FEATURE

2021.10.28
綺星★フィオレナード

綺星★フィオレナードの1st全国ツアーのファイナル/世良明梨の卒業公演レポート!!

  9月からスタートした綺星★フィオレナード初の全国ツアー『綺星★フィオレナード 1st 全国ツアー -Shu★Shu★Shu★parkling!!!-』も、10月26日(火)のTSUTAYA O-WEST公演でついにファイナルを迎えた。この日を持って、メンバーの世良明梨が卒業。彼女たちの応援にかけつけた煌めき☆アンフォレント/まりえ(40)/ YURiMental /Chuo2Precede/もライブへ出演。チケットはSold Outを記録。当日の模様を、ここへ紹介したい。 


LIVE


  気持ちを躍らせ銀河の世界へと連れだす勇壮で華やかなSEに乗せて登場したのが、世良明梨・橘すず・末永香乃の3人。彼女たちは性急でトランシーなダンスビートナンバー「Puro☆Unfiore」へ飛び乗り、軽やかに舞いながら「清く 正しく 美しくあれ」と歌いだした。気持ちを騒がせる楽曲に乗せ、3人は沸き立つ感情を凛々しい声へと変え、ぶつけだす。世良明梨をフロントに、彼女たちは大胆なパフォーマンスも魅力にしながら、感情のアクセルを踏み込むように気持ちの熱をどんどん上げてゆく。満員の観客たちも3人の歌声に気持ちが熱く沸き立ち、心を騒がせていた。

  メンバー全員が舞台へ集合。届けたのが。「La mia adolescenza.」だ。フロア中から熱い手拍子が飛び交う。走り出した感情は、もう止められない。熱を上げてゆく楽曲に触発され、7人は、駆けだした熱い思いを、あふれだす熱い感情を、沸き上がるままに解き放っていた。パワフルなパフォーマンスにも視線は惹かれたが、それ以上に、「こころ死ぬまで愛したい 溢れそうな感情 君以外の誰に言えばいい?」と強い熱意を持って歌いかける声に魂を揺さぶられ、観客たちも熱く沸き立つ思いを7人にぶつけていた。一度火がついた気持ちが走り出したら、もう誰にも止められない!!!!!!!

  煌めく音色が、輝きあふれる世界へ連れ出した。 彼女たちは胸に手を当て、抑えられない思いをぶつけるように「:Dum spiro spero」を歌っていた。「咲き誇れ永遠に」の言葉が、とても情熱的だ。7人は、揺れ動き、乱れ惑う気持ちを吐き出すように歌い躍る。同時に、その先に見えるキラメキや希望を、大きく揺らした手でつかもうとしていた。

 キラキラとしたファンタジックな世界へ連れだすように、彼女たちは笑顔で「Brilla di più♯」を歌いだした。ドキドキワクワクする気持ちを膨らませ、その先に見える未来の景色をつかむため、「君と一緒に追いかけよう」と、声をかけてきた。心の手を繋ぎながら共に歩こうと、誘いをかける彼女たち。眩しい音の輝きやメンバーらの歌声を全身に浴びながら、真っ直ぐな気持ちで7人と一緒にここから進んでいきたい。彼女たちは、キラキラとした眩しい笑顔で誘いかける。魔法のような歌声の呪文に掛かった会場中の人たちの心が、その先に見える輝く世界へ7人と一緒に手を繫いで進みたい気持ちに染まっていた。


LIVE


  MCでは、ツアーのファイナル公演が始まったこと。そして、今日を持って卒業する世良明梨が、TSUTAYA O-WEST公演でステージデビューし、2年半後にTSUTAYA O-WESTのスシージから旅立つことを、満員の観客たちに告げていた。


