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2024.05.02
Mirror,Mirror

わたしたちはずっと「これからも応援し続けたい」と思えるグループであり続けたい。 Mirror,Mirror インタビュー

5 月 7 日(火)にシングル『Brightness』を発売する"個性派ピアノコアアイドル"の Mirror,Mirror。5 月 20 日(月)には、新宿BLAZE にて 5th ワンマン公演"Mirror,Mirror 5th ONE MAN LIVE「Super Miraism V」"の開催も控えている。今回、5 人にシングル盤と 5th ワンマン公演へ向けての思いを語っていただいた。

 

ライブで初披露したときや、Mirror,Mirror  の楽曲を初見で聴いた人たちからは「何?この曲??」と言われます(笑)。


──Mirror,Mirror の楽曲といえば、ピアノの音も活かしたうえで、サウンドが爆裂している。そこへ魅力を覚えるんですよね。

雲丹うに あまり、他にはない楽曲のスタイルかな??とは、私たちも思っています。

──曲の中で変拍子を使えば、転調もしていくじゃないですか。歌うほうは、けっこう大変じゃない?

紫煙りん どうなんだろう?「ここは変拍子だから」と意識しているわけではなく、この部分では、こういうリズムの取り方をしたら歌い踊ってて気持ちいいみたいな感覚でやっていて、レッスンやライブ回数を重ねるごとに身体に馴染んでいく感じです。

雲丹うに でも、最初に仮歌の入った状態で楽曲をいただいたときは、「えっ、これどうなってるの?」となることは確かにあります。でも、振り入れをしていくと、歌声も振りも身体へ自然に馴染んでいくから、とくに表現が大変と感じたことはないです。逆に、聴いてくれている人たちのほうが感覚をつかむまで大変じゃないかな??よくライブで初披露したときや、Mirror,Mirror の楽曲を初見で聴いた人たちからは、「何?この曲??」と言われます(笑)。

紫煙りん 最近では、お客さんたちもそれをわかっているからか、新曲をライブで初披露すると「おっ?!」みたいな声をあげてくれる人たちも多いから、「みんな嬉しい驚きを覚えてくれているのかな??」と私たちは感じています。

雲丹うに よく特典会でも、「なんか、曲が気持ち悪くていいよね」「めっちゃキモいよね、あの変拍子」「あの曲のムズさ、歌うの大変じゃない?」と言われますけど。みんなが思っているほど、歌う側は大変ではないです。でも、レコーディングの段階でどう歌うかのコツをつかむまではちょっと苦戦するかな(笑)。

星野まお わたし、歌もダンスも苦手だから、よく振り入れのときは一人もがくことも多いですけど。でも、ライブを重ねていくと、自然に身体へ馴染んでいくからね。

──もっともっと楽曲のハードルが高くなっても、やってやるという意識でいます?

巴月もえ メンバー側は、そこまで意識はしてないですけど。楽曲を作ってくださっている慎之甫さんは、もっと難しくしたい気持ちもあるかもしれません (笑)。過去にREM という曲が発表された時は「この曲に MIX 入れられる?」とファンの方を煽っていました(笑)。

紫煙りん 確かに、今回のシングルに収録した 4 曲には、いい意味で慎之甫さんのエゴが出ているなと思う。じつは誰も口にしていないだけで、スタッフさんやメンバーみんなの中に、ファンのみんなが「好き」と言ってくれている『REM』を超える曲たちを生み出なきゃという気持ちがありました。『REM』も、慎之甫さんが好き勝手に作った曲だったけど。あの ときと同じく好き勝手に作ったのが、今回のシングル盤に収録した曲たちのような気がしていて。さっきの「この曲に MIX 入れられる?」の言葉じゃないけど、慎之甫さんが自信を持って投げてくるからこそ、こっちも自信を持って受け止めて表現し続けてきたし、そうやって生まれたのが今回のシングル作品だとも思っています。
 

『Brightness』はみんなで一緒に歌えれば、振りも一緒に真似てできるから、ライブですごく映える曲になっています。


──良ければ、シングルに収録した曲たちの魅力についてもそれぞれ語ってください。まずは、表題曲の『Brightness』からお願いします。

李縷さき    『Brightness』では、初めてシンガロングのパートが曲の後半にできたんですよ。『Brightness』はみんなで一緒に歌えれば、振りも一緒に真似できるから、ライブですごく映える曲です。聴くだけでも楽しめるけど、ライブで聴くと、より違う楽しみ方ができるなと感じています。

