FEATURE
Zepp Shinjukuの公演をやりきったとき、iSPYはさらに大きな扉を開けられた。そんな風にも感じていました。 iSPY インタビュー・1
2023年11月13日(月)にZepp Shinjukuで行った「iSPY 2nd Anniversary LIVE〜君が見た泡沫〜」公演を満員の観客たちで埋めつくしたiSPY。同年12月3日の公演より、新メンバーとして香月まかはも加入。「2024年はメジャーデビューを目指した活動をしてゆく」ことを掲げながら、iSPYは進み続ける。2月3日には、台湾での単独公演も決定中。4月からは、名古屋、大阪、仙台、東京を舞台にした「2024年春 4大都市ワンマン」公演も控えている。2024年、さらなる飛躍を目指すiSPYのメンバーたちへ、2回に渡って今の思いを伺った。
もう半年くらい活動しているんじゃないかと思えるほど、デビューライブからの約3週間は、これまでの人生の中でも一番と言っていいくらい濃い日々です。
──iSPYに、新メンバーとして香月まかはさんが加入しました。初ステージが…。
香月まかは 2023年12月3日のお披露目ライブが最初だから、(年末の取材時点では)まだ加入してから3週間ちょっとです。
──どうですか、ここまでの日々は?
香月まかは もう半年くらい活動をしているんじゃないかと思えるほど、デビューライブからの約3週間は、これまでの人生の中でも一番と言っていいくらいすっごく濃い日々です。
──確か、メンバー決定の発表が…。
香月まかは 11月25日で、そこからすぐに合流。ほぼ1週間後にはお披露目ライブをしていました(笑)。今も、iSPYの楽曲を全部覚えるために日々レッスンをしています。
萩田こころ まかはも言ってたけど、加入してまだ3週間とは思えないどころか、私たちも、まかはと一緒にもう半年くらいは活動している感覚を覚えるほど,本当に濃い日々を送っています。メンバーに決まってから2日後には新しいアーティスト写真の撮影をしていましたし、その後、まかはのお披露目ライブへ向けての合宿と、本当に怒濤の日々を展開。その後も含め、忙しいスケジュールにしっかりとついてきてくれるところは本当に頼もしいです。早いうちに全曲の歌詞や振りを覚えて、何時でも全曲対応していけるようになりそうだと、身近で見ながら感じています。
香月まかは 加入して以降、ほぼ毎日メンバーと会っていて、すごく充実した日々を送れています。
まずは、今の7人体制のiSPYをしっかりパワーアップさせ、さらに強いグループにしていきます。
──新体制としてスタートしたiSPYですが、それぞれに2023年を振り返りつつ、2024年へ向けての思いを語っていただけますか。まずは、こころさんからお願いします。
萩田こころ 2023年2月に、全国ツアーのファイナル公演を白金高輪SELENE b2で行い、「2周年公演をZepp Shinjukuで行う」とiSPYは発表をしました。その記憶がだいぶ前のことに感じるくらい、2023年も充実した日々を過ごしてきました。そのときの公演もすごく印象に残っていますし、他にも、メンバーの卒業(3月に辻ゆうか、11月に藍波ももか)や、夏フェスでの悔しい思いなど、悲しみや悔しさなどの試練もいっぱい乗り越えながら、12月に、まかはを加えた新体制のiSPYとして新たなスタートを切るなど、印象深い出来事がたくさんありました。
私たちは、11月にZepp Shinjukuで行った2周年ワンマン公演で、「2024年はメジャーデビューを目標に頑張る」と宣言をしました。その言葉を有言実行へ少しでも近づけるためにも、まずは、今の7人体制のiSPYをしっかりパワーアップさせ、さらに強いグループにしていきます。それにあわせて、iSPYの名前をたくさんの人たちに知ってもらえるように、活動の幅も広げたいと思っています。
──iSPYにとっての2023年は、試練と飛躍、その両方が入り交じっていた年だったわけだ。
萩田こころ そうです。2月に「Zepp Shinjukuでワンマン公演をやる」と発表してからの9ヶ月間、そこへ向かって突き進んでいく中で立ちはだかった壁もいろいろありました。そのうえで手にしたのが、満員の人たちがいたZepp Shinjukuの景色。でも、私たちはそこがゴールではなく、さらに飛躍していくためにも今、新たに気持ちを入れ直して進み続けています。
──2周年ワンマン公演の場となったZepp Shinjukuでのライブは、メンバーにとっても嬉しい手応えをつかんだライブになったんですね。
萩田こころ なりました。みなさんに本当にすごく綺麗な景色を見せてもらえました。
──くるみさんにとってのiSPYの2023年は、どんな年でした?
