全員が全力でジャンプする場面もあり、彼女たちのフレッシュな魅力が存分に楽しめるステージだった。

 初々しさあふれるステージングで、観客たちに清涼感を届けたwqwq。フレッシュな彼女たちがこれからどんな風に成長していくのか、見守っていきたい。

TEXT:南明歩


LIVE


セットリスト
はじまりのメロディ
Dream Chaser
恋のプラットホーム
君へのメロディ


wqwq SNS
https://twitter.com/wqwq_official5
https://fc.sunmusic-group.com/w9w9


【12/29 Galpo!Live Showイベント情報】
https://ch.nicovideo.jp/galpoliveshow/blomaga/ar2068594
 

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