FEATURE

2023.01.04
囁揺的音楽集団AsMR

囁揺的音楽集団AsMR インタビュー

emyu:さんの加入によって、さらに新しい囁揺的音楽集団AsMRの世界観のGATEが開きそうです。

――囁揺的音楽集団AsMR、初のONEMANGATE(ワンマン公演)「覚醒の扉」が1月8日に渋谷SPACE ODDで行われます。その公演を前に、ヴァイオリン&スクラッチングノイズ担当としてemyu:さんが加わりました。

Ayaka  2022年12月の年の瀬の時期にemyu:さんがメンバーとして加入してくださることになりました。emyu:さんは、覚えなきゃ行けないことが多いから大変ですけど、私たちメンバーは初めてお会いし、音を合わせた瞬間からしっくり来ていたから、むしろ、これからどんな色を囁揺的音楽集団AsMRに描きだしてくれるのかを楽しみにしています。

GINA  これまで以上にクラシック感が増したところも、魅力ですよね。emyu:さんの加入によって、さらに新しい囁揺的音楽集団AsMRの世界観のGATEが開きそうです。

Milli  これまで築いてきた情熱をemyu:さんがしっかり受け継いでくれていて嬉しいです。

Ayaka  そう。魂(ソウル)をしっかり引き継いでいるからこそ、これからの囁揺的音楽集団AsMRにどんな刺激を与えてくれるのか、とても楽しみです。

emyu:  それ、プレッシャーです(笑)。わたしは、普段の仕事はアイドルさんやアーティストさんのライブサポートや、CM音楽・アニメや映画の劇伴のレコーディング、演劇やミュージカル・ファッションショー・テーマパークでの生演奏など、多岐に渡って演奏しています。それとは別に、ポップスやクラシックでのソロ活動も、ジャンルにこだわらず精力的に行っています。しかも、Eschikaさんと同じようにわたしもエレキヴァイオリンを得意にしていたので囁揺的音楽集団AsMRならエレキヴァイオリンの魅力を存分に発揮していける。そこを、わたしは楽しみにしています。

――囁揺的音楽集団AsMRの音楽性は、ゴシック/シンフォニック/ラウドなど、かなりアンダーグラウンド寄り。そこへemyu:さんがどんな風に絡んでいくのかも気になります。

emyu:  普段のわたしは、明るい性格。だけど人なら、誰だって陰と陽二つの面を持っています。自分がいつもポジティブでいられるのも、ネガティブな自分も認めているから。だからこそ、ポジティブでいようとする。自分の中では、陰も陽も同じ線の上にあるもの。対象とする案件を通してそのどちらを色濃く出すかが大事。囁揺的音楽集団AsMRとして陰の表情を求められるのであれば、わたしは自分の陰の要素を色濃く出します。でも、陰の要素が出る分、恐らくわたしの中にある陽の部分だって知らぬうちに絶対に見え隠れしている。そこを、囁揺的音楽集団AsMRの中でも楽しんでいけたらなと思っています。

Ayaka  その言葉、嬉しいですよね。ますます囁揺的音楽集団AsMRが、1月8日にどんな「覚醒の扉」を開くのか楽しみになりました。


LIVEはGATEで、楽曲はIMPULSE。ファンの方々は、私たちの音楽の脳波を受け取る受容体。つまりRECEPTERになります。


――この日が初のONEMANGATE(ワンマン公演)ということは、ここへ至るまでの活動の集大成を見せてゆく場にもなるのでしょうか。

Ayaka  そうしていくつもりです。囁揺的音楽集団AsMRとして活動を始めて、1年強。その中で少しずつ楽曲を増やせば、ようやくワンマンを行えるまでの環境を得ることが出来ました。だからこそ、まずは一つの集大成となる姿を見せ、そのうえで覚醒の扉を開き、次のGATEへ進みたいと思っています。

Milli  ライブを重ねていく中で、「囁揺的音楽集団AsMRとはどういう存在なのか」を私たち自身、明確にしていくことが出来ました。それを、みなさんに感じてほしいと思います。しかもこの日は、新たなメンバーを迎えた新生囁揺的音楽集団AsMRの始まりの日にもなります。そこで、また新たなGATEへと向かう姿を見せられるのも楽しみです。

――emyu:さん、ワンマンデビューってすごいですね。

emyu:  正直、今からとても緊張しています。お客さまたちの意識や身体には、Eschikaさんのヴァイオリンの音が刻み込まれているわけじゃないですか。そこで、「やっぱり、前の人のほうか良かった」と言われてしまったら…。そう思うと、本当に気は抜けません。

