FEATURE

2020.09.25
神使轟く、激情の如く。

神激、豊洲PIT公演の模様をがっつりレポート!!

9月22日、神使轟く、激情の如く。(以下、神激)が、豊洲PITを舞台に「神激3周年-神時代覚醒〜GOD AWAKE WORLD〜」を開催した。当日の模様を、ここにお届けしたい。

 ソーシャルディスタンス仕様とはいえ、豊洲PITのフロアには大勢の観客たちが詰めかけていた。今宵はスタンディング公演。むしろ、彼女たちの気迫を座って受け止めるなんて不可能なように、会場側も、神激チームも、みんなが楽しめる最良の環境を作ってくれたのが嬉しい。

 ライブは、舞台に姿を現した二日よいこによる、戦いの幕開けを告げる熱いMCからスタート。次々と舞台に姿を現したメンバーたちが、ミクスチャーサウンドが激しく唸りを上げるのに合わせ、「Are you ready? そこどけ道開けな! Hates!」と熱く言葉を吐き出した。メンバーたちの感情のボリュームが上がり、楽曲が唸りを上げて走り出すと同時に、フロア中の人たちが一斉に騒ぎだす。舞台上から熱く挑発するメンバーたち。神者(ファン)たちもその誘いへ応えるように、昂る気持ちを拳やサイリウムを振り上げメンバーたちへぶつけていた。「今日は最高の一日にしようぜ!!」と煽るメンバーたちの言葉が、さらに気持ちのアクセルを強く踏む力になる。フロア中で数多くのサイリウムのカラフルな光が大きく揺れ動くのを見ながら、みんなが待ち望んでいた気持ちと気持ちを本気でぶつけあうライブがここに生まれだしたのを感じていた。

しんげき

 

 「こんな大変な時期に、こんなにもたくさんの人たちが集まってくれてありがとうございます。今日、初めて神激のライブを観てくれる人たちもいると思う。今日は一人一人がいろんな想いを持ってここにやってきた。今日は神激が、明日のことなど忘れるくらい最高のライブを届けるぞ。お前らついてこれんのか?!もっともっとめちゃくちゃになっていけんのかっ!!」

  TiNAの煽り声を受け、「自己都合主義メタモルフォーゼ-」が流れだす。メンバー全員が台の上に立ち、今にも飛び下りんばかりの勢いでフロア中の神者たちを煽れば、フロアからも無数の拳とサイリウムの輝きが力強く突き上がっていた。メンバーたちも2STEPを踏めば、フロアでも互いの距離に余裕があることから2STEPを踏みながら、昂る気持ちをメンバーたちとシンクロしてゆく人たちも多く登場。途中、メンバーがタオルを振ったとき、フロア中でもタオルやサイリウムの光が残像を残すように空中をまわっていた。その光景の、なんて激しくも美しかったことか。途中のラップパートでの熱いやりとりも含め、彼女らのハイテンションな煽りに魂が熱く掻き立てられる。騒ぎたいじゃない、騒がずにいれない衝動が身体中を駆け巡っていた。終盤、メンバーが一斉に舞台上で2STEPを踏みながら踊る姿も、凛々しくて格好いい。

 止まることなく演奏は「神奏曲:テンペスト-」へ。「みんないこうぜー!!」「もっとこいやぁ」と神者たちを熱く煽るメンバーたち。激しく轟くゴリゴリの重低音の上で、「しゃらくせぇ」と煽り、「しょっしょっしょしょっしょ昇竜拳!!!」と声を上げる。彼女たちの感情剥き出しの煽りはどんどん熱を上げてゆく。バーストした楽曲へさらにガソリンを注ぎ込み、暴走し続ける様こそ神激イズム。歌詞に記された「本音を聞かせてくれ 誰にも媚びぬ 音が好きなんだろ」の言葉通り、その生きざまを記した音楽に惚れ込んだからこそ、我が道を気合いと気迫を持って我武者羅に突き進む彼女たちの姿や理性を破壊する音楽に、興奮したまま呑み込まれていた。

