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2022.11.21
TEAM SHACHI

【TEAM SHACHI インタビュー】 新曲『光』の作詞を手掛けて「天才!」と褒め称えられた秋本帆華が歓喜の叫び!

  秋本帆華・咲良菜緒・大黒柚姫・坂本遥奈による名古屋発の4人組ガールズグループ「TEAM SHACHI」(読み:チーム シャチ/愛称:シャチ)が、今年8月に設立したプライベートレーベル「ワクワクレコーズ」より1st EP『舞いの頂点を極めし時、私達は如何なる困難をも打ち破る』を11月23日にリリースする。
今回は10月16日、大阪でリリースイベントを終えた直後の4人に直撃インタビュー!1st EPの聴きどころはもちろん、10月に大阪城音楽堂で開催した野外ワンマンライブの振り返り、大阪観光の思い出などを語ってもらった。


●大阪名物の串カツを堪能!

――昨日、大阪観光を楽しんだそうですが、どこで何をしていたのか教えて下さい。

秋本「私は、ゆずき(大黒)とハル(坂本)と一緒だったんですけど、新世界に行って、串カツを食べました。新世界には撮影で行ったことはあったんですけど、プライベートでは初めてで、あの街の雰囲気とか、すごく楽しかったです。串カツ屋さんもたくさんあって、最終的に、10%オフにするよ~って言われたお店に入ったんですけど、食べ放題で美味しかったです」

――特に美味しかったのは?

秋本「もともと紅生姜(べにしょうが)が大好きなので、紅生姜が一番だったんですけど、カマンベールチーズも美味しかったです!3回も頼みました(笑)」

大黒「私もチーズが美味しかったです」
坂本「ハルもチーズかなぁ」

――チーズが大人気ですね(笑)

坂本「串カツを食べ終わってから、心斎橋までお散歩しました。逆に、なお(咲良)は同じ頃、スタッフさんと新世界に向かって歩いていたみたいで、入れ違いだったんですけど、違うところにいても、やっていることは一緒なんだなって(笑)」

――なおちゃんの動きを詳しく聞いてみましょう。

咲良「道頓堀にいたんですけど、私も串カツを食べました(笑)。牡蠣と長芋が美味しかったです。その後、新世界に行って、帰りも心斎橋まで歩きました。往復で2時間ぐらい歩いて、大阪を満喫しました」


●4年ぶりに「シャチサマ」を開催!秋本帆華が作詞した新曲も初披露!

――10月10日、大阪城音楽堂でワンマンライブ「シャチサマ」を開催しました。4年ぶりの「シャチサマ」(野外では7年ぶり)で、7月に開催予定でしたが、10月に延期になったという経緯があります。私も現場で2時間半たっぷり楽しませていただきましたので、当日のお話を聞かせて下さい。まず、リハーサルの時間は大雨だったそうですが。

大黒「客席の後方にサブステージがあって、そこに私と、ほーちゃん(秋本)がいたんですけど、ヘッドセットだったので、雨で濡れないように必死でした」

秋本「でも楽しくなっちゃいました。普段あんなに雨に打たれることもないので(笑)」

――本番前には雨も上がって、オープニングはメンバーの皆さんがメインのステージではなく、客席の後方から登場するサプライズ演出でした。

坂本「タフ民(=ファンの総称)に見つからないように、ドキドキしながら移動していた時に、タフ民の女性と目が合ったんですよ。やばいやばいと思って、より気を引き締めました(笑)。なんとかサプライズが成功して、やってやったぞ感は出せました(笑)」

――その後、メインのステージに移動して、炎が上がる「スパークラー」の演出もありました。屋根の方から花火のような炎が降り注ぐタイプのものは初めて見ました。

咲良「私たちも初めてで、ちょっと怖かったです。髪の毛が縮れないかなと思って(笑)」
*熱くはない特殊なものなので、降りかかっても大丈夫だそうです

坂本「もともと夏に開催する予定のライブで、放水とか水を使った演出をするつもりだったので、それがなくなってしまった分、火を使いました」

――そこに予算を使った分、「ゆずきちゃんの衣装の布が少なくなった」と、MCで話していましたが(笑)

大黒「布が少ない担当です(笑)」
秋本「私は首まである担当(笑)。脇は出てるけど(笑)」
大黒「首は隠して脇は出してる(笑)」

――ことわざみたい(笑)。そして、客席の間を練り歩く演出もありましたね。

秋本「久しぶりに出来て、みんなが喜んでくれている表情が見れて、嬉しかったです」

――もともと7月に開催予定で、3ヶ月延期になった分、グレードアップできたところもあったと語っていました。

大黒「新曲を3曲も披露して、これからの私たちをお見せできたという点では、延期になったからこそ叶えられたことだったので、未来が見えるシャチサマになったんじゃないかなと思います」

――その3曲の中でもアンコールで披露した『光』は、秋本帆華ちゃんが作詞をしました。初披露はいかがでしたか?