――囁揺的音楽集団AsMRは初見で高揚を覚えるスタイルではなく、触れるたびにジワジワと心や身体に染み渡り、気がついたら抜け出せなくなる音楽性ですよね。

GINA  むしろ、そこが囁揺的音楽集団AsMRの魅力です。よく「スルメのようなバンド」と言われるように、最初に楽曲やライブに触れたときは、その存在感に圧倒され、驚きや衝撃が先に来てしまいますけど。その衝撃が忘れられなくて、ふたたび音源やライブに触れてと、どんどん欲しがりになっていく。そうやってジワジワと囁揺的音楽集団AsMRの世界観にはまった人たちが増えだしたことが、今回のONEMANGATEにも繋がったとわたしは思っています。

――確かに。当日、どんな内容のライブを見せてくれるのかも楽しみです。

Ayaka  まず言えるのが、これまでの囁揺的音楽集団AsMRの活動の集大成を見せること。持ち曲は、すべて演奏します。

GINA  同時に、囁揺的音楽集団AsMRの新しいGATEも開こうと思っています。

emyu:  これは、わたしが囁揺的音楽集団AsMRに接したことで感じている印象ですけど、メンバーみんなルックスも可愛いくて、ガーリーで可愛いアイドルみたいなガールズバンドだって出来る素養を持っている。だけど、そこを封印し、ダークな世界を突き詰めようとしている。わたしはそこに、ある種のフェチズムや美学を感じています。 お客さん・・・あっ、お客さんのことはAsMR用語でRECEPTERでしたっけ。RECEPTERのことを大切にしながらも、決してその点においてはRECEPTERに媚を売ることはない。そこが囁揺的音楽集団AsMRの魅力だとわたしは感じています。

GINA  囁揺的音楽集団AsMRには、いくつか用語があります。LIVEはGATEで、楽曲はIMPULSE。ファンの方々は、私たちの音楽の脳波を受け取る受容体。つまりRECEPTERになります。

Ayaka  さらに加えると、楽曲一つ一つが「雨・水・雷」などなど一つ一つ森羅万象を司る物語にもなっています。GATEのたびにわたしがオリジナルで作ったストーリーを語りながら、いろんな楽曲を組み合わせ、その都度新しい物語を形作っていきます。
  今回のONEMANGATEの見どころのお話をもう少しさせていただくと、今回のGATEは、メンバー一人一人にスポットを当てます。囁揺的音楽集団AsMRを構成する一分子(メンバー)ごとにソロパートを用意。それぞれが、その中で自分の魅力や個性を発揮する様を通し、囁揺的音楽集団AsMRはこういうメンバーの魅力のうえで成り立っているんだという姿をお見せします。そのうえで、この4人が一つになるとこれほどの衝撃を与えるという姿を、最初にガツンとお見せてしていく形でライブを進めていきます。

GINA  一人ずつスポットが当たるから、そこも嬉しい見どころになるはずです。

Milli  この日が初見という方にとっては驚かれる世界観かも知れません。ですがむしろ、ワンマンだからこそ、囁揺的音楽集団AsMRとは一体どういう人たちによって成り立ち、どんな音楽や物語を描いているのか、一番鮮明に伝わるはずです。サブスクやYouTubeにほとんどの楽曲をアップしていますので、聞き込んで来ていただくと、当日は、より鮮明に曲の世界に没入していけると思います。


RECEPTERたちが最後のピースとして、わたしたちの演奏にはまってこそ、覚醒の扉は開きます。 


――ここからは、一人一人にONEMANGATE「覚醒の扉」の見どころを語っていただけますか。

GINA  みんなも言っていたように、今回のONEMANGATEは各自のソロパートから始まれば、そこから、本当に個性の強い4人が集まっていることを、まずは感じていただけると思います。4人のソロパートがあったうえで最初に披露する楽曲に触れたとき、「だからこの4人が集まっているんだ」と実感できるはずです。
  個人的には、わたしのソロパートもじっくり楽しんでいただけたらなと思います。というのも、わたし自身が、囁揺的音楽集団AsMRを通していろんな表現の可能性の扉を開けながらここまで進んできました。他の場では見られない。囁揺的音楽集団AsMRだからこそ発揮できる魅力を、ソロパートや全体の演奏を通しても示していくから、ぜひ、いろんな表情を見せるギタープレイにも注目してください。

Milli  結成から1年強の活動を通して、メンバー個々の技量や、表現の振り幅も広がってきたのは確かです。1曲ごとのポテンシャルが高いからこそ、そこを乗り越えるうえでのメンバーの絆も本当に深くなりました。その成果を見せるのが、今回のONEMANGATE。同時に、これからの道筋も、この日に示せたらなと思っています。
  一つ注目してほしいのが、囁揺的音楽集団AsMRは普段一切MCをやりませんが、この日は、それぞれの思いを述べようと思っていますので、楽しみの一つにして来ていただけたら嬉しいです。