  豪快な煽りを受け、「宣戦布告」へ。激しく2STEPを踏み出したメンバーたち。その姿に拳のエールを送る神者たち。自分たちを否定してきた連中や、不平不満を他人に転化したり、他人を貶すことで自分の不幸の捌け口にしてゆく人たちへ向け、何時だって自分たちは夢を、未来をつかむために自信を胸に戦い続けるんだと。「これがうちらの生き方だ」と宣言するように、6人は強い意志を胸に「宣戦布告」を熱唱してゆく。途中には、「体操の時間です」と語りながら、神者たちと戯れる場面も登場。さらに三笠エヴァが、曲中がなるように「無責任な大人が、この時期にライブなんかやりやがってと言った。昔に戻りたいなとしょうもないことを言う大人がいた。豊洲PITなんて無理だよと大人が言った。でも、お前らがここに来てくれて、こんなにも素敵な景色を見せてくれた。ありがとう!!お前らの理想のアイドルになるような賢い生き方なんてとっくに捨てた。惨めな愛想笑いなんて二度としたくないし、気に入らない奴らには中指を立ててきた。それは間違いじゃなかったって、お前らのおかげで感じてる。握ったこの拳は、つらさや悲しみを握るためじゃない。この拳を突き上げ、ここで宣戦布告しようじゃないか!!」と語りだした。熱い本音がビシビシ伝わってくる。その言葉に触発され、さらに気持ちを熱く昂らせ騒ぐ神者たち。僕らもまた、神激と一緒に下らないルールや常識をぶっ壊しながら突き進みたい。彼女たちが「宣戦布告」してゆく姿は、まさしく現代のジャンヌ・ダルクだ!!

 「この夏、いろんなものが失われました。2ヶ月もの間ライブが出来なかった。あの頃は、豊洲PITに立てるのかさえわかりませんでした。お前らと真っ黒に日焼けしながら騒いできたいろんな夏フェスが中止になって。お前らの顔を見れないまま、気温もどんどん低くなって秋を迎えようとしてんだよ。普段は「うるせぇ」くらいに思っていた蝉の鳴き声すら聞けないまま、夏が終わろうとしてるんだよ。いいか、ここは夏の野外ライブだ。何時までもこのままでいいのか、「俺はここで生きてる」って騒ぎたくないか!!」

 実久里ことのの煽りを受け、過ぎ去ろうとしてゆく夏を取り戻すように、神激は「夏声蝉時雨-」を熱く歌いだした。メンバーらがまわすタオルの動きに合わせ、フロアでも無数   のタオルとサイリウムがまわり続ける。この曲が、灼熱の紫外線降り注ぐ夏の野外ライブの風景を甦らせる。その熱気を思い起こすように、フロア中の神者たちが大きくタオルやサイリウムを振りながら、豊洲PITに熱風を巻き起こしてゆく。メンバーたちも、仲間たちに誘いをかけるように飛び跳ね、沸き上がる想いをぶつけていた。がむしゃらな自分になり、汗ほとばしる夏の熱狂をこの空間に呼び戻していった。

 続く「風Zing!雷Zing!」でも、メンバーに呼びかけられるまま飛び跳ねる神者たち。どんな環境でも好きを貫き通す自分たちの生きざまを、彼女たちは歌声に乗せ伝えてきた。音頭風の要素を持った神激流の歌系祭りナンバーに乗せ、神激としての揺るがない気持ちを言葉に、歌にしてぶつけてゆく。途中には、「言いたいことがあるんだよ」とお馴染みの口上も登場。前のめりの姿勢で歌い踊るメンバーたち。その乱れ咲く姿を、フロア中の神者たちが思いきり囃し立てていた。

 

しんげき

 

 「東京という街は夢にあふれてるとか言われ、多くの人たちが夢を追いかけてこの街にやってくる。でも、その夢をあきらめた奴らもいっぱい見てきた。夢を叶えたくて、ここに来たんじゃないのか?!そんな、夢をあきらめた自分にはなりたくない。明日死んでもいい気持ちでステージに立って、あなたへ届くように歌ってる。始めた頃なんて、スタッフも入れて50人もいないフロアから始まったのに、今、ようやく豊洲PITに辿り着いた。そうやって夢を叶え続けてきた奴らもいるんだよ。同じように夢を持ってここへ集まってきた仲間たち、あきらめるなよ。たとえバカにされた夢でも、今日のようにつかみ取ってやるから。そんな革命の歌を、ここに響かせてやるよ」

  生牡蠣いもこの魂の叫びを受け、神激がぶつけたのが、10月1日にデジタルシングルとして発売する「神奏曲:アブソルートゼロ」。彼女たちは心に閉まっていた想いを早口でまくしたてるように、熱い魂をラウドな楽曲に乗せぶつけだした。激しく疾走する楽曲の上で、抑えきれない感情を吐き出すようにぶちまける。なんて雄々しい表情だ。緩急利かせた楽曲に乗せ、「ありえねぇと笑い飛ばし 馬鹿にしてくれた人に いつか心から笑いありがとうって言い放ってやるよ」の歌詞のように、彼女たちはこの街で生きてゆく意志を示してきた。弱い自分に唾を吐きかけながら、同じ意志を持った仲間たちに熱いエールを送っていた。

