FEATURE

2022.09.06
浅田るりか(バクステ外神田一丁目/Pretty Ash)

『Bright Blue 』は、プロデューサーのみなさんに向けて書いた歌だからこそ、その思いを、リリイベを通し、みなさんを前にして届けます。 浅田るりか(バクステ外神田一丁目/ Pretty Ash) インタビュー

バクステ外神田一丁目/Pretty Ash のメンバーとして活動中。浅田るりかが、ソロとして初のミニアルバム『Bright Blue』を9月20日に発売する。9月10日より、リリースイベントもスタート。彼女が、どんな思いを胸にこの作品を作り上げたのか。ここに、お伝えしよう。

 

アー写

 

一つ一つの積み重ねをみなさんが見てくれていたからこそ、それが毎月の結果として現れたんだとわたしは捉えています。

 

——Pretty Ash の最新シングル『恋は毒だ』の発売に続き、るりかさんのソロミニアルバム『Bright Blue』をリリース。立て続けの展開になりましたね。

浅田るりか   とても嬉しいです。Pretty Ash として CD を出せることが嬉しいんですけど。さらに、ソロとしての作品ですからね。グループ活動をしているアイドルで、ソロの作品を出すってなかなか無い機会じゃないですか。だからこそ、本当に嬉しいです。

——ソロ作品をリリースするきっかけも、教えてください。

浅田るりか   私たちが所属している『AKIHABARA バックステージ pass』というお店の中、毎月「マンスリーランキング」を実施しています。そこでは、「4 ヶ月連続で第 1 位を手にした方にはオリジナルソロ曲をプレゼント」という副賞を用意しています。そこで、わたしが 4 ヶ月連続で第 1 位になったことからソロ曲をいただけました。そこから、ソロ作品へのリリースにも繋がったんですけど。すべてはプロデューサー(ファン)のみなさんのおかげだから、本当に感謝しています。

——4ヶ月連続第 1 位は、まさに驚異的なことですよね。

浅田るりか   本当に凄いことだと思います。「4ヶ月連続第1位を取ったらソロ曲をプレゼント」という副賞も、「4ヶ月連続で 1 位を取る子はまず出ないだろう」という思いのもとに用意していれば、私たちも「そんなの絶対に無理」と思っていたんですけど。まさかまさか、わたしが本当に4ヶ月連続で1位を手にしたことで、それが現実になりました。

——この偉業は、るりかさんが初?

浅田るりか   初めてになります。

——4ヶ月連続で第1位に輝いた、その秘訣も知りたいです。

浅田るりか    日頃からの積み重ねだと思います。わたしのことを応援してくださるプロデューサーの方が多いという理由もありますけど。だからといって、それだけでマンスリーの1位になれるものではないんです。わたし、『AKIHABARA バックステージ pass』には5年間以上在籍していますけど、日々、真面目にカフェの業務を行えば、アイドル活動も責任を持ってやっています。毎回一生懸命に向き合いながらプロデューサーの方々のためにとやってきた、その一つ一つの積み重ねをみなさんが見てくれていたからこそ、それが毎月の結果として現れたんだとわたしは捉えています。だからこそ、本当に嬉しいんです。


ミニアルバム『Bright  Blue』収録曲の魅力を語ってもらったところ…。

 

——Pretty Ash としての楽曲制作と重なるように、ソロ曲も制作。Pretty Ash のリリイベ期間を終え、これからはソロとしてのリリイベ期間がスタートします。大変な毎日じゃないですか?

浅田るりか    プロデューサーのみなさんとお会いできるのは楽しいから、ぜんぜん平気です。ただ、制作面での大変さもあったといいますか。わたしは、ソロ曲『Bright  Blue』の作詞を担当させていただきました。以前から作詞には挑戦したかったから、その機会を得たことは嬉しかったけど。日々の忙しさから「さぁ書くぞ」と本腰を入れて書く時間を取れなくて、そこは正直大変でした。それでも、なんとか形になって良かったです。

——その挑戦が、るりかさん自身の成長にも繋がったようですしね。

浅田るりか   そうなんです。わたしが『AKIHABARA バックステージ pass』に入ったきっかけが、音楽について学びたいと思ったことからでした。わたし、「アイドルになりたい」以上に、「音楽についていろいろ学びたい」気持ちを強く持っていました。その点でも『AKIHABARA  バックステージ  pass』は、つんく♂さんや志倉千代丸さんという有名な音楽プロデューサーの方々が関わっているお店。ここでなら、音楽についても学べると思って入店した経緯がありました。今回の作詞経験も含め、そこで学び続けてきた集大成を、ミニアルバムの中へいろいろ生かせたなと思っています。