Ayaka  わたしは、普段から闇側の住人。陰キャの世界で生きている人ですけど。けっして病んでいるわけではなく、そういうサブカルチャーな世界が好きだからこそという理由です。その居心地の良さを、わたしは囁揺的音楽集団AsMRにとても強く感じていますし、その仲間をもっともっ増やしたい。この日は演奏時間を長く取れるぶん、囁揺的音楽集団AsMRの描くストーリーにもたっぷり浸れますから、ぜひ、一緒に闇の中で戯れてくれたらなと思います。

emyu:  わたしは陽キャだけどね(笑)。でも、どんな人間にだって、人には言えない陰の部分ってあるじゃないですか。誰もが、それを隠しながら生きている。でも囁揺的音楽集団AsMRは、あえて「人が背ける感情にスポットを当て、一人で抱え込むことなく一緒に分け与えよう」とライブというGATEを通して伝えています。わたし自身が、囁揺的音楽集団AsMRのライブに触れたとき、それを強く感じました。
  そして、囁揺的音楽集団AsMRが魅力にしているASMR感。それが一つのトリガーとなり、時にいろんな記憶を甦らせてくれるんですよね。そこも、わたしには嬉しい刺激でした。自分の心と同じ匂いを持った仲間たちと一緒に向き合う。そういう時間にしていけたらなともわたしは思っています。 

GINA  そこまで囁揺的音楽集団AsMRのことを深く理解してくださっていて嬉しいです。わたしも、ライブの中に生み出されるASMR感は大切にしています。

emyu:  メロディーやフレーズは、人が意図的に曲として作ったもの。でもASMR音って、自然発生の音だから狙って生まれる音ではないんですよね。口に入れて噛み砕く音だって毎回必ず違うように、意図的に出せるものではない。そういう要素も、囁揺的音楽集団AsMRは巧みに表現の中へ組み込んでいます。そこもすごく面白いなと思っているし、わたしの弾くエレキヴァイオリンがその役割を担うものという意識もあるから、そこにも注目してください。それこそドアが開く音や、心臓の鼓動の音など、ヴァイオリンでは弾いているとは思えない音も、エフェクターなどを駆使し、その場でいろいろ生み出しますから。

Ayaka  今回の「覚醒の扉」のテーマとして、今、語り用のストーリに書いているのが、「囁揺的音楽集団AsMRは音楽を届けているけど、その音楽を聴いてくれる人がいないと成立しない。私たちの演奏だけではGATEはけっして完成はしない。そこにRECEPTERがいてこそ。そのRECEPTERたちが最後のピースとして、わたしたちの演奏にはまってこそ、覚醒の扉は開く」という物語です。そういうことを語ろうと思っているので、この発言を踏まえ、どんなストーリーを当日に語るのかを楽しみにしていてください。

Milli  さらに、この日は初めてゲストドラマーに参加していただきます。バンド演奏という完全体の囁揺的音楽集団AsMRをお見せします。当日は、音の鼓動を一つ一つしっかりと感じ取ってください。

――2023年の活動の一つに、1月より、毎月『Mashup LIVE -異彩- streaming by GALPO LIVE SHOW』という定期イベントにも囁揺的音楽集団AsMRは参加します。

Ayaka  このイベントは、Mashup recordsレーベルに所属する「囁揺的音楽集団AsMR/月照ラス/太田家」3バンドがレギュラーで出演。そこへ、毎回ゲストバンドを加えて行います。1月31日の渋谷DESEO公演には、南松本高校パンクロック同好会の方々が参加してくださいます。しかも、「GALPO LIVE SHOW」の枠を使ってライブ配信も行います。「GALPO LIVE SHOW」の会員になっていただけると、月額で他にもいろんなライブを見られれば、イベント「-異彩-」も毎月行うからお得だと思います。こちらも、毎月3バンドのライブはもちろん。毎回どんなゲストバンドさんが登場するのかも楽しみにしていてください。


TEXT:長澤智典

 

<インフォメーション>

2023/1/8
ONEMANGATE
「覚醒の扉」

渋谷SPACE ODD
開場17:00 開演17:30
チケットはこちらから↓
https://r.funity.jp/asmr_oneman_230108
https://tiget.net/events/221542


2023/1/31
Mashup LIVE -異彩- streaming by GALPO LIVE SHOW 

渋谷DESEO
開場18:00 開演18:25

出演 太田家/囁揺的音楽集団AsMR/月照ラス/ガールズフィスト!!!! GT 南松本高校パンクロック同好会
OA 気まぐれ喫茶ツキシロ(月城七星)

月額会員制配信
https://ch.nicovideo.jp/galpoliveshow
来場
https://r.funity.jp/mashuplive_0131


https://asmr-band.jp
https://twitter.com/asmr_band
https://www.youtube.com/@AsMR_band

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