 「さよならネガティブ」では、お茶目でチャーミングな姿も披露。四つ打ちのデジロックサウンドに乗せ、彼女たちは愛らしい仕種で甘い歌謡ポップを歌唱。彼女たち自身が苦い恋する想いの日々を振り返るように、あえて愛らしい姿を装って歌を届けていた。途中には、新衣装の魅力をファッションショーのように披露する場面も登場。身体を騒がせるアタックの強い四つ打ちのビートの上で、純粋故にさいなまれた想いを振り返るよう、まるで青春の日々を痛く懐かしむように歌を届けてくれた。

 美しい調べを受け、そのまま「暁光センチメンタル」へ。自問自答する想い。自分を理解してくれる大切な存在。変わりゆく自分を支え続けてくれた大切な人への感謝の想いを届けるように彼女たちは歌う。楽曲が激しさと熱を増すのに合わせ、メンバーたちの気持ちのテンションも上がり続ける。サビでは、メンバーたちと一緒に大きく手を振り、熱を分かちあう神者たち。歌系楽曲の二連打を受け、フロア中の人たちも心地好く飛び跳ね、大きく手を振りながら、彼女たちの歌声を身体中で受け止めていた。気持ちが馳せるのに合わせ歌や語りも早くなれば、楽曲も速度を増してゆく。

 「見ることも、やれることも許されない理不尽な大人たちの敷いた環境。だから僕は今、命をかけてここで存在を叫んでいる。今宵、君の瞳を僕たちの色で彩るよ。さぁ、ここにいる一人一人の心に想いを注ぎます」

 涙染あまねの言葉を受け、流れだしたのが「青瞬螢詠」。「いくぞー!!」の声が炸裂。昂るエレクトロでロックな楽曲の上で、身体を揺さぶり歌うメンバーたち。ときに、グロウルも炸裂。メロディアスな歌とラウドな衝動をミックスしながら、彼女たちは「誰かに変わりたくて似たような服を着ても 誰にもなれなかった17の鏡」など、信じた想いも、失敗も、後悔もすべてひっくるめ、学生時代だからこその背伸びした気持ちを懐かしむように歌っていた。胸の内側から沸き立つ衝動を、彼女たちは明るく届けてゆく。「もっと強くなれるように守れる力を 君が流した汗に願い燃やした青春に 必ず意味を付けたいんだ だから止まれない」と青春の息吹を感じながら、がしゃらな気持ちをぶつけるように熱唱する彼女たちの姿が眩しく見えていた。

 華やかな音色を振りまくように「STAGE」へ。舞台にはマスコットキャラのしんげくんも登場。メンバーたちはしんげくんとステージの上で楽しげに戯れる姿も見せていた。明るく弾けたキャッチーな楽曲の上、カラフルな音色へ導かれるように無邪気にはしゃぐメンバーたち。その中へも強いメッセージを折り込んでゆくところが、神激らしさ。途中、「可愛い 可愛い 超可愛い」のコール&レスポンスも登場。フロア中のみんなと楽しさを分かち合うように、生きている楽しさを謳歌するように歌う彼女たち。その姿がとても眩しく見えていた。

 「何時か見たいと思ってたステージが、今、目の前に広がっています。でも、うちらはまだまだ止まらないし、もっと見たい景色があるんです。みんなと、もっともっといい景色を見たいなと思っています」

 二日よいこの言葉を受け、そのまま挑戦的な言葉をぶつけるラップが飛びだした。気持ちを熱く昂らす「残響カタストロフィ」だ。ふたたび轟きだした楽曲の上で、6人は沸き立つ熱い感情をぶつけるように雄々しく歌っていた。激しく轟く楽曲へ触発されるように力強い言葉を次々と叩きつけ、彼女たちは観客たちを煽りながら、一緒にこの世界をひっくり返そうと誘い続けていた。破壊的な音が身体を熱く騒がせる。気持ちを一つにして歌い叫ぶ声が、魂を熱く掻き立てる。

