FEATURE

2023.06.25
SUPER☆GiRLS

ファンのみなさんに「今のSUPER☆GiRLSが一番好き」と胸を張って言えるグループでいたい 。 SUPER☆GiRLSインタビュー・2

  毎年、夏の訪れに欠かせないのが"SUPER☆GiRLSの夏曲"。今年、彼女たちが届けてくれるのが、7月12日にシングル発売になる『リボン』。この楽曲を手がけたのが、大塚 愛さんなのも話題だ。C/Wには、"SUPER☆GiRLS第六章"の始まりを告げた『蒼い炎!!!!!!』を収録。SUPER☆GiRLSらしい王道ソングの『リボン』と、SUPER☆GiRLSに新しい風を運んだ情熱的な『蒼い炎!!!!!!』。この2曲の魅力を、グループを代表し、阿部夢梨・坂林佳奈・門林有羽・萩田帆風・柏綾菜の5人が語ってくれた。

(1回目は、こちらから)


お仕事ですけど、みんなで修学旅行に行くような気分でした。


――『リボン』のMVを撮影した場所が沖縄だと聞きました。

坂林佳奈  コロナ禍の時期は、遠くまでMV撮影に行くのが難しかった中、今回、MV撮影のために沖縄まで行けたのはすごく嬉しかったことでした。

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阿部夢梨  コロナ禍以降、海辺の撮影は毎回千葉県でやっていました。もちろん、千葉県のいろんな海岸も好きですけど、季節の先取りも含めて沖縄まで行けたのは、素直に嬉しかったです。

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萩田帆風  わたしは、加入して以降、撮影と言えば関東圏内へ。しかも、日帰りでの撮影が当たり前という中で過ごしてきました。だから、メンバーみんなで泊まりを含めて遠出できたことがすごく嬉しかったです。けっして余裕のある日程ではなかったですが、メンバーみんなでご飯を食べたこともそうだし、いろんな場所をロケーションで巡れたことも、嬉しい刺激になりました。

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坂林佳奈  日程的には、ある程度余裕を持ってのはずでしたが、時期的に天候の急変も多く、浜辺での水着撮影は晴天の中でやりたかったので、どのタイミングで撮影に入るかキリギリのタイミングを見計らったりして、私たちもずっと準備をしたまま待機をするなど、撮影は意外と大変でした。でも、沖縄で美味しいものを食べれたのは、すごくいいパワーになりました。

――綾菜さんも、MV撮影は新鮮でした?

柏綾菜  新鮮でした。お仕事ですけど、みんなで修学旅行に行くような気分でした。わたしは、コロナ禍で学校でも行事が無くなっていたのもあって、こうやってメンバーみんなと沖縄へ行けたのはすごくいい思い出に残りましたし、とても素敵な経験になりました。

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坂林佳奈  少しだけMVの裏話をすると、メンバーみんなで、浜辺に人文字を作るじゃないですか。あれ、ドローンで上空から撮影しているからわからないけど。じつは、雨が降っていました。

――えっ??ぜんぜん気づきませんでした。

坂林佳奈  それくらい、天候に左右されながらの撮影でしたね。


『蒼い炎!!!!!!』は、「ここからまた新しいアイドルとしての道を切り開いてく」決意を示す歌としてもみなさんに届けました。


――C/Wには、とても情熱的な『蒼い炎!!!!!!』を収録しました。
 
坂林佳奈  もともと『蒼い炎!!!!!!』は、新メンバー・オーディションの課題曲。審査中も、みんなメラメラとした気持ちを胸に抱いていたように、オーディションを勝ち抜いた今の6期メンバーの気持ちがこの曲には現れていると思います。私たちも当時の状況を見ていたから、私も『蒼い炎!!!!!!』には感情が入りやすかったです。まさに『蒼い炎!!!!!!』は、新メンバーを加えたSUPER☆GiRLSの第六章のスタートを切るに相応しい楽曲になりました。

門林有羽   『蒼い炎!!!!!!』は、新メンバーのお披露目ライブのときに初披露した楽曲でした。あのときは、「第六章のSUPER☆GiRLSはこういう感じです」「『蒼い炎!!!!!!』は、第六章のSUPER☆GiRLSを象徴する楽曲」という想いを持って歌っていました。「ここからまた新しいアイドルとしての道を切り開いてく」決意を示す歌としても、みなさんに届けようと思っていました。もちろん今も、第六章SUPER☆GiRLSの姿勢を示す楽曲だと受け止めています。
  同時に、歌詞は頑張る人を応援してゆく内容でもあるので、これから夢に向かって一歩踏み出したい方に聴いていただきたいのはもちろんですけど。私たち自身も、歌いながら勇気づけられる楽曲になりました。

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――歌詞に書かれた内容には、自分の経験とも重なる面もいろいろとありました?