——全 5 曲収録した中、4曲はバクステ外神田一丁目ナンバーのソロバージョンになります。

浅田るりか    別のランキングの副賞として、いくつかバクステ外神田一丁目の楽曲のソロバージョンを制作してきました。その曲たちを、ここには収録しています。

——せっかくですから、収録曲の魅力も教えてください。1曲目を飾ったのが『爽やかな風』になります。

浅田るりか    わたし、バクステ外神田一丁目の楽曲の中でもとくに好きな曲と推しているのが『爽やかな風』と『ヨロピク  ピクヨロ!』になります。わたし、「どっちが1番好きなのか?」と聞かれてもどっちも選べない」といつも言ってるくらい大好きな歌たち。だからこそ、50曲以上あるバクステ外神田一丁目の持ち歌の中から、とくに大好きな楽曲を 1 曲目と 2 曲目に並べました。
『爽やかな風』はちょっと壮大な。でも、爽やかさを持った歌。わたしの中では、朝のイメージの強い楽曲でもあります。『爽やかな風』を朝に聞くと元気になれるといいますか、「今日も頑張ろう」という気持ちになれます。歌詞に、夢に向かって頑張っていく思いを書いているところも、自分の気持ちにどんぴしゃ重なるから好きです。

——2曲目が、『ヨロピク  ピクヨロ!』になります。

浅田るりか    この曲は元気で騒がしい、お祭りみたいな楽曲。歌っていて本当に楽しくなれます。『ヨロピク  ピクヨロ!』は、息つく暇もないくらい歌詞が詰まっていれば、ダンス面でもずっと踊り続けているように、けっこうアワアワしながら歌や振りを覚えていた記憶があります。
「ネットの上じゃ見つかんない」や「行くしかないのよ  私の人生」など、歌詞に記されたのはアイドルとして活動している私たちにすごく当てはまる思いです。この曲も、聞くたびに「頑張ろう」というポジティブな気持ちにしてくれる大好きな歌。わたしきっと、「頑張ろう」系の楽曲が好きなんでしょうね。『爽やかな風』も『ヨロピク  ピクヨロ!』も、自分自身の気持ちにも重ね合わせやすいから大好きです。しかも、2 曲ともつんく♂さんが楽曲を作ってくだされば、つんく♂さんらしさが出ているから、わたしは気に入ってます。

——3 曲目は、志倉千代丸さんが作詞で参加した『美少女黙示録』です。

浅田るりか    『美少女黙示録』の歌詞からは、志倉さんの色を感じました。この曲をライブで披露すると、プロデューサーの方々が盛り上がるのは、もちろん。その場の空気もガラッと変わるかっこよさのある曲です。Pretty  Ash の RURIKA は格好いい系で、バクステ外神田一丁目の浅田るりかは可愛い系でと、そこの表現を分けていますけど。『美少女黙示録』は先の2つの見せ方とも異なる、色っぽい大人の魅力や、強い女性を表現しています。ただし、けっして強すぎない。そういうところを歌や踊りで意識していれば、ミニアルバムの中でも、色を変えてゆく素敵な楽曲になれたなと思っています。

——歌詞が、本当に志倉千代丸ワールド全開ですからね。

浅田るりか   「契約はもう  交わされた」とか、ちょっと厨二病っぽいところも含めて、志倉さんらしさが出ているなと思います。

——4 曲目は、『I believe my heart』です。

浅田るりか    わたしが『AKIHABARA  バックステージ  pass』で働き始めから、今年で6年目になります。
『AKIHABARA バックステージ pass』のプロデューサーの方で、「マンスリーランキング」を集計し、記録してくださっている方がいるんですけど。わたし、5年以上の日々の中、「マンスリーランキング」入りしたことが 50回以上あるらしいです。それって、すごい回数ですよね。その「マンスリーランキング」を「第○位、○○」と発表するときに流れるのが、『I believe my heart』のイントロ部分。その曲に続いて発表された方が表彰式に出るわけですけど。たとえ何十回経験しようと、あのときほど、プロデューサーの方々への感謝の気持ちが強くなる瞬間はありません。もちろん、楽曲自体も大好きですけど。この作品が生まれた経緯も含め、わたしの中で、とくに感謝の想いが強くなるときに親しんできた楽曲だからこそ、ミニアルバムにも収録しました。