──すでにライブでもやっていますもんね。

李縷さき 2-3 か月はライブで披露してきたし、サブスク配信もしているから、楽曲はもうだいぶ浸透してきました。今では、みんな手を上げて声を出せば、一緒に歌ったりと、毎回フロアと一体化した景色を作り出す曲になっています。ライブで歌うごとに、ファンのみんなも『Brightness』と仲良くなれていくのが見えるし、みんなに愛される曲になれて嬉しいなと思っています。

雲丹うに 『Brightness』は、今回シングルに収録した曲の中では一番 Mirror,Mirror っぽい曲だとわたしは思っています。この曲には、ピアノの音色の持つ爽やかさや繊細さが全面に出ていれば、曲自体から切ない気持ちも感じつつ。でも、全体的に明るい楽曲になっています。わたしの中では、「パッと空を見上げたら、めっちゃ明るいー!!」「人生ちょっと明るくなってきたー」「楽しいなぁ」みたいな気持ちになれる曲。自分で歌っていてもそうだし、聴いててもそう思うから、『  Brightness』を聴いた人たちにも、「未来の希望が見える」
「まだまだ自分やっていけそう」「もっとやっていけるよね」と自分に言い聞かせ、前に進んでいこうとする気持ちになってもらえたなと思います。『  Brightness』のサウンド面でも、
駆けめぐるピアノの音の中にいろんな要素が入っているから、細かいピアノの音の表情の変化や違いも感じてほしいです。

紫煙りん 『Brightness』は、歌詞と歌い方の表現面にエモーショナルさが出つつ,でも、曲調やピアノの音色にちょっと切なさもあれば、歌詞にもちょっと寂しさを覚える面もあるんですけど。でも、ライブではみんな一緒に騒いでくれます。楽曲自体へ、転調をするなどギミックな面もいろいろと組み込みながら。でも、サビではみんなを巻き込み (熱狂へ)連れていける、すごく面白い曲だと思っています。収録した 4 曲の中では、一番綺麗めな明るい曲。まさに、リード曲にピッタリな感じがして、わたしは好きです。

巴月もえ いつものMirror,Mirror の曲なら、「ここは、この人が歌うんだろうなぁという予測が大体できるし、わたし自身、歌いだしを任されることも割とあるんですけど。この曲では、B メロや 2A、落ちサビを担当するなど、いつもとは異なるパートを歌っています。慎之甫さんも「メンバーそれぞれ、いつもとは異なるところを歌割にしてみた」と言っていたように、わたしもそうだし、みんなも、いつもとは違う歌い方の表現を心がけているから、これまでの Mirror,Mirror の曲とはまた違った感じで聴ける歌だと思います。

星野まお 『Brightness』の MV で、セットとして用意されていた布と戦いながら撮影をしているパートがあります。そこへ注目してほしいのと。わたし、ライブで『Brightness』を歌っているときに、ファンのみんながシンガロングしている姿を見るのが好きなんです。 Mirror,Mirror って歌い踊り続けている曲が多いけど、『Brightness』は比較的立ち止まって歌うこともあるから、『Brightness』を歌いながら「みんな、歌ってくれてありがとう」と感謝の気持ちを持ってフロア中を見渡しています。

──ファンのみんながシンガロングしている光景を見るのは…。

星野まお すごく嬉しいです。でも、前にファンクラブで「みんな『Brightness』のシンガロングをするときに音程も頑張ってね」と言ったときから、なんかちょっと声が減ってきた感じもしていますけど。すでにサブスク配信もしているし、まもなく CD も発売になるから、頑張って歌を覚えてもらい、みんなの大きい声をライブでも聴かせてほしいです。

雲丹うに 『Brightness』は、みんなの声と一緒に作りあげる曲だからこそ、みんなも手を振り上げ、声を出して歌ってくれたらめちゃめちゃ嬉しいです。
 

『-thymia』は、Mirror,Mirror  の裏の顔…でもないですけど、また違う  Mirror,Mirror  の表情の良さを出せたなと感じています。


──2 曲目に収録したのが、『-thymia』になります。

星野まお 『-thymia』は、ダンスがちょっと難しいなという印象です。わたし、C メロ後の音がめっちゃ好きで、慎之甫さんに「ここの音がめっちゃ好きです」と伝えました。

巴月もえ わたし、『-thymia』の中で一人ずつサビを歌っていくところが好きなんです。みんなの声が混じり合うのも好きだけど、一人一人の声の色が見えてくるところが好きだし、聴いてて気持ちいいなといつも思っています。