宮田くるみ 2023年最初のライブが、1月2日に仙台で行ったライブでした。その時期は、まだ「iSPY 1st Anniversary Tour 2022-2023 あなたのハートはいただきます♡」の流れを持って進んでいた時期だったのを、今、改めて思い出しました。ツアーのファイナル公演となった白金高輪SELENE b2でのライブも印象深い思い出ですし、2023年は、台湾へ2回遠征公演も出来たし、本当に全国各地をまわっていたから、関東地区以外の場所でのライブも充実させることの出来た年になりました。
今はまだ台湾のみだけど、2023年はiSPYの名前を世界へ広めてゆくきっかけを作れた年にもなりました。それを踏まえたうえで、iSPYは2周年公演の場になったZepp Shinjukuで、「4曲の配信リリース(すでに配信中)」「2023年2月3日、台湾でのワンマンライブ」「名古屋、大阪、仙台、東京を舞台にした、春からの4大都市ワンマンツアー」、そして「メジャーデビューへの挑戦」という2024年に繋がる大きな発表をしました。2024年は、新体制になったiSPYで先の目標へ挑戦していきますし、東京以外の地域はもちろん、個人的には海外ライブにも積極的に挑戦したい思いも持っています。
──海外ライブは刺激的ですか?
宮田くるみ 刺激的です。今はまだ台湾公演しか経験していませんが、でも、台湾にはiSPYが来てくれることを待っている人たちがいます。そういう方々が、日本以外にもいることがすごく嬉しいんです。だからこそ、その場を広げたい気持ちはあります。
──Zepp Shinjuku公演を行っての感想も、お願いできますか?
宮田くるみ 2023年は、Zepp Shinjuku公演を成功させるため、メンバー自身でチケットの手売りもやりましたし、用意した1万枚のフライヤーも約3ヶ月かけて配布しました。正直、路上でのビラ配りって素通りされることも多いです。フライヤー配りを始めて間もない頃は、反応がないことでどんどん声が小さくなれば、何度も心が折れた経験もしてきました。でも、その試練を乗り越えたことで、Zepp Shinjukuに満員のお客さんが詰めかける景色を見れたし、すごく感動もしました。個人的には、ビラ配りでだいぶメンタル面は鍛えられました。
今の活動を本気でメジャーデビューへ繋げていくとなったら、そういう状況になっていなきゃ駄目だと思うからこそ、2024年の夏フェスはそこも目指したいと思っています。
──次は、みずきさんお願いします。
夏川みずき 2人も言ってたように、2023年はZepp Shinjukuでの2周年公演もあれば、台湾で2回ライブも経験しました。でも、わたしが悔しい思い出として残っているのが、わたしの大好きな夏フェスでのこと。1年目には呼んでいただけていたのに、2年目には声をかけてもらえなかったフェスもありました。その悔しさをバネにZepp Shinjuku公演に向かい、その悔しさも私たちは力に出来たなと思っています。だからこそ3年目の夏フェス時期には、2年目に出れなかったフェスはもちろん。どの夏フェスにも呼ばれる存在になりたいですし、出演するステージや出演時間帯も、以前よりも注目を集める位置に並べるようになりたいと思っています。今の活動を、本気でメジャーデビューへ繋げていくとなったら、そういう状況になっていなきゃ駄目だと思うからこそ、2024年の夏フェスはそこも目指したいとわたしは思っています。
──出たかった夏フェスに出れなかった悔しさが、その後の飛躍のためのモチベーションにも繋がったんですね。
夏川みずき 夏フェスの経験に限らず、いろんな悔しさが、気持ちを掻き立てる力になり続けてきました。2023年は、Zepp Shinjukuを成功させるという大きな目標に向かってずっと頑張ってきました。今は、さらに大きな「メジャーデビューを実現させる」目標があります。その目標を達成するためにもと、すでに今も気持ちを掻き立てています。
──改めて、Zepp Shinjuku公演を振り返っての思いも聞かせてください。
夏川みずき あの日のライブは本当に楽しかったです。満員のお客さんの景色を見れたのもすごく嬉しかったし、初めてライブで銀テープを飛ばしたり、サインボールを投げたりできたのも嬉しい思い出になっています。同時に、今度は違うZepp Hallに立ちたい気持ちも芽生えました。