みずから作詞を担当。『Bright  Blue』の生まれる背景について語る。

 

——最後は、みずから作詞をした『Bright Blue』になります。

浅田るりか   「作詞にも挑戦してみないか」ということから挑戦した経緯もありますけど。その前に、「どういうソロ曲にしたいの」という打ち合わせから、制作は始まりました。
わたしが、『爽やかな風』を推していることでも察しがついているかと思いますけど。わたし、あの手の曲調が好きなんですね。なので、最初に「ストリングスやピアノの音が入っている壮大で、爽やかな曲を歌いたいです」と要望を伝えました。そのうえで、スタッフさんがいくつか候補曲を用意してくださいました。その中にあった1曲が、『Bright Blue』になります。歌詞は、ファンのみなさんへの感謝の気持ちを一番に書きながら、そのうえで、今のわたしが思っていることを言葉にして詰め込みました。

——確かに、プロデューサーの方々への思いが見えてくる楽曲ですよね。

浅田るりか   サビに書いた「叫びたいの  今すぐ  「大好きだよ」君と私  ずっと一緒がいい  そばにいてね」の歌詞は、「みんなが応援してくれたからこそ、わたしはここにいられるんだよ。本当に幸せだなぁ」という気持ちを元に書いています。

——『Bright Blue』というタイトルを付けた理由も教えてください。

浅田るりか   タイトルは、歌詞を書き終え、一番最後に決めました。わたし、Pretty Ash 内でのメンバーカラーがラピスラズリになります。ラピスラズリとは瑠璃色のことで、わたしのるりかという名前から由来が来ています。瑠璃色って青系じゃないですか。そこから、最初に「○○ブルー」というタイトルにしようと考えました。そこから出てきたのが、「輝く青」という意味を持つ『Bright Blue』。
そのタイトルに決めるとき、他の楽曲とタイトルかぶりしていないかを調べました。「Bright Blue』」と検索すると、「瑠璃色」と出てくれば、その説明に「瑠璃色のことを「Bright Blue」「ラピスラズリ」と呼ぶ」と書いてありました。それを知った瞬間に「これは運命だ」と思い、『Bright Blue』に決めました。

——完成した『Bright Blue』の手応えも聞かせてください。

浅田るりか    イメージ通り以上の楽曲に仕上がりました。しかもこの曲、わたしの好きな曲調だから、リリイベ期間中にみんなの前で歌うのがすごく楽しみです。プライベートでも、お気に入りの曲として聞いています。

——作詞をやってみて、どうでした?

浅田るりか    また挑戦する機会があればやりたいです。ただ、ソロ作品を出す機会って滅多にないことだから、今後も出せるかなんてわからないじゃないですか。だからこそ、本当に大切にしたい 1 枚になりました。これからリリイベ期間が始まりますから、この曲たちを歌いながらみんなと楽しい時間を過ごしたいです。
浅田るりかとしての、しかもミルアルバム『Bright Blue』のためのリリイベになるわけですから、リリイベ
では『Bright  Blue』を筆頭に収録曲たちを歌います。——2022年10月10 日を持って、『AKIHABARA バックステージ pass』の閉店が発表になりましたね。

浅田るりか   『AKIHABARA バックステージ pass』の閉店、ついに発表になりましたね。その『AKIHABARA バックステージ  pass』から一番最後に出す作品が、わたしのソロアルバムになります。これも、なんかの巡り合わせ。閉店間際の時期ですけど、こうやって作品を残せて良かったなと思っています。

——るりかさんの中でも、『AKIHABARA バックステージ pass』の存在には大きなものがありました?

浅田るりか   5 年以上お世話になってきた場所ですから、寂しさはあります。

——こうやって表現欲求を形にしてくれる場でもありましたもんね。

浅田るりか    本当に、音楽についていろいろと学ばせていただけた場所になりました。今回の作詞も、そう。以前に作曲した楽曲をライブで披露した場も、『AKIHABARA バックステージ pass』のステージでした。そうやって創作した作品を発表する機会にもなっていたから、自分を表現する場がなくなってしまうことや、プロデューサーさんたちと身近にお会いする日常の場がなくなってしまうのはとても寂しいです。

——『AKIHABARA  バックステージ  pass』がなくなると、せっかくのソロ曲たちを披露する場を作るのも難しくなってしまいますからね。

浅田るりか   そうなんです。外部に出て歌うとなっても、それはバクステ外神田一丁目や Pretty Ash として出演する形ですから、なかなかソロで楽曲を披露する機会は作れませんからね。もし、ソロとしても呼ばれる機会があるなら、わたし自身はソロ曲を歌える機会に繋がるから嬉しいので、ぜひ声をかけてください。

