Speak emo
「聴き手にちゃんと音楽の良さを伝えられてるな」って感じることが多くなってきましたね
元々こういう感じの音楽をやりたかったのですごい嬉しいです(HINA)
――これまでの活動に関して少しお訊きしたいんですが…。そもそもMELLOW MELLOWってどういうグループなんでしょうか?
SENA:そうですねぇ~、曲調的にはシティ・ポップというか…。幅広い方に楽しんでいただける音楽をやっているんじゃないかと思います。今、結構シティ・ポップ系が流行ってるじゃないですか。そういう音楽は、若い方にも聴いていただけるんじゃないかと思いますし、かつてのシティ・ポップを聴いていた方々にも懐かしい音楽として聴いていただけるんじゃないかと思います。
――お二人はどうですか?
MAMI:こういう音楽を歌うのは初めてで…。さんみゅ~の時とは全く違う曲調なので、ちょっと新鮮で楽しいなと思いました。
――さんみゅ~では、歌謡曲のカバーをやったりとか、よりアイドルっぽい曲調のものが多いですよね。で、MELLOW MELLOWっていう名前が付いてるわけじゃないですか? “MELLOW”って言葉に皆さんはどんなイメージを抱きますか?
HINA:かわいい、おしゃれ。
SENA:おしゃれで、ホワンって感じですかね。
HINA:ゆるっとした感じです(笑)。
SENA:なんかどっちも兼ねそろえてる感があると思いました。可愛い面とオシャレな面。
――おーなるほどね。
MAMI:同じ単語が2個続くグループ名にはオシャレ感があるなと思います。あと略した時にメロメロになるのが可愛いなって。
――確かに。“MELLOW”っていうと、例えば果物なんかだと「熟して甘くなった」みたいなニュアンスがあって…
MAMI:ああ!「熟した」っていう意味。
SENA:書いてあった!
――あ、さすが調べてるんですね!
SENA:はい。
――他にどんな意味がありました?
MAMI:「熟した」しか記憶にないです(笑)。
――例えばワインなどが「熟成して芳醇な味わいになった」のも“MELLOW”っていったりしますし、あと「家で寛いでる、落ち着いてる」といった状態を表すのにも“MELLOW”という形容詞を使ったりとか…。
SENA:えー、そうなんですね…。
――で、音楽とかだと「甘美な」って訳されたりしますけど、そういう意味だと“大人っぽい”イメージなんですよね。例えば“メロウ・ソウル”とかっていうと、恰幅のいい黒人歌手がものすごく甘々な愛をベタベタに歌う、みたいなイメージがあります。なので、皆さんが打ち出す“MELLOW”はまたちょっと違う印象ですよね。
SENA:そうですね。
MAMI:ちょっと違いますね。
――ね。そういう意味でも先ほどSENAさんが言われた「可愛いとオシャレ」、あるいは「可愛いと大人っぽい」を兼ね備えた感じがあって、それがMELLOW MELLOWの独自性のように思います。
SENA:はい、いいとこ取りです!
MAMI:うん。いいね。
――ですよね!で、あと「ヴィンテージソウル・ガールユニット」とも謳われているじゃないですか?
SENA:最近はそういう記述が多いですよね。
――それは勝手につけられたんですか?(笑)
MAMI:わりと…はい(笑)。でも「ヴィンテージソウル」ってなかなか聞かないじゃないですか。だからちょっと引っかかる感はあるかなとは思います。ヴィンテージソウルって何だろう?って。
――で、「ヴィンテージソウル」って何ですか?
MAMI:何なんですかね?ヴィンテージ???
HINA:懐かしい感じのソウルミュージック? 分かんない。そのまんまだ、今の(笑)。
――まあそうですよね。「ヴィンテージ」って「古くて価値のある」「年代物の」って感じですよね。
SENA:そうですね。去年インディーズで出した「ガールズアワー」って曲なんて結構ヴィンテージソウル感あると思います。
――そうですよね。で、そういうヴィンテージソウルやソウルミュージック、まさに今皆さんが歌ってる曲って、それまでは馴染みがありました?
SENA:私は結構そっち系の曲、普段から結構聴きますね。
――例えばどんなものですか?
SENA:Awesome City Clubさんとかが結構好きで。
――おぉ、シティ・ポップですね!
SENA:はい。シティ・ポップ好きです!
――お二人はどうですか?
HINA:私は洋楽ばかり聴いてたんで…。あんまり馴染みなかったのかな…???
――でも、ソウルミュージックってもともと洋楽ですよね…。
HINA:そうですよね。だからありますね(笑)。どっちだ???(笑)
――(笑)。
HINA:あ、だから馴染みはあると思います。ジャクソン5ってソウルミュージックですよね?
――おぉ、そうですそうです!
HINA:CDも持ってて昔よく聴いてたんで…。結論! 馴染みあります。はい、ごめんなさい(笑)。
――(笑)。でも、ジャクソン5なんて、それはご両親からの影響で?
HINA:はい、親が好きで。で、私も一緒に聴いてました。
――「I Want You Back」とかね?
HINA:はい。「ABC」とか。
――そういうのがお好きだったんですね。最近のものとかも聴いてらっしゃるんですか?
HINA:最近はまた違う洋楽を。アリアナ・グランデさんとかメーガン・トレイナーさんとか好きです。
――なるほどね。さすがですね。英語がお得意なんですよね?洋楽志向、英語志向ですね。
HINA:ハハハハ。
――MAMIさんはどうですか?
MAMI:私はそういう音楽は全然聴いてないと思います。聴くのはJ-POPですね。
――どんなものを?
MAMI:この仕事を始めてからは、アイドルのハロプロさんとかめっちゃ聴いてます。なので、ソウルミュージックには全然触れてこなかったですね。
――どうでした?そういう感じの曲を歌うことになって。
MAMI:めちゃ好きだなと思いました。MELLOW MELLOWの曲には、ノリノリなところもあったり、じっくり聴く部分もあったりして…。歌っても聴いても楽しいなと思いました。
――ダンスミュージックですから、いわゆる縦ノリではなく、横揺れのグルーヴですよね。では、こういうソウルミュージックに馴染みがあったHINAさんはどうですか?
HINA:MELLOW MELLOWの曲はどれも好きなんで、ライブとかやっててもすごい楽しいです。
――「自分の領域に来た!」みたいな?
HINA:はい!ノリノリで踊ったりして本当に楽しいです。元々こういう感じの音楽をやりたかったのですごい嬉しいです。
――SENAさんはどうですか?
SENA:「これだー!」って感じでした。個人的にこういう曲を歌いたかったですし、あと振り付けもすごい音にハマってて、踊っていてもすごい気持ちいいですし。だからもう全部、自分の声と身体で自分の好きな音楽を表現できるっていうことがすごい嬉しいです。もうレコーディングの時からめちゃくめちゃワクワクしてます、いつも。はい。
――さんみゅ~ではそれはできなかった?(笑)
SENA:さんみゅ~はまた違った素敵な音楽ですので。
MAMI:そうですね。
SENA:どっちも楽しんでます!
――なるほど。ですね。そこは強調しておかないといけないですよね(笑)。
MELLOW MELLOW 商品情報
マジックランデブー(初回限定盤A)/ MELLOW MELLOW
発売日:2018年6月20日
¥1,800(税込)
マジックランデブー(初回限定盤B)/ MELLOW MELLOW
発売日:2018年6月20日
¥1,800(税込)
マジックランデブー(通常盤)/ MELLOW MELLOW
発売日:2018年6月20日
¥1,200(税込)