門林有羽  重なる面はけっこう多いなと思いました。「夢を輝かせてみせる 家族に伝えてきたんだ」と歌っている部分はまさに、SUPER☆GiRLSへ。芸能界へ入れたときの心境とも重なりました。わたしに限らず、夢や目標を叶えたいし、輝かせたい方は、この曲の歌詞に共感できると思います。同時に、わたしの中では初心を思い返せる楽曲にもなりましたし、自分の気持ちを奮い立たせる歌にもなっています。

――曲調も情熱的ですからね。

門林有羽 これまでのSUPER☆GiRLSにはあまりなかった、情熱的な楽曲ですよね。もちろん、かわいいSUPER☆GiRLSも見ていただきたいですけど。「格好いいSUPER☆GiRLSもあるんだぞ」というところを『蒼い炎!!!!!!』では見せられるように、意識しています。味変じゃないけど、1枚のシングルの中で異なるSUPER☆GiRLSの魅力を味わえると思います。

――帆風さんの、『蒼い炎!!!!!!』についての印象を聞かせてください。

萩田帆風 『蒼い炎!!!!!!』には、!が6個並んでいます。それは、第六章を代表する最初の楽曲としての意味もあるからです。『蒼い炎!!!!!!』はとても格好いい、『リボン』とは真逆の曲調。歌詞の一つ一つに重みがあれば、言葉の一つ一つから気持ちが伝わってきます。ときには悩み、迷うこともあるけど。それでも、みんなで前を向いて頑張っていこうという、まさに「ここから新しい章が始まる」内容の楽曲です。ライブでも、振りがとてもパワフルで格好良いから、SUPER☆GiRLSの格好いい強さという一面をこの曲を通して見せられたならと思っているし、そこを好きになってもらえる楽曲だと思います。

――歌詞に綴った思いは、自分の経験に重なる面もありました?

萩田帆風  『蒼い炎!!!!!!』を聴くと初心に戻れるじゃないですけど、過去にはこういう風に思い悩んできた自分もいたなぁと思い返すこともあれば、あの当時の我武者羅な気持ちを忘れることなく、これからも貪欲に頑張っていこうという気持ちにもなれます。

――夢梨さんの、『蒼い炎!!!!!!』についての印象も聞かせてください。

阿部夢梨  SUPER☆GiRLS第六章として初めていただいた楽曲が、『蒼い炎!!!!!!』になります。これから挑戦するんだという意欲を示した楽曲だったから、わたしもその思いとして受け止めましたけど。SUPER☆GiRLS自体が今年で13年目というように、長い歴史を重ねてきたグループじゃないですか。その歴史を背負いながら、これからもSUPER☆GiRLSは挑戦し続けてゆくグループなんだともわたしは捉えています。作詞を手がけたLitzさん自身が、SUPER☆GiRLSの初期から作詞を担当してくださっている方、そういう歴史の歩みもわかったうえで、今、改めて挑戦の意志を示したところにも、わたしはこの歌詞に深みを覚えました。

――SUPER☆GiRLSの6期として加入。SUPER☆GiRLS第六章からスタートを切った綾菜さんは、『蒼い炎!!!!!!』をどのように受け止めました?

柏綾菜  最初は、「格好いい曲」という印象でした。でも、激しいダンスや、歌詞に力強いメッセージを込めてある楽曲だからこそ、6期のメンバーを加えたSUPER☆GiRLS第六章の始まりを『蒼い炎!!!!!!』を通してしっかり示したい気持ちにもなりました。見てくださる人たちにも、「今のSUPER☆GiRLSはすごい!!!!!!」と思わせる楽曲にしたいと思ったし、私たち6期のメンバーはオーディションの課題曲でもあったから、『蒼い炎!!!!!!』を歌うたびに当時のことが甦ってきます。むしろ、『蒼い炎!!!!!!』を歌うたびに、オーディション中の気持ちが甦ってくるからこそ、その思いを、これからも大切にしていきたいなと思っています。