  気持ちを熱く掻き立てる、異国情緒漂う情熱的な「Vana Scusa⊿」が流れだした。メンバーらは凛々しい姿と声で高らかに歌いあげ、この空間に熱情したカルナバルの景色を描き出す。胸の内側に渦巻く痛みや迷い戸惑いさえすべて燃えたぎる情熱に変え、その思いを燃やすように7人は歌っていた。「Everybody hands up!」と叫ぶ声に煽られ、沸き立つエナジーが身体中を駆けめぐる。メンバーたちも気持ちを急かすように早口な言葉に乗せ、ネガティブな気持ちを脱ぎ捨て、立ち上がる熱意を思いきり大胆にぶつけだす。戸惑いながらも自分を変えようとする心模様を、7人は情熱的な歌声と楽曲に乗せ燃やしていった。

  ふたたび銀河の世界へ連れ出すように、性急なダンスビートに乗せ、メンバー全員で気持ちを一つに「Nuova★Storia」を歌いだした。7人は沸き立つ気持ちを、スケールあふれた雄大で躍動したダンスナンバーに乗せ、「誰も奪えない気持ちを 胸に秘めて」と凛々しく、雄々しく歌っていた。みずから選んだ答えだからこそ、それを自信に変え、迷わずに突き進むだけ。強い意志を、誰も奪えない気持ちを胸に抱きながら、 彼女たちは選んだ道を迷うことなく突き進もうとしてゆく。

  「胸に咲いたこの気持ちを 君は何と呼ぶだろう?」。胸をキュッと締めつける歌声を響かせ流れだしたのが、「fiore d'amore*」。強い意志を持ちながらも、壊れそうな脆さも秘めている。だからだろう、力強く躍動する楽曲に乗せパワフルに歌いながらも、その姿に心壊れそうな儚さを覚えてしまうのは。彼女たちの凛々しい姿に向け、フロア中から大きな手拍子も起きていた。7人が想いの限り「胸に咲いたこの気持ちを 君は何と呼ぶだろう? 純情 愛情 それ以上 もう止められないの 大人になるなんて どうでもいいよ」と、強い信念の花を胸の内に咲き誇らせるように歌う声に刺激を受け、同じように、信じた気持ちのままぶつかっていきたい熱情に心が染まっていた。彼女たちと同じように、会場中の人たちが秘めた想いの花を胸の内で咲かせていた。


  次のブロックまでの間、デビューからここに至るまでの2年半の世良明梨の歩みを、様々な動画や写真を通して振り返る映像を映し出していた。その姿を見ながら、彼女と歩んできた日々を、思い出に浸りながら振り返っていた人たちも大勢いたに違いない。


LIVE


  ここからは、卒業する世良明梨のコーナーへ。

  卒業公演のために用意したグリーンのドレス衣装を身につけた世良明梨が、矢羽根かこと一緒に舞台へ登場。世良明梨の歌をリードに、その思いを受け止めるように矢羽根かこが歌を返してゆく。2人がデュエットしたのはKiroroが歌ったバラードの「Best Friend」。サビでは互いに顔を見合わせ「あなたの笑顔に何度助けられただろう」と歌っていた。少し切ない表情になってしまうのも、これまでたくさんの幸せを一緒に作ってきたから。楽しさや幸せが多いほど、別れは涙を誘う。涙ぐみながら歌う2人の姿を見ながら、改めてそんな思いを感じていた。グリーンの光輝くフロアに向かって「みんなの笑顔に何度助けられただろう ありがとう ありがとう Best Friend」と歌う言葉は、彼女をずっと応援してくれたファンたちへ向けられていた。終盤、手を繋ぎながら涙声で歌う2人。その姿に、つい、もらい泣きしてしまった。その涙、とても罪だよ。でも、すごく美しかった。ありがとう、Best Frend(世良明梨)。最後に抱き合う場面にも、もらい泣きしてしまった。

 続いてマイクを受け取ったのが、橘すず。2人は、背景に2人で撮った写真をいろいろ映しながらAKB48の「思い出のほとんど」をしっとりと歌っていた。この歌でも2人は、垣根を超えた心許せる関係や、お互い同じ場所に立ちながらも、少し違う景色を互いに見ていたことを振り返り、噛みしめるように歌っていた。橘すずが世良明梨の元へ近づき、肩に手を寄り添えれば、互いを見合いながら歌う場面も登場。心をさらけだし、分かち合った関係だからこそ、改めて「思い出のほとんど」を通し、お互いの気持ちを確かめあいながら、零れそうな涙を必死に堪えつつ、2人は歌声を重ね合わせていた。最後に世良明梨が橘すずに駆け寄り「ありがとう」と口にしながら抱きしめていた。