──続いては、ひめかさんかな。
楠城ひめか みんなも言ってたけど、2023年は、止まりそうになる試練もあったくらい、たくさんの壁を乗り越えた年だったと思います。私自身、行き詰まったことは何度もありました。でも、その都度メンバーに助けてもらい、みんなで励ましあいながら進んできました。2023年はとくに、「絶対にZepp Shinjuku公演を成功させる」強い思いを持って、みんなでいろんなことへ挑戦してきた年になったと思います。個人的にも、悔しさを踏まえ、乗り越えなきゃいけない課題もいろいろ見えてきた年にもなったからこそ、2024年は揺るがない自分の芯をしっかりと持ったうえで、グループ全体も、わたし個人も、さらにパフォーマンス力を上げたいと思っています。本気でメジャーを目指すとなったら、それは絶対に必要なことですからね。
──みずきさんが「悔しさをモチベーションに」という話をしていましたけど、ひめかさんも、そこは同じでした?
楠城ひめか 悔しさもそうですけど、先に目標を持つことが何よりも大事だと思います。活動をしていく中、ときに心が弱くなることもありますけど。そこで目標が見えてないと、「私たちは一体何のために活動をしているの?」となってしまうと思います。でも、何か一つ明確な目標があると「頑張ろう」という気持ちが途切れることはありませんし、私たちは、何時だってその目標のことを考えながら活動をしていけます。だからこそ、目標を持つのはとても大事だとわたしは思っています。
──ひめかさんも、Zepp Shinjukuを終えての思いを聞かせてください。
楠城ひめか ライブを終えたときは、本当に達成感がすごかったです。快感っていうんですか? ドキドキも含め、今まで感じたことのない楽しさなど、いろんな感情がすっごい詰まった嬉しい気持ちになっていたし、本当にキラキラと輝くアイドルになれたとも思っていました。あの日は、「これこそがアイドル」という姿をみなさんにお届けできたなと思っています。
──いろんな経験の積み重ねが、アイドルとしてキラキラ輝く姿を導きだしたわけですね。
楠城ひめか そうなんです。2023年はメンバーの卒業なども含め、いろんな壁を乗り越え続けてきた日々でした。そのうえで立ったZepp Shinjukuの公演をやりきったとき、iSPYはさらに大きな扉を開けられた。わたしは、そんな風にも感じていました。
──続いて、かなさんお願いします。
瀬乃かな 2023年は、活動1年目の頃よりもいろんなところへ行かせていただけたと言いますか、東京以外でのライブ活動の場が一気に広がった嬉しさがあれば、各地にiSPYのファンの方々が増えたすごく嬉しい年になりました。それこそ、イベントへの出演を通して、他のグループのファンの方々もiSPYに興味を示してくれて、本当にいろんな地域でファンの方々が着実に増えているのを、活動1年目以上に実感しました。その一方で、夏フェスのときの経験もそうですし、それ以外でも、私たちが出演したいと思っても、なかなか認めてもらえずに悔しい思いも重ねてきました。だけど、そういう悔しさも含め、新たな出会いや、自分たちの力になるいろんな経験をさせてもらえたのが2023年だったと思います。
──他のメンバーも言ってましたが、その悔しさがバネになっていたんですね。
瀬乃かな その気持ちはありました。とくに2023年の夏に経験した悔しさを、グループとしてもそうだし、わたし個人としても、「この悔しさを絶対にZepp Shinjukuの成功に変えてやる」という気持ちにしていました。そのうえでのZepp Shinjuku公演の成功だったからこそ、本当に2024年へ向けての良い力になれたと思います。
──改めて、Zepp Shinjuku公演を終えての思いも聞かせてください。
瀬乃かな Zepp Shinjuku公演の成功は、本当にファンのみなさんと一緒に。そして、iSPYを支えてくれるスタッフさん、メンバーと一緒に作りあげられたことだったと思います。あの場所に相応しい景色を作るのは、けっして簡単なことではないです。だからこそ、あの(満員の)光景は本当に嬉しかったです。わたしはiSPYが初めてのアイドル活動ですが、Zepp Hallの存在の大きさは知っていました。だからZepp Shinjukuのステージに出たときに、いつもとは違うゾワッとした感触を覚えたのかなと、今振り返るとそう思います。