――6期メンバーはとくに、思い入れの深い楽曲になったわけだ。

柏綾菜  思い入れは深いです。あの当時は、毎回めちゃめちゃ必死に、まわりから置いていかれないようにと頑張っていた時期だったから、今でも、しっかり記憶に残っています。同時に、SUPER☆GiRLSと言えばかわいい曲という印象があったから、初めて『蒼い炎!!!!!!』を聴いたときは、「これからのSUPER☆GiRLSはこういう格好いい面も出していくんだ」という新鮮な印象もありました。

――『蒼い炎!!!!!!』の歌詞に、自分の気持ちを重ねることも多いですか?

柏綾菜  「認めたくない あの子を」の歌詞にはオーディション中の記憶が重なったように、『蒼い炎!!!!!!』を歌うことで、何時までも向上心を忘れることなく進んでいける自分になれます。そういう楽曲を持って、SUPER☆GiRLS第六章のスタートを切れたのも嬉しかったです。


もしリーダーになっていなかったら、もっと早くやめていた可能性もあったと思います。

――SUPER☆GiRLS第六章が今年よりスタートしましたが、夢梨さんは年内での卒業を発表しています。SUPER☆GiRLSの中での絶対的なセンターという印象だったから、正直、卒業は驚きでした。

阿部夢梨  わたし自身は、「ついに」という気持ちです。これまでたくさんのメンバーの卒業を見送って来たのもあって、わたし自身の卒業について考えるタイミングも山ほどありました。でも、ここまで続けてきたのは、リーダーに就任したことが大きかったなと思います。
  もしリーダーになっていなかったら、もっと早くやめていた可能性もあったと思います。それこそ、同期がみんな卒業をしたタイミングで、わたしも同じように卒業をする選択肢もありました。だけど、わたしはその時SUPER☆GiRLSのリーダーという、責任を担う立場でした。だからこそ、6期メンバーを迎え入れ、新体制になったSUPER☆GiRLSとしてしっかり基盤を作らないといけない気持ちも強かったので、それを作れたタイミングで卒業しようと思い、この時期に卒業を発表しました。

――6期のメンバーたちに、今後のSUPER☆GiRLSを安心して任せられる安心感もあったからなのでしょうか?

阿部夢梨  ありましたね。むしろ、6期のメンバーたちには、新しいSUPER☆GiRLSをとんどん作りあげてほしいなという期待や楽しみがいっぱいです。

――その前に、今年も、たくさんの夏フェスへの出場も決まっていますし、この夏をSUPER☆GiRLSがどう掻き回してゆくのかも楽しみです。

坂林佳奈  私たちも、今年の夏フェスはめちゃめちゃ楽しみにしています。今年は、声出し解禁になった夏フェスも多いし、タオルを振り回せるライブ環境も圧倒的に増えたから、私たちも、タオルを使って一緒に盛り上がれる曲を多めにやろうかなと考えています。


「お互いの気持ちを結んでゆく作品」に、この『リボン』というシングル作品がなれたらなと思います。

――改めて、完成した最新シングル『リボン』についで、ひと言ずつ言葉をいただけますか。

阿部夢梨  これまでにも、SUPER☆GiRLSはたくさんの夏曲をリリースしてきましたけど。今年の夏曲は、またひと味違うSUPER☆GiRLSの一面を見せられる楽曲になったと思います。とくに『リボン』は、SUPER☆GiRLSの持つ王道さを持ったうえで、新しい一面や新たな挑戦も見せられた楽曲。そこにもぜひ注目していただきたいですし、この夏を『リボン』と一緒に駆け抜けたいなとも思っています。

――王道の『リボン』と、新しいSUPER☆GiRLSらしさを出した『蒼い炎!!!!!!』という組み合わせも新鮮ですよね。

阿部夢梨  SUPER☆GiRLSは今年で活動13年目ですけど、つねに進化や変化を繰り返し続けています。もちろん、今回の作品にもその面が出ているように、SUPER☆GiRLSの歩みを楽しむうえで、そこも大切な部分。こうやって進化し続けてゆくことを止めないからこそ、長く、新鮮に活動を続けてこれているわけですからね。