 次に世良明梨は、一人でAKB48の「夢の河」を歌いだした。新しい道を歩むためここから旅立つ今の気持ちや、これまで支えてくれたすべての仲間たちへ感謝の想いを届けるように彼女は歌っていた。フロア中で揺れるグリーンの光の河を渡りきった(消えた)とき、本当の旅立ちが訪れるのを知っているからこそ、涙色に染まった気持ちを伝える歌声が胸をキュッとしめつけていた。

  最後に、メンバー全員で歌ったのが、夢みるアドレセンスの「メロンソーダ」。世良明梨が、メンバーたちが、アイドルとしての素直な心模様を、キュンと胸を弾ませながら歌い躍っていた。舞台の上で、メンバーどうしがわちゃわちゃ絡みながら「わたしがいちばん可愛いのに どうしてあの子ばっかり見るの?」と、アイドルであることを謳歌するように甘えた素振りで歌う姿へ向け、ドキドキしながらも心の中で熱いエールを送っていた。無邪気にはしゃぐ彼女たちの姿が、とても愛おしい。こんなにも愛おしいのに、なんで涙が出てしまうんだろう。これも、嬉しい罪だよね。

  ここのブロックの楽曲は、世良明梨が旅立つ自分の気持ちをいろんな人たちへの感謝の気持ちとして置き換えながら歌っていた。卒業公演を決めたときから歌おうと選んでいた曲たちだったこともMCでは報告。他にもMCでは、おっきなりぼん型ドレスの世良明梨に向け、メンバーらが「お姫様みたい」と口々に称賛していた。カバーした4曲を歌い終え、「みんなも泣いてくれて嬉しかった」とも世良明梨は答えていた。


LIVE


 ライブは後半戦へ。「Hold on,Hold on」と、躍動するエレクトロな楽曲に乗せ、メンバーらが気持ちを一つに力強い歌声をぶつけだす。四つ打ちのリズムの上で、彼女たちは「傷つくことが怖くて 言い出せない I miss you」と「ti amo tanto...」を沸き立つ情熱的な声に乗せて歌っていた。舞台の上を目一杯駆使し歌い躍る凛々しい姿も印象的だ。頭にティアラを乗せたドレス姿で歌う世良明梨の姿も、とても眩しく見えていた。「抱きしめてほしいとただ 君に伝えたい」熱情した声で歌う橘すずの声が、気持ちを激情させる。いい子の仮面を壊し、隠し持っていた情熱的な素顔をぶつけるように歌う彼女たち。その姿に、気持ちが熱く熱く沸き立ってゆく。そして…。

  切々としたピアノの音がフロア中に響きだす。情熱的なストリングスの音色が重なるのを合図に、メンバーらはこの時点での現体制、最初で最後の初披露曲「aile→Ange:mour」に乗せ、さらに情熱を増した姿で歌い踊りだす。華麗に踊りながらも、動きの一つ一つに。それこそ指先の細かな仕種にまで、力強さと凛々しさを行き渡らせる姿で「果てし無く青い空に大きな翼ひろげ羽ばたくことが出来るなら」と歌いながら、彼女たちは舞台の上で歌い躍っていた。なんてシャープな動きと情熱的な歌声だろう。7人は、思い描く未来へ向かって、ここから飛んでいきたい気持ちをぶつけるように歌っていた。熱を放ちながら躍動する姿へ、思いきり助走をつけて羽ばたこうとする様に触れ、同じよう飛び立つ熱い気持ちを胸に覚えていた。