李縷さき わたしは、イントロのインパクトのある始まり方が好きです。最初の数秒を聴いただけで引き込まれていく感覚っていうのかな。しかも、イントロの流れるようなピアノの 音もすごく綺麗だから、まさに「ピアノコア」という魅力を最初から感じてもらえる楽曲だと思います。収録した 4 曲を並べたとき、その中で『Brightness』が一番 Mirror,Mirror っぽい曲だとするなら、『-thymia』は逆に、Mirror,Mirror の中に新しさを加えたような曲。Mirror,Mirror の裏の顔…でもないですけど、また違う Mirror,Mirror の表情の良さを出せたなと感じています。

紫煙りん これは、わたし自身がそう感じてるという解釈なので、限定することなく、こういう捉え方もあるという前提で聴いてほしいんですけど。『-thymia』に「五月雨」という歌
詞が出てきます。私たちは、昨年の 5 月に悔しい思いをしました。そのときの心境を、わたしは『-thymia』に重ね合わせてしまいます。実際のところ、どういう思いを込めた歌詞なのかを作詞家の方に聞いてないからわからないし、これは、わたしがそう感じたというだけなので、聴いた方それぞれ自由に解釈してほしいなと思います。この曲、 1 番、2 番、3 番と歌っていくにつれて、彷徨う気持ちがどんどん明るくなっていく感じも覚えます。もがきながらも進んでいく、そんな感覚でもわたしは『-thymia』を受け止めています。

雲丹うに 序盤の歌詞に、「不安定 歩きだす、歩きだす 今日を」と迷っている感じが出ているけど。最後には転調もして明るい曲調になれば、ラスサビをみんなで歌うときには、みんなで前を向いていく気持ちにもなれるからね。確かに、これまでの Mirror,Mirror の気持ちの奇蹟を辿ってゆくような歌だと、わたしも感じています。
 

全員で歌いだし、一気に空間へ引き込まれる。『Find out』も Mirror,Mirror に新しい色を加えた楽曲になったと思います。


──3 曲目に収録をしたのが、『Find out』になります。

紫煙りん ブラスを使った楽曲は、今回で 2 曲目になるのかな?でも『Find out』は、どの曲よりもブラスの音が全面に出ていて、楽曲自体も打ち込みっぽくないというか、生楽器の音の印象の強い楽曲です。
雲丹うに みんなで歌いだしを始める楽曲も、Mirror,Mirror の中ではけっこう珍しいと思った。全員で歌いだし、楽曲がボーンと始まって、一気に空間に引き込まれる。曲調も明るいし、『Find out 』も Mirror,Mirror に新しい色を加えた楽曲になったと思います。

李縷さき わたし、りんちゃんがサビ前で歌っている「何十回だって」のところのメロディーがすごく好きなんです。そこを聴くたびに、「ここからサビに行くぞー!!」という気持ちになれるから、とくに好きなんだと思います。

巴月もえ 『Find out』の最後に、うにちゃん・りんちゃん・わたしの 3 人によるハモリが入っています。このハモリがとても力強いし、ライブで歌うたびに、その日そのときによってハモリの聴こえ方も変わっていきそうだから、そこもライブでの聞きどころになりそうです。実際に歌っていても、楽しいからね。

紫煙りん そこ、音源では主旋律・上ハモ・下ハモの歌声が左右に振られて聴こえてくるから、ぜひイヤフォンやヘッドフォンで聴いて、細かい演出や表情も楽しんでほしいです。星野まお わたし、『Find out』の中の「ガラクタだらけのレプリカ」の歌詞の部分の振り付けを新鮮に感じてるというか、初めてやった振り付けという印象をそこに感じています。


『イサナ』は、一人一人の歌声の魅力を一番発揮している楽曲です。


──最後は、『イサナ』ですね。

紫煙りん    『イサナ』は、5 人の歌声が入れ代わり聴こえてくる楽曲の中でも、一人一人の歌声の魅力を一番発揮している楽曲です。わたしは勢いを持って歌っていたけど、メンバーによっては声色(こわいろ)を使って歌っているから、それぞれの歌声の魅力を感じてほしいです。

雲丹うに 『イサナ』の A メロとか音数も少なく音自体が静かだからこそ、声の繊細さが際立つ曲なんですね。だから静かな音のパートや、空間を活かしたパートなど、それぞれの曲調や歌詞の変化、感情の揺れなどを、わたしは声色(こわいろ)を使って表現をしています。