秋本「新曲の初披露はいつもドキドキするんですけど、やっぱり歌詞を書かせていただいたので、それも含めて、いつも以上にタフ民のみんなの反応が気になりました。特典会でも「良かったよ~」って言ってもらえて、嬉しかったです」

咲良「アンコールの1曲目だったんですけど、ほーちゃん(秋本)の言葉がスッと入ってくる曲で、私たちのことをそのまま伝えている感じで、すごく歌いやすかったです」

大黒「全部じゃないけど、ほーちゃんが作詞をしている過程を見ていたから、頑張ってくれているなぁと思っていました。本当にほーちゃんの思いを乗せた歌詞だけど、みんなの思いが詰まっているなぁと感じています」

――帆華ちゃんがニヤニヤしています(笑)

秋本「いつもイジられているから、褒められて嬉しいです(笑)」

坂本「ほのかちゃんが作詞したものを見ると、本当に天才だなって思います」

秋本「ひぃーーーっ!」(体をのけぞらせて歓喜!)

坂本「今の動画を撮っておきたかった~!(一同爆笑)。本当にそう思うんですよ。この曲もそうだし、ほーちゃんが番組の企画で私たち以外のグループのメンバーとユニットを作って作詞をした曲も、こっそりマネージャーさんから聞かせてもらって、<この2サビ、天才じゃん!>とか、マネージャーさんと語っています。『光』はタイアップもあるし、私たちのこれからにとってもすごく大事な曲なので、期待はしていたんですけど、その期待をはるかに超えてきて、やっぱり天才だなと思いました」

咲良「本当にいい歌!」
坂本「あの歌詞じゃなかったら、アンコールの1曲目にやらないしね」
大黒「ほーちゃんの顔が赤くなってる(笑)」

秋本「ありがとっ!」

――満足されました?(笑)

秋本「幸せな時間でした(笑)」


●『舞頂破』のMV撮影中に咲良菜緒が…

――8月にプライベートレーベル「ワクワクレコーズ」を設立しました。その名前の由来を教えて下さい。

坂本「4月に開催したデビュー10周年ライブで、<夏に自主レーベルを発足します!>という発表をさせていただきました。そのライブのアンコールも全部終わって、最後の挨拶をした後、タフ民のみんなの近くに行って、<どんなレーベル名がいいかなぁ?>って、バイバイしながら喋っていた時に、私が<ワクワクレコーズでいいんじゃない?>って、ポロッと言ったことが由来です」

――ハルちゃんの中で「ワクワクレコーズ」という名前を考えていたのはいつ頃から?

坂本「その時に降って来た感じです。名前もかわいいし、シャチらしさもあるし。ゆずきが<それしかないと思った!>って言ってくれて…

大黒「絶対それだ!と思って、マネージャーさんにも<絶対それがいいと思うんだよね>って、ゴリ推ししました。でも、メンバーみんな同じ気持ちだったと思います」

咲良「その後もいっぱい話し合って、結局それがいいってなったんだよね」

――そのワクワクレコーズから11月23日に1st EPが発売されます!現時点(10月16日)では、先ほど話していただいた『光』と、『舞頂破』(読み:ぶちょぱ)と、川谷絵音さんが楽曲提供された『江戸女』(読み:えどめ)の3曲が発表されています。『江戸女』の推しポイントは?

咲良「『江戸女』は、絵音くんに『シャンプーハット』(2014年)ぶりに作ってもらったんですけど、絵音くんから言って来てくれたんですよ。<これ、シャチに合いそう>って。それがすごく嬉しかったです。江戸に憧れている女の子の歌なんですけど、“江戸女”になりきって歌うスタンスが楽しいです。セリフがメインの曲というのも珍しいですし、リズムが難しい曲なんですけど、めちゃくちゃ耳に残ると思います」

坂本「シャチはワチャワチャしているイメージが強いと思うんですけど、この曲は大人っぽい世界観です。昔の私たちだったら絶対歌えないような歌詞で、私たちが大人になったからこそ歌える曲だし、女性らしい、しなやかな振付にも注目してほしいです」

――『舞頂破』の推しポイントは?