 「これが神激だ」。勢いを加速させるように飛び出したのが神激唯一無二の音、プレグレッシブミクスチャーロックの真骨頂「合法トリップ:ボイルハザード」。身体中のアドレナリンを放熱するように、前のめりの気持ちのまま、6人は熱いエナジーをぶつけ、神者たちを挑発し続けてゆく。昂るメンバーらの感情とシンクロするように楽曲も暴走していく様が格好いい。間奏では頭を大きく揺さぶり、身体を折り畳む場面も見せてゆく。熱狂に振り落とされないように緩さのないジェットコースターへ乗ったまま、ずっと歓喜した気持ちを抱きながら神者たちは熱狂の虜になっていた。一度気持ちをレッドゾーンにまで振り切ったのなら、最後まで振り切ったまま、ともに騒ぎ狂いたい。

 メンバーがサークルを描きながら走り出した。神激が最後に届けたのが「不器用HERO」だ。彼女たちは熱した気持ちのまま、自分たちの生きざまを示すことで、神激を支えてくれる人たちにも同じ勇気を与えようと歌いかける。世の中をひっくり返す存在でなくてもいい、心に勇気と信念を持つことで誰もがHEROになれるんだと、彼女たちは、身体中から熱を発しながら仲間たちへ想いをぶつけてゆく。途中、生牡蠣いもこが「死ぬ気もねぇのに死にたいとか、夢もあきらめて生きてきた。でも、自分の足で踏み出して、神激という場所に出会い、ここまで辿り着いた。こんな幸せ、手放したくないでしょ。こんな仲間たちに出会えたと思えたら、生まれてきて良かったって本気で思ってる。今のわたしなら言える、生まれ変わっても神激のメンバーとしてステージに立ち続けたいと。生まれ変わっても、あなたたちと一緒に歌いたい。生まれ変わっても、あなたたちと共に夢を追いかけ続けたい。お前らも、そう思うよな。これからも、あなたたちとならどんな悔しいことがあっても絶対に大丈夫だと思う。歌おうぜ」と、熱い想いをぶつけていた。彼女の言葉を受け、誰もが「Oh!Oh!Oh!」と声を上げ、大きく手を振りながら6人に共鳴した想いを返していった。「Wanna be HERO for you HERO for you」と、ともにHEROになることを信じて歌っていた。

 アンコールで届けたのが、11月1日にデジタルシングルとして発売する「生まれ変わっても自分になりたい」だ。バーストした演奏の上で生きざまを熱く響かせる、神激らしい楽曲だ。彼女たちの突き進む意志を示す言葉が、胸に熱い。無音ブレイクのとき一瞬息を呑むような感覚を覚えたように、その瞬間がスリリングで心地好い。昂る気持ちのまま、沸き立つ感情を歌声にぶつけるメンバーたち。強く握りしめた拳とともに、彼女たちは「生まれ変わるとしても自分でいいよ」と、これからも神激として生きてゆく強い意志と決意を、この歌を通して届けてきた。たとえ苦しいことがあっても乗り越えられる勇気を神者たちにもらったからこそ、その想いを胸に進み続ける意志を6人は「生まれ変わっても自分になりたい」に乗せぶつけていった。

  「めちゃくちゃ楽しい!!熱いぜ!!ライブが好きや!!お前らの目を見るたびに、バカやってる時、お前らのデカイ声がビリビリ身体を揺らすとき、真っ赤に燃えているとき、こんなライブがすごく好きです。そして今日は、そんなライブが出来たのもお前らのおかげだなと思っています。そのライブを、今度はTOKYO DOME CITY HALLでやりたいと思ってる。お前らがいて、一緒に肩を並べてくれるメンバーがいれば、何だってできる。TOKYO DOME CITY HALLのライブだって、お前らと一緒やったらもっとすごいことをやれるって確信してる。もちろん、豊洲PITでも「ここで一番恰好いいアーティストだ」って言わせたいから、このフロアに一滴でも多く汗を流していこうや!!お前らも、ここに生きる証を残してくれますか!!」

  三笠エヴァの言葉を受け、楽曲はさらに勢いを増して炸裂。ふたた神激は、「自己都合主義メタモルフォーゼ」を熱唱。大きく手を振り、ファンたちを煽り続けるメンバーたち。間奏で2STEPを踏む姿も雄々しく見えれば、フロアでも、彼女たちと一緒に2STEPを踏みだす人たちが大勢登場。大きくステップを踏みながら歌い躍る彼女たちの姿も凛々しい。6人が大きくタオルを振りまわせば、フロアでも無数のタオルやサイリウムの光がまわっていた。途中には、メンバーらと熱いやりとも登場。終盤には昂った気持ちのままメンバーと神者たちが一緒になり、絶叫した声を張り上げていた。
 