紫煙りん 『イサナ』は曲調も新しいよね。ここまで多く電子音の入っている楽曲は、Mirror,Mirror の中では初めてかもしれない。『イサナ』は、CD リリース後にライブで披露をするから、サビ前のブレイクのときにフロアの人たちがどんな反応をするのかなど、ライブで披露したときのみんなの反応が楽しみです。

李縷さき 『イサナ』は、サビの前で一人ずつ順番に歌っていくんですけど。そこも、今までの Mirror,Mirror にはなかった新しい展開だと思ってて。一人一人の歌うパート自体は短いけど、短い中でも、それそれがどう表情を出すかを考えたうえでレコーディングをしています。そこにエモい感じというか情緒を覚える感じ、そこがわたしの好きなところです。

巴月もえ この曲のラスサビで、わたしとりんちゃんが裏にコーラスを入れています。普通に聴いていたら、あまり耳には入らないかもしれないけど、そこを意識して聴いてもらえると、より楽しいと思う。っていうか、音程が不気味な感じだよね。

紫煙りん もえが高いほうを、わたしが低いほうのコーラスをやっているんだけど。確かに不気味かもしれない(笑)。

巴月もえ 『イサナ』に限らず、Mirror,Mirror の楽曲のいろんな歌の裏に流れている声にも注目して聴いてもえらたら、より Mirror,Mirror の世界観を深く楽しめると思います。星野まお わたし、『イサナ』の譜割りが変で、そこが好きです。
 

今回、「新宿 BLAZE でリベンイジ公演を行いたい」と声に出したのが、うにでした。


──Mirror,Mirror は、5 月 20 日に 新宿BLAZE で通算 5 回目となるワンマン公演Mirror,Mirror 5th ONE MAN LIVE「Super Mir ism V」を行います。この日は、3rd ワンマンとして行った新宿 BLAZE のリベンジ公演にもなると聞きました。

紫煙りん はい。昨年 5 月に初めて新宿BLAZE でワンマン公演を行ったときに、私たちは悔しい思いをしました。せっかく用意してくださった箱だったけど、当時の私たちにとってはすごく大きな箱。だからといってなまけることも、あきらめの気持ちで向かうこともしたくはなかったし、挑戦が決まった以上は絶対に成功させる気持ちで挑んだけど、動員面もそうだったし、私たち自身も「楽しもう」以前に気負いや緊張が先立ってしまい、本当に納得した形で終えることが出来ませんでした。

──1st・2nd ワンマンと順調に進みながらも、そこで悔しい思いを経験したわけだ。

雲丹うに    よく、外にいる方々からは「Mirror,Mirror、順調に進んでいるよね」と言われたり、ファンの方々にも「順当に頑張って上に進んでる」と言われることがありますけど。私たち自身はいつももがいています。見えないところではいろんな苦労も重ねていれば、「もっと上にいけるだろう」と思っていたのに、思うような結果へ至らずということは今もあるし,葛藤する思いに駆られることは日常茶飯事です。

紫煙りん みんなから見えているMirror,Mirror と、私たちが見ているMirror,Mirror には、きっと違う面もあるからなんだと思います。外からは順調に見えているいうお話も出ていたけど、その裏では、メンバーみんなめっちゃもがきながら、毎回の結果を導きだしているのが現状です。
今回、「新宿BLAZE でリベンジ公演を行いたい」と声に出したのが、うにでした。前回行った渋谷 WWWX のワンマン公演のときに、初めて、まわりにも見える形で、わたしたちの心に溜めていた思いをうにが言葉にして発してくれました。私たちは、けっして楽しいだけではなく、いろんな葛藤や悔しさだって感じているし、挫折だって経験しています。それこそ、みんなが思っているほど強くもないメンバーたちです。でも、そういう思いをみんなにもわかる形で示すのが大事だったからこそ、うにの発言は、私たちの心の負担も少し軽くしてくれました。