iSPYは、2周年目でZepp Hallに立って、しっかりと結果も導き出せたように、2人にとっては、過去の自分たちを乗り越えられたライブになったと思います。
──異なる会場でしたけど、みゆさんとこころさんは、以前のグループ活動の活動2周年目のときにZepp Hallに立った経験があります。あのときは会場を埋めつくすことができない悔しさを味わえば、その日がグループの最後の日となり、今のiSPYの誕生へ繋がりました。どうでした、ふたたびZepp Hallに立てたことについては。
三葉みゆ 2月にZepp Shinjuku公演を発表して以降、チケットの手売りやフライヤー配りも含め、「絶対にZepp Shinjuku公演を成功させる」という気持ちを胸に、メンバーみんなでずーっと走り続けてきました。正直、本番当日までどれくらいのお客さんが会場に足を運んでくださるのかわからない不安を持って、わたしはステージに立ちました。だからこそ、後ろのほうまで人の姿が見えたときには本当に嬉しかったです。しかも、これまでのワンマン公演では、機材トラブルや、メンバーの振りの間違いなど、何かしら予定外のことが起きていましたけど。あの日の公演は、最初から最後まで一切のトラブルやハプニングもなく、しっかりとiSPYの2年間の歩みを見せることの出来たライブになりました。それも、嬉しかったことでした。
Zepp Hallへの想いですと。場所は違うとはいえ、前のグループは、Zepp Hallへ挑戦しつつも、ちょうど丸2年で解散してしまいました。でもiSPYは、2周年目でZepp Hallに立って、しっかりと結果も導き出せたように、2人にとっては、過去の自分たちを乗り越えられたライブになったと思っています。
──そのうえで、2023年を振り返っての思いも聞かせてください。
三葉みゆ 2023年はZepp Shinjukuの成功も大きかったんですけど。iSPYって他のグループに比べて何が違うのかというと、遠征がとても多いんです。北海道から沖縄まで全国に何度も足を運んで、海外は台湾にも行かせていただいています。わたしは岩手県出身ということもあり、東北には思い入れも強いです。2023年1月2日の仙台から、2024年1月2日の仙台までの1年間の中、何回仙台に行ったのかを計算したら゛6回ありました。しかも2023年は、岩手でも単独公演をやらせていただきました。ここまで東北に何度も行かせてもらっているアイドルグループも珍しいんじゃないかとわたしは思っています。
じつは東京でアイドル活動をしている人たちの中で、東北出身のアイドルさんって、他の地域に比べると少ないほうなんです。だからこそわたしは、"東北の星"になりたいと思っていて、もっともっとiSPYの存在を東北の方々に広めて、いつかは東北六県でライブができるようになりたいなと思っています。
──東北地方でアイドル活動をしているグループは、まだまだ少ないのでしょうか?
三葉みゆ 東北各県ごと地元に根ざした活動をしているグループはいますけど、まだまだ少ないのも現状です。東京をベースにしたお話にはなりますが、年に6回も東北地方に遠征に行っているグループはなかなか居ないと思います。そういう土壌もあるからなのか、iSPYがライブで足を運ぶたびに、地元のファンの方々が「来てくれてありがとう」とすごく喜んでくれます。東北地方の場合、ライブへ行くたびに「初めまして」と言ってくださる方々も多いです。しかも、みなさん温かく迎え入れてくれます。だからこそ、2024年はもっともっと東北地方へライブをしに行きたいと個人的には思っています。
──iSPYのメンバーって、関東のメンバーが中心ですよね。それ以外だと確か、こころさんが静岡県で、他には…。
楠城ひめか わたしは大阪府出身です。
──でも、大阪はけっこう足を運んでいますよね。
楠城ひめか 確かに、「どこのお店のたこ焼き屋さんで、何時食べたのかわかんなくなる」くらいには行かせていただいていますけど(笑)。それでも、凱旋公演はめちゃめちゃ嬉しいです。自分の生まれ育った地元を、大好きなメンバーのみんなに味わってもらえるのも嬉しいし、地元以外から来てくださったファンの方々に、地元の美味しい食べ物に触れてもらえるのは本当に嬉しいです。
──ちなみに、千葉出身のくるみさんにも、そういう感覚はあります?