 「次はTOKYO DOME CITY HALLです。私たちは恵まれた環境で育ったわけでも、有名人でもないし、異彩を放つ才能を持っているわけでもない。事務所も、歌舞伎者たちが集まりゼロから作った場所です。わたしたちは、ただの一般人です。デビューしたての頃は、東京ドームでライブをやったり、テレビに出ているスーパースターに憧れたこともありました。でも、もうスーパースターを見上げるのは首が疲れたよ。憧れなんて、もう捨ててきたんだよ。そのスーパースターって奴がいるんだったらなってやろうじゃないないか。僕らは地面から這い上がってやろうじゃないか。ここにいるお前らと、這いつくばってでも夢を叶えようじゃないか。そして、上がった先で、スパースターを超えるSupernoovaになりたい」

 実久里ことのの言葉を受け、最後に神激は、みんなを引き連れ未来を見ようと、ともに戦い続けた日々を誇りにしようと「Supernova」を歌っていた。メンバーの振る手の動きに合わせ、フロア中でも、無数の手が大きく揺れていた。沸き立つ熱情をぶつけながら、ここに自分たちの居場所をみんなで作れたことを謳歌するように、彼女たちは魂を焦がしながら「ここで光ってるから 歌ってるから いつか叶えるから」と、輝き与えるこの曲を力の限り歌っていた。神激と神者たらが消せない汗を豊洲PITの床へ染み込ませたことを誇るように、想いを分かち合っていた。メンバーたちが肩を組み歌えば、フロアでも大勢の人たちが大きく手を振り一緒に揺れていた。彼女たちと一緒に心で歌いながら、ともに生きた証を刻んでいった。

 神激は、10月より「神巡り〜2020 -mini 1-」と題したツアーを始めれば、12月には「神激クリスマスツアー2020」を行う。他にも、10月1日に「神奏曲:アブソルートゼロ」を。11月1日には「生まれ変わっても自分になりたい」をデジタルシングルとして発売する。2021年3月5日には、豊洲PITで無銭ライブを実施。さらに、2021年9月5日にはTOKYO DOME CITY HALLでの単独公演も発表した。まだまだ進撃し続ける神激。その動きを、これからも追い続けてもらいたい。

取材・文:長澤智典
取材協力:株式会社センターグローブ

 

<セットリスト>

01.瞬間成仏NEXTYOU
02.自己都合主義メタモルフォーゼ
03.神奏曲:テンペスト
04.宣戦布告
05.夏声蝉時雨
06.風Zing!雷Zing!
07.神奏曲:アブソルートゼロ
08.さよならネガティブ
09.暁光センチメンタル
10.青瞬螢詠
11.STAGE
12.残響カタストロフィ
13.合法トリップ:ボイルハザード
14.不器用HERO

-アンコール-
ec1.生まれ変わっても自分になりたい
ec2.自己都合主義メタモルフォーゼ
ec3.Supernova

<インフォメーション>

2020年 神巡り〜2020mini〜ツアー

10月09日 静岡:静岡Sunash
10月10日 新潟:Live&Cafe BAR 桃源郷
10月11日 宮城:仙台CLUB JUNK BOX
10月16日 埼玉:西川口Hearts
10月20日 神奈川:横浜NEW SIDE BEACH!!
10月23日 大阪:amHALL
10月24日 広島:Reed

布教会〜名古屋編〜
10月26日 名古屋ReNY

神激クリスマスツアー2020

12月02日 東京:町田The Play House
12月04日 埼玉:西川口Hearts
12月09日 千葉:柏Thump UP
12月11日 群馬:高崎clubFLEEX
12月13日 宮城:仙台CLUB JUNK BOX
12月16日 神奈川:横浜NEW SIDE BEACH!!
12月18日 広島:セカンドクラッチ
12月19日 大阪:amHALL
12月21日 愛知:名古屋ReNY
12月24日 都内予定
12月25日 都内予定


2021年3月5日
豊洲PIT無銭ワンマン

2021年9月5日
東京ドームシティホール

 

2ヶ月連続デジタルリリース

10月1日リリース
神奏曲:アブソルートゼロ

11月1日リリース
生まれ変わっても自分になりたい



神使轟く、激情の如く。
公式サイト:
https://www.shingeki-official.com

公式Twitter:
https://twitter.com/shingeki_rock

特集FEATURE

FEATURE
最新記事更新日 2024.11.27
ガルポ!ズ INTERVIEW
最新記事更新日 2024.12.16
イベント情報