雲丹うに   だからこそ、今回のワンマン公演はめっちゃ大事なんですよ。これまでのワンマン公演は、用意された会場へ Mirror,Mirror のことが好きな人たちが集まって、みんなと一緒に楽しくライブを作るという形だったけど。それだけじゃなくて、もっともっといろんな人たちに Mirror,Mirror のライブを見てもらいたいんです。「このままじゃ駄目なんだ」と私たちに教えてくれのたが、昨年 5 月にやった新宿BLAZE でのワンマン公演でした。間もなく新宿 BLAZE 自体が無くなっちゃうし、だからこそ今回の公演でソールドアウトさせ、去年よりも成長した姿をみんなにも見せて、あのときのリベンジだけではなく、応援し続けてくれているみんなにも恩返しをしたいなと思っています。それに、「リベンジします」と言っておきながら、ソールドアウトしなかったら格好悪いじゃないですか。だからこそ絶対にソールドアウトさせたいです。そのぶん、ちょっとプレッシャーも感じてはいますけど…。

──自分たちの声をしっかりと届けるのは大事なことですからね。

雲丹うに 以前から、スタッフさんたちにはメンバーの思いや意見を伝えていましたけど。外にも向けて、自分たちの思いや意見を言うようになったことは、本当に大きな成長だったと思います。あっ、でも最初の 1 年目は、目の前にあることへいっぱいいっぱいになっていて、とにかく実力をつけなきゃくらいにしか思っていなかったかも知れない(笑)。でも、2年目に入って気持ちにも余裕を持てるようになったところでの、新宿BLAZE 公演で悔しい思いをしたことで、私たち自身の中にも明確な目標が見えだしたところは確かにあったなと思います。

李縷さき 今回のリベンジ公演は、前回の新宿 BLAZE でのワンマン公演からほぼ 1 年後になります。あのときの悔しさを背負ってのここまでの 1 年間って、すごく貴重な時間になっていました。アイドルにとっての 1 年間って、普通に生活をしている中での 1 年間よりも、すごく短いし、貴重な時間だとわたしは思うんですね。だからこそ 1 分 1 秒も無駄に出来ないし、この 1 年間をどう使ったのか、この 1 年間 Mirror,Mirror は何をやってきたのか、それが問われる公演にもなります。そこで納得のいく結果を出せなかったら、この 1 年間私たちは何をやってきたのか、しょせんはその程度のものだったのか…となってしまいます。それって自分たちも悲しいし、一緒にやってきたチームの人たちも、ずっと応援し続けてくれているファンの人たちにも悲しい思いをさせてしまえば、誰も幸せにはなれないと思って。この 1 年間の活動をどう活かせたか、それを見せる場が 5 月 20 日の新宿BLAZE でのワンマン公演だと思って、わたしは向かっています。

星野まお わたしも「ソールドアウトを絶対にしたい」というよりも、「絶対にしなきゃいけない」と思っています。前回のワンマン公演をやった渋谷WWWX での幕間の動画で、わたし「ソールドアウトできなかったら、もう終わりかも」みたいなことを言ってたんですけど。それは、本当に思っていた気持ちから出た言葉でした。渋谷 WWWX 公演はソールドアウトできたから本当に良かったし、安心もしたんですけど。今回の新宿 BLAZE 公演は、前回の新宿BLAZE 公演から数えて 1 年後だし、その間にも新しい出会いや経験はたくさんありました。なのに、今回の新宿BLAZE 公演をソールドアウトできなかったら、何も進めていないじゃないとわたしは感じてしまいそうです。もちろんソールドアウトをすることがすべてじゃないのもわかったうえでの発言にはなりますけど。今回の公演でしっかりと成長した姿を見せて、さらに Mirror,Mirror は上に進んでいきたいなと思っています。

巴月もえ もちろん、ソールドアウトさせたい目標を持って私たちは進んでいるし、その結果を導きだすために日々真剣に頑張っているんですけど。でも、一番は、ライブを観てくれた人たちが「楽しい」と言って家路についてもらうことだとわたしは思っています。もちろんソールドアウト出来なかったら「悔しい」となるけど。それ以上に、みんなに「ライブ楽しかったよ」と言ってもらえる内容にしたいんです。結果も大事だけど、わたしたちはずっと「これからも応援し続けたい」と思えるグループであり続けたいです。

 

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TEXT:長澤智典

 

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『Brightness』
2024.5.7 On Sale

<価格>¥1,200(税込)
販売元:コロムビア・マーケティング株式会社
発売元:株式会社ロックフィールド収録曲
『Brightness』
『-thymia』
『Find out』
『イサナ』

Mirror,Mirror 5th ONE MAN LIVE「Super Miraism V」新宿 BLAZE
2024/5/20(月)
OPEN18:00 / START19:00
https://eplus.jp/sf/detail/3804810001

 

Mirror,Mirror /「Brightness」 MUSIC VIDEO
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