  「夕陽に照らされ躍る恋のはなびら 散りゆく運命でも 共に過ごした季節 胸の奥に」と、メンバーたちが想いを一つに歌いだす。「℃repuscolo」だ。壮麗な楽曲の上で、彼女たちは胸に抱いた切ない思いを解き放ちたくて歌っていた。「夕陽に照らされ躍る恋のはなびら 散りゆく運命でも 君の笑顔のために私は盾になろうと思うけど」と強い意志を胸に歌う声が、溢れそうな心の涙を拭ってゆく。この日の「℃repuscolo」はとくに、旅立つ世良明梨へ向けたメンバーらの送り出す本心のようにも届いていた。「私はどこで散ればいいのだろう」に続いた、「永遠に君を思えばいいのだろう」の言葉が心を強く揺さぶる。舞台の上には、愛しい君(世良明梨)を想い、沢山の朝露を乗せて開いた美しい花たちが咲いていた。君を想う健気で可憐な花が咲き誇っていた。

  「まだまだいけるでしょ、盛り上がる準備は出来てますか!!」と煽る世良明梨。最後のブロックを飾ったのが、「Eterna⁂Tenere」。キラキラとした輝きを集め、その光をフロア中へ解き放つように、明るい声を響かせる彼女たち。その輝きは、高く広がる空を通り越し銀河の世界まで一気に飛んでいくようにも思えていた。メンバーたちも想いを強く込め、伸ばした手をキラキラと揺らしながら、7つの輝きを作っていた。舞台の上で戯れる彼女たちの姿から目を離したくない。カラフルな7色の光を振りまき歌う彼女たちの姿が、とても眩しかった。綺星★フィオレナードがこれからどんな煌きを放ちながら新たな物語を作ってゆくのか、そんな期待も胸に覚えながら「Eterna⁂Tenere」に触れていた。

 最後に綺星★フィオレナードは、「夢の続き 叶いますように」と「aile←Ave;nir」を熱唱。キラキラとした輝き放つ楽曲へさらにカラフルな色を塗り重ねながら、彼女たちは沸き立つ気持ちのままキラキラとした笑顔で歌っていた。「一緒にほら歩きだそうまっすぐに」と誘われる言葉が、嬉しく気持ちを騒がせる。彼女たちへ誘われるように騒ぐ気持ちを胸に抱えながら、どこまでも広がる青い空へ向かって、素敵な景色が待っている未来へ向けて一緒に羽ばたきたい。これから綺星★フィオレナードが描き出す未来に想いを寄り添え、いろんな景色を共に描き、見続けていきたい。


LIVE


  アンコールを前に、卒業する世良明梨が、メンバー一人一人へ向けての想いを書いた手紙を読み始めた。

  「菜緒は、すごく負けず嫌いでしっかり自分の意志があって、真っ直ぐで、歌が本当に上手です。今はまだ菜緒のすべてを出し切れてないと思うけど、菜緒はまだまだ秘めた才能がたくさんあると思います。それを、これからどんどん前に出して、たくさんのファンの方に見てもらってね。

  彩花は本当に根が真面目で、頑張り屋さんで、見違えるほど成長した姿に一番感動したメンバーが彩花でした。ちょっとネガティブで、「私なんて」とちょっと引っ込みがちなところがあるけど、彩花はたくさんの魅力があるから、たくさん自分のビジョンを持ってね。彩花なら大丈夫だよ、頑張ってね。応援してます。

  りんちゃんは、唯一の同期で、側にいてくれるだけで心強い存在でした。りんちゃんの抱擁力と、一歩引いて全体を見てくれる姿にメンバーみんな助けられたと思います。これからは、アイドル以外にもグラビアとか仕事の幅を増やして活躍するりんちゃんを影ながら応援しています。

  香乃はホントにアイドルに対する熱い想いが誰よりも強くて。そんな香乃に惚れてるファンの方はたくさんいると思います。ステージ上での圧倒的なパフォーマンスは香乃にしか出来ない才能だと思うから、もっともっと素晴らしい香乃を知ってもらえるように頑張ろうね。これからも可愛い妹でいてください。