宮田くるみ ありますよ。わたしも、地元にメンバーと一緒にいるのは不思議な感覚と言いますか、一緒にいると、地元の友達といるような感覚になります。しかも千葉県でライブをやると、地元のファンの方々がお花を用意してくれるなど、「凱旋」として本当に温かく迎え入れてくださいます。その様を見た東京育ちのみずきが羨ましくなり、事務所の方に「わたしも凱旋ライブを経験してみたい」と言ったら、凱旋ツアーという形で組んでいただけました。だからみずきも、メンバーみんなの地元をまわるのと同じように、東京でも凱旋ライブという気分を味わうことになっています。
夏川みずき (取材時点では、凱旋公演前につき)わたしも凱旋公演ができるから、すごく嬉しいです。そう思ったのは、くるみの件もあったけど、みゆさんが岩手公演を実現できたとき、本当に嬉しがっていたんですね。しかもファンの方々も歓迎してくれて、お花も贈れば、大きな横断幕を用意し、みゆさんへ向けてたくさんのメッセージを書いて、それをプレゼントしていました。その横断幕をもらったみゆさんが本当に嬉しがっていたし、すごく幸せな姿に見えていたから、「わたしも凱旋公演をしたい」と何度も言ってたら、メンバーみんなの地元をまわる凱旋ツアーが実現したから、本当に嬉しいです。
──まかはさんにも、加入して以降の思いを改めて語っていただいても良いですか?
香月まかは みなさんが語っていたZepp Shinjukuでのワンマン公演のとき、わたしはまさに新メンバーオーディションの真っ最中。あのときにエントリーしていた人たちみんなでZepp Shinjuku公演を現地で観ていました。あのときはまだ、わたしも普通にお客さんの一人でしたけど。あの舞台に立っていた人たちと今、こうやって一緒に活動をできていることが本当に夢のようです。正式メンバーに選ばれて1ヶ月程度というのもあって、まだ「iSPYさんに入れさせてもらった」という感覚も強いですけど。わたしも早く歌や振りを覚え、iSPYのメンバーの一員として追いつき、一緒に並べる存在になりたいからこそ、今は、みなさんへ追いつくために頑張っています。
──Zepp Shinjukuで観ていた人たちと同じ土俵に並んでいるのは…。
香月まかは 今もまだ不思議な感覚はあります。嬉しかったのが、デビュー公演のときからたくさんの方々が来てくださったこと。でも、それはわたしの実力ではなく、今のメンバーさんの積み重ねがあっての成果。だからこそ、あんなにも素敵な環境でデビューさせていただけたのは本当に幸せなことでした。
(2回目へ続く)
TEXT:長澤智典
【iSPYプロフィール】
『iSPY(アイスパイ)』は、英語で「見つけた!」という意味。
iを観客のハートに見立て、スパイのように盗んじゃうよ!というコンセプト。
2021年11月10日に渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて開催したデビューライブでは、初ライブながらチケットが完売となった。
2022年3月10日に開催された、「NEXT IDOL GRANDPRIX 2022」にて、結成わずか4カ月でグランプリ受賞の快挙を成し遂げた。
2022年7月6日に1st Album「あいすぱいのレシピ」をリリース。
結成1周年には、全11都市を巡る全国ツアー「iSPY 1st Anniversary Tour 2022-2023 あなたのハートはいただきます♡」を完走した。
結成2周年には、Zepp Shinjukuにて「iSPY 2nd Anniversary LIVE ~君が見た泡沫~」を成功させた。
2024年2月3日には、初の台湾ワンマンライブが決定!
【iSPY各種リンク】
X(旧Twitter)
https://twitter.com/ispy_official
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UC92_NzTCvxeF1Z3TGYRkz_A
Official HP
https://www.ispy.jp/