——そう考えたら、これから始まるリリースイベント期間が、ソロ曲を目の前で楽しめる貴重な機会にもなっていくわけだ。

浅田るりか   そうなります。浅田るりかとしての、しかもミニアルバム『Bright Blue』のためのリリイベになるわけですから、リリイベでは『Bright Blue』を筆頭に収録曲たちを歌います。『Bright Blue』は毎回歌うつもりだから、ぜひ、わたしの作詞をした曲を聴きにきてください。『Bright Blue』は、プロデューサーのみなさんに向けて書いた歌だからこそ、その思いを、みなさんを前にして届けます。

——楽しみにてしています。最後に、ひと言お願いします。

浅田るりか   ミニアルバム『Bright  Blue』は、プロデューサーさんの応援のおかげで出せる作品です。だからこそ、リリイベ期間中は、その感謝の思いを胸に、みんなと楽しく過ごせたらなと思います。わたしは日頃の活動の中、応援してくださるプロデューサーの方々から元気や勇気をもらい続けてきましたし、今もいただいています。だからこそ今度は、わたしが作詞をした『Bright  Blue』はもちろん。ミニアルバムを通して、聞いてくださる方々に元気や勇気を与えていけたらなと思っています。そんな関係性を、この作品を通して作れたらいいですよね。これからもみなさんと楽しい時間を過ごせるように、バクステ外神田一丁目/Pretty  Ash/浅田るりかの活動を通していろいろやっていくので、引き続き応援よろしくお願いします。リリイベ期間中、一緒にいい思い出を作っていこうね。


TEXT:長澤智典

 

<インフォメーション>


バナー

浅田るりかミニアルバム「Bright Blue」
2022 年 9 月 20 日(火)発売

2,500 円(税込)
BSPC-0074
発売元:Le:iDIX Records販売元:MAGES.

【収録内容】
1.爽やかな風
2.ヨロピク  ピクヨロ!
3.美少女黙示録
4.I believe my heart
 

▼浅田るりかミニアルバム「Bright Blue」発売記念リリースイベント
会場:AKIHABARA バックステージ pass
9 月 10 日(土)予約キャンペーン&特典会スタート!新曲お披露目
9 月 11 日(日)
9 月 14 日(水)
9 月 16 日(金)
9 月 17 日(土)2 ステージ
9 月 18 日(日)
9 月 19 日(月祝)フラゲ日(2 ステージ)
9 月 20 日(火)発売日
9 月 23 日(金祝)
9 月 24 日(土)
9 月 25 日(日)発売キャンペーン&特典会 FINAL(2 ステージ)

10 月 15 日(土) Pretty Ash ワンマンライブ~RURIKA バースデーSP 開催決定!
【リリイベ詳細はこちら】http://stand-up-project.jp/prettyash/schedule/
※スケジュールや会場、開催時間は予告なく変更となる場合がございます。
※今後の情勢によりイベント日程、内容、出演メンバーが急遽変更となる可能性がございます。場合によっては中止になる可能性がございますので、予めご了承ください。


アー写


◆Pretty Ash 3rd シングル『恋は毒だ』
8 月 30 日(火)発売 Pretty Ash 3rd シングル『恋は毒だ』

 

JKT
■DVD 付盤(CD+DVD)品番:BSPC-0067  ¥2,500(税込)
<CD>
1.  恋は毒だ
2. STEADY
3.  はじまりのうた
4.  恋は毒だ(INST)
5. STEADY(INST)
6.  はじまりのうた(INST)
<DVD>
•「Pretty Ash to the Future 2022」10 番勝負ワンマン FINAL ライブ(2022 年 5 月 15 日)映像
•「恋は毒だ」MV
•特典映像(MV オフショット映像)

 

JKT
■通常盤  品番:BSPC-0068  ¥1,300(税込)
 
JKT
■A 盤  品番:BSPC-0069  ¥1,300(税込)
 
JKT
■B 盤  品番:BSPC-0070  ¥1,300(税込)

<CD>
1.  恋は毒だ
2. STEADY
3.  はじまりのうた

▶3rd シングル「恋は毒だ」MV
https://youtu.be/_FCUsSFjyoI

浅田るりか    twitter
https://twitter.com/rurikaasada_bs

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