  かこは本当に優しい子で、明梨のことになると、自分のことのように、嬉しいときは全力で喜んでくれて、つらいときは一緒に泣いてくれて。こんな素敵な子と出会えて本当に良かったです。グループでいるときは、わたしは引っ張っていかなきゃいけないと思ったり、お姉さんでいなきゃいけないなって思ってたんですけど。唯一かこの前では妹のように甘えられて、そんなかこの隣が本当に居心地よかったです。ずっと側にいてくれてありがとう。これからもかこらしく頑張ってね。卒業しても仲良くしてね、大好きだよ。

  すずはずっと二人三脚で頑張ってきた相方だね。2人でいろんな大きな壁にぶち当たりながら、力を合わせて乗り越えてきたからこそ、今、この関係性になれたと思います。少しぶつかった日もあったけど、自然と元通りに戻ってるのがわたしたちらしかったね。5人体制、6人体制、7人体制、そして、ひらがなすたふぃおの2人体制、2人でたくさん経験したよね。すずはリーダー的存在だからグループのことを考えなきゃいけなくて、自分のことよりもまわりのこと優先になっていたけど、もっと自分を大切にしてね。そして、綺星★フィオレナードの顔として、すずらしく自信を持って頑張ってね。すずだったぱかならずむくわれるから大丈夫だよ。すずせらで綺星★フィオレナードを引っ張ってこれてよかったです。最高の相方に出会えました。ありがとう」(世良明梨)


  その言葉を受け、旅立つ世良明梨へ向け、メンバーから花束と色紙をプレゼント。その後、今度は、ファンに向けての想いを語りだした。

  「私は煌めき☆アンフォレントさんの全国ツアーファイナルの東京公演で、2年前の3月28日に、ここTSUTAYA O-WESTで綺星★フィオレナードの新メンバーとしてお披露目されましたそして今は、綺星★フィオレナードのメンバーとして、綺星★フィオレナードのツアーのファイナルで、自分がここTSUTAYA O-WESTで卒業する形を取れて、今、とても嬉しく思います。
  私は身体が強いわけではなくて、2ヶ月ほど病気でお休みをいただいたこともあったので、2年半という活動期間中、全部できていたわけではなかったんですけど。この綺星★フィオレナードとして活動できたこの2年半で、たくさんのことを学ばせていただきました。
  素敵な最高のメンバーやスタッフさんに出会って、そして、私を全力で駆けつけて応援してくれる最高のファンのみなさんに出会って、本当にわたしはアイドル世良明梨としてこのステージに立ち続けることが出来ました。挫折したり、逃げ出そうとしたこともありました。だけど、この景色のために頑張ってきたんだと思うと、今、本当に嬉しいです。自分で決めたことですけど、こんな綺麗なフロアを見せてもらったら、まだまだステージに立ち続けたいなって、すごい心が揺らいじゃいました。
  アイドルになる前は、わたしは本当に自信がなくて、コンプレックスばっかりで、アイドルなんてと思っていたんですけど。ファンのみんながたくさんの自信を、わたしに愛をくれて、勇気とパワーと強さと、いろんなことを私に教えてくれたから、こうして頑張ることが出来ました。最後の日をこうして一緒に迎えてくださって本当にありがとうございます。みんなのおかげでここまで頑張れました。最高でした」(世良明梨)


LIVE


 アンコールで披露したのが、「Shu★parklinG!!×Ⅱ」だ。綺星★フィオレナードの世良明梨にとって最後となる楽曲を、大きく波打つグリーンの輝き揺れるフロアへ向け、7人は綺星★フィオレナードという透き通るプリズムを通し、その輝きをさらに際立たせていった。舞台の上で最高の笑顔を浮かべながら、彼女たちは心の涙をすべて吹き飛ばすように「Shu★parklinG!! Shu★parklinG!!」と歌う。今の景色に涙は似合わない。だからこそ7人は無邪気な笑顔で、この舞台の上で弾け飛ぶように歌っていた。この場でファンのみんなとも思いを一つに分かちあうことを喜びながら、一人一人が最高の輝きとなってこの世界にときめきとキラメキと笑顔を与えていった。

  これから6人は、また新たな綺星★フィオレナードとしての物語を描き始める。その物語の未来を楽しみにするだけではなく、これからも一緒にそのページを綴り続けようじゃないか。


TEXT:長澤智典


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