FEATURE

2024.12.15
ja惹句ck(ジャック)

ja惹句ck(ジャック) デビューライブフェス『少女ジャンプ-創刊号』公演レポート!!

【12月16日(月) ライブのお知らせ】
ja惹句ckは2024年12月16日(月)開催の「GALPO! LIVE SHOW -extreme Vol.1-」@渋谷ReXにも出演が決定しているので、ぜひ足を運んでいただきたい。ja惹句ckの他に、仮面女子、Finallyと人気グループの出演も目白押し!
当日はニコ生配信も予定しているので、こちらもチェックして欲しい!

「GALPO! LIVE SHOW -extreme Vol.1-」
https://www.galpo.info/feature/2477/list/11047


 元NMB48の石塚朱莉と元JILLASTEDの戸田ころねを中心に誕生したのが、ja惹句ck。メンバーは、石塚朱莉・戸田ころね・一ノ瀬れいか・青山うか・流川レナ・柊木萌音の6人。彼女たちは、12月10日に恵比寿リキッドルームでja惹句ck(ジャック) デビューライブフェス『少女ジャンプ-創刊号』を主催し、ライブデビューを飾った。ゲストで、アキシブproject・NARLOWも出演。満員の観客たちで埋まった当日の模様を、ここに紹介したい。


 ja惹句ck が、この世界をジャックする?!SF映画の始まりのような映像が流れだした。高まる期待、そこへ胸を騒がせるSEが流れだす。その音色にあわせてメンバーらが2人1組ずつになり、次々とステージへ登場。上がる歓声。その様を身ながら、観客たちを煽るメンバーたち。

  メンバーたちがイケイケな少女の心情を、強気な言葉にして早口で次々とぶち込む。そんなラップスタイルから始まる『少女ジャンプ』から、ライブはスタート。彼女たちは跳ねたファンキーなダンスビートに乗せて自信に満ちた姿で、しかも凛々しい様で観客たちを煽りだす。6人とも、とても力強くパワフルな歌声とパフォーマンスだ。凛々しく攻めた姿勢に、これがデビューライブとは思えない強烈な存在感を覚える。笑顔を浮かべながらも、強気な姿勢を崩すことなく、胸の内から沸き立つ熱い想いを次々歌やラップにしてぶつける。その様が、とてもパワフルでエモーショナルだ。笑顔やかわいらしさもチラ見せながら、終始、華やかでファンキーな楽曲に乗せ、アッパーに、ガツガツと攻める。その姿勢に刺激を受け、フロアでは早くも手を振り上げて騒ぐ人たちも。その強めの笑顔に、ハートが落ちてゆく。

 激しくも胸踊るファンキーなビートに乗せて『funk3D』が飛びだした。この曲でも彼女たちは、跳ねながら疾走する楽曲に乗せて、オラオラとした言葉を元気いっぱいに突きつける。とてもファンキーでダンサブルでロックな楽曲の上で、一人一人が笑みを浮かべ、でも強気な歌声でグイグイと攻めてゆく。触れているだけで、気持ちが自然と熱く跳ねる。この歌詞、かなりアゲアゲでぶっ跳んでいる??間奏では、6人が一体化したパフォーマンスを披露。理屈も屁理屈も、どーでもいい。弾けたクレイジーな音楽と強気でノリノリな彼女たちの煽りに合わせ、一緒に声を上げて騒げばいい。それこそがja惹句ck のライブのルールだ!!


  「happy mind gal pop!」を掲げて活動を始めたja惹句ck 。満員の観客たちを前にして、メンバーみんなHAPPYでYAPPYな気分だ。6人中、2人がアイドル初体験。「石塚朱莉が、歌って踊るアイドルのステージに帰ってきたぞ」「君たちを派手にぶっ飛ばす」と煽る石塚朱莉(緑色担当)の声が嬉しい。ja惹句ckのプロデューサーも務める戸田ころね(赤色担当)のバキュンのポーズのポーズにヤラれる人たちが、フロアのアチコチに登場。彼女が口にした「最高のトップスタート」の言葉通りの景色が、目の前に広がっていた。一ノ瀬れいか(青色担当)が、「アイドル、あきらめなくて心から良かったなと思いました」と、ふたたびアイドル活動を始めた喜びを口にすれば、アイドル経験初の柊木萌音(水色担当)が「ここに立ってようやく自分がアイドルになったんだなと実感しました」と初々しい気持ちを述べていた。流川レナ(黄色担当)が「好きな食べ物が馬刺し、好きな四文字熟語が伏線回収」と、アイドル経験初の青山うか(ピンク色担当)は「ja惹句ck になるために大阪から2ヶ月前に上京してきました」と答えていた。凛々しいパフォーマンスとは裏腹に、MCになると愛らしくなるのもja惹句ckらしさ?!


