FEATURE

2020.02.21
ONEPIXCEL

ONEPIXCEL ONEMAN LIVE2020「Ride on Time」〜Three Two One Action!!!〜ライブレポート

この日、神田明神ホールからの旅路は、彼女たちにワールドワイドへの扉を開いた。

ほぼ満員となった会場、オープニングムービーは、客室乗務員姿に扮した3人の映像が映し出される、

「hello, wonder star」の短いイントロからライブはスタート。リズムをきかせながら歌い踊る、ミディアムテンポで刻むメロディは、今日のライブの始まりを、これからの盛り上がりを予感させる。この日、初お披露目となった新衣装、多国籍な雰囲気となっており全員フリンジがアクセントになっている。そしてライブは「Sparkle」「We Go Now」と続く、ONEPIXCELはボーカル&ダンスユニットだ。キレのあるダンスに定評があるが、彼女たちのキレは少し違う、ストリート系ダンスではあるがモダンの雰囲気もありしなやかな動きをする、それでいてリズムをキレイに取ってくるから見ていて気持ちいい。なんなくこなしているように見えるが、実は基礎がしっかりしていないとできない動きだ。

 

ワンピクセル

 

MCを挟み「Tell us!!」タオルを回し会場を煽り、続く「S」ではさらに飛び回る。元気なイメージの鹿沼亜美、カワイイビジュアルの田辺奈菜美、カッコイイ傳彩夏の3人だが、それぞれの個性が分かれてはいるが、年月を重ねるごとに少しずつ融合している部分もあり、ステージ上では3人の絆が鮮明に見える。アイコンタクトすら必要なくリレーションが取れているパフォーマンスは、長い時間を過ごした証であり、たくさんのステージを踏んできた過程の結果であろう。それぞれの動きを背中で感じ信頼している。「Summer Genic」ではさらに会場を熱くするダンスナンバー。会場を二つに分けてコールの掛け合いで盛り上げた。

ここで熱くなった会場をクールダウン「be with you」冬の楽曲へ。バレンタイン間近とあって客席へチョコレートを投げ込むサプライズプレゼントもあった。そして「Slow Motion」、そしてウィンターラブソング「Go My Way」と続く。ソロパートで繋いでいるこの楽曲は、今のONEPIXCELでしか表現できない少し大人になったステージを見せる。

ワンピクセル

続いては、ONEPIXCEL始まりの曲「LAGRIMA」、初期の代表曲のひとつ「monochrome」へ、この2曲を改めて聞くと彼女たちの音楽性の芯が通っていること、初めから目指しているものが変わらないことを再認識できた。そう彼女たちの目指す音楽は何ひとつ変わらずにずっとひたむきに追いかけてきているに違いない、だからこそ何かひとつ貫いたようなパフォーマンスであり3人の絆であり、見ていて安心感のようなものを感じるのだろう。

 

ワンピクセル

 

ここからはラストスパート、傳の「はぐれずについて来てね」の声で「Girls Don't Cry」から弾ける。「Howling」ではドラマチックに、「Final Call」ではより強くダンサブルに、キメてくる。畳み掛けるように会場の盛り上げを最高潮にして本編は終了した。

 

ONEPIXCELコールに押されてアンコールがスタート。アルバムリード曲となる「DO IT, DO IT」を初披露。リズムがきいた大人の雰囲気のダンス曲。スイングの振り付けも特徴で、強めの歌詞を歌い上げる。最後のMCでは、5周年イヤーを飾る大事なこのライブ、この広さの会場が埋まるかどうか正直不安だったという、ファンで埋め尽くされた客席を見て、良い景色が見れたと感謝を伝えた。「TURN ME ON」「Take Off」で最後は締めくくられ、2020年を駆け抜ける未来を予感させるパフォーマンス、会場が一体となり、客席とも全員で、未来へフライハイすべく指を大きく上に突き上げて、ライブは幕を閉じた。

 

ワンピクセル

 

終演後には、4月から番組タイアップ決定の発表、そして夏にはツアーの発表と5周年イヤーがいよいよ始まり期待が高鳴った。

 

<セットリスト>
01.hello, wonder star
02.Time
03.Sparkle
04.We Go Now
05.Tell us!!
06.S
07.Summer Genic
08.be with you
09.Slow Motion
10.Go My Way
11.LAGRIMA
12.monochrome
13.Girls Don't Cry
14.Howling
15.Final Call
アンコール
En01.DO IT, DO IT
En02.TURN ME ON
En03.Take Off

 

 

 

<プロフィール>
2015年9月結成。
鹿沼亜美(かぬまあみ)・田辺奈菜美(たなべななみ)・傳彩夏(でんあやか)の3人組ユニット。インディーズでシングル2枚、ミニアルバム1枚、アルバム1枚をリリースし、 2018年3月にはメジャー1stシングルで、フジテレビアニメ「ドラゴンボール超」エンディング主題歌でもある「LAGRIMA」をリリース。他のグループと一線を画すパフォーマンスで、日本だけにとどまらず上海、台湾、カナダなど、海外での公演も。
2020年6月からONEPIXCEL Live Tour 2020 ”LIBRE”を行う。

 

公式サイト:https://www.onepixcel.jp/

レーベル公式サイト:https://columbia.jp/artist-info/onepixcel/

公式Twitter:https://twitter.com/onepixcel

 

 

 

<インフォメーション>

メジャー1stアルバム
2020/02/26発売
「LIBRE」

 

初回盤ジャケット

【初回盤】
COCP-41066
¥3,636+税
★コネクティングカード封入

 

通常盤ジャケット

【通常盤】
COCP-41067
¥2,727+税

収録内容
【CD】(初回盤、通常盤、共通)
1.DO IT, DO IT
2.Girls Don't Cry
3.Final Call
4.Go My Way
5.Slow Motion
6.Sparkle
7.Summer Genic
8.Tell us!!
9.Howling
10.LAGRIMA
11.TURN ME ON
12.Take Off
13.We Go Now

【初回盤のみ封入 Music Card】
1.ONEPIXCEL 3rd Anniversary Live 2018@WWW X
・LAGRIMA
・Blue Ocean
・Sparkle
・Girls Don't Cry
・TURN ME ON
2.ONEPIXCEL So So So Hot!!! Tour 2019@duo MUSIC EXCHANGE
・Final Call
・Howling
・Summer Genic
・Tell us!!
・Take off

 

 

 

ONEPIXCEL Live Tour 2020 ”LIBRE”開催決定!

2020/06/20(土)
会場:INSA福岡 
時間:開場16:30 開演17:00

2020/06/27(土)
会場:ell.FITS(愛知)
時間:開場 16:30 / 開演 17:00

2020/06/28(日)
会場:阿倍野ROCKTOWN(大阪)
時間:開場 16:30 / 開演 17:00

2020/07/05(日)
会場:恵比寿LIQUIDROOM(東京)
時間:開場 17:00 / 開演 17:45

【チケット】(各会場共通)
前売り¥4,500 (税込、ドリンク代別)
U-18¥2,500 (税込、ドリンク代別)

<U–18チケット>
※小学生以上高校生以下対象。中学生以上は入場時に学生証または身分証の提示必須。
※写真付き身分証の場合1点。ない場合は2点ご提示ください。
※公演日当日、身分証をお忘れの場合は2,000円お支払いいただきます。

最新のチケット情報は↓
https://www.onepixcel.jp/

 

 

 

 

 

特集FEATURE

FEATURE
最新記事更新日 2024.11.27
ガルポ!ズ INTERVIEW
最新記事更新日 2024.12.16
イベント情報