――続いては、佳奈さんお願いします。

坂林佳奈   歴代SUPER☆GiRLSナンバーの中でも、『リボン』は一番爽やかさを持った楽曲と言っても過言ではないとわたしは思っています。今年の夏も暑い日々が続くと思いますが、そんな中に、私たちが『りぼん』を通して爽やかな歌の風を届けようと思っているから、これからの活動も楽しみにしていてください。
  きっと今、みなさんも夏に向けてワクワクしているんだろうなと想像します。その気持ちは、私たちも一緒。お互いの気持ちを固く結んでゆく作品になれたらなと思います。

――続いては、有羽さんかな。

門林有羽  『リボン』は、とても爽快感のある楽曲です。「私は今が一番好き」と歌詞にも書いてあるように、私たち自身も、ファンのみなさんの中で「今のSUPER☆GiRLSが一番好き」と言ってもらえる存在でありたいなと思っています。同時に、私たち自身もファンのみなさんに「今のSUPER☆GiRLSが一番好き」と胸を張って言えるグループとして活動を続けていきたいとも思っています。この夏、SUPER☆GiRLSを通してみんなを幸せにしたい気持ちはもちろんですし、夏といえばアイドルフェスの季節だからこそ、まだSUPER☆GiRLSのことを知らない人たちや、久しぶりにSUPER☆GiRLSのライブに触れる人たちとも、『リボン』を通してほどけない関係を結んでいけたらなと思っています。SUPER☆GiRLS第六章の魅力で、この夏、みなさんを虜にしていきたいです。

――次は、帆風さんお願いします。

萩田帆風  SUPER☆GiRLSには、本当にたくさんの夏曲があります。その中でも、『リボン』のような新しい魅力を持った夏曲を出せたのが嬉しいんですね。『リボン』は爽やかな夏ソングでありながら、みんなで一緒に声を上げて楽しめる楽曲。この『リボン』を通して、たくさんの出会いを作り、みんなを魅了していけたらなと思っています。

――帆風さんがSUPER☆GiRLSに加入した頃は声出しが禁止でしたよね。どうですか、今の環境は。

萩田帆風  この間やったワンマン公演で、私たち5期も初めて声出しライブを体感できました。私たちは、お客さんの声が聞こえない環境でライブを行うのが当たり前だったけど。声出しライブを体験したことで、ようやく本当の意味で「アイドルになれたな」とも感じました。よく耳にはしていましたけど。お客さんたちの声を聞くと、それが私たちのパワーにも本当に変わっていくんです。それこそ、自分の名前を呼んでもらえる嬉しさというか、その声を聞くだけで元気づけられるし、勇気が沸いてくるのを実感しました。だからこそ今は、声出しライブを思いきり楽しんでいます。

――最後は、綾菜さんですね。

柏綾菜  『リボン』も『蒼い炎!!!!!!』も、そう。他のアイドルさんたちにはない、SUPER☆GiRLSだからこその良さが詰まっている曲たちだとわたしは感じています。だからこそ、この曲たちをたくさんの人たちに伝えていきたいなと思っています。

――声出しライブを経験しての思いも聞かせてください。

柏綾菜  お客さんたちの声を聞くと、さらに元気がガーンと急上昇してくといいますか、よりアドレナリンが出てくるなと感じました。それくらい、お客さんたちの声援ってすごいパワーになるんです。ワンマン公演のときなんて、本当にアドレナリンが出まくっていたせいか、家に返っても興奮が覚めなくて、なかなか寝つけなかったくらいでした。

――今年の夏も、イベントを中心に出会う機会は多そうだから、どんな出会いが生まれるのか楽しみじゃない?

坂林佳奈  新しい出会いの数々も楽しみですし、ずっと応援し続けてくださっているファンの人たちも含め、今年の夏は、よりいっそうお互いの絆の結び目をきつくしていけたらなと思っています。ぜひ、結びあいましょう。

TEXT:長澤智典
 

<インフォメーション>


JKT

SUPER☆GiRLS
2023.7.12 Release
29th Single「リボン」


【CD】 01. リボン 02. 蒼い炎 !!!!!! リボン Instrumental 04. 蒼い炎 Instrumental
【Blu ray】 01. リボン Music Video 02. リボン Music Video Making 03. リボン Music Video 個人サビ ver. 

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SUPER☆GiRLS ( スパガ ) / リボン Music Video
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