 「次からは大人なja惹句ck を見せてゆく」と宣言。3曲目の『M.A.G.I.』では大人の色気も巧みに織り交ぜながら、大きなスケール且つメロくダンサブルなポップチューンに乗せて、大胆でパワフルなパフォーマンスを披露。元気あふれる歌声で、強気で前向きな思いを歌やラップに乗せて次々と解き放つ様も格好いい。この曲にもラップを組み込んでいたように、彼女たちは、自分らの胸の内でしっかりと昇華した言葉の数々を突きつけながら、観客たちを熱く挑発してゆく。四つ打ちのダンサブルなリズムの上で、熱を抱いた想いを、ときに妖艶な歌声やパフォーマンスに乗せて大胆にせまる。「夢の世界へと君を誘う」と歌う強気な想いの数々も、胸に熱く響いていた。

 続く4曲目の『Video Sick』も、重厚ながらも躍動したダンスビートを軸に据えた楽曲。冒頭から大人の魅力を持って強気にせまる彼女たち。他の曲とはまた違うギターメロがエモーショナルさをそそるミドルテンポなダンスチューンで、,楽曲と歌声をシンクロしながら艶気を持って攻める姿に、心がずっと惹かれていた。リズムと歌詞と歌メロが巧みにシンクロしながら、観客たちのハートビートを上げてゆく。メンバーらの歌声がとても刺激的だ。しかも、一人一人がリズムと感情をシンクロしながら「君」に向けて強気にせまるんだもの。その姿に、ずっと惹かれていた。


 MCになるとプロデューサーの戸田がが、「やりたいこと、その1」と言いながら、ステージの縁(へり)に座りだした。そのうえで、「ここに集まったみなさんの中で、ja惹句ck が新しい居場所になるように」と語りながら、6人は最後の曲を歌いだした。


   最後にja惹句ck は、ステージの縁に座った姿で、バラードの『I live for u』を、満員の観客たち一人一人の心へしっかりと思いを届けるように歌っていた。「君と語りあった未来を叶えるよ」「燃え尽きるほどに」と歌う彼女たち。一人一人が、自分を生かせる仲間と居場所を見つけたからこそ、この場所を守り続けながら未来へ向かっていく思いを。(人によっては)リスタートを告げる今の気持ちを、6人はフロアにいる人たちの胸の内へ、一つ一つの言葉をしっかりと伝えるように歌っていた。「こんな世界でも輝けるから」の歌詞ではないが、ここから彼女たちが、でこぼことした道をどんな風に駆け上がっていくのか、その先の未来が楽しみになってきた。6人は『I live for u』を通して、ここからja惹句ck を始める上での全員の意志や、一人一人が胸に抱いている大切な想いを歌にしていた。あえてバラードで、その想いを大事に歌に乗せて伝えてきたことで、改めて彼女たちがja惹句ck として歩もうとした意味や理由を強く実感できた。


 アンコールで6人は、ふたたび強気なja惹句ckの姿で攻めようと、『少女ジャンプ』をブースト。冒頭から超ファンキーで強気でダンサブルにせまる楽曲に乗せ、6人が躍動した姿で、言葉の弾丸を次々と高速で撃ち放つ。とてもエモくてアッパーな歌声と楽曲に気持ちがガンガン刺激を受ける。一人一人か歌声やラップを次々とリレーしながら強気に攻める。その様を通して、一人一人の歌声の魅力を味わえたのも嬉しい。歌声の色が次々と変わるたび、その表情も濃いめのカラフルな色に変化。押せ押せでアッパーな歌声と楽曲に気持ちが刺激され、何時しかフロアでも、腕を振り上げてノリノリでダンスをする人たちが誕生。この曲の中、メンバーどうしが絡み合いながらラップを交わす様も超刺激的だった。


 MCでは、ja惹句ck学園の学園祭の中、ダンス部の発表会という体で、メンバーらがギャルたちになってわちゃわちゃとした小芝居を実施。しっかりギャル感を出しながら(それとも素??)はしゃぐ姿も印象的だ。芝居の後半には、"彼氏かぶり事件"が勃発。本人らの奮闘ぶりとは裏腹に、ウケがいまいちだったところはご愛嬌。さらに、観客たちを交えて『少女ジャンプ』のTikTok用映像を撮影。その様も、ぜひチェックしてほしい。


 最後にja惹句ck は、ふたたび『funk3D』を歌唱。「みんなで酔っぱらちゃって、盛り上がっていきましょう」と、メンバーらが乾杯ポーズで観客たちを煽りだす。『funk3D』、お酒を飲んで盛り上がっている様を題材にしたドライブ感満載の超アゲアテでアッパー てドランカーな楽曲だ。ハード&ファンキーでアゲアゲな楽曲という理由もあり、メンバーらの煽りに合わせて、フロアのあちこちからも熱情した声がガンガン上がり出す。「みんなで声上げて」や、一気ポーズをしながら「乾杯」と彼女たちが煽るたびに、フロアでも、音楽や彼女たちの姿に酩酊したかのように声を上げて盛り上がる。『funk3D』、ja惹句ckのライブ空間の中、ファンキーでジャンキーになってみんなではしゃげる楽曲だ。初ライブにも関わらずしっかりとぶち噛まし、最後にはがっつり祭り上がっていたところが頼もしい。ja惹句ck のこれからのライブが楽しみになってきた。


  『少女ジャンプ』はすでに配信中。さらに、この日披露した他の4曲も、近々配信になる。こちらも楽しみだ。


LIVE

PHOTO:望月えりか
TEXT:長澤智典


セットリスト
OP
SE
『少女ジャンプ』
『funk3D』
MC
『M.A.G.I.』
『Video Sick』
MC
『I live for u』
ENCORE
『少女ジャンプ』
MC
『funk3D』


Information

フライヤー

「GALPO! LIVE SHOW -extreme Vol.1-」
【日時】2024年12月16日(月)
【会場】渋谷ReX
【開場/開演】18:30/19:00
【出演】Finally/仮面女子/Ja惹句ck
【チケット】前売り¥3,000.-/当日¥3,500.-
https://r.funity.jp/GALPOLIVESHOW-extreme-202412

【配信】ニコニコチャンネル「Galpo Live show」月額会員 
https://ch.nicovideo.jp/galpoliveshow


SNS
https://x.com/JACKK__official

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