秋本「『舞頂破』は、振付がラッキィ池田さんなんですけど、わかりやすい“舞頂破ポーズ”があるのが強いなと思います」

大黒「メンバーがいろんな歌い方をしていて、最後まで全然飽きないし、楽しいです。転調が多いところも好きです」

――『舞頂破』はMVも公開されています。撮影時の裏話を教えて下さい。

坂本「なおがイヤリングをなくしました(笑)」
咲良「そうなんです~」

坂本「名古屋のお寺の綺麗な庭でダンスシーンを撮影していた時、みんな真珠のイヤリングをしていたんですけど、なおのイヤリングが片方なくなっていて、歩いてきたところを探しても見つからなくて…」

咲良「でも、探し方がおかしいんですよ!普通、その場所に行って探すじゃないですか。外が暑すぎて、中廊下みたいな場所から窓越しに見て探していて…。そんなの見つかるわけない(笑)」

坂本「光っているところがあって、あった!と思ったら全然違って、結局見つからなかったです」

咲良「だから、途中からイヤリングをしていません(笑)。あと、夜に撮影していた時に楽しくなってきちゃって、遊んでいたところをMVで使ってもらったんです」

大黒「2サビ終わりの間奏の最後の部分です」
秋本「一番いい笑顔をしています(笑)」

咲良「もともと予定になかった私たちのお遊びカットを入れてもらえたので、完成したMVを観た時、私たちはテンションがぶち上がりました(笑)」


●クリスマスイブのワンマンライブはアコースティックも!

――12月24日に東京・品川ステラボールでワンマンライブ「鯱の大感謝祭」が開催されます。意気込みを聞かせて下さい。

坂本「鯱の大感謝祭は去年初めてやったんですけど、その時に<来年も絶対やりたい!>ってステージ上で宣言したので、今年も楽しみです。基本はワチャワチャしているんですけど、去年はアコースティックで、大塚愛さんの『プラネタリウム』とかを歌わせていただきました。今年もアコースティックをたっぷり出来るので、年に一度のレアな私たちを観てほしいなと思います」

咲良「私たちの歌をじっくり聴ける場所として、鯱の大感謝祭がもっと広まっていったらいいなと思います」

秋本「バンドセットで開催するので、激しいシャチももちろん楽しんでいただけます。クリスマスイブなので、みんなで聖なる夜にしたいなと思います」

大黒「私たちが持っている全部の武器を振りかざせるライブで、1年の締め括りにぴったりだなと思います。来年もシャチを応援しようって思ってもらえるようなライブにできたらいいなと思います」

――最後に読者の皆さんへのメッセージをお願いします!

坂本「シャチサマのライブの中で、なおが言っていたんですけど、最高に楽しかったのに、声出しがまだ出来ない状況だったり、これからもっと楽しくなる要素があります。いろんな楽しみ方が増えていって、更に楽しいことが待っているんだと思ったら、ワクワクしています。ぜひ私たちと一緒にそのワクワクを体感してほしいです!」

大黒「今年10周年を迎えて11年目を歩み始めているんですけど、10年間こんなに楽しい!好き!という気持ちで続けてこられたのは、シャチだからだなぁって思っています。シャチに触れたら、みんな楽しい、ポジティブな気持ちになれる力があると思うので、例えば仕事が大変だなぁと感じることもあると思うんですけど、そんな方にはシャチが一番の万能薬だと思います。私たちに会いに来ていただいて、人生を変えてみてはいかがでしょうか?」

咲良「シャチサマを初めて大阪で開催したんですけど、久々のワンマン、久々の野外という、色々なことが重なった挑戦だったんですけど、私たちも楽しかったですし、タフ民のみんなにも喜んでもらえたんじゃないかなと思います。これからも楽しいことをしていくので、このままずっと私たちに注目していて下さい!」

秋本「10年やっているグループを今から応援することに躊躇する方もいらっしゃるかもしれないですけど、私たちは夏から自主レーベルになって心機一転、再スタートというタイミングなので、ここからまた見てもらいたいという気持ちが更に強くなりました。これからのシャチを楽しみにしてくれたらいいなと思います!」

【取材・文・写真=ポッター平井】

 

<インフォメーション>

『舞いの頂点を極めし時、私達は如何なる困難をも打ち破る』

CD/発売日:2022年11月23日

通常盤A(SDPC1030)/1,500円

通常盤B(SDPC1031)/1,500円

 

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